車は5年経ったら乗り換え時期?適したタイミングや事前準備を解説
車を購入して何年か経つと、新型モデルの登場や使用目的の変化などから買い替えを検討するほうが多いでしょう。実は、車の乗り換えがお得になるタイミングがあります。購入後の年数や車検前などのタイミングで買い替えを行うと、乗り換えにかかる負担を抑えることが可能です。
この記事では、乗り換えを検討するタイミングについて、年数やタイミング、乗り換える前のポイントや準備などを、ネクステージが独自で行ったアンケート結果を交えてご紹介します。
※目次※
2.購入から5年がベスト?乗り換えを検討する9つのタイミング
・5年目はローンを完済していることが多く、買取相場も高額傾向にあるので乗り換えやすい
・車の不具合や車検のタイミング、車の使用目的が変わった場合などに乗り換えるのがおすすめ
・5年経った車を乗り換えるなら、高価買取が目指せるネクステージに相談しよう!
車を乗り換えるタイミングは5年がよいの?
車を乗り換えるタイミングには、いくつかの選択肢があります。高額買取を希望するなら3年目か5年目がおすすめです。7年目以降は買取価格も低くなり、13年目以降は自動車税などの負担が大きくなるため、車を乗り換える人が多くなります。
ここでは、車を購入してからの年数とそのタイミングで売却する場合のメリットをご紹介しますので参考にしてください。
3年目
車を所有する人は、定期的に車検を受けることが法律で義務付けられていますが、車検には約10万円前後の費用がかかります。点検だけで10万円の出費となると、負担に感じる方もいるでしょう。車検の初回のタイミングが車を購入した日から3年目となるため、車検の時期を迎える直前に乗り換えてしまう方も一定数います。
通常、3年目で故障したり不具合が生じることはそうありません。この時期に乗り換える方は、新しいモデルをいち早く手に入れたいケースがほとんどです。
一般的に、新車購入後3年が経過すると車の市場価値は半分になるといわれ、メーカーの一般保証が切れる時期でもあります。3年目以降は売却価格が下がるため、市場価値がまだ高い状態の時に売却を行う方も少なくありません。
5年目
5年目は、ローンを完済するタイミングのひとつです。そのため、新しい車をローンで購入しやすくなります。また、5年目までは買取相場が高額傾向にあるため、車を購入する費用に充てることも可能です。さらに、2回目の車検が不要になることも5年目に売却するメリットになります。
最近の車は劣化しにくくなってはいるものの、2回目以降は経年劣化による整備は多からず必要です。多くの場合、5年以内であればメーカーの保証によって無償で修理してもらえますが、それ以降の修理にかかる費用は所有者負担となります。3年目に比べ、車検時の整備費用がかかるようになるでしょう。
7年目
購入後7年目は、3回目の車検を迎えることに加え、購入当初に感じた車の「真新しさ」も薄れてくる頃です。「手放してもよいかな」と考えたり、新しい車に目移りをしたり、車の買い替えを考えるひとつの区切りになります。
7年目になると、メーカー保証はすでに終了しており、車のさまざまな部分で消耗や故障の前兆が現れてくるでしょう。車の市場価値もどんどんと下がっていきます。普通車の場合は7年目を過ぎると売却価格が極めて低くなるため、少しでも高く売りたいという場合は、7年目の車検の前に買い替えを行うほうが賢い選択であるといえるでしょう。
9年目
車の年齢を指して「車齢」といいますが、平成29年の乗用車の平均車齢は8.5年だといわれています。新車を購入してから8.5年程度が、買い替えの相場の年です。このデータから考えると、4回目の車検を迎えるタイミングとなる9年目は、世間的に見てもごく一般的な乗り換えのタイミングといえるでしょう。
しかし9年目にもなると、外装も新車のような輝きはなくなり、部品の交換なども必要になってくる時期です。きれいにメンテナンスをしていても、他人が所有していた期間が長ければ長いほど、中古品としての価値は低くなってしまいます。
そのため、一部の高級車を除いたほとんどの車は査定額に期待ができません。今持っている車を有料で売却し、そのお金を次の車を購入する費用の足しにしたい場合は、3回目の車検の前のタイミングで乗り換えを検討したほうがよいでしょう。
13年目以降
車を持つと「自動車税」や「自動車重量税」を納める義務が発生しますが、13年目はこれらの金額が高額になります。自動車税は普通車で15%、軽自動車で20%の増税です。また、自動車重量税は普通車で40%増税、軽自動車で25%増税となっています。
さらに、13年目は6回目の車検を迎える時期でもあり、車検にかかる費用や車の燃費、新しいモデルの車の登場などによって多くの人が乗り換えを検討するでしょう。
また、18年目以降になると自動車重量税はさらに増税され、13年未満の時の税額と比較すると普通車で50%の増税、軽自動車で34%の増税となります。乗り換えずに車を運転し続ける場合は、必要になる税金などの維持費の負担をしっかり把握しておくとよいでしょう。
購入から5年がベスト?乗り換えを検討する9つのタイミング
車に乗っていると、年数以外にもさまざまな理由から車の乗り換えを検討することがあるでしょう。車検やモデルチェンジ、車が故障してしまった時はもちろん、増税前やリセールバリューが高い時など、さまざまな理由から車の乗り換えを行います。
ここでは、乗り換えを考えるタイミングとその際のポイントをご紹介しますので参考にしてください。
車検のタイミング
乗り換え時期の基本として押さえておきたいのは「車検を受ける前に売却する」ということです。10万円前後かかる車検のお金を払ったのに、すぐに手放してしまうのはもったいないと感じる方もいるのではないでしょうか。
車検を受ける場合は最低2年後までは乗り換えない、ということを考慮した上で、乗り換えるかどうかを判断するようにしましょう。
フルモデルチェンジされる前
新型モデルが発売されると、その前の古いモデルの価値は低くなってしまいます。今所有している車の新型モデルが出てしまうと、愛車の売却価格が下がってしまうかもしれません。
なるべく高いお金で買い取ってもらうためには、新型モデルが発売される前に売却するようにしましょう。
故障後の修理前
車が故障すると修理が必要になりますが、場合によっては自分で修理費を出さずに売却してしまったほうがお得です。高い修理費を出して直した車でも、結局安い価格でしか引き取ってもらえないのであれば、新しい車を購入したほうがよい場合もあります。
目安として、故障時の修理代よりもその時の車の市場価値が低いという場合は、故障のタイミングでそのまま乗り換えしてしまうことを検討しましょう。
増税前
2019年10月に、消費税が8%から10%に改正されました。車や家などの高額な買い物では、1%の違いが大きな差につながります。車の購入(乗り換え)を検討している人は、消費税増税の前に購入してしまったほうがお得です。
また、自動車税や自動車重量税も、一定の所有年数を超えると重課されてしまいます。増税のタイミングに合わせて、いつ乗り換えるとお得なのかを計算し、買い替えを検討するひとつのきっかけにしてみましょう。
購入したい車を見つけた時
「お得」を意識して時期やタイミングのみに縛られることで、本当に欲しい車を我慢してしまうこともあるかもしれません。
しかし、素敵なカーライフを送るためにお得な方法を探しているのに、お金のために我慢して何年間も好きな車に乗れないのでは本末転倒になってしまいます。
購入したい車を見つけたら、直近でお得な乗り換えタイミングはいつなのかを考え、そこに合わせてみるのもよいかもしれません。
マイカーローンが終了した時
ローンが終了した時も、マイカーを売却する良いタイミングです。ローンが終了しているということは、売却した際の車の代金がそのまま自分の手元に入ることになります。ローンによっては名義がローン会社になっていることもあり、その場合は完済前に売却はできません。
車は年数がたつほど価値が下がっていきます。ローンを払い終わった時点で売却の意志があるのであれば、できるだけ早く売却したほうがお得です。
リセールバリューが高い時
リセールバリューとは、車を売却する時の価格です。購入から間もない場合、人気の高い車種の場合、リセールバリューは高くなります。
車種にもよるため一概にはいえませんが、おおよそ新車から3年ほどがリセールバリューの変わるひとつの時期といえるでしょう。3年以内ならある程度の売却価格を維持できても、3年を少しでも過ぎると売却価格が下がりやすくなります。
車に不具合が出始めた時
リセールバリューとも関係しますが、車は乗れば乗るほどさまざまな故障や不具合が起こります。ひとつ不具合が起これば、連鎖するように他の箇所でも故障や不具合が起こることは珍しくありません。
短期的に考えれば車を買い替えるより修理代のほうが安く済みますが、その後も修理代がかさんでいくことが考えられます。長期的に考えると、トータルでは買い替えたほうがお得です。
ライフステージを考えた時
例えば結婚や出産で家族が増えた場合、バンタイプやワンボックスなど大型の車に買い替えようと考える方は多いのではないでしょうか。必ずしも金銭的な理由だけでなく、車はライフスタイルや周囲の条件に合わせて選ぶケースも少なくありません。実際にネクステージ独自のアンケートでは、27.5%の方がライフステージの変化を理由に車の売却の検討をしています。
車は生活に密着した乗り物であり、時間や利便性など、自分の生活のあらゆるコストをトータルに考えて選ぶべき商品といってもよいでしょう。金銭面ではコスト高になっても、時間や利便性の方を優先すべき局面というのは決して珍しくはありません。
5年経過した車を乗り換える前に考えたい4つのポイント
車を「いつ乗り替えるか」と考える前に、まずは「乗り換えるかどうか」について考えることが必要です。勢いで乗り換えてしまうと、ローンや保険、税金などが想定以上の負担になることもあります。
また、車の使用目的や頻度、車種なども考慮する必要があるため、ここで紹介するポイントを参考にしてください。
1.車を使う頻度や用途
乗り換えについて考える最初のポイントは、車が本当に必要なのか、何のために必要なのかという点です。年を重ねてくると、いつまで車に乗るかということも意識するようになるでしょう。また、買い物など街乗りでは毎日のように使っていても、ロングドライブをする機会はほとんどなくなったというケースもあるかもしれません。
「車をどれくらい使うか、何に使うか」という点を時々見返してみると、乗り換えのタイミングや必要性も見えてきます。
2.乗り換える明確な目的があるか
乗り換えの目的は人によって異なります。古くなったからという理由もあれば、維持費の安い車に乗り換えたいというケースもあるでしょう。家族が増えたり、生活環境が変わったりしたことで、今の車が必要性にマッチしなくなったというのもよくある理由です。
乗り換える理由が整理できれば「一番安く乗り換える方法」や「条件に合った車に乗り換えやすい時期」など、スムーズな乗り換えポイントを見極められます。
3.新たに欲しい車種があるか
すでに乗り換えたい車種が決まっていれば、よりお得に、より好条件に乗り換える方法がピンポイントで見極められます。例えば、新車で購入するか、中古車から選ぶかと迷った場合です。車種が決まっていれば、その車種の売れ行きや中古車価格の変動に着目できるため、買い時や狙い目を逃すことがありません。
また、性能やフォルムが似ている車と比較しながら、希望や妥協点を修正していくことも可能です。なぜその車種に乗り換えたいのかが分かっているので、少々高くて満足できるポイントが押さえられているか、価格的に妥協できる相違点なのか判断できるでしょう。
4.乗り換えによる費用の負担は大きくないか
乗り換えには費用の計算も必要です。今の車にローンが残っている状態で乗り換えを考えるのであれば、綿密な支払い計画を立てなければなりません。また、まとまった資金がほとんどない状態で乗り換える場合には、現実的な支払い方法やリスクについても考えておきましょう。
月々の支払いを抑えるために維持費の安い車に乗り換えたつもりが、かえって家計を圧迫してしまうこともあります。車には購入費用だけでなく、手続きや維持費、駐車場などの管理費なども必要となることを覚えておきましょう。
車は5年で乗り換えずに乗り潰すほうがよいの?
ここまでは車を乗り換える年数やきっかけ、ポイントなどを紹介しましたが、車を乗り換えるのにはどんなメリットがあるのでしょうか。
また、車を乗り換えずに使い続けることにはメリットがあるのかどうかも含め、ここでは乗り換える場合と乗り潰す場合のメリット・デメリットについてご紹介します。
乗り換えるメリット
途中で車を買い替える場合の最大のメリットは、新しい車に乗りかえられることです。新車は故障のリスクも少なく、保証期間内であれば故障しても保証を受けられます。仮に中古車への乗り換えであったとしても、今まで乗っていた車より年式・年数の新しい車であれば、新車とまったく同じとはいかなくても同様のメリットを享受できるでしょう。
故障のリスクが少ないということは、安心して運転できることにつながります。特に、運転初心者や運転に自信のない方にとっては大きなメリットといえるでしょう。年数の新しい車に乗り続けることになるので、車をきれいに保ちやすいのも外観を気にされる方にはメリットです。
反面、売却や購入時に手間がかかるだけでなく、適切な価格で売却・購入できなければ、ずっと同じ車に乗る場合と比べて経済的な負担は大きくなってしまいます。
乗り潰すメリット
買い替えずにずっと同じ車に乗る場合、買い替えの際の手間がかかりません。ずっと同じ車に乗り続けるため、同じ運転感覚・操作感で運転し続けることができます。新しい操作を覚える必要がなく、車体感覚もずっと同じなので、年数が経てば経つほど運転も楽になるでしょう。
反面、長く乗っていればどうしても故障や傷みが発生します。保証期間を過ぎれば、後は全て自己負担での修理になり、長く乗れば乗るほど故障のリスクも高くなる一方です。また車にかかる税金も、年数のたった車のほうが高くなります。
車を乗り換える前に必要となる準備
車を乗り替えることに決めたなら、次にどんなステップを踏めばよいのでしょうか。まず行うべきは今ある車の売却です。下取りより中古車買取店への売却をおすすめします。その方が高く売れるためです。下取りより高く売れる中古車買取店への売却がおすすめです。
もちろん、車を売却する前に、チェックしておかなければならないことがあります。ここでは、より高く売却してスムーズに乗り換えを進めるためのポイントを3つご紹介します。
買取価格の相場を把握する
まずは、今乗っている車にどのくらいの価値があるかをチェックしましょう。これは、買取店に売却する場合にも下取りに出す場合にも必要です。新車に乗り換えるつもりであれば、購入時の値引き交渉の中で下取りの話が行われます。
ネクステージのアンケートでは下取りを行う際にどのような点に不安を感じたのかを質問しました。最も多かったのは「価格」です。そのため、相場を知っておけば、下取り価格が妥当なのか、買取店に売却した方がお得なのか判断できるでしょう。
相場よりも低い価格で下取りという話になれば一旦持ち帰り、中古車の買取店に見積もりを出してもらいます。買取価格のほうが高ければ、下取りではなく売却のほうが賢い方法です。
買取価値がほぼ0円といった場合には、下取りのほうがよいでしょう。新車購入を条件に、ほとんど価値がない車でもいくらかの金額を付けてくれる場合があります。
車のローン残債と名義人を確認する
ローンが残っていないか、残っているのであればいくらくらいなのかをきちんと把握しておくことも必要です。ローンが残っている場合、車の名義はローン会社となっているため、売却には名義変更など付加的な手順が必要となります。
車を売却する場合、ローンの残金が車の売却価格より少なければ、売却時に相殺が可能です。しかし、ローンの残金のほうが高ければ、残りを現金で支払うか、さらにローンを組むこととなるでしょう。なお、車を売却した店で新しい車を購入する場合には、新しい車の購入ローンに古いローンの返済分を上乗せして1本化してもらえることもあります。
ローンの残金次第では、乗り換え後の支払いがタイトになることもあるでしょう。できればローンの完済後、または現在乗っている車の売却価格よりローン残金が少なくなってからの乗り換えが安心です。
税金の未納はないかを確認する
車を売却する場合には、車の名義を変更することになります。その手続きで必要になるのが自動車納税証明書です。これは、自動車税を納めた場合に発行されます。
自動車納税証明書がないと車の売却はできません。納税証明書を失くしたのであれば、再発行の手続きを行いましょう。
万が一未納なら、すぐの納付が必要です。期限内であればコンビニでも納付可能ですが、期限を過ぎていれば金融機関のみとなります。納付期限からかなりの日数がたっている場合は、遅延金が加算された再納付書で納付が可能です。再納付書を持って金融機関で納付します。
再納付書も見当たらないというのであれば、担当窓口に足を運びましょう。普通自動車であれば都道府県税事務所、軽自動車なら市区町村役場の税務課です。
買取店選びも大切
下取りに出す際は、買取店選びも大切です。価格を重要視する方が多い中で、ネクステージ独自のアンケート結果では「スタッフの対応を見て買取店を選んだ」という方が26.8%いました。
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まとめ
買い替えを検討する時期は、ライフスタイルの変化やリセールバリューが高い時期などがあります。自分の買い替え時期をよく考え、ベストなタイミングで売却を行えばお得に買い替えが行えるでしょう。
ネクステージのアンケートでは、売却価格が一番の不安だという方が多くいました。売却価格や税金、モデル、走行距離など、お得に乗り換えをするにはさまざまなタイミングがあります。車は一度購入したら終わり、というものではないため、長い目で見て計画的に乗り換えについて検討していきましょう。ネクステージではお客様の満足いく車選びができるよう乗り換えについてのご相談も承ります。お気軽にお問い合わせください。