車のバッテリーを処分したい!引き取ってくれるところや注意点は?
車のバッテリーは所有者の使い方によって寿命が変わってくるものです。車に乗る機会が少ない方や、ちょい乗りを中心とされている方もバッテリーの交換時期が早まる場合が考えられます。
そうでなくともバッテリーの寿命は必ず訪れるため、引き取りや処分方法について迷われている方もいるのではないでしょうか。ここでは交換のタイミングや処分などの手続きについて紹介しますので、参考にしてください。
この記事を読むと、バッテリー交換の目安や処分方法などの知識が深まります。
目次※
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・車のバッテリーは自治体での引き取りが行われていないため、車の購入元や販売店、専門業者へ処分の依頼しよう。
・バッテリー交換は手順を間違えると引火爆発などの事故を招く可能性があることや、自分で解体することは危険なため取り扱いには細心の注意が必要。
・バッテリー交換が近づいてきたら実績豊富なネクステージで無料査定をしよう。
車のバッテリーを引き取りはどこに依頼する?
車のバッテリーを交換、もしくは処分を行う際は専門業者へ依頼する場合もあるでしょう。しかし自身で車のバッテリーを処分したい場合は、どのような手続きを取る必要があるのでしょうか。
ここでは処分の行う際の注意事項や、気をつけるべきポイントについて紹介しますので、参考にしてください。
各自治体に確認する
バッテリーは多くの自治体では引き取りを行っていません。お住まいの市区町村のホームページにて収集しない、またはできないものとして一覧が掲載されているため確認してみましょう。
万が一バッテリーを不法投棄した場合は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」により、5年以下の懲役もしくは1,000万円の罰金が課せられます。そのため適切な場所へ依頼をし、引き取ってもらうことが大切です。
車関係の場合、バッテリー以外にガソリンやタイヤ、50ccを超えるオートバイの引き取りを行わないと明記している自治体もあります。バッテリー以外の部品に関しても処分を検討している場合は販売店などへ問い合わせてください。
買い替えを前提に業者に依頼
バッテリーの交換は、買い替えを前提に業者へ依頼することがおすすめです。中古車販売店や車用品店などでバッテリーを購入し交換依頼をすると、廃バッテリーの引き取りを無料で行ってもらえます。
自分で交換・処分を行うことを考えると危険な作業をせずに済み、処分に困ることもありません。しかし、業者により有料となる場合もあるため、注意しておきましょう。
業者に依頼する際は、廃バッテリーを無料で引き取ってもらえるのか事前に確認しておくことが大切です。
専門業者に依頼
専門業者の中には、電気自動車用バッテリーや自動車用バッテリーなどを専門に扱っている業者も存在します。
専門業者の多くはバッテリーを廃棄物ではなく資源と考えており、それぞれの品目に合わせた買取価格を決めているため、依頼する側としても安心できる要素です。
さらに、専門業者は廃バッテリーを鉛やプラスチックにリサイクルをして使うやり方も持っています。単に廃棄するのはもったいないと考えている方は、専門業者へ依頼することも検討してはいかがでしょうか。
車のバッテリーの引き取り前に処分する時期の目安を知ろう
バッテリーは車の所有者の使い方や状況によって交換のタイミングが変わってきます。交換のタイミングを知っておくことによって、事前にトラブルを避けることができるほか余計な出費を抑えることも可能です。
ここではガソリン車とハイブリッド車に分けて、バッテリー交換のタイミングについて紹介しますので交換時期の判断材料にしてください。
ガソリン車の場合
一般的にバッテリーの保証期間は2~3年であるため、この期間を交換時期の目安としていることが多くあります。ただし必ずしもこの期間で使用できなくなるというわけではなく、2~5年程度でバッテリー交換を行うこともあるため、一概に時期を決めることはできません。
さらに車のタイプによってバッテリーを使う頻度も変わってきます。バッテリー切れを起こすと様々な箇所に症状が現れるので、気付く方が多いのではないでしょうか。
主な症状は後ほど説明しますが、車からのサインをもとに交換を見定めることや、バッテリー外箱の保証期間をもとに交換時期の目安を決めておくことなど、覚えておくと良いでしょう。
ハイブリッド車の場合
ハイブリッド車の交換時期は5年もしくは10万kmを目安としていることが多くあります。ハイブリッド車はエンジン車とは異なり、2種類のバッテリーを使用していることはご存知でしょうか。
基本システムの起動や、車を駐車する際のバックアップメモリーとして「補機用バッテリー」を採用しています。補機用バッテリーは鉛蓄電池を使用しており、使用頻度に応じて劣化が進んでいくため交換が必要です。
3年もしくは走行距離6万kmの早い方を保証期間としているメーカーもあるため、この期間を目安として交換の時期を考えると良いでしょう。
もう一つのバッテリーである「モーター用バッテリー」は、ハイブリッド車のみに搭載され、モーターへの電力を供給するバッテリーです。モーターバッテリーの特徴としてはコンピューターで制御されていることや大容量、リチウムイオン電池やニッケル水素電池で作られています。
補機用モーターと比べて長期間使用することが可能なようです。しかし車種やそのほかの条件によって異なることも考えられるため、補機用バッテリーと併せてメーカーへ交換時期を確認するようにしてください。
車のバッテリーの引き取りの際に注意すること
ここまで車のバッテリーの引き取り方法や依頼先についてお話ししましたが、引き取り時に自身が気をつけなければならないポイントもいくつかあります。
使用方法を誤ると事故やトラブルを起こしてしまう可能性もありますので、以下から注意すべき点を把握しておきましょう。
傾けでの液漏れ
バッテリーを持ち運ぶ際などは、傾けで液漏れを起こすことがあります。また経年劣化によって電解槽の蓋が外れやすくなり、液漏れが発生してしまうこともありますので持ち運ぶ際には注意が必要です。
車のバッテリー液は希硫酸でできており強い酸性の液体であるため、人の体につくと炎症や火傷などの害を及ぼします。万が一触ってしまった場合はすぐに水で洗い流すことのほか、医師の指示に従う必要があるため、取り扱いには十分に気をつけることが大切です。
このような被害を起こさないためにも、自身でバッテリーの交換は行わずネクステージをはじめとした販売店や専門業者へ依頼することも選択肢の一つとして考えてはいかがでしょうか。
引火爆発予防のため火気厳禁
バッテリー交換を行う際は、正しい手順で行わなくてはなりません。バッテリーに含まれている鉛と希硫酸は、エンジンを始動していなくても常に化学反応が起こり続けているため、取り外したあとも水素ガスが発生し続けている状態です。
そのため、引火爆発を引き起こさないよう、火気には注意しておく必要があります。
また、バッテリー液の不足や接続端子の接触不良、静電気なども引火爆発の原因となり得るため、注意しておくことが大切です。
バッテリーの端子に絶縁テープを巻く
バッテリーは取り外しても電池としての機能が残っているため、電気を通す金属やプラス・マイナス端子に接触することで発火する可能性があります。そのため、バッテリーの端子には絶縁テープを巻いておくことがおすすめです。
また、バッテリー交換を行う際は取扱説明書やバッテリー本体に記載されている注意事項をよく確認し、作業を行いましょう。不安だと思う人は、業者への依頼がおすすめです。
解体するのは絶対やめよう!
危険を伴うため、交換後の廃バッテリーを自分で解体することはやめましょう。
バッテリーは重さがあり、処分方法により費用がかかります。そのため、業者へ持って行くことが面倒、費用がもったいないからと、自分で解体しようと考える人も少なくありません。
しかし、希硫酸が体や顔にかかると火傷を負う、失明してしまう、ショートして爆発するなど、さまざまな危険があります。危険を避けるためには、専門業者へ依頼することがおすすめです。
車のバッテリーを自分で交換するときの引き取り先は?
車のバッテリーの取り扱いについてお話ししましたが、引き取り先としてはどのような業者へお願いすると良いのでしょうか。一般的に購入時に販売店で交換してもらう方法や、専門業者へ買取を依頼する方法があります。
ここではバッテリーの引き取りに関して3つのポイントについて紹介しますので、参考にしてください。
車のバッテリーを自分で交換する方法
バッテリーを自分で交換する際の手順は以下の通りです。
1.車のエンジンを切る(30分以上放置)
2.車のキーを外しボンネットを開く
3.バッテリーからマイナス端子を外し、プラス端子を外す(必ずマイナス端子を先に外す)
4.固定している金具を外し、水平に持ち上げ取り外す
5.新しいバッテリーを取り付ける
6.プラス端子を先に取り付け、マイナス端子を後から付けて完了
注意すべき点は、古いバッテリーを外す際に「マイナス端子」から外すことです。新しく取り付けるバッテリーは、マイナス端子は後から取り付けます。
また、マイナス端子は車のボディや工具に当たると爆発する、車の機器が壊れるなどの恐れがあるため注意しましょう。
バッテリーを購入した店舗に引き取ってもらおう
一般的に、自分で交換を行ったバッテリーは新しくバッテリーを購入した店舗へ依頼し引き取ってもらいます。無料で処分を行ってくれる場合もありますが、買い替えの際と同様に費用がかかることもあるでしょう。
また、インターネットでも廃バッテリーの回収を行なっている場合もあり、連絡をすると回収業者が引き取りにくる、宅配便で送るなどさまざまな方法があります。しかし、安全に処分するためには店舗へ依頼することがおすすめです。
車のバッテリー交換は余裕を持って行おう
何かトラブルが起きてからバッテリー交換を行うより、余裕を持って行う方が不測の事態を回避でき自分のためにもなります。
またバッテリーの劣化を見極めるポイントを把握しておくことによって、余計な手間がかかることもないためおすすめです。ここでは車のバッテリー交換を余裕を持って行うコツについて確認していきましょう。
バッテリーの劣化を見分けるポイント
バッテリーの劣化を見分けるポイントとしてまず挙げられるのは、エンジンのかかり具合です。寿命の問題がないバッテリーはセルを回すとすぐにエンジンがかかりますが、劣化している場合はセルを回しても中々エンジンがかかりません。
他にはヘッドライトの明るさから確認することも可能です。運転時にヘッドライトが明るい場合でも停止中にライトが暗くなる場合は寿命が近づいているサインだと言えます。
またバッテリーランプが点灯した場合はバッテリー上がりを知らせる警告ですので、この場合はすぐに停車をし業者へ連絡してください。
交換前に車を乗り換えるのもおすすめ!
車のバッテリーの金額は車種によっても異なりますが、5,000円~4万円の範囲で購入が可能です。さらに専門店へ依頼をするとなると工賃もかかりますので、状況によっては大きな費用となることが予想されます。
バッテリーを交換するとなると、それまで長い期間乗っていたことも考えられるため、新しい車に乗り換えるという選択肢も出てくるのではないでしょうか。
中にはバッテリー切れの車は売れないのではないか、と心配に思う方も中にはいらっしゃるでしょう。しかし、バッテリー切れを起こした車でも修復が可能なことや、車のパーツとして販売する方法もあるため、気にする必要はありません。
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まとめ
バッテリー交換は自分でも行うことができますが、専門的な知識を持たずに行うと事故やトラブルを起こしてしまうことも考えられます。その反面で車のバッテリーの交換時期を見極めることやバッテリーの処分に対して不安を持つ方もいるのではないでしょうか。
ネクステージはバッテリー交換前の車の査定を行うことが可能です。バッテリー交換の費用を考慮し、この機会に車の乗り換えを検討している方はネクステージへぜひお問い合わせください。