プリウスPHVの駆動用バッテリーの交換費用とは?補機用についても解説

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プリウスPHVの駆動用バッテリーの交換費用とは?補機用についても解説

プリウスPHVの駆動用バッテリーの交換費用とは?補機用についても解説

プリウスPHVは、プリウスをベースにしたプラグインハイブリッド車であり、2012年にデビューしました。滑らかな加速感や燃費性能など、機能性に優れている一方で、補機用や駆動用バッテリーの存在があります。いずれも消耗品なので、しかるべきタイミングで交換しなければなりません。

 

そこで今回の記事では、プリウスPHVの魅力や、バッテリーの種類・交換方法を解説します。2022年12月時点の中古車相場もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

※目次※

1.駆動用バッテリーの交換費用は高め?プリウスPHVの特徴

2.プリウスPHVの駆動用バッテリー交換費用と8つのタイミング

3.プリウスPHVの補機用・駆動用バッテリーを換える方法

4.プリウスPHVの駆動用バッテリー交換費用を抑えるには?

5.プリウスPHVの中古車はネクステージで探してみよう

6.まとめ

 

■POINT

・プリウスPHVに搭載されているのは補機用バッテリーと駆動用バッテリーの2つ!

・プリウスPHVの駆動用バッテリーの交換費用はとても高額。公式からは明言されていないが中古車1台分の費用になる可能性も!

・プリウスPHVの中古車を購入するならネクステージまで。幅広い在庫を揃えており保証も充実!

 

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駆動用バッテリーの交換費用は高め?プリウスPHVの特徴

プリウスPHVの駆動用バッテリーの交換費用とは?補機用についても解説

ハイブリッド車であり、EV走行可能なプリウスPHVは、「駆動用バッテリー」と「補機バッテリー」の2つが搭載されています。

 

車種やバッテリーの特徴を整理しておけば、購入する決め手の1つとなるでしょう。ここでは、プリウスPHVの特徴や通常のプリウスとの違い、搭載されているバッテリーについて詳しく解説します。

 

プリウスPHVの魅力

プリウスPHVは、2012年にデビューした車種です。現行モデルは2代目であり、2017年に発売されました。電気の力で走るプラグインハイブリッド車であり、EVモードで60kmの走行ができます。

 

充電が切れてしまっても、通常のハイブリッド車として使用でき、WLTCモードで30.3km/Lの低燃費を実現しています。

 

プリウスPHVは、「EV給電モード」「HV給電モード」と、2種類の外部給用モードを選択可能です。ライフスタイルやシチュエーションに合わせた走り方ができるため、コストパフォーマンスに優れた自動車といえます。

 

プリウスとプリウスPHVは何が違うの?

プリウスとプリウスPHVの違いとしてよく挙げられるのは、それぞれの走行システムです。プリウスは通常のハイブリッドシステムですが、プリウスPHVは外部からの充電ができる、プラグインハイブリッド車となっています。プリウスに比べてバッテリーの容量が大きいなど、電気自動車としての機能性が向上しているのが特徴です。

 

プリウスとプリウスPHVは、車両本体価格にも違いがあります。それぞれの新車価格帯は、以下の通りです。

車種

新車価格帯

プリウス

259万9,000円~364万円

プリウスPHV

338万3,000円~401万円

※slide →

 

【ハイブリッド車特有】駆動バッテリー

ハイブリッド車特有の駆動バッテリーは、プリウスを走らせるためのものです。ニッケル水素電とリチウムイオン電池があり、4代目プリウスはグレードによって使用されているバッテリーが異なります。3代目以前は全てのグレードにニッケル水素電池が使用されていました。

 

駆動バッテリーは、車のモーター部分を動かすのに必要で、問題がない限り自然に充電されます。トヨタのメーカー保証では「新車から5年間または10万km走行時点のいずれかの早い方まで」に駆動エンジンが不調をきたし、取り換える必要がある場合は無償で交換してくれます。

 

しかし、これはメーカーの特別保証なので通常の交換期間の目安は異なります。あくまでも目安ですが、15~20万kmが駆動バッテリーの寿命と考えましょう。

 

【一般車にもある】補機バッテリー

補機バッテリーは、ハイブリッド車以外の車にも設置されているものです。

 

主な役割は、

・ハイブリッドシステムの起動

・電飾系の電力供給

・バックアップメモリー

 

などです。補機バッテリーが上がってしまうと、駆動バッテリーがしっかりと起動しても、車は動きません。このバッテリーは、ガソリン車が使っているものと同じです。寿命は2~5年と言われています。車の使い方によって異なるので、幅広くなっています。なお、プリウスの場合は4~5年と長めです。

 

バッテリーが壊れてからの交換だと、プリウスが動かなくなりレッカー車でけん引する可能性もあります。そのため、調子が悪いと感じたら販売店などに確認してもらいましょう。

 

太陽光でも充電可能

プリウスPHVは、優れたソーラーシステムを搭載しており、太陽光でも充電が可能です。太陽光で発電した電力を、一時的にソーラー充電専用のバッテリーに充電し、そのまま駆動用バッテリーに給電できます。

 

ソーラー充電システムに使われるのは、車両ルーフに設置する大型ソーラーパネルで、全グレードにオプション設定されています。太陽光を有効活用して、さらにコストパフォーマンスを上げられるのも大きな魅力です。

 

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プリウスPHVの駆動用バッテリー交換費用と8つのタイミング

プリウスPHVの駆動用バッテリーの交換費用とは?補機用についても解説

駆動用バッテリーには寿命の差があるため、「どのようなタイミングで交換すればよいか分からない」という方も多いでしょう。適切な交換を行うためには、タイミングを見極めるのが重要です。

 

燃費の低下やヘッドライトが暗くなるなど、車が発したサインを見逃さないようにしましょう。ここでは、プリウスPHVの駆動用バッテリー交換費用と、交換すべき8つのタイミングを解説します。

 

駆動用バッテリーの交換費用

プリウスPHVの駆動用バッテリーの交換費用は、かなり高額です。公式から発表されているわけではないため、あくまでも目安になりますが、60万円~70万円といわれています。

 

ただしこれは旧モデルの目安であり、現行モデルの駆動用バッテリーの交換費用は、さらに高額になると考えられます。中古車を購入できる金額になるため、乗り換えを検討するのもよいでしょう。

 

1・燃費が低下する

バッテリーを変えるタイミングが近づいてくると、燃費が低下します。充電や放電がうまくできないからです。たとえば、携帯電話もバッテリーの調子が悪くなると、なかなか充電ができなかったり、すぐに充電がなくなってしまったりすることがあります。これと同じことが車のバッテリーにも起きてしまいます。

 

燃費の低下は気付きにくいですが、普段から燃料を補給するたびに、燃費を確認しておくと良いでしょう。

 

2・ヘッドライトの明るさが暗くなる

ヘッドライトの明るさが暗くなったり、不安定になったりするときも、バッテリーを変えるタイミングです。ヘッドライトもバッテリーを使用しているためです。

 

夜になり前よりも見え辛く違和感を覚えたら、業者に持っていって確認してもらうと良いでしょう。ヘッドライトの調子が悪いと事故にも繋がるので、早めに改善するのがおすすめです。

 

3・点検するようにメッセージが出る

点検するようにメッセージが出た場合は、バッテリーをできるだけすぐに交換しましょう。

「補機バッテリー(始動用)充電不足 取扱書確認ください」という警告メッセージがディスプレイに表示されます。

 

警告を無視して走り続けていると、バッテリーが上がる可能性が高いです。トラブルを避けるためにも、早めの交換を心がけましょう。

 

4・ハイブリッドシステムが立ち上がらない

ハイブリッドシステムが立ち上がらなくなった場合も、すぐにバッテリーを交換しましょう。先ほども述べましたが、補機バッテリーはハイブリッド車を動かすために必要不可欠です。バッテリーが上がってしまうと、ハイブリッドシステムが作動しないので車を動かせなくなります。

 

もしこのような状態になってしまったら、すぐに業者に連絡して対応してもらいましょう。

 

5・自動ドアロックやサイドミラーの動きが悪くなる

バッテリーを変えるタイミングのひとつが、自動ドアやサイドミラーの動きが悪くなったときです。普段プリウスを運転している方なら、この変化は気付きやすいでしょう。「キーバッテリー残りわずかです」という表示が出て、電子キー側の電池を変えてもメッセージが消えない場合は、バッテリーを疑った方が良いでしょう。

 

他にも、スマホが充電できなくなるという症状が出ます。違和感を覚えたら、バッテリーを交換するタイミングです。

 

6・バッテリー液が濁る

バッテリー液が濁ったり、減りが早くなったりする場合も、バッテリー交換のタイミングです。バッテリー液は、精製水を使っているので本来透明です。しかし、バッテリーが劣化していると茶色く濁ります。

 

変えるタイミングかどうかを知りたいときは、バッテリー液を確認してみるのもひとつの手段です。しかし、危険なものなので、直接触ることや顔を近づけることは避けましょう。

 

7・READYと表示されない

バッテリーを交換するタイミングのひとつが、READYと表示されないときです。READYを簡単に説明すると「走り出せます」という意味です。普段つくインジケーターがつかない場合は、バッテリー劣化がひとつの原因として考えられます。

 

普段は点灯されることが当たり前なので意識しないかもしれませんが、READYが表示されないと気付いたら、早めにバッテリーを確認しましょう。他の原因も考えられるので、プロに点検してもらうのがおすすめです。

 

8・充電警告灯が点灯

充電警告灯が点灯した場合は、すぐにバッテリーを変えましょう。

このランプが点灯したときは、バッテリーに充電できていないので、いつ車が停止してもおかしくない状態です。バッテリー劣化以外の理由も十分に考えられるので、安全な場所に停車をして、業者に連絡をするか、加入している保険会社に問い合わせましょう。

 

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プリウスPHVの補機用・駆動用バッテリーを換える方法

プリウスPHVの駆動用バッテリーの交換費用とは?補機用についても解説

プリウスPHVの補機用・駆動用バッテリーを換える方法としては、「カーディーラー」「カー用品専門店」「セルフ交換」の3つがあります。それぞれメリットとデメリットがあるため、自分がどの方法に合っているかを確認しましょう。

 

ここでは、プリウスPHVの補機用や駆動用バッテリーの交換方法について解説します。

 

交換費用は高い傾向のカーディーラー

バッテリー交換方法のひとつは、トヨタのディーラーに依頼することです。万が一、バッテリー交換後に問題が起こった場合も問い合わせやすいのも、ディーラーでバッテリー交換をおこなうメリットでしょう。

 

しかし、ディーラーに依頼すると、価格が高くなる傾向にあります。プリウスの補機バッテリーを交換するには、2万円後半~4万円がバッテリー代としてかかり、さらに作業工賃が別途必要になります。

 

まずディーラーでバッテリー交換を考えている場合は、担当者に問い合わせて見積もりを出してもらうことがおすすめです。

 

整備環境のあるカー用品専門店

カーショップで、バッテリー交換をおこなうのもひとつの方法です。500円台の工賃でおこなってくれるお店もあります。しかし、インターネットショッピングでバッテリーの値段を確認すると、カーショップの半分の価格で販売されていることが多いです。

 

また、補機バッテリー交換はカーショップでおこなってくれますが、駆動バッテリー交換をおこなえるところはほとんどありません。そのため、駆動バッテリーはディーラーでの交換がメインとなります。

 

知識がある人はセルフで交換

車について詳しい方は、自分でバッテリー交換をおこなっても良いでしょう。材料費だけで済むので比較的安く済みます。

 

ただし、知識がない人がおこなうのはとても危険です。最悪の場合、ナビのロックがかかったり、スマートエントリーでドアキーの解除が出来なくなったりとディーラーに頼むことになります。複雑な配線とバックアップを取るなど、さまざまな工程を自分でおこなわないといけません。

 

さらに、感電してしまうリスクもあります。自分でバッテリーを交換するのに不安がある方は、無理をせずディーラーやカーショップに依頼しましょう。

 

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プリウスPHVの駆動用バッテリー交換費用を抑えるには?

プリウスPHVの駆動用バッテリーの交換費用とは?補機用についても解説

バッテリーには寿命があり、いわゆる「消耗品」に該当します。将来的には必ず交換しなければならなくなるものなので、「どうにか交換費用を安く抑えたい」と考えている方も多いでしょう。

 

出費を抑えたい場合は、トヨタのサービスの活用や、自分で購入するなどの方法を検討してみましょう。ここでは、プリウスPHVの補機用や駆動用バッテリー交換費用を安くする方法について詳しく解説します。

 

トヨタのメーカー保証を使う

トヨタの保証を使用すると無料でバッテリー交換ができます。しかし、利用するには条件があります。バッテリー交換が無償でできるのは、新車から5年間または10万km走行時点のいずれかの早い方までに駆動エンジンが不調をきたし、取り換える必要がある場合です。

 

つまり、この保証は駆動エンジンが保証期間内に問題が起こった場合のみ使用できます。中古で購入した場合は、その対象から外れている可能性もあるので、走行距離と年式を確認しましょう。

 

「保証がつくしプラン」を使う

トヨタ公式の「保証がつくしプラン」に加入するのも、バッテリー交換を安くおこなう方法です。メーカー保証終了後に、何かあったときのための保険です。

 

先ほど、トヨタのメーカー保証は5年で切れてしまう旨をお伝えしました。一方「保証がつくしプラン」に加入すれば、2年間保証を延長できます。走行距離に制限はありません。

 

ただし、車検時にのみ加入ができるので、タイミングによっては次の車検まで待たなくてはいけません。万が一に備えて加入するのがおすすめです。

(参考: 『保証がつくしプラン』)

 

自分で購入する

自分でバッテリーを購入するのも、交換料金を抑える方法です。先ほど自分でおこなうのは危険だと述べました。そのためおすすめなのは、バッテリーを購入する作業までを自分でおこない、交換作業はディーラーやカーショップに依頼することです。バッテリーは簡単にインターネットなどで購入でき、比較的安価なので費用を抑えられます。

 

自分で購入したバッテリーで交換をおこなってくれるかは、業者に前もって確認すると良いでしょう。

 

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プリウスPHVの中古車はネクステージで探してみよう

プリウスPHVの駆動用バッテリーの交換費用とは?補機用についても解説

プリウスPHVをお得に購入したい場合は、中古車がおすすめです。新車に比べて、購入後のトラブルに巻き込まれるリスクが高いため、なるべく信頼できる大手業者を利用しましょう。

 

全国展開しているネクステージは、プリウスPHVの在庫も取り扱っており、保証制度も豊富です。最後に、ネクステージの品揃えや保証などのサービスを紹介します。

 

プリウスPHV最新中古車価格

ネクステージでは、プリウスPHVの中古車を99万8,000円~399万9,000円で取り揃えています(2022年12月時点)。場合によっては、補機用や駆動用バッテリーの交換費用と、同じくらいの価格で購入できる可能性もあるでしょう。

 

ネクステージは、全国に200店舗以上を展開しており、幅広い在庫を取り揃えています。公式Webサイトでも全国の在庫を検索でき、そのまま見積もり依頼も可能です。商品の詳細ページからお気軽にお問い合わせください。

 

(参考:『プリウスPHV(トヨタ)の中古車一覧』

 

ネクステージの保証も充実

ネクステージは、お客様のカーライフに寄り添うサービスを目指しています。アフターサポートにも万全を期しており、さまざまな保証を用意しているため、購入後にもし何かあった際もスムーズに対応可能です。

 

ネクステージで販売する車には、国産車・輸入車問わず、無料保証が付帯しています(年式や走行距離などの条件あり)。メンテナンスパック付きの「サービスサポート」や、低年式車にも適用できる「Nextageサポート」などの有料保証も充実していますので、お気軽にご相談ください。

 

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まとめ

プリウスPHVの駆動用バッテリーの交換費用とは?補機用についても解説

プリウスPHVは、トヨタのプラグインハイブリット車として、高い人気を誇ります。優れた燃費性能を持つ一方で、補機用や駆動用バッテリーを交換しなければならないリスクもあるため、注意しておきましょう。

 

バッテリーの交換費用は高額になりやすいため、そのタイミングで中古車に乗り換えるのもおすすめです。ネクステージは、Webサイトから在庫を検索でき、簡単に見積もり依頼もできます。中古車選びに迷っている方は、ぜひお気軽にご利用ください。

 

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