車のローンにボーナス払いを併用できるの?仕組みやシミュレーションをご紹介
車をローンで購入しようと考えている方は多いのではないでしょうか。ローンには幾つかの種類があり返済方法も選択できます。ローンを組むということは、契約期間中ずっと月々の決まった返済額を支払わなくてはならないということです。
家計とのバランスを考えてどのような返済方法が良いのか検討することが必要です。勤務先にボーナス制度があれば、ボーナス払いを併用する選択肢もあります。ボーナス払いの仕組みやシミュレーションをご紹介します。自分の収入やライフプランに合った返済方法を検討しましょう。
※目次※
6.車のローンにお悩みならネクステージの中古車を検討しよう!
・車のローンにはボーナス時に支払額を増額するボーナス併用払いという返済方法がある
・返済シミュレーションを行ってボーナス併用払いを選択するか決定しよう
・中古車購入を視野に入れるなら好きな車を余裕あるローン返済計画で購入できる
車のローン方法「ボーナス併用払い」の特徴
車だけでなく各種ローンで「ボーナス払い」という言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。通常ローン会社は返済方法として「均等払い」と「ボーナス併用払い」の両方を設定しています。どちらを選択するかで総支払額が異なることが大きな違いです。
ボーナス併用払いに焦点を当てて特徴を解説しますので、自分にはどの返済方法が良いのか考えてみましょう。
ボーナス併用払いとは?
「ボーナス払い」とは、その名の通り毎月の返済額に加えてボーナス月に一定額増額して返済する方法の事です。ボーナス時にまとまった金額を支払う設定により、毎月の返済額を低く抑えられるというメリットがあります。各ローン会社により多少の違いはありますが、年に1回又は2回のボーナス払いを選択可能です。
ボーナスは景気に左右され支給額が増減する可能性があります。予定していたボーナス額より少ない場合でも返済義務がなくなることはありません。また、ローン契約期間中に事情により職が変わってボーナス支給がなくなる場合もあります。そのようなデメリットも考慮した上でボーナス併用払いを選択するか検討しましょう。
均等払いとはどこが違う?
「均等払い」とは、ローンを契約期間中毎月一定額で返済する方法の事です。ボーナス支給されている会社に勤めている場合でも、他の用途にボーナスを使用したいと思っている方は均等払いを選択される傾向にあります。毎月の返済額が一定であるため長期的な計画が立てやすいことがメリットです。
ボーナスが景気に左右されてしまう場合もありますが、均等払いであればローン返済にはあまり影響はありません。ただし、ボーナス時にまとまった金額を返済しないため契約期間が長くなる又は月々の返済額が高くなるというデメリットがあります。
ボーナス払いは何月に支払う?
一般的にボーナス月は8月と12月、または1月です。ローン会社が設定している場合が大半を占めますが、ローンの種類によってはボーナス払い月を契約者本人が設定できる場合もあります。
大きな金額となるためで引き落とし不可にならないよう契約内容をきちんと確認しましょう。不明な点はローン会社に確認しておくことが重要です。
車のローンはボーナス払いを併用するべきなの?
毎月の返済額を低く抑えたい場合はボーナス併用払いを選択できます。ボーナス併用払いと均等払い、それぞれのメリット・デメリットを決定する前に確認しましょう。ボーナス払いでは金利の計算方法が複雑になる場合があります。
金融機関をはじめ、ローンを取り扱っている会社のサイトで返済シミュレーションを行うことができますので活用しましょう。
ボーナス払いと均等払い両方のシミュレーションを行うことにより、自分の家計状況やライフプランに合わせた賢明な選択ができます。下記項目で同じ契約期間に返済完了した場合のシミュレーション例を記載しますので参考にしてください。
月額返済シミュレーション:ボーナス払い
一例として「ホンダ FIT e-HEV HOME(FF)」を購入すると仮定します。車体価格税込206万8,000円の内200万円をローン契約し、ボーナス払いを併用した場合の返済額シミュレーションは下記の通りです。
・所要資金(ローン契約金):200万円
・実質年率(金利):3.5%
・初回支払額:4万1,957円×1回
・通常月支払額:3万円×43回
・ボーナス月加算額:10万円(8月)×4回/ 10万円(12月)×4回
・総支払額:213万1,957円
・初回支払日:2021年7月5日
・最終回支払日:2025年2月5日
月額返済シミュレーション:均等払い
同じくホンダFITのe-HEV HOME(FF)を購入し200万円をローン契約すると仮定した場合に均等払いではどうなるか調べてみましょう。下記は均等払い契約時の返済額シミュレーションです。
・所要資金(ローン契約金):200万円
・実質年率(金利):3.5%
・初回支払額:6万8,643円×1回
・通常月支払額:4万8,000円×43回
・総支払額:213万2,643円
・初回支払日:2021年7月5日
・最終回支払日:2025年2月5日
総支払額を比較するとどちらがお得?
上記項目でそれぞれの返済方法シミュレーションを比較した場合、毎月の返済額と金利が同じであっても総支払額と返済期間が異なることにお気づきではないでしょうか。総支払額は下記表の通り均等払いの方がボーナス併用払いよりも若干高くなります。
毎月の返済額がボーナス併用払いと同額の場合は契約期間が長く、総支払額はさらに高くなるため、自分の予算に合わせてシミュレーションしてみましょう。
【ボーナス併用払いと均等払いの比較】
返済方法 |
毎月の返済額 |
契約期間 |
総支払額 |
ボーナス払い |
3万円 |
3年7ヶ月 |
213万1,957円 |
均等払い |
4万8,000円 |
3年7ヶ月 |
213万2,643円 |
金利を考えると一括返済がお得
ローンは金利によって総支払額に違いが異なります。車購入にかかる代金は高額のため、たった1%違うだけでも大きく変わってくることにお気づきではないでしょうか。金利を考えた場合、当然のことですが一番お得なのは一括返済です。
一括返済は毎月の返済について考えずに済み金利を支払う必要がないため、総支払額が見積書の販売金額で提示された金額より増えることはありません。ただし、手持ちの現金が減り緊急時に家計に影響が及ぶというデメリットがあります。
メリットとデメリットを比較し、どこに不安を感じているかを中心に返済方法を決定しましょう。
車のローンにボーナス払いを併用するか判断するポイント
車のローンにボーナス払いを併用するかどうかは、毎月の返済額や総支払額を確認することにより判断できます。自分の収入と支出のバランスをよく考え、家計を圧迫する事態に陥らないようにしましょう。車の買い替えサイクルを長いスパンで計画しておくことも大切です。
それらを考慮することで返済期間についての賢い判断ができます。余裕のある返済計画を立てるために自動車ローンの返済期間について理解を深めておきましょう。
車のローン期間の最長と最短は?
自動車には耐用年数が決められており、通常車の寿命は新規登録から10年と考えられています。それに準じて金融機関系、ディーラー系ローン等ではそれぞれ契約期間が設定されており、最短契約期間は6ヶ月が一般的です。
最長契約期間はディーラーローンでは7年、金融機関系等では10年設定があります。契約期間が長い場合は毎月の返済額を抑えられますが、利息計算により総支払額が増えることがデメリットです。ローンの種類により契約期間や金利設定が異なるため自分のライフプランに合わせて返済計画を立てましょう。
車のローンは何年ローンがおすすめ?
自動車ローンは、車を使用している期間に分割払いをすることが基本的な考え方です。そのため車検のタイミングに合わせて車の買い替えを行う人が多く、自動車ローンを3年~5年で設定する場合が多いと言われています。
愛着の湧いた車にはできるだけ長く乗りたいと思うものですが、修理・メンテナンス代が増えることも考慮に入れましょう。
最適な返済期間を設定することにより他の出費のため余力を残せます。この先どの位この車に乗り続けるかを考えることがローン期間を設定する判断ポイントです。
車のローンでボーナス併用払いができなくなったら?
ボーナス支給額は景気により左右されることがデメリットです。例えば2020年以降新型コロナウイルスのために経済を取り巻く環境が一変しました。そのあおりを受けてボーナス支給に影響を受けた人もいらっしゃるかもしれません。
万が一ボーナス払いができなくなりそうだと気付いた場合には早めに対策を練りましょう。どのような点に注意すればよいか解説しますので参考にしてください。
ボーナス払いが出来なくなることを想定する
経済動向は色々な要因から影響を受けます。現時点で自分が勤めている会社は大丈夫だと感じていても、雇用形態や業績等を考慮しておきましょう。
今もなお世界を震撼させている新型コロナウイルスのように、何が突然経済に影響を及ぼすか分かりません。ローンのボーナス払いが出来なくなる事態について想定しておくことは大切です。
これからできる対策は?
必要以上に悲観的に考える必要はありませんが、もしもの場合に備えて対策は立てておくようにしましょう。ボーナスの減額や不支給など、急な変化や万が一の事態に備えて余裕がある時に少しずつ貯金することができます。そうすることで非常事態に預金からボーナス月の返済額を支払うことができるからです。
臨時収入など余裕が出た場合は繰上げ返済を行って返済期間を短縮することもできます。事前にローン会社に繰上げ返済が可能かどうか確認しておきましょう。
途中でボーナス払い併用はやめられる?
ボーナスが減額または不支給となってしまった場合、途中でボーナス併用払いを止めることはできるのだろうかと思うのではないでしょうか。結論から申しますと、基本的にボーナス併用払いを途中で止めることはできません。
途中で均等払いへ変更できないということです。しかし柔軟に対応しているローン会社もあるため早めに相談してみましょう。
その際ローン契約書を確認した上で正直に事情を話すことが大切です。例外を認めてくれて返済方法を変更できる可能性があります。
車のローンでボーナス払いを併用する際のポイント
まとまった資金がないとしても車を購入できることが自動車ローン最大のメリットです。ボーナス払いを併用することを決定する際に覚えておきたいポイントがあります。ここまでで考えたとおりローンの種類・金利・返済方法・返済期間等を決定する際は関係する要素を慎重に考慮しましょう。
返済はゆとりをもって計画
ローンを組む時には必ず返済はゆとりをもって計画しましょう。多くのカーローンでは自分で返済期間や毎月の返済額を決定できます。家計における収入と支出のバランスと緊急時の出費等も考えておくことが必要です。
ゆとりなく返済を続けた場合、病気やケガ等想定外の事態の際にローンを支払えず滞納してしまう結果も否定できません。また、滞納が続いてしまうと信用情報に傷が付いてしまいます。メリット・デメリットをきちんと把握しておきましょう。
返済が厳しい場合は車の買い替えも視野に
家計を取り巻く環境の変化により返済が厳しくなる可能性もあります。少し先を見通してこのまま返済を続けるのが難しいと感じる場合は、ギリギリまで我慢せずに早めに動くようにしましょう。車を買い替えるというのも一つの方法です。
例えばミニバン、SUV、輸入車に乗っている場合は維持費が高い傾向にあります。その場合は高値で買取をしてもらえる状態の良い内に売却することで査定額内でローンを完済できるかもしれません。そして、家計にゆとりができるまではもう少し維持費が安い手頃な車に乗ることができます。
中古車の検討で支払い額を大幅に削減
欲しい新車が高額の場合、毎月の返済額とボーナス月の返済額が負担になることが考えられます。ローンはボーナス払いの併用で早めに完済することでお得になりますが、家計を圧迫するとなればどこかに歪みが生じるでしょう。中古車購入を視野に入れて検討することで欲しい車種・グレードに手が届きやすくなります。
また、車両本体価格が新車よりも低いため、ローン支払総額を減らせることもメリットです。登録未使用車等程度の良い中古車もたくさん中古車市場に流通していますのでチェックしてみましょう。
車のローンにお悩みならネクステージの中古車を検討しよう!
せっかくの車購入がローンにより悩みの種になるのは残念なことです。支払いの負担を減らすなら、ローンの金額自体が低くなる中古車を検討してみましょう。中古車から条件にあった車を選ぶことができたなら、総合的に満足度の高いカーライフを送ることができます。
また、中古車選びで失敗しないためには信頼できる中古車販売店を選ぶことが非常に大切です。品質にこだわり豊富な在庫数を誇っている中古車販売店ネクステージでは、お客様のニーズにお応えできるよう様々な視点からご提案をしております。
一括購入やローンといった車購入方法のメリット・デメリットをきちんと把握し、自分にとって適切な方法を選択するには知識が必要です。ローンや中古車購入についてご検討の際はネクステージにご相談ください。
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まとめ
ローンの返済方法には均等払いとボーナス併用払いがありますが、どちらが自分の生活環境に合っているか慎重に検討しましょう。ローン金額を減らしたい、現金で一括購入する方が自分には向いていると思う場合は中古車購入という選択肢があります。
ネクステージでは修復歴のある故障につながりやすい中古車は一切販売していません。良質な車のみを販売するというこだわりを持っています。様々な車種や価格帯を取り揃えていますので、是非一度ネクステージでのご購入をご検討ください。