ジムニー5ドアはすでに生産が開始されている?日本販売の可能性を解説

ネクステージのサイトを検索お気に入りを見る

ジムニー5ドアはすでに生産が開始されている?日本販売の可能性を解説

ジムニー5ドアはすでに生産が開始されている?日本販売の可能性を解説

大人気のコンパクトSUVであるスズキ・ジムニーには、5ドアモデルが存在します。ジムニー5ドアは海外専売モデルですが、2024年1月12日~14日に開催された「東京オートサロン」にて、ショップが逆輸入し展示していたことが話題となりました。

 

ジムニーはもはや説明要らずともいえるほどの人気SUVで、5ドアの生産開始について多くの噂がありますが、スズキ(日本)の公式発表はいまだにありません。購入検討者はいち早く5ドアジムニーの情報を知りたいことでしょう。日本での発売はどうなるのか、現在分かっている情報をまとめました。

 

※目次※

1.ジムニー5ドアはすでに生産されている?

2.インドのロング版ジムニー「ジプシー」とは?

3.インドで発売されているジムニー5ドアの特徴

4.現行ジムニーの詳細

5.ジムニーシエラの詳細

6.ジムニーと他の軽SUVも比較しよう

7.まとめ

 

■POINT

・スズキ非公式だが「東京オートサロン2024」で日本初公開があった

・インドやオーストラリアでは発表・発売のアナウンス済みである

・5ドアが採用された軽SUVの選択肢はジムニー以外にもある

 

良質車、毎日続々入荷中!誰よりも早くチェック!

ジムニー5ドアはすでに生産されている?

ジムニー5ドアはすでに生産が開始されている?日本販売の可能性を解説

ジムニー5ドアは、スズキの公式モデルです。日本導入は2024年2月現在でありませんが、海外では続々と発表・発売があり、日本国内でも話題として取り上げられることがしばしばあります。

 

それに伴い、日本発売の噂も絶えることがないようです。そんなジムニー5ドアの現状を確認しておきましょう。

 

海外市場では続々と発売開始

ジムニー5ドアは2023年6月にインドでアナウンスがあり、2023年8月にアフリカ、2023年12月にオーストラリアでも発売が始まっています。

 

ジムニーと称されていますが、ボディはジムニーシエラをロングボディ化したものと考えて良さそうです。ジムニーシエラに比べてボディの全長が415mm長くなった分、後部座席用のドアを追加した5ドア仕様となっています。

 

日本への導入準備は進んでいる

ジムニー5ドアの発表のあった国々は、どちらかといえばSUV本来の悪路走破性能が必要といえる地域です。ジムニー5ドアは右ハンドル仕様があり、そのまま日本への導入が可能となります。ちなみに日本での型式認定はすでに降りていて、特許庁への意匠登録も済んでいるようです。

 

一部では日本発売は2024年5月という情報が出ています。ただ、日本導入にあたっては課題があるようで、工場に専用のラインを作らなければならないことと、ジムニーの納車待ちがいまだに1年単位であることをクリアしなければなりません。

 

日本導入があるように見えますが、大人気モデルになる可能性が高く、あっという間に入手困難車種となるでしょう。

 

良質車、毎日続々入荷中!誰よりも早くチェック!

インドのロング版ジムニー「ジプシー」とは?

ジムニー5ドアはすでに生産が開始されている?日本販売の可能性を解説

インドでは、以前ジムニーのロングモデルである「ジプシー」が発売されていたことがあります。ジプシーは日本で生産・販売されていないため、詳しい情報を知っている方は少ないかもしれません。ここでは、ジプシーの基本スペックや特徴を解説していきます。

 

マルチ・スズキ・インディア

ジプシーは、スズキのインド子会社である「マルチ・スズキ・インディア」が生産・販売していました。インドの自動車市場では、スズキがトップのシェアを誇ります。

 

ワゴンRやアルトなどの生産されている車種をはじめ、スイフトのセダンにあたるディザイアのように、日本では発売されていないモデルもラインアップしている会社です。

 

ジプシーの基本スペック

ジプシーのスペックの一例(SJ413ベース)は下記の通りです。

全長×全幅×全高

4,010mm×1,540mm×1,845mm

ホイールベース

2,375mm

最大積載量

400(250)kg

車両重量

1,020kg

エンジン

4ストローク水冷エンジン4気筒

排気量

1,298cc

トランスミッション

5速MT

※slide →

ジプシーの車体はジムニーより全長615mm、全幅65mm、全高120mmも拡大しています。さらにホイールベースは125mmも拡大しています。ジムニーシエラと比較すると、全長460mm、全高115mmも広いです。全幅は、ジムニーシエラのほうが105mm広くなっています。

 

ジプシーの特徴

ジプシーの特徴は、なんといってもボディサイズの大きさです。全幅こそジムニーシエラのほうが広いですが、全長と全高はジプシーのほうが大きいです。車体は幌タイプをベースにしているため、センターピラーがあることもボディの特徴になります。

 

また、ボディサイズが大きいことで収納スペースが広いです。全高が1,845mmとジムニーより高いので、大きいサイズ荷物も縦に問題なく積載できるでしょう。

 

良質車、毎日続々入荷中!誰よりも早くチェック!

インドで発売されているジムニー5ドアの特徴

ジムニー5ドアはすでに生産が開始されている?日本販売の可能性を解説

インドで発売のあるジムニー5ドアはスペックの公表もあります。5ドアになれば諸元が変わり、その違いが気になるところです。

 

日本仕様の発売となれば、スペックも発表されることになります。その数値はインド仕様とさほど変わらないと考えられるので、参考までにチェックしましょう。

 

基本スペック

インド仕様のスペックを紹介します。エンジンのスペックはオーストラリア仕様のもの(ジムニーXL)を記入しました。

 

ロングホイールベースとなったことで気になる全長の値は3,985mmと、ジムニーシエラよりも435mm長いだけとなっています。4mを切っているのでコンパクトSUVといって差し支えないでしょう。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

3,985mm×1,645mm×1,720mm

ホイールベース

2,590mm

エンジン

1.5L ガソリン

エンジンスペック(豪州仕様)

最高出力102PS/6,000rpm

最大トルク13.2kgm/4,000rpm

トランスミッション

4AT・5MT

燃費性能

16.39km/L(AT)・16.94km/L(MT)

※slide →

 

ミニマムなデザインのインテリア

インテリアはシンプルな作りとなっています。全体的に水平方向の直線的なラインが特徴的で、エアコンの操作ボタンも大きいものが付いています。

 

いささか時代錯誤に感じられるかもしれませんが、これには理由があります。悪路での使い勝手がその理由です。悪路は前方の見通しと水平感覚が重要になるので、その見やすさを確保するためにシンプルなダッシュパネルを採用しているといえます。

 

それから大きなボタンは、グローブをはめたままでも操作がしやすいようにとの配慮といえます。角ばったユニークなデザインはジムニーの人気の理由のひとつですが、そのデザインは「プロの作業車」という考え方が根底にあるからできたものといえるのです。

 

オフロード走行を支える走行性能

ジムニーは海外ではプロ向けの作業車といえる存在です。そのためどのような悪路でも走破しなければならず、相応の駆動システム「パートタイム4WD」を採用しています。ちなみに一般的な4WDは「フルタイム4WD」といい、2WDと4WDを車が自動で切り替えています。

 

しかしジムニーのパートタイム4WDシステムは、2WD(FR)か4WDかをドライバーがマニュアルで選択するものです(切り替えは副変速機のレバーを使用)。その4WDは、前後のトルク配分の調整がない直結の4WDといえる機構で、産業用や軍用車両に採用されています。

 

そしてより大きな駆動力が必要な場合には、副変速機のレバーでギア比を落とし(4Lを選択)トルクを増大して悪路を走り抜けられるのです。ちなみにトランスミッションは4ATと5MTが選択可能です。クラッチペダルありの5MTは懐古的といえますが、ATに比べて機構が複雑ではないのでメンテナンスや修理が容易で、3ペダルを駆使して繊細なトルクを路面に伝えられるメリットがあります。

 

良質車、毎日続々入荷中!誰よりも早くチェック!

現行ジムニーの詳細

ジムニー5ドアはすでに生産が開始されている?日本販売の可能性を解説

では、日本で購入できる現行モデルのジムニーは、どのような特徴を持っているのでしょうか。ジムニーはスズキのラインアップの中でも人気が高い車種であり、納期が1年以上かかることもあります。

 

主なスペック

 

全長×全幅×全高

3,395mm×1,475mm×1,725mm

ホイールベース

2,250mm

車両重量

1,040kg~1,050kg

エンジン

水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ

排気量

658cc

トランスミッション

5速MT・4速AT

燃料消費量(WLTCモード)

16.6km/L(5MT)・14.3km/L(4AT)

※slide →

ジムニーは、シエラと比較して燃費性能に優れています。さらに車両重量も軽くなっています。燃費性能を重視される方は、ジムニーを選ぶと良いでしょう。

 

グレード別の価格

 

XC

4WD・5MT

190万3,000円

4WD・4AT

200万2,000円

XL

4WD・5MT

178万900円

4WD・4AT

187万9,900円

XG

4WD・5MT

165万4,400円

4WD・4AT

175万3,400円

※slide →

(2024年2月時点の情報です)

 

ジムニーのグレードは3つあり、5MTと4ATの2種類のモデルを準備しています。車両価格は、グレードとモデルごとに異なります。最高価格は、XCの4WD・4ATです。最低価格はXGの4WD・5MTです。

 

走行性能

ジムニーは初代モデルから一貫してパートタイム4WDを採用し、前輪と後輪の片側が空転した場合でも、力強い駆動力を確保できる設計です。さらに、路面の状況に合わせて2WDと4WDを任意で切り替えできる機械式副変速機を搭載していることも特徴のひとつといえるでしょう。

 

またジムニーの最低地上高は205mmです。そのため、オフロードでも問題なく高い走行性能を発揮します。

 

良質車、毎日続々入荷中!誰よりも早くチェック!

ジムニーシエラの詳細

ジムニー5ドアはすでに生産が開始されている?日本販売の可能性を解説

ジムニーのラインアップには、軽自動車と小型車の2種類が準備されています。前章で解説したジムニーが軽自動車で、もうひとつの小型車がジムニーシエラです。

 

この2車種は見た目が似ているため、ジムニーの購入を検討しているときに軽自動車と小型車でどちらにするか迷われる方も多いでしょう。ここではジムニーシエラの特徴を解説します。

 

主なスペック

 

全長×全幅×全高

3,550mm×1,645mm×1,730mm

ホイールベース

2,250mm

車両重量

1,080kg~1,090kg

エンジン

水冷4サイクル直列4気筒

排気量

1,460cc

トランスミッション

5速MT・4速AT

燃料消費量(WLTCモード)

市街地モード:15.4km/L(5MT)・14.3km/L(4AT)

※slide →

ジムニーの燃費性能と比較するとシエラは少し劣ります。しかし、ボディサイズが大きいため、車内での快適性が高いです。

 

グレード別の価格

 

JC

4WD・5MT

208万4,500円

4WD・4AT

218万3,500円

JL

4WD・5MT

196万2,400円

4WD・4AT

206万1,400円

※slide →

(2024年2月時点の情報です)

 

ジムニーシエラのグレードは「JC」と「JL」の2種類です。ジムニーの同などグレードと比較すると、車両価格は高くなっています。最高価格はJCの4ATモデルで、最低価格はJLの5MTです。

 

車内空間

ジムニーシエラのラゲッジスペースは、後部座席を倒すと352Lあります。ラゲッジスペースの開口部が広く設計されており、荷物の積み下ろしの負担が軽減されます。

 

荷室の寸法は以下の通りです。

荷室高

850mm

荷室幅

1,300mm

荷室床面長(2名時)

980mm

荷室床面長(4名時)

240mm

※slide →

ラゲッジスペースの床下には、小物を収納できるボックスを用意してあります。小物の収納だけでなく、汚れたものを収納することにも役立つでしょう。

 

良質車、毎日続々入荷中!誰よりも早くチェック!

ジムニーと他のSUVも比較しよう

ジムニー5ドアはすでに生産が開始されている?日本販売の可能性を解説

ジムニーは大人気モデルのため、現在も納期が長引いている傾向にあるようです。また、中古車の値段も落ちにくいため、入手するにはハードルが高い印象です。加えて5ドアの日本国内登場はまだ正式な発表がありません。

 

そこで、納車を急ぎたいのであれば、ジムニーと同様の軽SUVも検討してみてはいかがでしょうか。ここでは、よりすぐりの3車種を紹介します。

 

スズキ・ハスラー

ジムニー5ドアはすでに生産が開始されている?日本販売の可能性を解説

ジムニーと同じスズキが発売しているSUVです。大きな違いはワゴンベースとなっている点といえます。ワゴンがベースなので、その分室内寸法が広く、よりたくさんの荷物を載せることが可能です。

 

ハスラーはSUVなので内装が防汚仕様になっていて、高い機能性も備えています。室内寸法が広ければ室内空間も快適性も高まるため、よりたくさんの荷物を積んで移動したいのであれば、ハスラーを選択肢に入れるのも良いでしょう。

 

三菱・eKクロス

ジムニー5ドアはすでに生産が開始されている?日本販売の可能性を解説

eKクロスは、タフな外観を備えたSUVテイストの軽ワゴンです。駆動方式は2WDと4WDをラインアップしています。軽自動車ではありますが、前車追従機能付きのクルーズコントロールやデジタルルームミラーといった先進機能を備えています。

 

また、eKクロスにはEV(電気自動車)の設定もあります。自宅充電などを使用してコストを抑えたいのであれば、EVを選択肢に入れるのも良いでしょう。

 

ダイハツ・タフト

ジムニー5ドアはすでに生産が開始されている?日本販売の可能性を解説

タフトは、SUVのイメージを高めた軽ワゴンモデルです。四角さを強調したボディデザインが印象的で、その車名の通りのタフネス性を表現しているといえます。

 

タフトは2WDと4WD、ターボと自然吸気からなる幅広いグレードを備えているのが特徴です。自分の使用シーンに合わせたグレードを選べば、ガソリン代といった維持費を効率良く抑えられるのではないでしょうか。SUVらしくタフに使用したいのであれば、ターボの4WDを選ぶと良いでしょう。

 

良質車、毎日続々入荷中!誰よりも早くチェック!

まとめ

ジムニー5ドアはすでに生産が開始されている?日本販売の可能性を解説

ジムニー5ドアはすでにグローバルで販売されています。日本導入はまだ噂にすぎず、スズキの公式発表がない以上は断言することができません。

 

しかし、日本での形式認定の取得や意匠登録を終えているところを見ると、導入は時間の問題と見ることもできます。ただ、ジムニーやシエラと同様に、ジムニー5ドアも大人気モデルであり楽しい車となるしょう。

 

▼ライタープロフィール

ジムニー5ドアはすでに生産が開始されている?日本販売の可能性を解説

北野晶夫

オートバイ雑誌と自動車WEB媒体の編集部員を経験後に独立し、フリーの記者・編集者となり現在に至る。 

新車取材のほかチューニングカーやレースの取材なども行う。写真撮影も行い、撮影・執筆・編集と一連の制作を担当する事が多い。読者のカーライフを応援できる記事づくりがモットー。

 

 

豊富なラインアップのネクステージ中古車情報をチェック!

いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。

 

ネクステージでは、他店に負けない数多くの中古車をラインアップしていますので、中古車の購入を検討されている方は、ネクステージの公式Webサイト上で最新の在庫状況をチェックしてみてください。また中古車購入に際して、ネクステージ独自の保証もご準備しております。お気軽にお問い合わせください。

 

良質車、毎日続々入荷中!誰よりも早くチェック!

ジムニー5ドアはすでに生産が開始されている?日本販売の可能性を解説

気になる車種をチェック

 

ページトップへ