自動車の12ヶ月点検って何?車検との違いや検査内容を解説!

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自動車の12ヶ月点検って何?車検との違いや検査内容を解説!

 自動車の12ヶ月点検って何?車検との違いや検査内容を解説!

自動車の点検といえば車検を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、法定12ヶ月点検も安全のためには重要なものです。しかし、法定12ヶ月点検とは一体何なのか、どのような箇所の点検なのかよく分からないという方もいるのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、自動車の法定12ヶ月点検について詳しく紹介します。車検と法定点検との違いや検査内容についても解説するので、長く安全に自動車を運転するために、ぜひ役立ててください。

 

※目次※

1.自動車の12ヶ月点検って何?

2.その他法定点検の種類

3.12ヶ月点検を自分で行う方法

4.車に異常を感じたらプロに任せよう

5.まとめ

 

■POINT

・自動車の法定12ヶ月点検は罰則こそないが義務となっているため、実施しておくと安心!

・法定12ヶ月点検は自分でもできるが、少しでも異常を感じる部分があればプロに任せよう!

・ネクステージでは、国家資格を持った熟練の整備士による点検が受けられる!

 

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自動車の12ヶ月点検って何?

 自動車の12ヶ月点検って何?車検との違いや検査内容を解説!

自動車を安全に運転し続けるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。法律で定められた点検もいくつかあり、その中のひとつが法定12ヶ月点検です。

 

まずは、法定12ヶ月点検の概要を紹介します。法定12ヶ月点検のメリットや車検との違いについても解説するので確認しましょう。

 

法定点検とは

自動車を使用する人は、道路運送車両法に従って点検を実施する義務があります。これが、法定点検と呼ばれるものです。自家用車の場合は、法定12ヶ月点検と法定24ヶ月点検が該当します。

 

自動車は、無数のパーツで構成されている精密機械です。各パーツは、さまざまな外的要因などによって日々劣化が進みます。運転の頻度にかかわらず、適切なメンテナンスをしなければ経年による劣化は止められません。法定点検は、車を安全に運転し続けるために必要不可欠な要素といえます。

 

車検との違い

自動車の点検といえば、車検をイメージする方が多いのではないでしょうか。車検とは「自動車検査登録制度」のことで、自動車が公道を走るために欠かせないものです。自家用車を新車で購入した場合は基本的に初回のみ3年後、その後は2年ごとに車検を受けることになります。

 

車検は保安基準に適合しているかどうかを確認するための検査なので、自動車の安全性をチェックするという観点では、必ずしも十分な内容とはいえません。

 

これに対して法定点検は、自動車が安全に走れる状態にあるかどうかをチェックするための点検です。ただし法定点検を受けていても、車検を受けていない車はどれだけ状態が良くても公道を走ることができません。車検と法定24ヶ月点検をちょうど同時期に実施することで、車の安全性を保てるようにしています。

 

法定点検も日常点検も車使用者の義務

法定点検は義務となっていますが、実施しなかった場合の罰則は定められていません。しかし、基本的に2年に1回は車検を受ける必要があるため、24ヶ月点検だけは実施しているというケースも多いでしょう。

 

車検を受けていない車は公道を走れません。万が一車検を受けずに公道を走れば、免許停止処分になることもあるでしょう。

 

一方、法律上は、通常の自家用車については12ヶ月点検および日常点検も義務です。1年に1万kmも走れば、車の状態はかなり変わります。車検時以外にも、愛車のメンテナンスは小まめに実施しましょう。

 

法定点検のメリット

義務とはいえ罰則がないとなれば、法定点検を実施しないという方もいるかもしれません。しかし、法定点検を受けることには多くのメリットがあります。

 

まずは、万が一故障や不具合が発生した場合に、メーカーの保証を受けられる場合があることです。点検項目となっている部位に故障や不具合が起こった場合に受けられる保証は、法定点検の実施が条件となっていることが多くなっています。

 

また、点検項目である部位の故障や不具合が原因で事故が発生した場合には、運転者の法的な責任が軽くなりやすいこともメリットです。

 

さらに、定期的にメンテナンスしている事実を「点検整備記録簿」に記載していれば、自動車を下取りや買取に出す際に査定価格が上がりやすくなります。

 

法定12ヶ月点検の内容と費用

法定12ヶ月点検は軽自動車を含む自家用車が対象で、26の検査項目があります。主に安全性と快適性を重視した点検で、エンジンルームや足まわり、ブレーキペダルなどが点検対象です。

 

費用は、自動車の大きさと点検を依頼する店舗によって異なります。例えば、ディーラーに法定12ヶ月点検を依頼する場合、1,000cc~1,500ccの自動車ならば1万円~1万6,000円が目安です。排気量が大きい自動車は、その分費用も高くなります。また、修理が必要な部位が見つかった場合は、修理費用が加算されるので注意しましょう。

 

法定12ヶ月点検の検査内容

法定12ヶ月点検の検査では、パワーステアリング装置やブレーキペダル、駐車ブレーキ機構、ホース・パイプ、マスタシリンダ、ホイールシリンダ、ディスクキャリパなどが対象です。さらに、ブレーキドラムやブレーキシュー、ブレーキディスク、ブレーキパッドの点検も実施します。

 

ホイールやクラッチ、トランスミッショントランスファー、プロペラシャフト、ドライブシャフトも点検項目です。また、点火装置やバッテリー、エンジン本体、潤滑装置、冷却装置、エグゾーストパイプ、マフラーなども含まれています。

 

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その他法定点検の種類

 自動車の12ヶ月点検って何?車検との違いや検査内容を解説!

道路運送車両法に明記されている法定点検は、法定12ヶ月点検以外にもいくつかの種類があります。それが、「法定24ヶ月点検」「法定3ヶ月点検」「法定6ヶ月点検」です。ここでは、それぞれの法定点検について詳しく紹介します。車種によって必要な点検が異なるので、事前にチェックしておきましょう。

 

法定24ヶ月点検

法定24ヶ月点検は、軽自動車を含めた自家用車が対象です。検査内容は、12ヶ月点検の26項目に30項目を加えた56項目となっています。2年経つとパーツの劣化が進むため、より詳細なチェックが求められるのが特徴です。例えば、サスペンションの緩みやショックアブソーバーの損傷、デファレンシャルのオイル漏れのチェックなどが挙げられます。

 

法定点検24ヶ月点検は、2年に一度の車検時に合わせて実施するのが一般的です。公道を安全に運転するために必須といえるでしょう。

 

法定3ヶ月点検

事業用の車に義務付けられているのが、法定3ヶ月点検です。バスやタクシー、トラック、レンタカーなどが事業用の車に該当します。検査項目は、事業用の車や自家用の大型トラック、乗用車以外のレンタカーの場合で50項目です。被牽引自動車の場合は20項目となり、項目数は車種によって異なります。

 

法定3ヶ月点検を実施しなかった場合には、道路運送車両法違反となり罰金が科せられるので注意が必要です。罰則が定められている点は、法定12ヶ月点検や法定24ヶ月点検との大きな違いといえます。

 

法定6ヶ月点検

法定6ヶ月点検は、乗用のレンタカーおよび自家用の中小型トラックが対象です。22項目が対象となる法定6か月点検は、自家用車に比べて積載量が多い車や走行距離が長くなりがちな車、不特定多数の人を乗せる車が対象となります。

 

一般的な自家用車に比べると、これらの車は万が一事故が発生した場合の被害が大きくなりやすいため、短いスパンでの点検が必要です。

 

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12ヶ月点検を自分で行う方法

 自動車の12ヶ月点検って何?車検との違いや検査内容を解説!

できることなら、自分で法定12ヶ月点検を行いたいと考える方もいるのではないでしょうか。一般的にはディーラーや整備工場、ガソリンスタンドで受ける法定12ヶ月点検ですが、自分で実施することも可能です。ここでは法定12ヶ月点検を自分で行う方法を紹介します。

 

12ヶ月点検は自分でもできる

法定12ヶ月点検は、車検のように期日が定められているわけではありません。車検の日から1年を目安として、前後1ヶ月あたりに実施するのが一般的です。

 

法定24ヶ月点検は車検とセットになる場合がほとんどなので、プロの整備士にお任せするケースが多いでしょう。一方、法定12ヶ月点検は検査項目も少なめなので、自分で実施するという方もいるかもしれません。

 

ただし、ある程度の自動車の知識を持ち合わせていないと、十分なチェックができない場合もあるでしょう。法定12ヶ月点検は自動車を安全に使用するために不可欠なので、自信がない場合はプロに任せたほうが安心といえます。

 

12ヶ月点検を自分で行う方法

法定12ヶ月点検を自分で行う場合、まずは検査項目を把握する必要があります。その上で点検部位の状態をチェックして、問題がないかどうかを判断していく流れです。

 

たとえば消耗品であるバッテリーは、液が「UPPER」と「LOWER」の間まで入っているかどうかを目視でチェックします。量が分かりにくい場合には、車体を少し揺らしてみるといいでしょう。メンテナンスフリーのバッテリーであっても寿命があるため、きちんと確認することが大切です。

 

同じ要領で、冷却水の量も「FULL」と「LOW」の間まで入っているかどうかチェックしましょう。

 

このように対象となる項目を順番にチェックしていきますが、オレンジ色に塗装されている部位は高電圧となっているため触れないようにします。注意書きのある部位も、不用意に触れるとけがをしてしまう可能性があるので気を付けましょう。特に、ハイブリッドカーの場合は高電圧部位が多いため、細心の注意を払います。

 

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車に異常を感じたらプロに任せよう

自分でもできる法定12ヶ月点検ですが、少しでも自動車に異常を感じたらプロに点検してもらうことが大切です。

 

いつもとは異なる音や臭い、振動などがしたら、何かしらの異常があると考えておくと安心です。これらの異常の原因を見つけられずそのままの状態で運転していると、故障や事故が発生する可能性もあります。自分で点検整備することに少しでも不安がある場合は、ぜひ販売店などで相談してみてください。

 

ネクステージでも、法定点検が受けられます。国家資格を有するプロの整備士が、丁寧かつスピーディーに点検するので安心です。法定12ヶ月点検の時期が近くなったら、ぜひネクステージで点検をご予約ください。

 

まとめ

 自動車の12ヶ月点検って何?車検との違いや検査内容を解説!

自動車は便利ですが、適切に走行できなければ思わぬトラブルに見舞われる場合もあるので注意が必要です。自動車を安全に運転するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。また、自動車は信頼できる業者から購入することも大切なポイントです。

 

ネクステージでは、安心安全な車の購入だけでなく、丁寧なメンテナンスが受けられます。アフターサポートに自信があるネクステージで点検を受ければ、自動車の安全性をより高めることができるでしょう。大切な家族を乗せることもある自動車の法定点検は、ネクステージへご相談ください。

 

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