自動車保険の相場はいくら?料金の仕組みや安く抑えるポイント
現在支払っている自動車保険が、相場と比べてどれほどなのか気になる方は多いのではないでしょうか。自動車保険にはさまざまな種類があり、条件や補償内容によって保険料が変動します。必要な補償を備えた上で、保険料を抑えられることが理想です。
そこでこの記事では、自動車保険の相場や料金の仕組み・安く抑えるポイントなどについて解説します。「なるべく保険料を安く済ませたい」「補償内容を見直したい」といった方は、ぜひ参考にしてください。
※目次※
・自動車保険の料金は、運転者の範囲や補償対象の車両によって異なる
・自動車保険の費用を抑えるためには、必要最低限の補償内容にしたり範囲を絞ったりする必要がある
・保険料が安い車を選ぶことも重要なため、ラインアップが豊富で無料保証も付帯するネクステージの利用がおすすめ
自動車保険の相場はいくらなの?
自動車保険の料金は、さまざまな要素や条件で異なります。そのため相場を見る際は、自分の年齢や所有する車両などを考慮することが大事です。
また相場の理解は「保険を見直すべきか」「適切な補償内容か」などの判断基準につながります。自分が加入している保険の料金と、相場を比較してみましょう。ここでは自動車保険料の仕組み・目安を紹介します。
自動車保険の料金の仕組み
自動車保険は、主に年齢・車両・等級・補償内容・免許証の色などを基に、料金が設定されます。事故のリスクや補償金額の大きさで、支払う保険料が増減する仕組みです。
例えば、年齢が若い方は運転歴の短さから事故を起こしやすい傾向にあるため、保険料が高く設定されています。また1~20のランクがある等級も、保険料の額を大きく左右する要素のひとつです。事故を起こさなかった期間が長くなるほど、等級が上がり保険料は安くなります。
そして、どの年代でも割引の対象になるのがゴールド免許割引です。これも事故発生率の低さが関係しています。
保険料は、被保険者の環境や保険会社、補償内容など、多様な要因が関係することを理解しておきましょう。
自動車保険の保険料の目安
自動車保険の相場がいくらになるか、以下の条件で見てみましょう。
・車両保険なし
・ホンダ フィット
・6等級
・ブルーの免許証
・21歳
上記のケースだと、保険料の支払いは年間で約5万円ほどです。いざという時に必要な車両保険もプラスすると、年間で約9万円を超えることもあるでしょう。
ここから年齢を重ねたり等級が上がったりなど、事故のリスクが下がるごとに保険料も減額します。上記の条件や金額を目安として、保険契約の参考にしてみてください。
自動車保険を相場よりも安く抑えるポイント
自動車保険は、払い続ければ大きな出費になります。そのため、なるべく支払いを少なくしたいと考えるでしょう。また支払っている保険料が高いからといって、よいというわけではありません。
補償内容の見直しや契約の工夫で、相場の保険料よりも安く抑えることは可能です。ここでは自動車保険の料金を安くするポイントについて紹介します。
必要最低限の補償に絞る
自動車保険の費用を抑えるコツは、必要な補償内容だけに絞ることです。自動車保険は、オプションや特約を自由に加えられます。充実した補償やサポートを受けられる反面、保険料が高くなるのがデメリットです。
自動車保険を絞る際は「対人補償」「対物補償」を優先させましょう。対人補償は人に対して起こした事故、対物補償は車やガードレールなどの設置物に対して起こした事故に対し保険金が支払われます。また対人・対物の事故で発生した賠償金は高額になるケースもあるため、保証金の限度額は無制限がおすすめです。
補償の対象範囲を絞る
補償の対象範囲を絞ることで、保険料が安くなります。運転者の範囲によって保険料が変動するため、適切な範囲にすることが大切です。例えば車両の所有者しか運転しないのであれば、家族を含めた補償内容にする必要はありません。
また年齢の範囲も設定できるため、運転者の範囲とともに必要最低限にすると良いでしょう。年齢の補償範囲は、全年齢を補償するものや26歳以上に限定するものなど、保険会社によって異なります。不要な範囲を設定していると、余分な保険料を払うことになるので注意しましょう。
等級を引き継ぐ
保険料を安くする方法として、自動車保険の等級を引き継ぐのもおすすめです。初契約時は基本的に6級からのスタートで、1年間保険を使用しなければ等級が上がります。そして等級の上昇とともに、保険料の割引率が高くなる仕組みです。
初契約や20代の方は、どうしても保険料が高額になってしまいます。ただし保険の等級は、家族間であれば引き継ぎが可能です。もし自分の親が上位の等級なら、引き継ぐことで保険料を抑えられます。
等級を引き継ぐ上で注意しなくてはならないのが「同居をしている家族」という点です。家族であっても別居している場合は等級を引き継げないので注意しましょう。
保険料の安い車種を選ぶ
保険料を安く抑えるなら、車種選びも重要です。自動車保険には「型式別料率クラス」という区分があり、車種ごとの事故データに基づいて保険料が設定されてます。
事故率の高い車や高額の補償金を必要とする車種は、保険料も高くなるシステムです。一方安全サポート装置を搭載した車種は、割引対象になることもあります。
また車種が同じでも、型式が違えば保険料も異なるので注意が必要です。保険料で車を選ぶ際は、車種だけでなく型式にも注目してみてください。
自動車保険の相場を調べる方法
自動車保険の条件や対象範囲が決定した後は、保険会社の選定に移ります。保険会社によって補償内容や保険料が違うため、慎重に検討しましょう。自分に合った保険と料金の情報を得るには、実際に相場を調査することが大切です。ここでは自動車保険の相場を調べる方法や加入の流れ・注意点などを解説します。
見積もりを依頼して比較しよう
自動車保険の相場を調べるなら、各保険会社に見積もりを依頼してみるとよいでしょう。同じ条件でも料金はもちろん、補償やサポート内容が異なります。一社だけでなく複数の見積もりをとることで、ある程度の相場と補償内容などが分かるでしょう。
また現在加入している保険が適切かどうか見直す場合も、同じ契約条件で他社に見積もりを依頼すれば比較できます。自分が求める条件と料金を照らし合わせて、納得のいく保険会社を選びましょう。
自動車保険に加入するときの流れ
どの自動車保険に加入するか決まったら、申し込みの手続きへと移ります。書類には、契約者の個人情報や補償対象になる車両の情報(車台番号や登録番号など)が必要です。これらは車検証に記載されているので、事前に用意しておくとよいでしょう。
書類の対応が完了したら、次は保険料の支払いです。支払い方法は、現金払いや銀行振込・クレジットカード払いなどがあります。ただし保険会社によって選択肢は異なるので、契約前に確認しておきましょう。
また料金の支払いは、分割か一括かを選ぶことができる保険会社もあります。ただし、保険の開始日までに料金を支払わなければ補償を受けられない可能性があるため、支払い忘れがないようにしましょう。
保険適用期間外のトラブルに配慮しよう
自動車保険の加入で注意したいのが、保険適用期間外のトラブルです。書類の手続きや料金の支払いが完了しても、すぐに保険が適用されるわけではありません。適用開始日は申し込み方法や保険料の支払方法で変わりますが、早くても翌日からと考えておきましょう。
もし保険期間が始まるより前に事故を起こしてしまっても、契約した保険の補償は受けられません。万が一のことを考えて、車の購入と自動車保険の契約は、計画的に進めるようにしましょう。
自動車保険の相場が安い車種の選び方
自動車保険は運転者の条件や範囲だけでなく、車種によっても料金が異なります。保険料が安く設定されている車を選ぶことで、負担の軽減が期待できるでしょう。
また保険料が高くて困っている方は、違う車種や型式に買い換えることで費用が安くなるかもしれません。ここでは自動車保険の相場が安い車種の選び方や車種の保険料が設定される仕組みなどを紹介します。
型式別料率クラスで決まる
自動車保険は「型式別料率クラス」に基づき、料金が決められています。型式別料率クラスとは「対人補償」「傷害(人身傷害・搭乗者傷害)」「車両保険」を、車種および型式ごとに評価した数字です。
自家用乗用車は17段階、自家用軽自動車は3段階の数字で、各項目を評価します。数字の大小で、保険料が決まる仕組みです。保険料がどれくらいになるか知りたい場合は、契約対象とする車両の型式別料率クラスを確認してみましょう。
保険金の支払い実績が少ない車が安くなる
型式別料率クラスの各項目に表示される数字は、過去の事故で支払われた保険金の額が影響します。例えば比較的事故の発生率が低いとされるコンパクトカーなどは、料率クラスが小さく保険料は安価です。
一方盗難に遭いやすかったり補償額が高くなったりする高級車やスポーツカーは、保険料も高額になる傾向があります。中でも料率クラスが大きいのは、車両保険です。そのため補償実績の少ない車種を選べば、保険料を抑えることができるので意識してみてください。
型式別料率クラスは定期的に更新される
型式別料率クラスは、損害保険料算出機構によって定期的に更新されます。再調査の頻度は年に一度です。この見直し時に事故や補償実績が増えたことが分かった車種は、型式別料率クラスおよび保険料が上がってしまうこともあります。
どの車も型式別料率クラスが上がる可能性を秘めていますが、上がりやすい車とそうでない車があることも事実です。毎年見直されていることを念頭に置き、購入する車を選ぶとよいでしょう。
なお、型式別料率クラスは「損害保険料率算出機構」のホームページより確認できます。目安としてチェックしてみましょう。
車を購入するならネクステージを活用しよう!
保険を安く抑えたい場合は、中古車を検討してみましょう。中古車であれば初期費用も抑えられるため、安い保険料と合わせて一石二鳥です。
中古車販売店のネクステージは、良質でお得な車を多数取り扱っています。保険料を抑えられる車はもちろん、予算に合った車もすぐに見つけられるでしょう。ここでは、ネクステージでの中古車購入がおすすめな理由を2つ紹介します。
販売中の中古車はWebで確認できる
ネクステージで販売している中古車は、Web上でチェックすることができます。検索対象は、全国200を超える店舗にある3万台以上の在庫です。また検索する際は、メーカーや車種はもちろん走行距離やボディカラーなど細かい設定で絞り込めます。
欲しい車を見つけた場合は、そのままWebから見積もり依頼もできるので、車選びが捗るでしょう。近くにネクステージ店舗が無い方や忙しくて店舗に行けない方でも、空き時間で希望の中古車を検索できるのは大きな強みです。
購入後の保証も活用できる
ネクステージでは、販売している全ての中古車に無料の保証を付帯しています。保証の範囲はエンジン機構、トランスミッション、ブレーキ、エアコンなどに加え、消耗品や装備品にまで及ぶため、中古車に不安がある方でも安心です。
無料保証の対象は以下が基準となります。
・納車から3か月以内、および納車後の走行距離3,000km以内
・納車から1か月の輸入車(走行距離の制限は無し)
自動車保険だけでなくネクステージが用意している無料保証があれば、納車後も安心して運転を楽しむことができます。
まとめ
車を所有するには購入費だけでなく、維持費のことも考慮する必要があります。特に自動車保険の料金は、車を運転する以上支払いが続く項目です。保険料を抑えるためには、車選びや補償内容の精査などの工夫をするようにしましょう。
また購入費用・保険料ともに抑えたい方は、中古車の購入がおすすめです。保険料が安くてお気に入りの中古車を検索・購入するなら、ラインアップが豊富で無料保証もあるネクステージをぜひご利用ください。