車の買取は故障車でも大丈夫？故障の度合いに合った業者選びが大切！
車を処分する場合、できれば買取で利益を得たいと思うことでしょう。買取に出すことで新しい車を購入するための予算にもなります。しかし、大きな故障を抱えている場合でも買取は可能なのか、不安に思う方もいるのではないでしょうか。
本記事では故障車買取の可否、業者の選択方法を解説します。「故障車の処分に困っている」または「どこに買取を依頼していいかわからない」といった方の疑問もきっと解決するでしょう。ぜひ参考にしてください。
※目次※
・買取は故障車でも可能。ただし0円査定や費用がかかる場合もあり。まずは無料査定で査定額を確認しよう。
・故障車の主な買取先は中古車買取店、故障車専門買取店、廃車買取店の3つ。故障の度合いによって得意とする買取店も異なる。
・複数社依頼と正確な申告で信頼できる業者選択が重要。高価買取を求めるなら実績豊富なネクステージへ。
車の買取は故障車でも大丈夫？
車を処分する場合、車販売店に買取を依頼することである程度の資金を得ることが可能です。しかし、長く使っていると車体のどこかに故障を抱えている場合もあるでしょう。このような故障車は買取できるのか不安に思う方も多いのではないでしょうか。
実は故障の度合いや故障場所によって選ぶ業者や修理の必要性が異なります。この項目で故障車の買取の可否について、詳細を見ていきましょう。
基本的に買取してもらえる
基本的に故障車でも買取してもらうことが可能です。小さな傷・凹み、バッテリーの劣化程度の故障であれば、販売店は買取後に修理・交換し再版します。
また、修復不可能なレベルの故障車であっても利用価値があるため買取可能です。この場合は故障車を解体し、回収したリサイクルパーツを国内販売・海外輸出するといったように処分されます。
完全に廃車になった場合も、車の素材である鉄やプラスチックを資源としてリサイクルされるのです。このように、故障車でも多様な利用価値を持っています。
無料査定できる買取店は多い
買取可能とはいえ故障車であるため、基本的に健全な車よりは査定額が低くなってしまいます。故障の度合いによっては逆に費用がかかってしまうということも注意点です。そのため買取先の選択が重要となりますが、一店舗ずつ出向く時間を確保できないこともあるでしょう。
このような場合は無料査定を利用がおすすめです。無料査定を行っている買取店は複数存在しています。Webや電話で簡単に申し込みできるため、複数社で依頼し納得できる査定額を探すことが可能です。
この時に、訪問査定が必要という店舗は時間がかかるうえに契約を推し進められる可能性もあるため、選択肢から省くことをおすすめします。
0円査定の故障車でも無料で処分可能
0円査定の故障車は、廃車として引き取ってもらう必要があります。この場合、レッカー代や手続き費用などを買取店に支払わなければならないと考えてしまうのではないでしょうか。
しかし、なかには全国どこでも引取から手続きまで無料で処分してくれる店舗も存在します。ぜひ目先の買取店で手続きを進めず、Webなどから調べてみてください。
車の故障度合いで依頼先を決めよう
修理すれば再販可能なもの、分解・廃車となるものといったように、車の故障度合いによって適した買取店が異なります。「ある買取店では0円査定だった車が別の店舗では査定額がつく」または「引取に費用が発生する車が別店舗では無料」といったこともあるでしょう。
主にどのような買取店が存在するかといった詳細は次の項目で解説しますので、ぜひ参考にしてください。
故障車の買取先は主に3つ
故障車の買取先は主に「中古車買取店」「故障車専門買取店」「廃車買取店」の3つです。中古車買取店が最も馴染みがあるかもしれませんが、それぞれ故障度合いによって得意としている領域が異なります。この項目でそれぞれの買取先の特徴をご確認ください。
中古車買取店
中古車買取店は、主に買い取った車を再販することを目的としています。そのため、故障個所が少なく修理が可能な車は中古車買取店の利用がおすすめです。場合によっては自分で修理したうえで査定に出すほうがお得な場合もあるでしょう。
中古車買取店は買取した車を自社でそのまま販売することもあれば、オークションに出す場合もあります。中古車の販路に豊富なため、高額な査定も期待できるでしょう。
故障車専門買取店
大きな故障を抱えている車は、中古車買取店で買取を断られることもあります。そのような場合は故障車専門買取店に査定を依頼しましょう。
故障車専門買取店は買取した車をパーツごとに再販するなど、故障車の扱いに長けています。中古車買取店で満足のいく査定額でない場合も、独自の価値基準により高額で査定されることもあるでしょう。
廃車買取店
全体におよぶ故障を抱え修復も不可能な車は、故障車専門買取業者でも買取ができないこともあります。このような車は廃車買取業者の利用で価値を付けることが可能です。
エンジンなどのパーツはそのまま別の車に再利用できますが、そうでないものも存在します。しかし、廃車買取店で買取された車は部品として再利用されないような鉄くずも資源としてリサイクルされるのです。
故障度合いにあわせて適切な買取店選びをしよう
故障度合いによって適切な買取先は異なりますが、自身の車にはどの方法が向いているかが見えてきたでしょうか。しかし、中には「ライトの故障は中古車買取店でいいのか」「エンジン回りの故障は廃車になってしまうのか」など、わからない部分もあるかもしれません。
そこで、この項目で故障例をもとに適切な買取店を紹介しますので、ぜひ自身の車の状態と比較しつつ参考にしてください。
灯火類の不具合がある
ライトが点灯しないといった不具合がある場合は、簡単な配線や電球の交換で修理することが可能です。中古車買取店に査定を依頼して問題ないでしょう。
この時「修理してから査定に出す場合」と「修理せずそのまま出す場合」の2種類の選択肢が存在します。どちらがお得か一概には言えませんが、灯火装置の修理費はたいした額ではないため、修理してもいいでしょう。
車体に小さなダメージがある
車体に小さな傷や凹みがある場合も、修理して中古車買取店へ査定を依頼して問題ないでしょう。ただし、大きな傷やヘコミの場合は修理費が高額になる場合もあります。
査定額が低くなるだけでなくかえって損になる場合もあるため、一度修理額を確認してから考えるといいでしょう。
エアコンの不具合がある
エアコンが効かない、または熱風が出るといった不具合がある場合もあるでしょう。修理のレベルにもよりますが、エアコンを丸ごと交換しなければならない場合は高額な修理費が発生します。そのような場合は査定額に大きく影響する可能性もあります。
しかし、車の走行に影響するものではないため「大きな故障」とはされません。買取不可能ということは考えにくいため、修理せずそのまま中古車買取店に依頼しましょう。
バッテリーが劣化している
バッテリーが劣化している場合は交換が必要となります。しかし、バッテリー交換は大きな修理ではないため、中古車買取店に依頼することが可能です。また、交換が済めば走行性能への問題がなくなるめ、査定額も大きく影響することはないでしょう。
ただし、バッテリー故障によりエンジンがかからない場合は、自身で店舗に持っていくことが不可能です。この場合、レッカー代が発生してしまいます。バッテリー交換は少額です。自身で交換してから査定を受けるほうが、高く売れる可能性があります。
タイヤがパンクしている
タイヤがパンクしている程度であれば、交換するだけで走行に問題はないため中古車買取店を利用しましょう。修理の手間も少ないため、査定額にも大きな影響はありません。
ただし、タイヤがパンクした状態で走行していると、ほかの箇所にも故障が広がる可能性があります。スペアタイヤなどがあれば取り付けて持っていくことが望ましいですが、パンクしたまま店舗まで走らせることは避けた方が良いでしょう。
エンジンや重要部位にダメージがある
骨格、フレーム、エンジンなどに大きなダメージがある場合は、中古車買取店では断られるケースがあります。これらの重要部位、特に希少な車種に関しては修理費用も非常に高額です。仮に中古車買取店で買取可能な場合も査定額が大きく下がってしまうでしょう。
このような大きな故障がある車は、まず故障車専門買取業者に依頼します。それでも断られた場合は、廃車専門業者がおすすめです。段階を経て複数査定を依頼していきましょう。
故障車の買取はディーラーでもできる？
中古車の売却先としてディーラーという選択肢もあります。普段の整備・点検をディーラーで行っているという方もいるでしょう。この時に故障車の買取はディーラーでも可能なのでしょうか。この項目でご紹介します。
ディーラーは下取りのみ可能
ディーラーは特定メーカーと契約を結んだ正規販売店です。そのメーカーの車を販売することを軸に営業しています。そのため、ディーラーは新車を購入しなければ車を売却することはできません。
つまり、ディーラーは新車を購入する際の下取りのみが可能です。下取りで査定された額はそのまま新規購入額から差し引かれます。新規購入予定がなく買取のみ依頼する場合は、故障車に関わらず中古車買取店を利用しましょう。
故障車を高く売却するのは難しい
ディーラーは扱っているメーカーの車以外でも、下取りであれば売却することは可能です。故障度合いにもよりますが、故障車の売却も可能でしょう。
ただし、故障車の処分という目的だけであれば、中古車買取店の利用をおすすめします。中古車買取店は部品や素材ごとの利用価値を査定してくれますが、ディーラーは中古車買取店と比べて故障車を販売するルートを幅広く持っていません。そのため、下取りに出しても高く売却できる可能性は低いでしょう。
故障車を買取に出す際のポイント
故障車とはいえ、できる限り高い査定額で売却したいところでしょう。中古車買取店、故障車専門買取店、廃車買取店と大まかなくくりはありますが、細分化するとさまざまな店舗、独自の審査基準を持っています。
この時に査定時の車の状態や業者選びが重要です。ここで故障車を買取に出す際のポイントをいくつかご紹介します。
修理については慎重に
故障部分を査定前に修理するか、という点がひとつのポイントです。修理の大きさや部分によって、どちらがお得になるか変わってきます。特に自分で修理をすると大きな補修跡が残ってしまい、逆に損をすることもあるでしょう。
ライトやバッテリーの交換程度であれば自身で行って問題ありませんが、大きな修理の場合は無理をしないことが重要です。また、業者に修理を依頼する場合も査定額と修理額を比べるなど、よく考えてから行いましょう。
査定は1社のみではなく複数社依頼
店舗によって販路の数や審査基準が異なります。中古車買取店である程度の査定額が付いたとしても、さらにお得な店舗があるかもしれません。そのため、故障車の査定も1社のみではなく複数社に依頼し、金額を比較することをおすすめします。
しかし、複数の店舗にすべて足を運ぶことは手間も時間もかかるでしょう。Webや電話窓口での無料審査を行っている店舗も多いため、使いやすさを考慮して選んでみてください。
故障状況は正確に申告する
「目に見えない部分の故障は申告しない方が査定額が高くなるのでは」と考える方もいるかもしれませんが、故障状況は正確に申告しましょう。
多くの場合、買取店は各パーツまで検査し正しい価値を査定します。事前に申告しておく方が店舗からの印象も良くなるでしょう。
また、手続きがある程度進んでから大きな故障が発覚し、一般の中古車店では手に追えないという場合もあります。このような場合、故障車買取店や廃車買取店で再度手続きを進めなければなりません。二度手間を防ぐ意味でも自身で分かっている情報は伝えておきましょう。
信頼できる業者を選ぶ
安心して査定を任せられるような信頼できる業者を選ぶことは、最も重要なポイントと言えるでしょう。信頼できる業者とは、車の価値を正しく審査し、金額に反映してくれるところです。そのため、中古車の価値・販売におけるノウハウを持った実績の豊富な店舗をおすすめします。
また、見積書に不明確な点がない、これらの疑問を明確に説明してくれる業者も信頼できる要素です。特に各種税金や保険料の内容はチェックしましょう。
これらの金額は還付金として返金される場合、買取額とは別に該当するものです。これらが買取額に含まれている場合や特に説明もなく契約手続きを推し進めてくる場合は、信頼に値しないと考えていいでしょう。
故障車の買取にお悩みならネクステージへ！
故障車の買取にお悩みの方はネクステージをご利用ください。ネクステージでは、知識豊富なスタッフにより愛車本来の価値を見出すことを実現しています。全国に展開している店舗で素早く自車販売が可能であるため、店頭小売価格に近い高額査定が可能です。
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まとめ
故障車であっても店舗で買取してもらうことは可能です。しかし、車の状態に適した店舗選びや査定時のポイントを押さえておくことで、納得できる査定額になる可能性を高められます。本記事を参考に、コスパの良い方法で故障車を手放す方法を検討しましょう。
中古車の買取をご検討中の方は、ぜひネクステージをご利用ください。中間マージンの削減や販売ルートの確保などのように、高値買取が行える環境を整えています。また、車両本来の価値を見抜きながら査定を行うため、故障車を少しでも高く売りたいと思う時はぜひ一度無料査定をお試しください。
