新車と中古車どっちを購入する?人気傾向の割合やおすすめな人の特徴
車を購入するにあたって、新車と中古車のどちらを選ぶべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。新車と中古車には、それぞれメリットとデメリットがあります。車を購入してから後悔することがないように、ニーズに合っているかどうか確かめた上で購入を検討しましょう。
そこでこの記事では、新車と中古車の違いや中古車が向いている方の特徴について解説します。中古車選びのポイントと中古車購入時に検討したい車種も紹介するため、ぜひ車選びの参考にしてください。
※目次※
・新車と中古車の大きな違いは「価格」と「品揃え」!リスクは中古車だけでなく新車にもある
・中古車を購入する場合は事故歴車や修復歴車に注意!中古車購入時は車の状態や保証の充実度を比較しよう
・中古車購入は取扱台数が豊富で保証が充実している「ネクステージ」がおすすめ!新車では手に入らない車種も購入できる可能性がある
どっちにする?新車と中古車の大きな違い
車は人生の中でも大きな買い物であり、とても大きなイベントです。ご自分の予算内でほしい車を購入するのがベストですが、予算の関係上何かしらを我慢、妥協して購入する方も多いのではないでしょうか。誰も乗ったことがないまっさらな新車は魅力的ですが、その分コストがかかってしまいがちです。そこで、今回は新車と中古車の大きな違いを2つのポイントから解説します。
価格の違い
一番の違いは、まさに「価格」です。新車と比較して安い価格で購入できるのが中古車の1番の強みといえるでしょう。例えばトヨタの人気車種・アクアを例に見てみましょう。
アクアの新車の価格は180万〜260万円と、おおむね200万円前後かかるのに対し、中古車の場合は年式や状態によって大きく変動しますが、大体60万〜120万円程度で購入できます。このように、新車の約半額でもお気に入りの車種を楽しめるのはとても大きな魅力といえるでしょう。
品揃えの違い
2つ目の大きな違いとして「品揃え」があります。新車の場合は同モデルでグレードや色を選び、価格が決まってきますが、中古車は1台1台でモデル・グレード・色・状態が大きく異なります。
現行モデルにはないデザインも販売されている場合があるため、様々な選択肢の中から選ぶことができるもうれしいところです。もちろん、中古車の場合は価格も変動するのが大きな特徴。このように、中古車は一つひとつに個性があり価格も様々なのです。
新車と中古車のリスクと保証の違い
新車と中古車の大きな違いについて解説してきましたが、それぞれのリスクやデメリット、そして保証の違いも気になるところです。
そこでここからは、新車と中古車ではどのようなリスクがあるのか、そして車を購入後に何かトラブルがあった際に重要になる保証について詳しく解説します。
車のリスクについて
「新車と比較して中古車の方が故障しやすいのではないか?」と心配される方も多いでしょう。しかし。リコールなどを含む故障のリスクは、新車にも中古車にもどちらにもつきものです。
新車の場合でも定期的なメンテナンスを怠っていれば故障する可能性は高まりますので、新車だから安心という訳ではありません。そのため、高額な新車を購入したからといってリスクを完全に回避することはとても難しいといえます。
車の保証について
新車を購入する場合は、かなり手厚い保証がついていることが大きなメリットです。一方で中古車の場合は、購入する店舗や業者によってその保証内容は大きく変わってきます。
そのため、中古車でも保証サービスが充実している店舗で購入すれば、安心して車をお使いいただけるのです。私たち中古車販売店の「ネクステージ」ではお客様に安心してご利用いただけるように、保証サービスが充実していますのでぜひご活用ください。
新車と中古車の購入台数の割合はどのくらいなの?
コロナ禍の影響で車の傾向も変動している近年ですが、新車と中古車の販売台数はどのように推移しているのでしょうか。車はライフプランに関わる大きな買い物であるため、人気傾向などが気になるかもしれません。
ここからは、新車と中古車の市場に出回っている車の台数、すなわち購入台数の割合について見ていきましょう。
新車の購入台数の傾向
2018年から2021年までの新車購入台数は、年間400万〜500万台となっています。日本自動車販売協会連合会の統計データによる2019年から2021年の新車年間販売台数は、次の通りです。
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2019年 |
2020年 |
2021年 |
年間販売台数 |
5,195,134 |
4,598,527 |
4,448,288 |
(参考:新車・年別販売台数(登録車+軽自動車)|統計データ「一般社団法人 日本自動車販売協会連合会」)
過去3年間の新車購入台数を比較すると、やや減少傾向といえます。新型コロナウイルスの拡大や不景気も、購入台数減少の要因です。
中古車の購入台数の傾向
2018年から2021年までの中古車購入台数は、年間300万台で推移しています。日本自動車販売協会連合会の統計データによる2019年から2021年の中古車年間販売台数は、次の通りです。
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2019年 |
2020年 |
2021年 |
台数 |
3,841,688 |
3,831,028 |
3,728,751 |
(参考:中古車・登録車合計|統計データ「一般社団法人日本自動車販売協会連合会」)
中古車販売台数には、普通車と軽自動車だけでなく、貨物車・バス・特殊用途車・大型特殊車・小型三輪貨物車も含んでいます。
新車販売台数は様々な情勢に影響されやすいのに対して、中古車販売台数は大きな影響を受けることなく需要が安定していることが特徴です。コスパのよい中古車を選択する人が多いことがうかがえます。
こんな人は新車よりも中古車がおすすめ!
ここまで新車と中古車の違いについて詳しく解説してきました。ここからは、中古車がどんなタイプの方におすすめなのかについて見ていきましょう。「どうしても新車じゃないとイヤだ」という方でなければ、選び方次第でとてもお得な買い物ができるため、中古車はとてもおすすめです。
現行車以外の車にも興味がある方
新車の場合は、販売シーズンによってデザインや内装が大きく変わり、新しい車種に入れ替わるのに対し、中古車の場合は歴代の車種が購入対象となるのが大きなメリットです。現行モデルのデザインがあまり好みでない方は、前のシリーズの車種の中から探してみるのもいいでしょう。
また、新車では購入できない特別仕様車や限定モデル、そして希少車も購入できます。様々な選択肢の中から宝探しをする感覚を味わえるでしょう。
お手頃価格で買いたい方
中古車の最大のメリットともいえるのが、価格の安さです。そのため、少しでもコストを抑えてお手頃価格で購入したい方にはとてもおすすめです。中古車は、車種や年式、そして車の状態によって価格が大きく異なります。
中には相場よりもかなり安い価格で販売されている掘り出し物と出会えるチャンスもあり、お気に入りの1台を見つけた際の喜びは大きいでしょう。
好きなように乗りたい方
中古車を購入する場合は、気兼ねなく好きなように乗ることができるのがうれしいポイントです。新車を購入する際、将来的に売却することを前提にしている方も多いでしょう。
しかし、その場合は売却価格を意識し過ぎてしまうあまり、車に乗る際もかなり慎重になってしまいがちです。特にお子さんがいるファミリーの場合は汚れや傷に対してすごく神経質になってしまうこともあるでしょう。
一方で、中古車の場合は乗りつぶす前提で購入されている方が多いため、多少の汚れやキズに対しても寛容的になれるでしょう。またご自分の好みに合うように自由にカスタマイズを楽しめるのも魅力です。
中古車選びのポイント
中古車は新車よりお手頃価格で購入できて、自分の好みに合わせてカスタマイズを楽しめることがメリットです。しかし、選び方に失敗すると損をしたり使い勝手が悪く感じたりする場合があります。
満足度の高い中古車を選ぶためにも、価格だけでなく車の状態や安全性などにも注目しましょう。ここでは、中古車選びで押さえておきたいポイントを解説します。
車の状態はよく調べる
中古車選びのポイントの1つが車の状態です。気になる中古車を見つけたら、下記の4点をしっかりチェックしましょう。
・走行距離
・車検の残存期間
・保証の充実度
・車内喫煙の有無
中古車購入では、走行距離が短い車を選ぶことがポイントです。走行距離数が長い車は、パーツの劣化が考えられるためメンテナンス費用がかさむ可能性が高いといえます。また、車検には数万円〜数十万円の費用がかかるため、できれば車検切れまでの期間が長い車を選びましょう。
中古車販売店によって保障の充実度には差があります。点検や故障時の保証が手厚い販売店を利用することがおすすめです。煙草のにおいが気になる方は、社内喫煙の有無も確認しておきましょう。
こだわりがなければ人気車種を選ぶ
車にこだわりがない場合は、人気車種を選びましょう。人気車種を購入するメリットは、次のとおりです。
・売却価格が下がりにくい
・リセールバリューが高くなりやすい
人気車種の中古車は、フルモデルチェンジ直後のモデルも価格が下がりにくいといえます。購入価格は高くなりますが、状態がよければ売却時の価格も高くなるため、結果的にお得になる可能性があります。乗り換えを予定している方は、価格が下がりにくい人気車種が狙い目です。
事故歴・修復歴の有無を確認する
中古車の中には、事故歴や修復歴がある車が含まれている可能性があります。修復歴の有無には告知義務があるものの、事故歴の有無には告知義務がありません。
事故歴や修復歴は、素人が見ても判断できないことがほとんどです。安全性にも大きく関わるため、事故歴や修復歴の有無は必ず確認しましょう。整備工場が記録する点検記録簿をチェックすると、修復歴の有無が分かります。中古車を購入するなら、しっかりと品質チェックを行っている販売店を選びましょう。
中古車購入時に検討したい車種5選
中古車の魅力をお分かりいただいたところで、ここからはここ最近人気を集めている中古車を5車種ピックアップしてご紹介します。具体的に購入したい車種がない方や検討中の方たちは、ぜひご自分のライフスタイルや用途に応じてお好みの車種を探してみてください。
トヨタ:ヤリス
トヨタが世界で販売している人気車種であるヤリスは、「ヴィッツ」と同一車種のコンパクトカーです。乗用車としてはもちろん、モータースポーツの世界でも活躍し、2018年のシーズンではチャンピオンを獲得するなど今世界中から注目を集めています。
新開発の1.5リッターエンジンで低燃費と高出力を実現。スタイリッシュなデザインでカラーは全12色。内装もグレードによっては合皮を選ぶこともできるのでとても高級感あふれるデザインといえます。
ヤリスの新車価格と中古車価格相場は、次の通りです。
新車価格 |
139万5,000円~252万2,000円 |
中古車価格 |
128万8,000円~229万9,000円 |
(2022年4月時点)
ヤリスは人気車種とあって相場も若干高くなっています。
(参考:『ヤリス(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
日産:ノート
日産の人気車種のノートも、中古車として人気が高い車種です。ノートの特徴はガソリンとハイブリットから選べることや、低燃費であることです。ガソリン代を節約できるので、とても経済的なのがポイント。また、車内の居住性の高さもノートの魅力です。コンパクトカーながら、前輪と後輪の間が2,600mmもあるため、大人4人が乗車してもゆったり座れます。そして充実した安全装備のため、万が一の時も安心です。
ノートの新車価格と中古車価格相場は、こちらの表にまとめています。
新車価格 |
202万9,500円~288万7,500円 |
中古車価格 |
14万9,000円~290万9,000円 |
(2022年4月時点)
最近はハイブリットタイプが人気ですが、お値段がかなりしてしまうのがデメリットです。しかし、ガソリン車の場合は半額以下で購入できるモデルもあるので、コストを抑えたい方におすすめといえます。
(参考:『ノート(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
PRカラーバリエーションも豊富なノート
※価格は支払総額
ホンダ:フリード
ミニバンでは大きすぎるけど、コンパクトカーだと少し物足りないという方におすすめなのが、ホンダの人気車種・フリードです。両面パワースライドドアやワンステップ低床フラットフロアなどの充実した装備が魅力的で、小さなお子さんのいるファミリー層に支持されています。
6人乗りの車種ではありますが、3列目のシートも使用してしまうと荷物が乗せにくいため、4~5人家族であれば余裕を持って乗車できるでしょう。
フリードの新車価格と中古車価格相場は、次の通りです。
新車価格 |
256万1,900円~301万8,400円 |
中古車価格 |
24万9,000円~269万9,000円 |
(2022年4月時点)
モデルによって価格が大幅に変わりますが、2018年モデルの場合150万円前後で販売されています。
(参考:『フリード(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ:ソリオ
軽自動車メーカーであるスズキの人気車種・ソリオもおすすめです。ソリオは、ワゴンRから改良されたモデルとなっています。
全長は短くとてもコンパクトながら、全高が1,700mmを超えていることから、大人が4人でも楽々乗車でき、とても広い空間を楽しめます。後部座席を畳んでしまえば、荷物も大量に載せられるのでとても使い勝手がいいです。
ソリオの新車価格と中古車価格相場は、こちらの表にまとめています。
新車価格 |
151万5,800円~214万8,300円 |
中古車価格 |
24万9,000円~220万円 |
(2022年4月時点)
ソリオにもハイブリットモデルが販売されており、価格は200万円前後です。軽自動車としてはかなり高めな価格帯ですが、それでも小回りの良さや実用性の高さから多くの人たちに支持されています。
(参考:『ソリオ(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スバル:レヴォーグ
スバルが国内向けに販売・展開しているスポーツワゴン・レヴォーグもおすすめです。過去にグッドデザイン賞を受賞するなど、そのデザイン性の高さや走行性の高さ、そして運転支援システムのアイサイトなどの安全装備が充実していることが人気の理由です。
レヴォーグの新車価格と中古車価格相場は、こちらの表にまとめています。
新車価格 |
310万2,000円~477万4,000円 |
中古車価格 |
114万9,000円~419万9,000円 |
(2022年4月時点)
人気車種ということもあり、中古車でも相場はやはり高めです。おしゃれでスタイリッシュなデザインの車をお探しの方に人気があります。
(参考:『レヴォーグ(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
まとめ
新車と中古車の大きな違いは、購入価格と品揃えの豊富さです。新車は購入価格が高く現行モデルから車を選ぶ必要があります。一方、中古車はお手頃価格で購入できるだけでなく、さまざまなモデル・グレード・色などから車を選ぶことが可能です。
安心してカーライフを楽しむためにも、中古車購入時は「車の状態」「事故歴・修復歴の有無」についてしっかりと確認しましょう。
中古車購入を検討している方には、保証サービスが充実していて販売店舗数が多いネクステージがおすすめです。他店からの取り寄せもできるため、ニーズに合った車を選びたい方は、ぜひネクステージへお問い合わせください。