中古の軽自動車を高く売る方法とは?軽自動車のリセールバリューが高い理由も解説
軽自動車は小回りが利く上に燃費もよいため使用している方も多いでしょう。しかし不要になったり買い替えたりする場合は、今使用している軽自動車の処分について考える必要が出てきます。大切に乗ってきた軽自動車を少しでも高く売るにはどうすればよいかお悩みの方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、軽自動車を高く売る方法についてご紹介します。軽自動車のリセールバリューが高い理由や軽自動車の中古車市場での価値といった知識を身に付け、軽自動車を買い取ってもらう際にお役立てください。また、軽自動車を売却する際に必要な書類もご紹介しています。軽自動車の売却を検討している方はぜひ最後までご覧ください。
※目次※
・軽自動車を高く売るコツは「車の相場価格を調べること」「下取りではなく中古車専門店の買取を利用すること」の2つ
・軽自動車は普通車と比較して中古車市場での需要が高いので高価買取が期待できる!
・軽自動車を売却する場合は「自動車検査証(車検証)」「軽自動車納税証明書」「自賠責保険証」「リサイクル券(預託証明書)」「認印」が必要
中古の軽自動車を高く売るためのコツとは?
乗らなくなった軽自動車は少しでも高く売れたほうがうれしいでしょう。車の売買には大きな額のお金が関わるため、これから紹介するコツを知らなければ数十万円単位で損をするおそれもあります。
ここでは中古の軽自動車を高く売るための2つのコツをご紹介します。大切に使ってきた軽自動車をできるだけ高く売却したいという方はしっかり確認しておきましょう。
車の相場価格をあらかじめ調べておく
軽自動車を売却する前にはその車の相場価格をきちんと調べておくことをおすすめします。
現在使用している軽自動車の価値を知らなければ、相場よりも高いか低いのかが判断できないからです。
また、相場を知っていれば中古車買取店と価格交渉できるようになります。軽自動車をできるだけ高く買い取ってもらうためにも、おおまかな相場価格は把握しておいたほうがよいでしょう。
下取りではなく買取を利用する
中古車を売却する方法として、ディーラーの下取りを利用する方法と中古車買取店へ売却する方法の2種類があります。
ディーラーの下取りを利用すると買取金額をそのまま新車の購入に充当できるため、それほど手間がかかりません。また新車の価格と買取金額の差が実際の支払額となるため、新車をお得に購入できると感じる方も多いかもしれませんが、買取の方が高いという特徴もあります。
軽自動車は普通車と比較して値落ちしにくく高価で売れる?
軽自動車は普通車よりも安く購入できる場合が多いので、早く値落ちすると考えている方も少なくないでしょう。実は軽自動車は普通車よりも値落ちしにくく、高額買取が期待できます。ここでは軽自動車が中古車市場で評価される理由について見ていきましょう。
軽自動車が中古車市場で高く評価される理由とは
一般的に軽自動車は普通車と比べて維持費が安い傾向があり、小回りも利くことからセカンドカーとしての需要も高いといわれています。また多くの場合、中古車は新車よりも購入費用を低く抑えられるというメリットがあります。
このように、軽自動車は少しでも車の購入費や維持費を安くしたいという方に人気があります。中古車でも売れやすいということが、軽自動車は中古車市場で高い評価を得る理由のひとつといえるでしょう。
廃車専門業者が収益を上げている方法とは?
新車登録から10年以上経過している場合や走行距離が10万キロメートルを超えている場合、一般的には中古車としての価値が低いとみなされます。そのため、中古車買取店では買い取ってくれないことも多いでしょう。
一方廃車専門業者では多くの場合、中古車としての価値が低い車も買い取ってもらえます。では、廃車専門業者は車としての価値がほとんどないと思われる中古車からどのようにして収益を上げているのでしょうか。その秘密について詳しく解説していきましょう。
買い取った車に含まれる鉄を売却する
廃車専門業者が買い取った車から収益を上げるひとつの方法として、車に含まれている鉄を取り出して売却するという方法があげられます。車は鉄の塊であり、ボディーをはじめパーツに含まれている鉄は数万円で売却できます。
特に軽自動車や走行不能の車はほかの用途がほとんどないため、取り出した鉄を売却するという方法で収益を上げているようです。
買い取った車を海外で販売する
廃車専門業者は買い取った車を海外で販売することによっても収益を上げています。日本車は性能がよいため、走行距離10万キロメートル以上の車でも海外の基準では現役で使えると考えられることも多いようです。特に普通車は高値で取引されるので積極的に買い取ってもらえます。
ただしこれは普通車に限った話です。軽自動車は海外ではパワー不足とみなされ人気はほとんどありません。軽自動車の場合は車から取り出した鉄を売却するという方法で収益を上げることになるようです。
軽自動車を売却する際に必要な書類とは?
軽自動車を売却するために必要な書類には次のようなものがあります。
- ・自動車検査証(車検証)
- ・軽自動車納税証明書
- ・自賠責保険証(自動車損害賠償責任保険証明書)
- ・リサイクル券(預託証明書)
これらの書類のほかに認印も必要になります。普通車に比べると必要となる書類や持ち物は少ないのですが、これらが揃っていないと軽自動車の売却はできません。ここからは必要書類について詳しく解説するとともに、万が一紛失してしまった場合の対処法もご紹介します。軽自動車の売却を考えている方はぜひ参考にしてください。
自動車検査証(車検証)
「自動車検査証(車検証)」は車の所有者や仕様などが記載された書類です。それとともに車が保安基準に適合していることを証明する書類でもあります。
自動車検査証は道路運送車両法で「常に車の中に保管する」と定められています。万が一紛失したり破損したりすると、そのままでは車を売却できなくなってしまうので注意しましょう。紛失・破損の場合は運輸支局で手続きを行い、自動車検査証を再発行してもらってください。
軽自動車納税証明書
「軽自動車納税証明書」は軽自動車税を納めたことを証明する書類です。軽自動車納税証明書は5月上旬ごろに届く納税通知書にもとづいて軽自動車税を納めると発行されますが、紛失したり破損したりすると軽自動車の所有者を変更できません。そのままにしておくと軽自動車を売却できませんので注意が必要です。
紛失したり破損したりした場合は市区町村の役所で再発行できます。判明した時点で再発行の手続きを行いましょう。
自賠責保険証
自賠責保険は車の所有者が加入しなければならない保険であり、自賠責保険証(自動車損害賠償責任保険証明書)は自賠責保険の保険証のことを指しています。自賠責保険の期限が過ぎていたり自賠責保険証をなくしていたりすると軽自動車を売却できないので気を付けておきましょう。
自賠責保険は車検と同じタイミングで更新することが多いため、期限切れになるケースは少ないでしょう。自賠責保険証をなくした場合は加入している自賠責保険の保険会社へ連絡すれば1週間ほどで再発行してもらえます。
ただし自賠責保険証がない状態で公道を走行すると無保険運転となってしまいます。法に触れる行為ですので、自賠責保険証が再発行されるまでの間は公道を走らないようにしましょう。
リサイクル券(預託証明書)
リサイクル券(預託証明書)は自動車を解体した際に必要な費用である「リサイクル料」を支払ったことを証明する書類です。リサイクル券は軽自動車を廃車にする場合や売却する場合に必要になりますので、自動車検査証と同じところに保管しておくと安心です。
リサイクル券をなくした場合、再発行はできませんがリサイクル料を納めたという預託証明書の代わりとなる「自動車リサイクル料金の預託状況」を利用できます。以下のサイトから発行できるのでリサイクル券をなくしてしまったという方は確認してみてください。
(参考:『自動車リサイクルシステム』)
認印
軽自動車を売却する際には認印が必要になります。インクが印鑑のなかに内蔵されている浸透印以外の印鑑であれば、100円均一ショップで販売されているものでも問題ありません。朱肉を使って押印するものを持参しましょう。
まとめ
軽自動車は中古車市場での需要も高く、買取業者も積極的に買い取ってくれます。「車の相場を調べる」「中古車買取専門店へ相談する」という2つのコツを意識することで、高値での売却も期待できるでしょう。
さらに高く売りたいという方は、ぜひ中古車買取専門店のネクステージへご相談ください。ネクステージは軽自動車を取り扱った実績も多く、軽自動車の高額買取にも積極的です。
またネクステージは中古車の買取だけでなく販売も手がけています。買い替えプランもご提案いたしますので「軽自動車を売却したい」「今の軽自動車から買い替えたい」という方はぜひネクステージをご利用ください。