おすすめのSUV 15選!特徴や種類と魅力についてもご紹介
SUVの人気が高まっている中で、購入検討のために車種を比較したいという方もいるのではないでしょうか。
SUVはサイズや機能などがさまざまで、車種の比較にはSUVというカテゴリーに理解を深めることが重要です。SUVの種類を知り、メリット・デメリットも理解すれば、用途や好みに合った車種の選択ができます。
デザイン性・機能性共に優れた車種は豊富にあります。ネクステージではさまざまな車種を取り扱っており、お得に購入できます。そこでこの記事では、SUVの特徴や種類に加え、おすすめ車種15選についてもご紹介します。
※目次※
・現在ではクロスオーバーSUVとクロスカントリー車が主流
・SUVは軽自動車規格に収まる車種からオフロード向きのたくましい車種まで幅広く、用途によって選択が分かれる
・SUVのデメリットといえる面はメリットの裏返しであり、SUVらしさが人気を生む
SUVの特徴
近年ではSUVの人気が高まっており、さまざまなニーズに合うモデルが豊富に販売されています。オンロード向きの都会派SUVからオフロード向きの本格派クロスカントリー車までを含む、SUVというカテゴリーの定義や見分け方を確認しておきましょう。
SUVとは
「SUV」は、スポーツ性能の高い車の総称です。広いラゲッジスペースや悪路走破性の高さが特徴的で、レジャーシーンやオフロードにも対応します。
SUVのカテゴリーの由来をたどるとアメリカに行き着きます。元々はピックアップトラックの荷台にハードカバーを被せ、居住・荷室空間を作った車のことを指していました。現代では「クロスカントリー車」や「クロスオーバーSUV」など、SUV風の外観をした、スポーツ性能の高い車を幅広く含むカテゴリーです。
SUVの見分け方
SUVは大きなタイヤを装備しており最低地上高が高く、ボンネットがあってリアはハッチバック型です。SUVはピックアップトラックにルーツがあるため、背の高いステーションワゴンのような外観をした車種もあります。
オフロード走行を前提とした角張った4WD車もあれば、セダンやコンパクトカーをベースに最低地上高を高くし、荷室を延長したタイプもあります。立体感のあるフロントフェイスや、エッジの効いた大きくがっしりしたボディもSUVらしいといえるでしょう。
SUVの種類
SUVというカテゴリーは「SUVらしい」車種の総称として定着してきた歴史があり、現在の主流はクロスオーバーSUVとクロスカントリー車です。SUVはサイズによってコンパクトSUV、ミドルサイズSUV、ラージサイズSUVに分類され、軽自動車規格に収まる車種は軽SUVと呼ばれます。
クロスオーバー
クロスオーバーSUVは、現代のSUVで主流となっているタイプです。セダンやコンパクトカーなどをベースに、SUVらしいデザイン性や悪路走破性などを備えます。
レジャーシーンやオフロードに対応するラゲッジスペースや足回りを備えつつ、オンロード性能や街乗りに映えるデザイン性も兼ね備えるタイプが一般的です。
ただし、クロスオーバーSUVは他の多くの車と同様、ボディに車の骨組みの機能を持たせたモノコック構造を採用します。軽量化や走行安定性も意識された設計ですが、ダメージを受けると車体全体がゆがむため、本格的なオフロード仕様ではありません。
クロスカントリー
クロスカントリー車はオフロードでの走行を前提とした車で、略して「クロカン」や「クロカン車」とも呼ばれます。重く頑丈なラダーフレーム構造で、4WDや副変速機を採用するなど、岩場でもタフに走破できる設計です。
クロスオーバーSUVでも4WD仕様車は多いものの、川を渡れるほどの走破性はクロスカントリー車ならではといえます。直線的で角張ったデザインの車種が多く、都会的ではなくとも、個性的なエクステリアは人気を集める要素のひとつです。
軽SUV
軽SUVは軽自動車規格に収まる小型のSUVです。軽自動車でありながらSUVらしいデザイン性や足回りを備え、直線的なフォルムを生かして居住・荷室空間も広々としています。
スズキ ジムニーのようなクロスカントリー車もあれば、かわいいフェイスのクロスオーバーSUVもあり、近年人気が高まっているカテゴリーです。小型ですがスポーツ性能は高く、幅広いシーンに対応する上、維持費も安く済みます。
コンパクトSUV
コンパクトSUVはSUVをサイズ別に見たカテゴリーのひとつで、SUVの中のコンパクトカーに当たります。
車格は欧州におけるBセグメントという分類に属し、軽SUVよりは大きいものの、道幅の狭い市街地でも取り回しが良いコンパクトなサイズ感です。運転しやすいサイズ感でありながら積載性や走行性能は高く、日常的な使い勝手が良いため、幅広い層に人気が高いカテゴリーとなっています。
ミドルサイズSUV
ミドルサイズSUVはコンパクトSUVより大きく、ミドルクラスセダンのようなサイズ感のSUVを指すカテゴリーです。
車格は欧州におけるCセグメントに当たり、コンパクトSUVほど小回りは効きませんが、走行性と居住性を両立した車種が多くなっています。高速安定性やオフロード性能の高い車種も多く、ロングドライブの快適性やレジャーシーンでの使用感は優秀です。
ラージサイズSUV
ラージサイズSUVはミドルサイズSUVより大きく、日本市場で最も大きなSUVを指すカテゴリーです。本格的なオフロード仕様のSUVもあれば、ラグジュアリーな室内空間やエクステリアが魅力的な都会派SUVもあります。
かなり大きなサイズであるため、道幅の狭い市街地には向かない場合もありますが、スペックやステータス性の面で優秀です。3列シート仕様のモデルであれば、ミニバン以上のスポーツ性能のファミリーカーとしても使えます。
SUVのメリットとデメリット
SUVは足回りやサイズに特徴があり、好き嫌いやメリット・デメリットが生じやすいといえます。しかしデメリットといえる面の多くはメリットとして活用できることが大半で、この点はSUVらしい個性です。SUVを納得して購入するために、メリットやデメリットについて見ていきましょう。
デメリット
SUVは大きなタイヤを装備して最低地上高が高いため、やや乗降がしにくい点がデメリットです。全高も高く、立体駐車場に駐車できない場合もあります。大型の車種を選ぶ際には、日常的に立体駐車場を利用するのかどうかが重要なポイントです。
最低地上高や全高の高さは、高速走行時の安定性において不利な場合もあります。大型のSUVでは全幅・全長もあるため、道幅の狭い市街地では運転しにくい場合もあるでしょう。
大きく重いボディを動かすために大排気量のエンジンを積むケースが多く、空気抵抗も大きいため、燃費が悪化しやすいこともデメリットです。ボディの重さはタイヤの消耗も早めます。さらに、任意保険の金額が高めになり、維持費がややかさむ傾向です。
メリット
最低地上高の高さは乗降時にはデメリットになりえますが、走行時にはメリットにつながります。段差や障害物を乗り越える際に車体を傷つけにくい上、アイポイントが高くなるため、オフロードでもオンロードでも視界は良好です。
クロスオーバーSUVでは市街地や高速道路での走行性能を高めた車種が多く、車体の軽量化や空力特性の向上なども追求しています。最低地上高が高いハッチバック型であるため、車体後方の空間が狭くてもハッチバックドアを開きやすい点もメリットです。
ボディの大きさは居住・荷室空間の広さにつながり、ロングドライブでも快適です。広いラゲッジスペースは買い物にもレジャーにも活躍するでしょう。
おすすめのSUVをご紹介!
多種多様なSUVが販売されている中で、日本市場では国産SUVに人気が集中しています。日本の道路事情に合う小型のSUVや、オンロードでの快適なドライブ性を追求したモデルなど、車種によって特徴はさまざまです。豊富なラインアップの中から、人気の高いおすすめSUV15選を見ていきましょう。
日産:エクストレイル
2013年発売の3代目が最新モデルの日産 エクストレイルは、オンロード向きのインテリジェントな安全機能が魅力的といえるミドルサイズSUVです。
コーナリング安定性向上システム、車体振動抑制システム、電子制御4WDなど、ファミリー向けとしても安心な機能性を誇っています。ミドルサイズSUVだけに広いスペースも特徴で、後席と荷室は多様な用途にアレンジが効きます。
大人気の車種で、ネクステージでは在庫が豊富です。2021年7月24日時点のラインアップでは、車両本体価格49万9,000円~299万9,000円までとなっています。
マツダ:CX-5
2017年発売の2代目が最新モデルのマツダ CX-5は、骨太で上品なエクステリア、インテリアや、ロングドライブでの快適性が魅力的といえるミドルサイズSUVです。
4WD仕様車では、路面状況に合わせて駆動力を自動制御する4WDシステム「i-ACTIV AWD」や、スタック脱出を補助する「オフロード・トラクション・アシスト」を搭載します。環境性能の高いクリーンディーゼル車が選べる点も魅力です。
2021年7月24日時点のネクステージでは、車両本体価格64万円~319万円までとなっています。
スバル:XV
2017年発売の3代目が最新モデルのスバル XVは、インプレッサをベースとして悪路走破性を高めたミドルサイズSUVです。
悪路からのスムーズな脱出をサポートする「X-MODE」や、下り坂での車速を安定させる「ヒルディセントコントロール」などを搭載します。高剛性と低重心を両立する「スバルグローバルプラットフォーム」の採用による、危険回避性能や衝突安全性能も魅力的です。
2021年7月24日時点のネクステージでは、車両本体価格69万9,000円~264万円までとなっています。
ホンダ:CR-V
2018年発売の5代目が最新モデルのホンダ CR-Vは、高級なインテリアや先進的な安全機能が魅力的といえるミドルサイズSUVです。
車両や歩行者を検知する「Honda SENSING」を標準装備し、2018年度の予防安全性能評価で最高評価の「ASV+++」を獲得しています。
5人乗り仕様車では大容量のラゲッジスペースを活用でき、ガソリン車では7人乗り仕様の選択も可能です。2021年7月24日時点のネクステージでは57万円から329万円ほどとなっています。
トヨタ:C-HR
2016年に日本仕様車が登場したトヨタ・C-HRは、エッジの効いた個性的なデザインが魅力的なコンパクトSUVです。
ドライバー優先のコックピットデザインで、後席を倒せばラゲッジスペースを拡張してレジャーにも対応します。世界的に人気が高いモデルであり、日本市場では2017年上半期SUV新車販売台数第1位を獲得したほどの人気車種です。
2021年7月24日時点のネクステージでは、車両本体価格149万9,000円~289万9,000円までとなっています。
ホンダ:ヴェゼル
3代目フィットをベースとして2013年に発売されたホンダ ヴェゼルは、居住・荷室空間が広く走行性能と燃費のバランスもよいコンパクトSUVです。
安全運転支援システム「Honda SENSING」を搭載し、コーナリング、悪路走破、ロングドライブを快適にこなす走行性能も備えます。2014年から2016年までの3年間と2019年にSUV新車販売台数第1位を獲得した、非常に人気の高い車種です。
2021年7月24日時点のネクステージでは、車両本体価格96万円~319万円ほどとなっています。
三菱:エクリプスクロス
日本市場では2018年に登場した三菱 エクリプスクロスは、フロントフェイスの「ダイナミックシールド」やクーペ風のフォルムが魅力的な、悪路走破性も高いコンパクトSUVです。
4WD仕様車には電子制御4WDシステム「S-AWC」を採用し、オンロード・オフロード問わず軽快なドライブが楽しめます。環境性能の高いクリーンディーゼル車の選択も可能です。
2021年7月24日時点のネクステージでは、車両本体価格154万9,000円~279万9,000円までとなっています。
スズキ:クロスビー
2017年発売のスズキ クロスビーは、一般的なコンパクトSUVより全幅・全長ともに大幅に短い、非常に取り回しのよい5ナンバーのコンパクトSUVです。
小型でありながら居住空間は広く、後席に大人3人が足を組んで座れるほどのスペースを確保しています。丸目でキュートなフロントフェイスでありながら、SUVらしい悪路走破性や高い燃費性能も兼ね備えた実力派です。
2021年7月24日時点のネクステージでは、車両本体価格129万9,000円~179万7,000円までとなっています。
スズキ:ハスラー
2020年1月発売の2代目が最新モデルのスズキ ハスラーは、軽トールワゴンにSUVらしさを加えた、小型でありながら悪路走破性も備えた軽SUVです。
直線的な構造で居住・荷室空間に無駄がなく、街乗りでもレジャーシーンでも快適にドライブを楽しめます。全車にマイルドハイブリッドを搭載しており、燃費性能が高い点も魅力といえます。4WD仕様車は、雪道や下り坂での走行性能が優秀です。
2021年7月24日時点のネクステージでは、車両本体価格64万9,000円~177万1,000円までとなっています。
ダイハツ:ロッキー
2019年に発売されたダイハツ ロッキーは、道幅の狭い市街地からレジャーシーンまで幅広く対応する、5ナンバーサイズのコンパクトSUVです。
大きなタイヤを装備しながら小回りが効きます。コンパクトボディでありながら居住・荷室空間が広く、ロングドライブも快適にこなします。ドライバー優先のコックピットデザインも魅力的です。
2021年7月24日時点のネクステージでは、車両本体価格146万9,000円~217万9,000円までとなっています。
トヨタ:ランドクルーザー
2007年のフルモデルチェンジから改良を続けているトヨタ ランドクルーザーは、クロスカントリー車の代表格であり、トヨタの最上級に位置するSUVです。
悪路走破性や耐久性の高さは世界的に高い評価を受けており、モータースポーツの世界でも厚い信頼を得ています。車高調整機能や4つのカメラで周辺状況を確認する「マルチテレインモニター」など、オフロード走行をサポートする機能が豊富です。
2021年7月24日時点のネクステージでは、車両本体価格199万9,000円~875万9,000円までとなっています。
スズキ:ジムニー
2018年発売の4代目が最新モデルのスズキ ジムニーは、軽自動車規格に収まる仕様でありながら、抜群の悪路走破性を誇るクロスカントリー車です。
ラダーフレーム、パートタイム4WD、機械式副変速機、3リンクリジッドアクスル式サスペンションなど、オフロード向きの機能性を追求しており、オンロードでの高い操縦安定性も備えます。軽自動車であるため維持費が安いことも魅力です。
2021年7月24日時点のネクステージでは、車両本体価格89万9,000円~249万9,000円までとなっています。
トヨタ:RAV4
2019年発売の5代目が最新モデルのトヨタ・RAV4は一度日本市場から姿を消しましたが、復活後は絶大な人気を誇っています。
たくましいボディに加え、オンロード・オフロード問わず快適な走行性能が魅力的といえるでしょう。事故を未然に防ぐ先進の予防安全機能を搭載し、環境性能の高いハイブリッド車も選択できます。また、新しく登場したPHVは発売と同時に生産ラインキャパシティを超える注文が殺到したため注文停止中です。(2020年8月現在)
2021年7月24日時点のネクステージでは、車両本体価格239万9,000円~549万9,000円までとなっています。
トヨタ:ハリアー
2020年6月発売の4代目が最新モデルのトヨタ・ハリアーは、エレガントなクーペフォルムやラグジュアリーなインテリアが魅力的な、デザイン性やステータス性を重視したミドルサイズSUVです。
街乗り向きの上質な仕上がりで、ハイブリッド車も選択できます。雨や雪道でも快適な走行性能を発揮しますが、基本的にはオンロード向きの仕様です。
2021年7月24日時点のネクステージでは、車両本体価格59万9,000円~519万9,000円までとなっています。
スバル:フォレスター
2018年発売の5代目が最新モデルのスバル フォレスターは、広く使いやすいラゲッジスペースや高い悪路走破性を備えたミドルサイズSUVです。
スタイリングや機能性はオフロード向きで、さまざまなレジャーシーンで活躍します。全高が比較的低めなことから安定感のある走行も特徴のひとつです。スバル車らしい高度な安全性能も魅力といえるでしょう。
2021年7月24日時点のネクステージでは、車両本体価格39万9,000円~339万9,000円までとなっています。
まとめ
SUVはサイズや機能性が多様で、オンロード向きの都会派SUVもあれば、オフロード向きの本格クロスカントリー車もあります。人気の高い車種は走行性能やデザイン性など、それぞれの魅力があるため、用途や好みに合う車種を選びましょう。
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