自動車の残価設定ローンとは?カーリースとの違いやメリットと注意点を解説!

ネクステージのサイトを検索お気に入りを見る

自動車の残価設定ローンとは?カーリースとの違いやメリットと注意点を解説!

自動車の残価設定ローンとは?カーリースとの違いやメリットと注意点を解説!

自動車の購入方法は主に現金払いまたはローンです。ローンの一種に残価設定ローンがありますが、資金面で通常のカーローンよりもお得な要素を多数持っています。

 

しかし、残価設定ローンの仕組みをご存じでない方も多いのではないでしょうか。残価設定されるものにはカーリースもありますが、これらの違いが分からない方もいるでしょう。

 

本記事では、残価設定ローンの仕組みやカーリースとの違いを紹介します。「車を残価設定ローンで購入しようか悩んでいる」または「カーリースとの違いがわからない」といった方の疑問もきっと解決するでしょう。ぜひ参考にしてください。

 

※目次※

1.自動車の残価設定ローンとは?カーリースとの違い

2.自動車の残価設定ローンの4つのメリット

3.自動車の残価設定ローンで知っておきたい4つの注意点

4.自動車の購入で残価設定ローンが向いている人は?

5.残価設定ローンで購入する車選びのポイント

6.残価設定ローン返済後の車における3つの選択肢

7.愛車を手放すなら高価買取のネクステージへ!

8.まとめ

 

■POINT

・残価設定ローンは「車両価格-下取り価格」を分割する。税金、保険料など諸経費を加算する点がカーリースとの違い。

・残価設定ローンは金利が高いことや走行距離も制限される特徴がある。日常シーンでの利用、短期間で次々乗り換えたい人におすすめ。

・返済後の選択肢は返却、乗り換え、所有の3つ。所有する場合は総支払額でカーローンの方がお得。

 

良質車、毎日続々入荷中!誰よりも早くチェック!

自動車の残価設定ローンとは?カーリースとの違い

自動車の残価設定ローンとは?カーリースとの違いやメリットと注意点を解説!

残価設定ローンは、対象となる車に残価を設定し、それを分割して支払うローンの新しいかたちです。名前を聞いたことがあっても詳細な仕組みを理解していない方も多いのではないでしょうか。

 

近年これまで法人利用が主だったカーリースが注目されていますが、こちらも同様に残価設定を行います。それぞれの仕組みとその違いをこの項目で見ていきましょう。

 

残価設定ローンの仕組み

残価設定ローンは、はじめにその車の数年後の価値から下取り時の価格を設定します。そして車両価格から下取り価格を差し引いた残額でローンを組み、分割した金額を毎月返済していくという仕組みです。

 

この時の下取り価格を残価と呼び、買い取りを行う場合は残価のローン支払いが完了する最後の返済時にまとめて支払います。この時、残価に対してあらためてローンを組むことや、買取りではなく別の車への乗り換えも可能です。

 

あらかじめ設定された残価を差し引いた上で分割して支払うという点はカーリースも同様となりますが、税金、保険料など諸経費を加算し分割するカーリースとはこの点で大きな違いがあります。

 

カーリースの仕組み

カーリースは残価を差し引いた残りの車両価格を毎月定額で支払いますが、ローンではなく「利用料」となり、自分好みの乗りたい車を一定の契約期間で乗ることができます。

 

自身の所有物にできるのは残価の支払いが終わった時ですが、自身で管理し好きな時に乗れることや「わ」ナンバーではないことから、レンタカーよりも購入に近い満足感を得られるでしょう。

 

頭金や車検代、自動車税、定期メンテナンス代が不要であることに加え、残価が引かれた分を分割するためカーローンよりも費用を抑えられます。

 

その一方で、残価を支払わない限り所有権はリース会社にあるため、ドレスアップやカスタマイズは不可、契約会社によっては月間における走行距離に制限が設けられている場合があります。さらに、契約内容によっては残価精算のタイミングで市場価値が加味された追加料金が発生するケースがあることも覚えておきましょう。

 

良質車、毎日続々入荷中!誰よりも早くチェック!

自動車の残価設定ローンの4つのメリット

自動車の残価設定ローンとは?カーリースとの違いやメリットと注意点を解説!

残価設定ローンには特有のメリットが存在します。上手に活用することで十分な予算がない方や、カーローンの審査に通らず困っているという方も車を利用できるでしょう。ここでは残価設定ローンが持つメリットを4つ紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

月々の支払負担が抑えられる

残価設定ローンは残価分を差し引いた金額を支払います。毎月の返済金額を安く抑えられるため、カーローンに比べ低予算で車の利用が可能です。残価は最終回の支払い時まで据え置きされますが、この時に返却、または乗り換えを選択した場合、残価を支払う必要はありません。

 

具体的な数値で見ていきましょう。例えば300万円の車を3年払い、残価設定100万円でローン購入したとします。残価を支払う月を除いた35か月で支払うため、月々の支払いは約5万7,000円です。

 

フルローンの場合は300万円を36か月で支払うため、ひと月の支払額は約8万3,000円となります。金利を考慮した場合はこの差に変化が生じますが、カーローンよりも少ない負担で利用できることには変わりません。

 

車検ごとの乗り換えがしやすい

残価設定ローンの多くは3~5年を契約期間としていることから、短期乗換えを考えている方に適したローンと言えます。そのため、車検ごとに買い替えたいという方にもおすすめです。

 

車検は新車購入から3年、その後2年ごとに受ける必要があります。つまり3年プランならば1回、5年プランなら2回車検のタイミングが訪れるため、ここで乗り換えることで車検代を節約することができます。さまざまな新車を良い状態で楽しめるでしょう。

 

下取り価格が保証される

通常、下取り価格は車の買い替えや売却の際に査定にて決定します。そのため、車の中古車相場が下がっているような場合は思った金額にならないこともあるでしょう。

 

しかし、残価設定ローンにおいては下取り価格を設定するのは契約時です。市場の変化に左右されず一定の下取り価格が保証されているため、安心して下取りに出せるでしょう。

 

頭金が不要

通常のカーローンでは契約時に、場合によって一定の頭金を支払う必要があります。これによりまとまった予算を持っていない方はローンを組むことが難しいこともあるでしょう。

 

しかし、残価設定ローンは頭金が不要です。車が欲しいと思ったタイミングで契約できる点もメリットと言えるでしょう。

 

良質車、毎日続々入荷中!誰よりも早くチェック!

自動車の残価設定ローンで知っておきたい4つの注意点

自動車の残価設定ローンとは?カーリースとの違いやメリットと注意点を解説!

一般的なカーローンに比べ初期費用や毎月の費用を抑えられる点で魅力のある残価設定ローンですが、事前に知っておきたい注意点があります。これは、主に完済が近づいた時に関係してくるものですが、使用前から知っておくことで今後の扱いも変わってくるでしょう。

 

場合によってはこのローンが適していない方もいるかもしれません。ぜひ購入前に以下の内容を確認してください。

 

買取基準によっては清算時にさらなる出費もある

残価設定ローンは、契約会社ごとに残価保証が適用されるための条件が存在します。返却の際に、車両の状態が事前に定められた条件を満たしている場合にのみ、設定した下取り価格が適用される仕組みです。

 

月間走行距離1,000kmの場合、5年で免責基準60,000km、精算可能上限60,000kmなど事前に条件が定められているケースもあるため、契約前に確認しておきましょう。

 

また内・外装の損傷具合にも基準が設けられている場合があります。20万円以内など返却時の修理費用で上限が決められているでしょう。これらを満たせなかった場合は精算の際に下取り価格が下がり、残価を超過した分の差額費用が発生してしまいます。カスタマイズも不可であるため、丁重に車を扱うことが重要です。

 

車の所有者はディーラー

残価設定型ローンは、契約期間中は自身で管理するものの所有者はディーラーです。そのため契約中に売買することはできません。契約してすぐに使用感に満足できなかったとしても、完済までは同じ車を使用する必要があります。

 

途中で解約するには多額の損害金が発生することもあるため、契約する以上は完済まで乗るつもりで準備した方がいいでしょう。

 

基本金利が高い

カーローンの金利は種類によりさまざまです。基本として残価設定ローンは金利が一般的なカーローンよりも高めに設定されています。これは、金利が残価も含んだ金額に応じて設定されるためです。

 

残価分を支払うタイミングはローンの支払い最終回の時ですが、ここで買い取りをするために残価の支払いを選択した場合、金利によりトータルの金額がカーローンを上回ります。しかし、残価を支払う前に返却または買い替えをする場合は、金利分を考慮しても残価設定ローンの方がお得です。

 

新車の買い替えは同じメーカー

残価設定ローンでは契約満了時における返却、または買替手続きもスムーズに行えます。しかし残価設定での下取りで新たに別の車に買い替えをする場合は、同メーカーであることが条件です。

 

そのため別メーカーの車に乗りたいと考えても同じローン会社で買い替えることはできません。さまざまな車種を乗りたいという方は不便に感じる部分もあるでしょう。

 

良質車、毎日続々入荷中!誰よりも早くチェック!

自動車の購入で残価設定ローンが向いている人は?

自動車の残価設定ローンとは?カーリースとの違いやメリットと注意点を解説!

残価設定ローンは、走行距離の条件や支払い額など人によって向き不向きが別れる購入方法です。乗り続けたい期間や使い方など、自動車の扱いや思いは人それぞれであるため、ローンの組み方も自分に合ったものを選ぶことをおすすめします。

 

ここでは残価設定ローンの向き不向きをタイプ別に見ていきましょう。

 

短期間で車を乗り換えたい人

残価設定ローンは、残価を支払わず買取を行わない利用方法でその強みを発揮します。3~5年契約であるため短期間で車を乗り換えることを前提としたローンと言えるでしょう。

 

月間走行距離に上限が決められていることも踏まえると「買い物や送り迎えなどでそんなに距離を走らない人」「さまざまな車種に乗り換えたい人」に向いています。車を使用する機会が少ない人や短期間で乗り換えを行いたい人には適していると言えるでしょう。

 

長距離のドライブがしたい人には向かない

走行距離へ条件があることから、アウトドアやレジャーなど、長距離のドライブが趣味である人には不向きと言えるでしょう。また、日常的にオフロードを走行する方や免許を取得して間もない初心者の方も、大きな修理による追加精算が発生しやすくなります。車の破損リスクが高いためおすすめしません。

 

このように、残価設定ローンは利用シーンやライフスタイルによって人を選びます。ぜひ通常のマイカーローンも含めて自身に合った購入方法を選択してください。

 

良質車、毎日続々入荷中!誰よりも早くチェック!

残価設定ローンで購入する車選びのポイント

残価設定ローンが自分に合った購入方法だと気づいた方もいるでしょう。では、利用するとなった場合、どのような車を購入すればいいのでしょうか。

 

残価設定ローンではリセールバリューが高く、低金利のローンを選ぶことでお得に利用できます。「リセールバリューが高い車」とは、残価率の高い車です。人気の車種やグレード、ボディカラーのモデルは契約時に高い下取り価格を期待できます。ローン終了時まで見越して、このような車を選択するといいでしょう。

 

低い金利設定も重要です。残価設定ローンは金利が高い傾向にあります。できる限り低金利の車を選択することで支払い額を節約できるでしょう。

残価設定ローン返済後の車における3つの選択肢

自動車の残価設定ローンとは?カーリースとの違いやメリットと注意点を解説!

残価設定ローンは最後の支払いのタイミングで今後の選択を決める必要があります。その選択肢は3つありますがそれぞれメリット・デメリットがあるため、今後車をどう乗っていきたいか、金銭面だけでなくご自身の希望やプランを反映させながら選びましょう。ぜひ契約前に返済後の選択肢も考えてみてください。

 

車を返却して終了する

返済後の選択肢のひとつとして挙げられるのが「車の返却」です。車を返却することで残価を支払わず精算となり、終了となります。トータルで支払額を安く済ませられるという点で残価設定ローンのメリットを活かせる選択ですが、契約会社ごとに提示される残価保証の条件を満たしていることが前提です。

 

走行距離がオーバーしている場合や修理費が大きくなる傷・へこみがある場合、追加料金が発生することも覚えておきましょう。

 

下取りをして同じメーカー車に乗り換える

契約時に残価をあらかじめ保証された下取りの価格で清算をして、同メーカーへの車に乗り換えることも可能です。残価を支払わず乗り換えられるため、短期間で新車に乗り換える上ではお得な選択といえます。

 

ただし、同メーカーの車種に限定されるほか、モデルチェンジされていない同車種で乗り換える場合は同じモデルになる場合もあるでしょう。

 

残価を支払い自分の所有にする

残価を支払い、所有権を自分に移すという選択肢もあります。最後の支払いのタイミングで残価一括返済することで、所有権を自身にし乗り続けることが可能です。また自分の名義へ変更して自身の所有物にする事で買取店の利用も可能となり、違うメーカーの車へ買替もできます。

 

金利の高さも考慮すると総支払額はマイカーローンよりも高くなるため、お得な方法とはいえません。しかし「数年利用していくうちに車に愛着が湧いた」「自身の所有物であるという満足感を持って自由に乗りたい」という方はそのまま購入してもいいでしょう。

 

残価分の一括返済ができない場合は?

では、所有を自分に移したいが予算がなく一括返済できない場合はどうすればいいのでしょうか。

 

一括返済が難しい場合は残価分に対し新たなローンを組む方法がありますが、再度ローンを組むとなった場合は金利が上がる、分割回数の制限など、いくつかのデメリットも出てきます。

 

そのため最初の段階で最終的に残価を一括返済できるか、よく考えて選択しましょう。

 

良質車、毎日続々入荷中!誰よりも早くチェック!

愛車を手放すなら高価買取のネクステージへ!

車を手放すことを考えている方はネクステージをご利用ください。ネクステージの査定は完全無料で愛車の本来の価値をスピーディに知ることを実現しています。また全国に店舗展開しており素早く再販売が可能であるため、店頭小売価格に近い高額査定が可能です。

 

ネクステージの無料査定はインターネットよりお申し込みいただけます。また、プルダウン方式のため入力も簡単です。細かなご相談は査定後にお伺いしておりますので、実績豊富なネクステージの無料査定をお試しください。

まとめ

自動車の残価設定ローンとは?カーリースとの違いやメリットと注意点を解説!

残価設定ローンを利用することで月々の支払いを少なく済ませることが可能です。しかし車の乗り方次第では、不向きの方もいるでしょう。中古車を利用することでローンを組むまでもなく少ない予算で購入できる事もあります。

 

中古車の売買や乗り換えを検討している方はぜひネクステージをご利用ください。店舗を訪れることや電話での依頼に抵抗がある方のためにWeb無料査定をご用意しております。使用している車の簡単な情報を入力していただくだけで概算価格をお知らせしますので、ぜひお気軽にご利用ください。

 

良質車、毎日続々入荷中!誰よりも早くチェック!

自動車の残価設定ローンとは?カーリースとの違いやメリットと注意点を解説!

気になる車種をチェックする

 

ページトップへ