【一人暮らしの方向け】車のローンの選び方と車購入時のポイント
車の購入を検討するときは、同時にローンを組むことを考えている方も多いでしょう。特に一人暮らしの方は、生活費との兼ね合いを考えて車の購入を検討しなければなりません。車をもてるか不安になっている方もいるのではないでしょうか。
今回は一人暮らしの方に向けて、ローンの種類やローンを組むかどうかの判断材料といった車を購入する際に役立つ情報を紹介します。賢くローンを組めば一人暮らしの方でもお気に入りの一台を見つけることができますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
1. 車のローンをうまく利用すれば一人暮らしでも車をもつことは可能
5. 車のローンだけじゃない！一人暮らし生活費から捻出する車維持費用
6. 一人暮らしの方が車のローンを利用して手に入れるのにおすすめの車種BEST3
7. 車のローンの負担を減らしたい方は中古車を検討するのがおすすめ！
・一人暮らしの方でも車は買える！ローンをうまく利用して賢く車を手に入れよう
・車の購入は購入資金以外に維持費がかかることを知ろう！初めての購入は親しい人や車に詳しい人に相談する
・一人暮らしの方には新車ではなく、購入資金が抑えられる中古車がおすすめ！
車のローンをうまく利用すれば一人暮らしでも車をもつことは可能
車があると行動の幅が広がり、プライベートはもちろん仕事でも役立つことがあるので購入を検討されている方は多いでしょう。しかし、車は1台数百万円することもあります。多くの人にとって思いつきで買えるものではありません。
特に一人暮らしをしている方は、生活費などの出費もあるので車の購入費用を捻出するのはより難しいといえるでしょう。しかし、ローンなどをうまく利用することで、一人暮らしの方でも無理なく車を購入することができます。車を購入したいときはまず、生活にかかる費用の見直しから始めてみることがおすすめです。
一人暮らしで車のローンを利用するかどうかの判断材料
車は新車で購入するとなると数百万円するものも多いので、一括で支払いをすることは難しいでしょう。そのため、多くの方がローンの利用を検討します。
ここで、ローンを使うかどうかを判断する材料について確認しましょう。車の購入は人生の大きな分岐点になることもあります。判断材料をもとにしっかり検討して購入計画を立てましょう。
奨学金など返済しないといけないお金の有無
奨学金の支払いがどれくらいあるかは、ローンを利用するかどうか重要な判断材料になります。奨学金の支払いが残っており、毎月支払いをしている方はローンを組んだ際に月の支出が多くなりすぎないか注意が必要です。
また奨学金には金利が発生するものもあります。一括で車を購入するお金があった場合もローンと奨学金の金利をしっかり計算して、安くなる方にまとまったお金を投下したほうがお得です。
車以外の支出が多いかどうか
ローンを組むと毎月の支払いが発生します。現状の生活で支出が多い方はローンを組むことで、生活を圧迫してしまうこともあるでしょう。まずは支出を抑えることが可能なのかを検討し、ローンを支払いができるだけの余裕を作れるか調べることをおすすめします。
もし支出を減らすことが難しければ、今すぐローンを組むことはやめておいたほうがよいでしょう。
預貯金がどれだけあるか
預貯金が車の購入価格より多くある場合は、ローンを組んで購入するより安く購入することができます。なぜなら、ローンには金利が発生するからです。
預貯金に余裕がある人は、ローンを組まずに一括で購入をしたほうがお得です。しかし、預貯金がない場合だけでなく、購入価格ぎりぎりの残高しかない場合も、ローンを組んだほうが無理はないでしょう。預貯金をすべて使ってしまうと、何かあったときに対応できません。
車が必要な理由ができたかどうか
ローンを組むかどうか判断するうえで、車が本当に必要かどうかを検討することも重要になります。ローンを組むということは借金を作るということです。これから数年に渡って返済が付きまとうことも考えて、返済計画を立てましょう。
気軽にローンを組むのではなく、お金を借りてまで買わなくてはいけない事情があるのか、車を購入する理由についてもしっかり考えることが重要です。
一人暮らしの方必見！車のローンの種類について
一言にローンといってもさまざまな種類があります。ローンの種類によってメリット・デメリットもあるので、自分に合ったローンはどういうものなのかを判断して利用することが重要です。
ここからは、一人暮らしの方にもおすすめの自社ローン・銀行ローン・残価設定ローンの3つを紹介します。しっかりチェックして自分に合ったローンを組みましょう。
販売店が用意している自社ローン
自社ローンとは、販売店が独自に設定しているローンです。一般的なローンでは信販会社や保証会社が間に入って、購入者の信用調査を行います。しかし自社ローンの場合は、信用調査も販売店が独自に行い分割支払いを認めるローンです。
販売店が独自に行っているので、審査にとおりやすい傾向です。しかし、金利がないので安く車を購入できるように見えても、購入価格に金利分も組み込まれている場合や支払いが滞った場合に車を差し押さえるなど、支払いに自信がない方にはおすすめできないというデメリットがあることも理解しておきましょう。
銀行が用意しているローン
銀行のローンとは、銀行をはじめとした金融機関を利用したローンです。銀行では信用調査を慎重に行うため、審査が厳しく通りにくくスピード感もありません。
一方で金利が安く、ローン返済の中では安く車を購入することができます。また、給与口座と同じ銀行を使えば優遇措置をしてくれる場合もありお得です。
金融機関は信用金庫、信用組合、労働金庫、JAバンクや、都市銀行、地方銀行など種類がさまざまなのでサービスも異なります。そのため、自分に合った銀行を探すことができるというメリットがあることを覚えておきましょう。
手軽に新車が乗れる残価設定ローン
「新車で乗りたいけれど車の購入価格を抑えたい」という方におすすめが、残価設定ローンです。比較的新しいローンの形で、手軽に新車に乗ることができると人気が高まっています。
なぜ購入価格を抑えることができるのかというと、車を数年後に返却することを前提に購入するからです。返却をすることで、販売店も中古で車を販売するなど利益を出すことができます。購入した車が数年後にどれくらいの市場価値になるかを予測し、その分値引きしてもらえる仕組みです。
購入した車が気に入って、返却したくないという場合は乗り続けることもできます。その場合は、値引きしてもらった分の金額の支払いが必要です。
一人暮らしで車のローンを利用する際に相談したい相手
初めて車を購入するという方にとっては、ローンを組むかどうかを決める判断材料が理解できても決断することは難しいのではないでしょうか。
後悔しないカーライフを過ごすためには、しっかりとした計画が必要です。自分だけで考えるのではなく周りに相談しましょう。ここでは、おすすめの相談相手について紹介します。
家族
初めて車を購入するなら、まずは家族に相談することをおすすめします。特に家族に車を購入した経験のある方がいる場合は、ぜひ意見を聞きましょう。
また学生の場合は自分でローンを組めないこともあります。組めても保証人が必要な場合が多いので親への相談することがおすすめです。また、奨学金を使っていてローンを組む場合は親に相談しておかないと、のちに揉めることになる可能性もあります。
車の購入に慣れた方
車の購入に慣れている方に相談するのもおすすめです。場数を踏んでいるかどうかで大きな差が出る場合があります。慣れている方に相談し、車購入での気を付けるポイントや失敗談などを聞くことで失敗を防ぐことができるでしょう。
ローンを組む場合は、返済計画についてもしっかり立てる必要があります。購入後の流れなどもしっかり相談しておくとよいでしょう。
ファイナンシャルプランナー
先ほども話した通りローンを組むということは、借金を作るということになります。借りたものは返す必要がありますので、しっかりとした返済計画が必要です。無理な返済計画は、自分の首を絞めて生活を苦しくします。
そうならないために、お金のプロであるファイナンシャルプランナーに相談することもおすすめです。車購入をきっかけに人生のマネープランを見直してもよいでしょう。お金を支払ってでも相談する価値のある相談相手なので相談してみてください。
車販売業者
車販売業者に直接相談することもおすすめです。車の専門業者なので、車を購入したときの手続きから購入後の流れまで詳しく把握しています。さまざまなローンについても経験されているので、自分にどのローンが合っているのか相談するのもよいでしょう。
ネクステージなら、全国に販売店があるので気軽に相談に行けます。経験豊富なスタッフが対応してくれるので、一度相談に行ってみてもよいでしょう。
車のローンだけじゃない！一人暮らし生活費から捻出する車維持費用
車を所有することで発生する支出は、購入にかかる費用だけではありません。車には必ず維持費が発生し、購入前より毎月の支出が増えることを知っておきましょう。一人暮らしの場合は生活費から捻出しないといけないので、ローンの支払いだけではなく維持費をかける毎月の余裕も必要です。
ガソリン代
車を動かすにはガソリンなどの燃料が必要不可欠です。ガソリン代は維持費として多くの部分を占めることを知っておきましょう。近年はガソリンが高騰していることもあり、毎月の支払いが高くなってしまう場合もあります。ガソリン代の場合はどれくらい利用したかによって変わるので、ある程度余裕を見てお金を用意しておくことが必要です。
ガソリン代を押さえたい場合は、燃費のよい車を選ぶようにしましょう。車の購入価格は上がってしまっても、ハイブリット車ならガソリン代を抑えることができます。
車に関する税金
車を購入すると環境性能割・自動車税（種別割）・自動車重量税という税金を納める義務が発生します。税金の支払いが滞ると差し押さえされてしまう場合もありますので、注意が必要です。
環境性能割は自動車を取得する際にかかります。この税金は取得時に１回かかるのみの税金なので、購入価格と一緒に考えておけばよいでしょう。自動車税（種別割）と自動車重量税は所有している間は定期的に発生します。
自動車税（種別割）、毎年４月時点で所有している車の排気量によってかかる税金です。自動車重量税は車検のタイミングで支払います。
車検代
車は定期的に車検を受ける必要があり、車検をとおさないと公道で車を使用することができません。車検は一部の車両を除いて、新車登録時から３年以降は２年ごとに受ける必要があります。車検は販売店や修理工場などで行ってもらうことができますが、１回数万円から数十万円の費用が必要です。
検査の結果故障が見つかった場合は、公道で走るために修理が必要になります。当然修理費用を払う必要がありますので、高額になる場合もあることを知っておきましょう。
タイヤなどのパーツにかかる費用
車はさまざまなパーツからできている精密機械です。そのため、部品がひとつ故障しているだけでも大きな問題が起きる場合があります。パーツの中には消耗品も多数あり、消耗するパーツは定期的な交換が必要です。すぐ交換が必要になるというものはありませんが、コンスタントな出費があると認識しておきましょう。
たとえばタイヤであれば、数年に1回は変えておかないとすり減ってパンクしてしまいます。走行中に急にパンクするとハンドルをとられて、重大な事故につながる可能性もありますので定期的なチェックが必要です。
毎月の駐車場料金
車を購入したら、当然駐車しておく場所も用意しておかなければなりません。単身用の集合住宅に住んでいる場合は集合住宅内にある駐車場の確保や周辺の駐車場の用意が必要です。
エリアにもよりますが毎月数千円から数万円の出費が発生します。購入する前に自宅周辺の相場や空き情報を調べておきましょう。また、賃貸マンションと同じで最初に２か月分の料金が必要な場合や更新費が必要な場合もあります。
一人暮らしの方が車のローンを利用して手に入れるのにおすすめの車種BEST3
初めて車を購入する方や急に車が必要になったという方は、自分に合った車が分からないという方も多いでしょう。ここでは、一人暮らしの方がローンを利用して購入するのにおすすめの３台を紹介します。用途によっておすすめの車は変わってくるので、ぜひ参考にして自分に合った最高の一台を見つけてください。
女性からの人気を集めているミライース
ミライースはとてもコンパクトな車なので、とても扱いやすく小回りが利きます。運転があまり得意ではない女性の方や、街乗りで狭い道をよく利用するという方におすすめです。
カラーリングは定番のホワイト・グレー・ブラックはもちろん、イエローやブルーなどのポップカラーの設定もあります。
（参考：『ミライース（ダイハツ）の中古車一覧』)
燃費のよさから人気を集めているフィット
フィットの魅力は何といっても燃費のよさで、最新モデルはJC08モードで38.6km/Lとなっています。ガソリン代を抑えたいという方にぜひおすすめしたい1台です。
カラーリングも豊富なので男女問わず人気の高いことも特徴といえるでしょう。安全機能もしっかりとついているので安心して運転することができます。
（参考：『フィット（ホンダ）の中古車一覧』)
PRホンダ フィットの中古車
※価格は支払総額
スポーティな走りを求めるならスイフトスポーツ
スポーツと名乗るだけあって、スイフトスポーツは走行性能がとても高くドライブが楽しくなる車となっています。スポーツタイプの車は高額な傾向ですが、この車は比較的お手頃な価格です。
ドライブが好きでさまざまなところに出かけたいという方はもちろん、街乗りの走行性もよいので、運転が好きな方におすすめします。
車のローンの負担を減らしたい方は中古車を検討するのがおすすめ！
車は高額なので、ローンを組んでも毎月の支払いは高額になる場合もあります。ローンの負担額を減らしたい場合は、中古車購入を検討することがおすすめです。新車価格だと数百万円になることもありますが、中古車なら数万円程度で購入できる格安車もあります。
車のローンを組むことに抵抗がある方は、まずは手の届く範囲で購入するのもひとつの手です。中古車といっても状態がよいものもたくさんあるので、探してみるとよいでしょう。
まとめ
車を購入するときに多くの方は、ローンの検討をする方も多いでしょう。ローンにも、販売店ローン・銀行ローン・残価設定ローンなどさまざまな種類があり、購入する人によっておすすめのローンも変わってきます。
車の購入を検討するときは、ローンだけではなく維持費が必要であることを忘れてはいけません。特に一人暮らしの場合は生活費と維持費のバランスも重要です。毎月の支払いに無理が出ないように、余裕のあるローンを組むことをおすすめします。ローンの負担を下げたい方は中古車もおすすめです。
ネクステージでは多様な車種を用意して、最高の一台を見つけるお手伝いをさせていただきます。一人暮らしの方のライフスタイルに合った車選び、ローンの利用方法のアドバイスも行っておりますので、ぜひ一度ご相談ください。
