マツダのMAZDA3を買うならセダン?ファストバック?グレードや価格を紹介
『アクセラ』の後継車として誕生した、マツダの『MAZDA3(マツダ3)』は、ファストバックとセダンタイプの2種類の姿で販売されています。
今回はMAZDA3の特徴や魅力を解説するとともに、販売中のグレードを全てご紹介します。中古車の相場価格もご紹介するので購入を検討されている方は参考にしてみてください。
※目次※
・モデルチェンジ後の特徴と魅力をチェックしよう
・幅広いラインナップが特徴!MAZDA3のグレード一覧
・MAZDA3に搭載されている4つのエンジンについて知ろう
アクセラからモデルチェンジ新型MAZDA3
2019年5月24日に発売が開始したMAZDA3は、以前はアクセラとして販売されていました。「日常が鮮やかに輝くパーソナルカー」をコンセプトとしており、デザインや走行性能、静粛性など車の提供価値にさらに磨きがかかっています。
また2019年12月5日にはSKYACTIV-X(スカイアクティブエックス)という新世代ガソリンエンジンが搭載された車種も発売されました。
マツダ独自の燃焼方式「SPCCI(Spark Controlled Compression Ignition:火花点火制御圧縮着火)」を採用することにより、少ない燃料で高効率な燃焼を実現できます。
MAZDA3のデザインと安全性能
アクセラからモデルチェンジしたMAZDA3は、車名が大きく変わったこともありデザインや機能性なども大きく変化しています。
ここではエクステリアやインテリアのデザインを始め、進化を遂げているMAZDA3に搭載された安全性能について詳しくご紹介します。提供価値に磨きがかかり、高級感の増したMAZDA3の魅力と特徴を見ていきましょう。
MAZDA3のエクステリア(外装)
マツダデザインの哲学である「Car as Art(アートとしてのクルマ)」を追求し、「魂動デザイン」の車としてMAZDA3は誕生しました。
そのデザインは不要な要素が省かれており、シンプルさとエレガントさを備えたフォルムが特徴的です。2020年のワールド・カー・オブ・ザ・イヤーにおいては、特別賞のひとつであるワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。
そんなMAZDA3には『セダン』と『ファストバック』の2種類のラインナップが販売されています。
大人の気品が溢れるセダンタイプは、流れるような優雅なプロポーションが特徴です。一方のファストバックタイプは力強いフォルムが特徴となっており、スポーティーさを感じさせます。
セダンのボディカラーは7色、ファストバックは8色の中から選ぶことが可能です。
MAZDA3のインテリア(内装)
エクステリア同様に、不要な要素がそぎ落とされたシンプルなデザインです。運転に集中できる心地よい空間となっており、走りへの期待度が高まります。
ドライバーと車の一体感を向上させるため、コックピットの操作機器や速度計などの情報がシンメトリーになるよう開発されています。
なおMAZDA3は自動パーキングブレーキが採用されたことにより、サイドブレーキがなくなりました。そのためコンソール周りがすっきりとし、より高級感を感じさせます。
シートの開発にも注力しており、運転席は電動で高さや前後の位置、背もたれ角度の調整などが可能です。また助手席でもドライブを快適に楽しめるようラチェットレバー式シートリフターが標準で装備されています。
MAZDA3の安全性能
MAZDA PROACTIVE SAFETY(マツダ・プロアクティブ・セーフティ)の考えに基づき、危険な状態に陥る前に危険自体を回避する安全装備が備わっています。
その中のひとつ、先進安全技術のi-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)は、MAZDA3の全てのグレードに標準装備されており、ペダルの踏み間違いや歩行者の検知などのさまざまなでシチュエーションから事故リスクを最小限に抑えることが可能です。
他にもドライバーの疲労や注意力の低下を検知することで休憩を促すドライバーモニタリングや、高速道路などでの渋滞時にドライバーへの負担をサポートするクルージング&トラフィック・サポート(CTS)などの機能も新たに設定されています。
MAZDA3に搭載されているエンジンの違い
ご紹介したとおり、MAZDA3には幅広いラインナップが用意されています。その中から自分のとっておきの1台を見つけるために、エンジンの違いについて把握しておくといいでしょう。
エンジンはボディタイプ問わず4つの種類があります。ここではその種類である、ガソリンエンジンSKYACTIV-Gの1.5と2.0、ディーゼルエンジンのSKYACTIV-D、新世代ガソリンエンジンのSKYACTIV-Xについてそれぞれ詳しく解説します。
ガソリンエンジンSKYACTIV-G 1.5
ガソリンエンジンSKYACTIV-G 1.5のスペック |
|
種類 |
水冷直列4気筒DOHC16バルブ |
総排気量 (L) |
1.496 |
最高出力 (kW(PS)/rpm) |
82(111)/6,000 |
最大トルク (N・m(kgf・m)/rpm) |
146(14.9)/3,500 |
(2020年11月時点の情報です)
高効率直噴ガソリンエンジンのSKYACTIV-Gは、燃費性能とパフォーマンスに優れています。
SKYACTIV以前のエンジンと比べて燃費と低中速トルクが15%改善しており、高圧縮比は14.0と量産ガソリンエンジンにおいて世界的にも高い数値です。また高圧縮比化するにあたりノッキング(異常燃焼)の克服にも注力されています。
ガソリンエンジンSKYACTIV-G 2.0
ガソリンエンジンSKYACTIV-G 2.0のスペック |
|
種類 |
水冷直列4気筒DOHC16バルブ |
総排気量 (L) |
1.997 |
最高出力 (kW(PS)/rpm) |
115(156)/6,000 |
最大トルク (N・m(kgf・m)/rpm) |
199(20.3)/4,000 |
(2020年11月時点の情報です)
SKYACTIV-G 2.0は1.5に比べてさらに加速性能が上がっています。そのためバイパス走行中の追い越しの際にも、思い通りの加速を体感することが可能です。
ディーゼルエンジンSKYACTIV-D
ディーゼルエンジンSKYACTIV-Dのスペック |
|
種類 |
水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ |
総排気量 (L) |
1.756 |
最高出力 (kW(PS)/rpm) |
85(116)/4,000 |
最大トルク (N・m(kgf・m)/rpm) |
270(27.5)/1,600-2,600 |
(2020年11月時点の情報です)
ディーゼルエンジンならではのパワーを感じられるSKYACTIV-Dは、長い時間のドライブでも快適に走行できます。さらに燃費に優れており、走行時の二酸化炭素排出量も削減できるため、環境にも優しいエンジンです。
またレギュラーやハイオクに比べて価格の低い軽油を使用することにより、ランニングコストを抑えることもできます。
新世代ガソリンエンジンSKYACTIV-X
新世代ガソリンエンジンSKYACTIV-Xのスペック |
|
種類 |
水冷直列4気筒DOHC16バルブ |
総排気量 (L) |
1.997 |
最高出力 (kW(PS)/rpm) |
132(180)/6,000 |
最大トルク (N・m(kgf・m)/rpm) |
224(22.8)/3,000 |
(2020年11月時点の情報です)
少ない燃料で高効率な燃焼ができるSKYACTIV-Xは、走行性能と環境性能を両立した新世代ガソリンエンジンです。M Hybrid(エム ハイブリッド)が採用されたことにより、気持ちの良い走りと燃費の低さを感じることができます。
特に合流時の加速や真っすぐな道での走行、右折時からの発進といったシチュエーションで、よりSKYACTIV-Xの良さを体感できるでしょう。
MAZDA3の中古車価格
2019年5月に発売が開始されたMAZDA3ですが、すでに中古市場に出回っており中古で購入することも可能です。ここではファストバックモデルとセダンモデル、それぞれの中古車価格をご紹介します。
販売されてから年月があまり経過していないこともあり、走行距離が少ないものが多い傾向にあります。購入を検討されている方は新車を見る前に中古車市場も見てみると良いでしょう。
<MAZDA3 FASTBACK>
MAZDA3 FASTBACKの中古車価格(税込) |
|
価格帯 |
169万円~369万円 |
平均価格 |
289万8,000円 |
(2020年11月時点の情報です)
<MAZDA3 SEDAN>
MAZDA3 SEDANの中古車価格(税込) |
|
価格帯 |
169万2,000円~357万5,000円 |
平均価格 |
268万9,000円 |
(2020年11月時点の情報です)
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まとめ
MAZDA3の特徴や魅力、グレードを解説するとともに、新車から中古車までの価格をご紹介しました。販売から経過した月日が短いこともあり、中古市場に出回っている中古車の走行距離は少ないものが多い傾向です。
新車に近いMAZDA3を中古で購入すれば、割安で手に入れることができます。ネクステージでもMAZDA3の取り扱いを行っているため、購入を検討されている方はネクステージの商品ページをご確認ください。