スバルXVは4人家族での利用に向いている？SUVとミニバンの違いを比較

家族でドライブを楽しむための車として、まず候補に挙がるのはミニバンだと思います。しかし最近はSUVを選ぶ家族も増えています。いずれも車内空間の広さにメリットがありますが、「どちらが自分に適しているか分からない」と悩むこともあるのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、4人家族向けの車としてスバルXVをはじめとしたSUVの種類やミニバンとの違いを紹介します。それぞれの特徴や違いを把握しておくと、自分の生活環境に応じて最適な選択ができるでしょう。SUVが家族向けといえる理由も含めて、選び方のポイントを解説します。

 

※目次※

1.スバルXVは4人家族での利用もできる

2.スバルXVなどのSUVは4人家族も使いやすい？

3.SUVとミニバンの特徴を徹底比較

4.スバルXV以外のファミリーで使えるSUV5選

5.ファミリーカーの中古車を探すならネクステージ！

6.まとめ

 

 

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スバルXVは4人家族での利用もできる

ファミリーカーを探すときに、「家族で使うのだからミニバンじゃないと不便なのでは」と思っている方もいるでしょう。しかし、4人家族で同時に他の人を乗せることがなければSUVでも使い勝手は十分です。ここではファミリーカーとしても使えるSUVの特徴を紹介します。

 

アクティブに使えるSUV

XVはインプレッサをベースとしたSUVで、3代目インプレッサの時に登場した際は「インプレッサXV」というインプレッサのバリエーションでしたが、インプレッサのモデルチェンジ後に「スバルXV」という独立した車種となりました。

 

XVのボディはインプレッサと同じですが、オーバーフェンダーや専用のバンパーなどを装着しています。また、最低地上高を200mmに上げることで悪路走破性を高めて本格的なSUVとしての機能を持たせながら、街中でも気軽に使えるおしゃれなスタイルが人気となりました。

 

運転席以外も快適な構造

XVはインプレッサがベースなので、SUVにありがちな重心の高さによる不安定感が少なく、乗り心地も普通の乗用車のように穏やかで、SUVであるということを感じさせません。

 

また、スバルXVとして2代目となるモデルでは新設計の「スバルグローバルプラットフォーム」のおかげで、より重心が低く剛性を高くするとともに、車としての基本である「まっすぐ走ること」を追求したことで細かいステアリング操作を減らして同乗する家族も快適に移動できるようになっています。

 

安全なドライブをサポートする設計

安全性には複数の考えがありますが、スバルの場合は「事故を起こしにくくすること」を重視して視界性能に配慮した設計がされています。また、正しいドライビングポジションがとりやすいシートや操作しやすいインターフェースにもこだわり、スバルはこれを「0次安全」と呼んでいます。

 

さらに事故を起こさないための装備として、ステレオカメラを使用した運転支援システム「アイサイト」も搭載されています。プリクラッシュブレーキに注目されがちですが、高速道路で前の車についていく「アダプティブクルーズコントロール」もあるので、ドライバーの負担を軽減することで事故防止に役立ちます。

 

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スバルXVなどのSUVは4人家族も使いやすい？

ファミリーカーとして人気のボディタイプといえばミニバンですが、多人数乗車が必要でなければSUVもおすすめです。SUVは悪路走破性に優れたモデルが多いため、キャンプなどのアウトドアシーンでも高い機能性を発揮してくれるでしょう。

 

また、ワゴンのように荷室が広いためアウトドアに必要なものを無理なく積むことができ、ミニバンほど全高が高くないため目的地までのドライブも快適に過ごせるでしょう。4人家族にSUVがおすすめできる理由を詳しく解説します。

 

以前はミニバンがファミリーカーの定番だった

従来はファミリーカーの代表格といえば、7人乗り・8人乗りに設計されたミニバンでした。しかし、近年では家族での利用を想定して開発されるモデルも増えており、SUVへの注目度も高まっています。

 

5人乗りが一般的なSUVですが、モデルによっては7人乗りもラインアップされています。5人以上で乗る機会がある方も、SUVを選択肢に入れてみましょう。安全装備はボディタイプを問わず需要があるため、安全性に優れたモデルは、SUV、ミニバンどちらでも探すことができます。

 

SUVは走破性に優れたタイプ

SUVの魅力は、優れた走破性にあります。住宅街や街中だけでなく、凹凸が激しくバランスを取りにくい場所でも安定して走行することが可能です。未舗装の道路を長時間運転する場合、ミニバンに比べてSUVのほうが走りやすさを体感できるでしょう。

 

4WD仕様車なら、その長所をさらに生かせます。FF（前輪駆動）やFR（後輪駆動）といった2WDに比べ、4輪が駆動する4WDシステムは悪路走行時の複雑な動きに対応しやすいためです。

 

ファミリーで使うなら日頃の使いやすさで選ぼう

ファミリーカーとしてSUVを購入する際は、用途を明確にした上で求める条件をピックアップしてみましょう。小さな子どもがいる場合、チャイルドシートや荷物の多さも考慮できると使い勝手も向上します。積載量にこだわらないのであれば、コンパクトなボディに設計された小回りの利くSUVも検討できます。

 

旅行などで遠方まで出掛ける機会が多い方は、ミドルクラス以上のモデルを選択するのがおすすめです。車内空間に余裕がある車であれば、チャイルドシートを乗せつつ、ベビーカーなどの大きい荷物も持ち運べます。

 

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SUVとミニバンの特徴を徹底比較

スバルXVをはじめとしたSUVは4人家族ならば十分に使える車です。それでもやはりミニバンが気になるという方もいるでしょう。自分に合った車が分からない場合は、SUVとミニバンの具体的な相違点を把握しておきましょう。

 

外観の違い

外から見たときに認識しやすいのは、シルエットの違いです。ミニバンは車高が高い1.5ボックスまたは2ボックスタイプで、一般的にボディサイズはSUVよりも大きく設計されています。高さ1,800mm以上のモデルが多く、全長・全幅もSUVに比べて長いと考えてよいでしょう。一方、最低地上高はそれほど高くありません。

 

SUVは2ボックスタイプが基本です。悪路走破性を高めるために、ミニバンよりも最低地上高が高く設計される傾向にあります。

 

走行性能の違い

ハイスペックなパワートレインを搭載し、走行性能を高めている点はSUVの魅力です。近年はステーションワゴンやクーペの特性を兼ね備えた「クロスオーバーSUV」も登場しており、幅広い用途に対応できます。

 

また、車両重量も走行性能に影響する要素のひとつです。ボディサイズが大きいために重量が重くなりやすいミニバンは、燃費性能の面でデメリットを感じる可能性があります。ミニバンの燃費性能が気になるなら、ハイブリッドモデルも検討すると良いでしょう。

 

車内空間の違い

SUVの多くは、コックピット・助手席・リアシート1列の5人乗り仕様で設計されています。一方ミニバンは、リアシートを2列備えた7人乗りが一般的です。中には最大8人が乗車できるモデルもあり、乗車定員の面ではミニバンのほうがメリットも大きいといえます。

 

車高が高めのミニバンは、乗車したときの圧迫感が少ない点も魅力的です。高さを1,800mmに収めるケースが多いSUVに比べると、快適性に優れたボディタイプともいえるでしょう。

 

ドアの違い

SUVでは外側に開く一般的なヒンジドアが多く見られますが、ミニバンはほとんどがスライド式を採用しています。最近では電動で開閉できるパワースライドドアを搭載するモデルも増えてきました。

 

スライドドアは手がふさがっていても開け閉めが容易で、開閉時に隣に停車している車にドアをぶつけるリスクも低いため、小さな子どもがいる家庭にはうれしい機能です。一方、車両価格が高くなる、車両重量が重くなる、といったデメリットもあるため、総合的に判断して選びましょう。

 

荷物を積める量

リアシートの後ろに備えられた「ラゲッジスペース（荷室）」については、3列目のシートを格納した場合、ミニバンのほうが積載量は大きいといえます。ボディサイズが大きく、広い空間を確保しやすいためです。

 

一方、近年では積載量に優れたSUVも多く販売されています。ミドルクラス以上のSUVであれば、ゴルフバッグやベビーカーなどの大きな荷物も載せやすくなるでしょう。

 

定員の違い

SUVは5人乗り、ミニバンは7人乗りがポピュラーです。5人以上で乗車する予定がある方は、乗車定員もチェックしながら選定しましょう。ファミリーカーとして販売されているSUVの場合、7人乗りの3列シート仕様を選択できるケースもあります。広さを求めるのであれば、8人まで乗車可能なミニバンを選ぶのもおすすめです。

 

生活スタイルで決めよう

家族で快適に過ごすためには、生活スタイルに適した車を選ぶ必要があります。例えば5人以下の家族でドライブする場合、7人乗りのミニバンではオーバースペックに感じるかもしれません。税金やガソリン代などの維持費を考慮すると、購入後に後悔してしまう可能性もあるでしょう。

 

想定される最大の乗車人数や用途など、具体的な目的を明確にしておくと安心です。子どもの独立など、将来的な生活スタイルの変化によって用途が変わる可能性も視野に入れておきましょう。

 

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スバルXV以外のファミリーで使えるSUV5選

ここからは、ファミリーカーとしておすすめのSUVをご紹介します。国内外のメーカーから人気の5種類をピックアップしました。各モデルの特徴に加えて新車価格と中古車価格も紹介しますので、購入時の参考にしてみてください。

 

ホンダ・ヴェゼル

ヴェゼルはフィットをベースにしたホンダのコンパクトSUVです。センタータンクレイアウトを採用して、コンパクトサイズながら広い室内を持っています。また、ボディと同色のフロントグリルを採用し、コンパクトなのに迫力あるスタイルも魅力です。

 

2021年4月にモデルチェンジされた2代目は初代と同様にガソリン車とハイブリッド車があり、ハイブリッド車は現行フィットと同じ2モーターの「e:HEV」に進化しています。ヴェゼルの新車価格と中古車価格は以下の通りです。

（2023年3月12日現在）

（参考：『ヴェゼル（ホンダ）の中古車一覧』）

 

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トヨタ・C-HR

C-HRはRAV4よりも一回り小さいSUVです。特徴ある個性的なスタイルで、デビュー直後から人気車種となりました。ガソリン車とハイブリッド車があり、ガソリン車は1.2リッターターボで、6速マニュアルトランスミッションが設定されたこともありました。

 

ただ、残念ながら2023年3月に、2023年7月をもって生産を終了することが発表されました。C-HRの新車価格と中古車価格は以下の通りです。

（2023年3月12日現在）

（参考：『C-HR（トヨタ）の中古車一覧』）

 

スバル・フォレスター

フォレスターはXVよりも一回り大きいスバルのSUVです。XVと違って背が高くなっているので、荷物を多く積むことができます。ガソリン車は最初2.5リッターでしたが、マイナーチェンジで1.8リッターターボとなりました。ハイブリッド車もあり、「e-BOXER」というマイルドハイブリッドです。

 

運転支援機能の「アイサイト」は、ビッグマイナーチェンジの時に2代目レヴォーグと同じカメラを使った新世代となり、「アイサイトX」は付きませんが、性能が向上しています。フォレスターの新車価格と中古車価格は以下の通りです。

（2023年3月12日現在）

（参考：『フォレスター（スバル）の中古車一覧』）

 

マツダ・CX-8

CX-8はマツダの大型SUVで、国内ではマツダのSUVラインアップの頂点となります。3列シートを備えているので、ミニバンのような多人数乗車にも対応できます。エンジンは2.5リッターのガソリンと2.2リッターのディーゼルで、その後2.5リッターガソリンターボも追加されました。

 

3列シートは魅力ですが、その分全長が長くなっているため、自宅の駐車スペースを確認しておくと良いでしょう。CX-8の新車価格と中古車価格は以下の通りです。

（2023年3月12日現在）

（参考：『ＣＸ－８（マツダ）の中古車一覧』）

 

日産・エクストレイル

エクストレイルは日産のSUVで、初代からアウトドアで思い切り使えるような機能や装備が特徴でした。2代目ではクリーンディーゼル、3代目はハイブリッドが設定されるなどパワートレインにも特徴があり、4代目ではe-POWERのみとなり、発電用エンジンは可変圧縮比の新開発です。

 

電気自動車のアリアで採用された電動4WD技術の「e-4ORCE」が搭載されていて、悪路走破性も高くなっています。また、3列シートも選べるのもポイントです。エクストレイルの新車価格と中古車価格は以下の通りです。

（2023年3月12日現在）

（参考：『エクストレイル（日産）の中古車一覧』）

 

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ファミリーカーの中古車を探すならネクステージ！

SUVやミニバンは普通の乗用車よりも価格が高い傾向にあり、新車で買うと予算オーバーというケースが出てくるかもしれません。中古車であれば予算を抑えることができますし、当初思っていたよりも上位の車種が購入できる可能性もあります。

 

また、新車であれば「子供が傷をつけるのではないか」という心配も、中古車なら過敏にならずに過ごせることから、せっかく車を買うのならば思い切り使った方がお子さんも喜ぶでしょう。

 

全国的な店舗展開で在庫が豊富

ネクステージは店舗が全国にあり、SUVの在庫も豊富です。また、SUV専門店もあり、専門スタッフ「アソビスタイリスト」が遊びや暮らしの新たな提案をしてくれるなど、SUVの魅力を知ることができます。

 

Webサイトではさまざまな条件で車を探すことができ、もし気に入った車が遠方の店舗にある場合でも最寄りの店舗に取り寄せることでじっくりと確認できます。取り寄せには所定の費用がかかりますので相談しましょう。

 

徹底した品質管理で商品を提供

ネクステージでは仕入れの段階で修復歴車やメーターの改ざん、水害にあった車は除外するとともに中立な第三者機関による品質鑑定も行い、リスクのある車を販売しないようにしています。

 

また、新車や登録（届出）済未使用車を除くすべての中古車で「法定点検整備」を行い。「予防点検整備」推奨するなどの徹底した品質管理を行っています。

 

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まとめ

4人家族であればミニバンだけでなくSUVでも不満なく使えるでしょう。ミニバンにはないSUVならではのメリットもあるので、いろいろな車種を比べて使い方にあった車種を探してみましょう。もし予算が厳しいと感じたら中古車も検討するのもおすすめです。

 

ネクステージではSUVやミニバンなどファミリー向けの車種も多数用意しています。Webサイトでは車種や年式はもちろん、ジャンルやボディタイプなどあらゆる条件で希望の車を探すことができます。これだと思った車が見つかったら詳細ページからお問い合わせをしてみましょう。

 

 

▼ライタープロフィール

岩本佳美

漠然と「車関係の仕事がしたい」という想いのもと、飲食業界から自動車メディア業界に飛び込むという破天荒な人生を歩んでいる。愛車がスバルのWRXということもあり、主にスバル系の記事をWebや紙媒体に寄稿。モータースポーツが大好きで、レース観戦はもちろん、サーキット走行や24時間耐久のカートレースにも出場するなど、自らも走ることでその楽しさや面白さなどを経験しながら情報発信している。

 

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