フリードやフリードプラスの燃費はどのくらい?ライバル車種との性能を比較
ホンダのフリード(FREED)は2016年に発売されたミニバンです。フリードプラス(FREED+)は、2016年に2代目フリードへのフルモデルチェンジのときに発売された車であり、フリードプラスはフリードスパイクの後継モデルです。
フリードとフリードプラスは燃費性能に優れ、シートアレンジによりさまざまな用途として使え、ファミリーカーとしても人気が高いモデルです。本記事では、フリード、フリードプラスを解説し、さらに他車種との燃費の違いについても紹介します。
※目次※
1. 低燃費なコンパクトミニバン「フリード・フリードプラス」
4. 燃費が変わらないフリードプラスは使い道が広がる広い荷室
5. フリードをより燃費良く乗りたいときに意識する5つのポイント
8. フリードなどの低燃費なミニバンを探すならネクステージへ!
・フリードの燃費はハイブリッド車の方がガソリン車よりも大幅に優れている。
・フリードとフリードプラスはさまざまなシートアレンジにより、ファミリー、アウトドア、車中泊にも対応できる。
・中古車市場では発売年が先のフリードのほうが価格帯が広く購入しやすい
低燃費なコンパクトミニバン「フリード・フリードプラス」
フリードはホンダのコンパクトミニバンで、家族での利用にもおすすめできる車です。日本の道路幅に適しており、運転がしやすいと人気を集めています。また、燃費性能に優れていて軽快な走りが特徴です。ここでは、フリードの魅力やフリードプラスとの違いについて解説します。
コンパクトミニバンのフリード
ホンダのフリードは、3列シートのミドルサイズのミニバンで、コンパクトなボディが特徴なのですが、車内空間は広々としています。ミニバンの中では小回りが利きやすく、日本の道路事情に適した運転しやすい車です。
また、運転支援システムの「Honda SENSING」によって、予防安全性能の評価も最高評価を取得するなど、安全性能も高いと言えます。2016年のモデルチェンジによってシート間の距離が拡大したことで、後部座席でも足元の空間に余裕ができ、ゆったりとくつろげるため快適なドライブを楽しめるでしょう。
低燃費設計で作られている
フリード、フリードプラスには、1.5L直列4気筒エンジンが搭載されていて、ガソリン車とハイブリッド車を用意しています。
最高出力はガソリン車が95kW(129PS)/6,600rpm、ハイブリッド車が81kW(110PS)/6,000rpm、最大トルクはガソリン車が153N・m(15.6kgf・m)/4,600rpm、ハイブリッド車が134N・m(13.7kgf・m)/5,000rpmと、7名乗車でも軽快な走りを可能にし、両エンジンとも低燃費設計で作られています。
フリードとフリードプラスがある
フリードプラスは2列シートになっており、フリードの3列目のシートの位置がラゲッジルームになっています。さらに、フリードプラスはフリードよりもラゲッジルームの開口部が広くなっており、開口部は地上から335㎜の高さにあるため、重い荷物や大きい荷物も楽に積み下ろしが可能です。
フリードプラスでは2列目シートを倒すことで、より広くスペースを使えるようになるため、車中泊も簡単に楽しめます。フリードよりも積み込めるスペースが大きいため、アウトドアを楽しむ人にはおすすめの車種です。
フリードやフリードプラスの燃費はどのくらい?
フリードとフリードプラスはエンジン、ハイブリッドシステムが共通なため、燃費性能も同じです。
フリードとフリードプラスにはガソリン車、ハイブリッド車がそれぞれ用意されていて、駆動方式はHYBRID GのみFFですが、他のグレードは2WDと4WDが用意されています。
その中でも燃費性能が高いのは、ハイブリッド車のFFですが、駆動方式での燃費の違いはそれほどではないため、アウトドアで使うのでしたらハイブリッド車の4WDを選択するのもいいでしょう。フリードの6名乗車、7名乗車での燃費の違いはありません。
ここでは、カタログを参考にフリードとフリードプラスの燃費性能を紹介します。
フリードのカタログ燃費
フリードのカタログ燃費(WLTCモードの燃費)は下記表のとおりです。
|
2WD |
4WD |
HYBRID G/特別仕様車 BLACK STYLE |
20.9km/L |
19.8km/L |
HYBRID CROSSTAR/特別仕様車BLACK STYLE |
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G/特別仕様車BLACK STYLE |
17.0km/L |
15.6km/L |
CROSSTAR/特別仕様車BLACK STYLE |
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サイドリフトアップシート車/HYBRID G |
20.9km/L |
― |
サイドリフトアップシート車/G |
17.0km/L |
15.6km/L |
フリードの場合は、6名乗車、7名乗車の燃費性能は同じです。ガソリン車とハイブリッド車では、2WDで3.9km/L、4WDでは3.2km/Lの違いがあるのがわかります。
フリードプラスのカタログ燃費
フリードプラスのカタログ燃費(WLTCモードの燃費)は下記表のとおりです。
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2WD |
4WD |
HYBRID G/特別仕様車 BLACK STYLE |
20.9km/L |
19.8km/L |
HYBRID CROSSTAR/特別仕様車BLACK STYLE |
||
G/特別仕様車BLACK STYLE |
17.0km/L |
15.6km/L |
CROSSTAR/特別仕様車BLACK STYLE |
フリードプラスの場合は、2列シートのため乗車定員は5名です。フリードプラスもフリードと同じ燃費性能で、ガソリン車とハイブリッド車では違ってきます。
フリードとフリードプラスの実燃費の目安
メーカーのカタログ上の燃費性能は、国際的な試験モードであるWLTCで表示しています。かつて使われていたJC08モードでは、実際の燃費はカタログ燃費よりも2~3割は低なると言われています。
そのため実際の燃費を知るには「満タン法」を使って調べるといいでしょう。満タン法は、まず、給油の際に満タンにしてからトリップメーターをリセットします。次の給油でも満タンにして、そのときの給油量と走行距離で燃費を計算する方法です。
例えば、給油量が30Lで走行距離が500kmであれば、500÷30=16.6km/Lとなるのです。ガソリンタンクが空になるまで走る必要はありませんが、できるだけ長い距離を走行したほうがより平均的な燃費を算出できます。また、電装品や使用環境、走り方によっても燃費は変化するため、満タン法で比べる場合は、同じような条件で行うといいでしょう。
フリード、フリードプラスの魅力は低燃費だけではありません。コンパクトミニバンなのに7人乗車できるところや、さまざまなシートアレンジにより荷室へさまざまな物を積め、フリードプラスでは車中泊も簡単にできます。ここでは、フリードとフリードプラスの魅力を解説します。
コンパクトなのに乗車できる人数が多い
コンパクトミニバンである、フリードのボディサイズは、全長4,265mm、全幅1,695mm、全高1,710mm(FF)、1,735mm(4WD)です。3列シートを採用しているフリードの乗車定員は、福祉車両であるサイドリフトアップシート車のみ4名ですが、他のグレードは6名、7名です。
2列目はベンチシートの他に、1席ずつに分かれているキャプテンシートもあり、ロングスライドシートを採用しているため、足を組んでも十分な余裕があるスペースを確保しています。
大人数が乗れて運転もしやすい
フリード、フリードプラスは、ともに最小回転半径が5.2mですので、都市部でも安心して扱えるサイズ感が魅力です。また、7名乗車でも力強い走りと低燃費を実現していて、4WDの設定もあるためオフロードや雪道などのアウトドアシーンでも活躍できます。
全高が1,695mmと高く、ヒップポイントも高いため前方の視界は広く、また、形状を最適化したフロントピラーにより、斜め前の視界も良好です。
燃費が変わらないフリードプラスは使い道が広がる広い荷室
ここからは、コンパクトミニバンのホンダ・フリードプラスがどのような車なのか特徴を見ていきましょう。
フリードがベース車になっているフリードプラスは、従来のフリードに新たな使い方を提案する形で生まれたフリードの派生モデルです。車中泊を意識し、荷室部分を低床化することで使い回しの良い車両に仕上がっています。
フリードを2列シートにしたモデル
従来のホンダ・フリードは3列シート6人、7人乗りの車であるのに対して、フリードプラスは2列シート車で5人乗りです。
後部座席の3列目を取り払うレイアウトの変更により、後ろのラゲッジルームを広く確保したことや、リアシートにスライド機能を持たせることにより通常のフリードとは異なる広い居住スペースをアレンジできるようにしました。
車中泊ブームで人気の広い室内
ホンダ・フリードプラスが誕生した背景は、近年ますます盛り上がっているアウトドアや車中泊のブームによるものが大きいと言えるでしょう。
ホンダが2016年にフリードスパイクから、フリードプラスに改称した際に追加した機能は、リアシートのスライド機能と車内で泊まることを想定したフラットな空間づくり、そして床下の収納スペースでした。
2列目で採用されているキャプテンシートは左右が独立して前後にスライドできる作りになっていることが特徴です。フリードプラスでは、後部座席の前後左右への移動によって、より広く快適な居住スペースを確保できる作りになっています。
2019年のマイナーチェンジで上質なインテリアを採用
ホンダ・フリードプラスは、2019年に大幅なリニューアルをしています。このビッグマイナーチェンジでは、従来のデザインからフロントグリルやバンパーなど車の顔部分にあたるフロント部分の外観を大幅に変更し、クロスターというSUV車を意識した派生モデルをラインアップに追加しました。
クロスターは内装にも工夫があり、汚れに強い撥水加工のファブリックシートの採用など使い勝手にもこだわっています。
安全性能も充実
近年のホンダ車に共通しているとおり、2019年のリニューアルでフリードプラスにもホンダの安全装備パッケージ「Honda SENSING」が標準装備されています。
「Honda SENSING」は、レーダーとカメラで前方の車の状況を認識しながら事前に事故を回避する仕組みですが、後方への誤発進を防ぐ機能なども追加されて進化を遂げています。
フリードをより燃費良く乗りたいときに意識する5つのポイント
フリードの燃費性能が優れているといっても、乗り方を間違えれば燃費は悪化します。そこで、フリードやフリードプラスで燃費向上を目指すためのポイントを紹介します。燃費向上を意識する上で重要なポイントは5つです。これらのポイントを踏まえて、近年高騰するガソリン代を節約しましょう。
燃費計を利用する
燃費を計測する燃費計を利用することで燃費への意識が高まり、結果として燃費向上につながります。燃費計を見ながら、自分がどのようにアクセルを使っているのか把握することが重要です。
ハイブリッドモデルでは、ガソリンとモーターを上手く活用することもポイントで、急ブレーキと急アクセルをなくし、発進時にはゆっくり加速することが大事です。ゆっくりとしたアクセルワークを心掛けることで燃費は向上するため、燃費計を見ながら効率よくアクセルを使いましょう。
ECONボタンを利用する
ECONボタンを利用することで、燃費を抑えながら走行できます。ECONボタンとは、フリードやフリードプラスに搭載されているエコアシストシステムのことで、ECONを使うことでエンジンを制御したりエアコンの稼働を抑えたりすることが可能です。
ただし、ECONボタンを使ったからといって、雑なアクセルワークでは、燃費を抑えるのにも限界があります。急ブレーキや急アクセルなど、燃費が悪くなる乗り方を避けることを前提にすることを頭に入れておきましょう。
短距離の運転や渋滞は避ける
短距離の運転や、渋滞での運転は避けるのが無難です。短距離の運転の場合、ハイブリッド車では最初の5分間はガソリンを使うため、燃費に貢献するEV走行機能を活用できません。
ガソリン車に関しても、エンジンが温まるまではガソリンを多く使用するため、温まらない間に走行が終わってしまう短距離での使用を多用すると燃費は悪化します。
また、渋滞はアクセルとブレーキを何度も繰り返し使うことになるので、ガソリンの消費量が多くなります。停止している間もアイドリング状態が継続され、ガソリンがどんどん消費されている状態なので、なるべく短距離運転と渋滞は避けましょう。
車内に荷物を置き過ぎない
車内に荷物を多く乗せ過ぎないことも重要です。運ぶ荷物が多くなると重量が増えるため、車を前に進む力が必要になり燃料を消費します。車内には必要以上に荷物を置かないように整理しておきましょう。
定期的にメンテナンスをする
定期的にメンテナンスをすることで、燃費をよくできます。特に燃費に大きく影響するのはタイヤの空気圧です。タイヤの空気圧が低いと抵抗が増え大きな推進力が必要となるため、より燃料を多く消費します。給油するタイミングで、こまめにタイヤの空気圧をチェックしておきましょう。
またエンジンオイルも重要で、劣化したエンジンオイルを使っていると、エンジンのパフォーマンスが落ちてしまい、燃費の低下だけでなく、エンジントラブルのリスクも増えます。そのため、エンジンオイルは1年おきに交換しておくと安心です。
フリードやフリードプラスはいくらで買える?
フリードとフリードプラスの燃費性能は、ガソリン車よりもハイブリッド車のほうが高性能です。ハイブリッド車の方が車両本体価格は高いのですが、燃費は良いためランニングコストで考えるとお得感があるでしょう。ここでは、フリードとフリードプラスの新車価格と中古車相場を紹介します。
フリードとフリードプラスの新車価格
フリードとフリードプラスの新車価格は、下記表のとおりです。同じグレードでも駆動方式の違いや、ガソリン車とハイブリッド車では違いがあり、駆動方式は4WD、ハイブリッド車のほうが高額です。また、フリードについては、6人乗りよりも7人乗りが高額です。
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新車価格 |
フリード |
233万900円~333万3,000円 |
フリードプラス |
242万4,400円~321万5,300円 |
(2023年8月時点での情報です)
フリードとフリードプラスの中古車相場
フリード・フリードプラスの中古車相場は、次の表のような価格帯となります。
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中古車価格 |
フリード |
19万9,000円~249万9,000円 |
フリードプラス |
129万9,000円~189万7,000円 |
フリードの中古車相場は、年式が新しく走行距離が短いほど高額な傾向です。フリードプラスは2016年から発売しているため中古車の数が少なく、走行距離も短く装備が充実しています。そのため、最低価格は高めで、年式が新しいものほど高額です。
(2023年8月時点での情報です)
フリードと燃費を比較したいライバル車種3選
燃費に優れている車は他にも複数あり、その中でも特にフリードと比較されるライバル車がシエンタ、ノア、セレナの3車種です。これらの車は安全性能などにも優れ、ファミリー向けやアウトドア利用、車中泊など、フリードとターゲット層も重なる部分が多く、たびたび比較されます。ここでは、ライバル車である3車種の価格と燃費を比較してみました。
トヨタ シエンタ
トヨタ・シエンタの中古車相場は129万9,000円~319万9,000円です。現行モデルのトヨタ・シエンタのカタログ燃費は以下のとおりです(一番燃費の良いグレードの数値)。
WLTC |
28..8km/L |
市街地モード27.9km/L |
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郊外モード30.7km/L |
|
高速道路モード28.1km/L |
2022年8月にフルモデルチェンジされたシエンタのハイブリッド車は、先代モデルよりも燃費が向上しました。フリードよりもかなりの低燃費です。
(2023年8月時点の情報です)
(参考: 『シエンタ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ ノア
トヨタ・ノアの中古車相場は19万9,000円~459万9,000円です。現行モデルのカタログ燃費は以下のとおりです(一番燃費の良いグレードの数値)。
WLTC |
23.4km/L |
市街地モード22.6km/L |
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郊外モード25.4km/L |
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高速道路モード22.5km/L |
燃費に関してはトヨタ・ノアのハイブリッド車ともに、フリードを上回る結果となりました。
(2023年8月時点の情報です)
(参考: 『ノア(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
日産 セレナ
日産セレナの中古車相場は29万9,000円~489万9,000円です。現行モデルのカタログ燃費は以下のとおりです(一番燃費の良いグレードの数値)。
WLTC |
20.6km/L |
市街地モード21.3km/L |
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郊外モード22.5km/L |
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高速道路モード19.2km/L |
セレナは、ハイブリッド車とe-POWERが多くを占めているため、燃費性能を比べることは難しいのですが、日産・セレナのハイブリッド車やe-POWER車よりもフリードのハイブリッドモデルの方が若干ですが上回っています。4WDの設定はありません。
(2023年8月時点の情報です)
(参考: 『セレナ(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
フリードなどの低燃費なミニバンを探すならネクステージへ!
低燃費なミニバンは多数あるため、迷ってしまう方もいるでしょう。フリード、フリードプラスの中古車を探すのであれば、信頼できる中古車販売店で購入すれば安心です。
例えば、ネクステージでは、メーター改ざん車や事故車、水没車などは一切取り扱っておらず、高品質な中古車を豊富に取りそろえています。Webサイトの検索で希望条件を選択すれば、要望にあったぴったりのフリードを探せるでしょう。
全国の在庫から目当ての車種を探せる
ネクステージは、全国に200店舗以上を展開する販売店であるため、豊富な中古車を取りそろえています。気に入った車が最寄り店舗にあれば、実際に車の品質や状態を確認するといいでしょう。
もし、最寄り店舗にて希望条件の車が無い場合でも、全国にある3万台もの在庫の中からお目当ての条件の車を探して、お気に入りの車が他店で見つかった場合には、最寄り店舗に取り寄せることも可能ですので、安心して選べるでしょう。
長く乗る方向けの長期保証もある
ミニバンであるフリードは、ファミリーカーとしても使用するため、長く使うことを考えている人もいるでしょう。中古車の場合は走行距離が長いものや、年式の古いものもあるため、購入するときには気になるものです。
ネクステージでは、国産車であれば3ヵ月以内、3,000kmの保証が無料で付いています。また、有料ですが10年保証もあり国産車は初度登録から7年未満かつ販売時の走行距離が7万km以下の中古車ならば加入できます。
PRもちろんフリードもおススメ
※価格は支払総額
まとめ
フリードはハイブリッド車もあり燃費性能に優れ、2WD、4WDもあるためファミリーカーとしても人気の高い車種です。2列シートのみを採用したフリードプラスは、ラゲッジスペースも広く、アウトドアや車中泊などにも対応可能なため、いろいろな目的を持った人にも満足いく車です。
フリードを長く乗り続けたいと思っている人は、中古車選びでは品質がよく保証内容が充実した中古車販売店で購入するのが安心でしょう。
▼ライタープロフィール
鈴木博之
エディター/ライター
出版社でさまざまなジャンルの雑誌編集を経験したのちフリーランスとして活動。現在は自動車だけでなく、EVバイク、電動アシスト自転車など、面白い乗り物を見つけては取材しているフリーランス編集ライター。