マーチは40年のロングセラー!歴代モデルの特徴やスペックを一挙解説

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マーチは40年のロングセラー!歴代モデルの特徴やスペックを一挙解説

マーチは40年のロングセラー!歴代モデルの特徴やスペックを一挙解説

マーチは日産が販売していたコンパクトカーです。1982年の発売以来、約40年にわたって根強い人気を誇りました。2022年に生産終了しましたが、中古車市場では数多くのモデルが流通しています。

 

コンパクトカーの購入をお考えの方の中には、マーチの中古車購入を検討している方もいるのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、マーチの特徴や最終モデルの基本スペックについて紹介します。ネクステージでの中古車販売価格も掲載していますので参考にしてください。

 

<目次>

1.マーチはグローバルスタンダードを意識したコンパクトカー

2.マーチの歴史を振り返ってみよう

3.マーチの最終モデルの特徴を確かめておこう

4.マーチの最終モデルのラインアップをチェック

5.マーチの売買価格はどのくらい?

6.まとめ

 

■POINT

・マーチはかつて日産が販売していたコンパクトカー。2011年には全世界での累計販売台数が600万台を突破している

・マーチの魅力は温かみのあるインテリアデザインや運転のしやすさが意識されたエクステリアデザイン。最終モデルでは4つのグレードがラインアップ

・マーチの中古車の購入ならネクステージがおすすめ。豊富な在庫の中からお気に入りの1台を選べる!

 

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マーチはグローバルスタンダードを意識したコンパクトカー

マーチは40年のロングセラー!歴代モデルの特徴やスペックを一挙解説

日産では過去にさまざまなコンパクトカーを販売してきましたが、マーチは長寿車として安定した人気を誇っていました。世界に通用するハッチバックモデルとして開発され、現在でも欧米を中心に販売を継続しています。

 

一方で、日本国内では4代目モデルで生産終了しました。ここでは、マーチ誕生までの流れや生産終了後の流れについて見ていきましょう。

 

先進の技術とデザインを採用

マーチの初代モデルが登場したのは1982年です。快適性と経済性を兼ね備えたコンパクトカーとして、デビューから10年にわたって生産が続けられます。

 

ユーザーからの高い指示を得たマーチでしたが、もともとは試作車のみの予定でした。ヨーロッパ基準のデザインを学ぶことを目的としていましたが、最終的には販売にまでこぎ着けたのです。

 

初代モデルは日産初となるアルミニウム製のエンジンが採用するなど、デザインや技術において高い評価を得ました。

 

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全世界で累計販売台数600万台を達成

欧米ではマイクラという車名で販売していたマーチは、初代モデルより全世界において安定した販売を記録します。

 

定期的にフルモデルチェンジを実施しており、2代目から4代目までのモデルでは、低燃費や利便性の高さなどを提供し続けてきました。

 

2010年に登場したマーチの4代目モデルからは、タイ、メキシコ、中国、インドなどで生産されるようになり、世界の56か国で販売されます。2011年にはマーチの累計販売台数が全世界で600万台を突破しました。

 

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2022年に生産終了

2010年には4代目モデルを発売したマーチでしたが、国内販売については2022年に生産終了し、約40年の歴史に幕を閉じました。

 

一方で海外では、マイクラという名義で販売を継続しています。2017年には5代目モデルに相当する「K14型」の販売を開始しました。

 

40年の歴史に終止符を打ったマーチでしたが、復活がうわさされています。日産では電気自動車の開発を継続しており、マーチのEVモデルが登場するとの期待が高まっているのです。ただし、2023年9月時点においてマーチの復活モデルに関する公式な声明は出ていません。

 

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マーチの歴史を振り返ってみよう

マーチは40年のロングセラー!歴代モデルの特徴やスペックを一挙解説

日本国内では4代のモデルが販売されました。初代モデルの特徴のひとつであるコンパクトなデザインを継承しながら、新たな機能や装備を取り入れています。

 

日産ではマーチのスポーツモデルも販売しており、1982年にはスーパーターボ、2013年にはニスモとニスモSが登場しました。ここでは、マーチの歴史について歴代モデル別に紹介します。

 

1982年10月:初代発売

初代モデルが誕生したのは1982年10月です。1981年に開催された東京モーターショーでの出品から1年の経緯を経て、販売を開始しました。

 

初代モデルでは経済性、居住性、走行性能などが追求されています。パワートレインには1,000ccのガソリンエンジンを採用されました。エンジンの軽量化に成功したことで、優れた燃費性能や動力性能が備わっています。

 

また、1989年には、スーパーチャージャーとターボーチャージャーを搭載したスーパーターボが発売されています。

 

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1992年1月:2代目発売

2代目モデルが登場したのは1992年1月です。「高効率のパッケージングと経済的で軽快な走りのニューコンパクト」をコンセプトとしており、エンジンルームのコンパクト化や丸みのあるデザインの統一などの改良が加えられています。

 

パワートレインは、1.3Lガソリンエンジンと1.0Lガソリンエンジンの2種類です。低中速域のトルクが増大したことで、余裕のある走りを体感できます。

 

なお、2代目モデル登場時のグレードは全部で10です。5ドアモデルと3ドアモデルが設定されています。

 

2002年3月:3代目発売

3代目モデルが登場したのは2002年3月です。「ユーザーフレンドリーを追求した、おしゃれな新世代コンパクトカー」をテーマに掲げており、運転のしやすさや軽快な走りなどが意識されました。

 

パワートレインは新開発のDOHCエンジンで、1.0L、1.2L、1.4Lのバリエーションが用意されます。高出力や低排出ガスなどの改良が図られており、動力性能が大幅に向上しました。

 

グレード構成は全部で2つです。5ドアモデルと3ドアモデルがラインアップされています。

 

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2010年7月:4代目発売

4代目モデルが登場したのは2010年7月です。初代モデルからの「フレンドリー」という遺伝子を残しつつ、先進の機能や装備が搭載されました。

 

4代目モデルのグレードは全部で5つです。3ドアモデルが廃止されており、5ドアモデルの設定になっています。また、通常のガソリンモデルに加えて、モーターアシストが備わったモデルが設定されました。

 

2013年12月には、マーチのスポーツモデルが発売されます。スタイリッシュなデザインを取り入れたニスモ、専用チューニングを施したニスモSのグレードが設定されました。

 

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マーチの最終モデルの特徴を確かめておこう

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マーチの最終モデルは4代目です。2013年6月にはマイナーチェンジを実施しており、エクステリアやインテリアに改良を加えています。また、2020年には一部改良を実施しており、新たな安全性能が搭載されました。

 

ここでは、マーチの特徴について4つの項目に分けて見ていきましょう。グレード別の燃料消費率も併せて紹介します。

 

安定感を意識したエクステリアデザイン

最終モデルのエクステリアは、タイヤを四隅に寄せた安定感のあるデザインが採用されました。空気抵抗が意識されており、ルーフライン後端でわずかに跳ね上がるデザインを取り入れています。

 

また、エクステリアでは運転のしやすさも意識されました。フロントフェンダーが盛り上がったデザインになっており、車両感覚がつかみやすくなっています。

 

設定されたボディカラーは全部で11色です。一部のボディカラーには白の差し色が入ったパーソナライゼーションが用意されました。

 

利便性に優れた車内空間

最終モデルのインテリアは温かみを感じるデザインが特徴です。メータークラスターには大型のスピードメーターを中央に配置しており、視認性に優れています。

 

車内には、さまざまな場所に収納スペースが設けられました。ボトルホルダーの付いたフロントドアポケット、ディスクなどを保管できるパーキングサイドポケット、ドリンク類を気軽に置けるフロントカップホルダーなどが用意されています。

 

一部のグレードにはプッシュエンジンスターターが搭載されました。スマートキーを持っているだけで、手軽にエンジンを始動できます。

 

先進の機能を取り入れた安全性能

最終モデルでは先進の安全性能が標準装備されました。接触事故や人身事故を未然に防ぐための、4つの機能が備わっています。

 

・インテリジェントエマージェンシーブレーキ

・踏み間違い衝突防止アシスト

・LDW(車線逸脱警報)

・ハイビームアシスト

 

運転席は視認性が重視されており、運転席からフードやフロントフェンダーが見えるように設計されました。運転席のシートやハンドルは高さの調整が可能で、体格に合わせて最適な姿勢を維持できます。

 

車体の最小回転半径は4.5mで、狭い道や縦列駐車などのシーンでもスムーズに操作できます。

 

燃焼効率を高めたパワートレイン

最終モデルのパワートレインの改良パワートレインは、HR12DEエンジンです。コンパクトながらも燃焼効率に優れており、低中速走行時では力強いトルクを感じられます。

グレード

WLTCモードの燃料消費率

S

17.6km/L

Sプラムインテリア

17.6km/L

X Vセレクション

18.6km/L

X Vセレクションパーソナライゼーション

18.6km/L

G

18.6km/L

G パーソナライゼーション

18.6km/L

※slide →

(参考:『マーチ(日産)の燃費情報』

 

なお、最終モデルではエクストロニックCVTが採用されました。高速道路の走行ではエンジンの回転数を抑えることで、低燃費の走りを可能にしています。

 

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マーチの最終モデルのラインアップをチェック

マーチは40年のロングセラー!歴代モデルの特徴やスペックを一挙解説

マーチの最終モデルグレード構成は4つです。X VセレクションとGには電動格納式リモコンカラードドアミラー、アウトサイドドアハンドル、フルホイールカバーなどに白の加飾がされています。

 

マーチの購入計画を立てている方は、グレードによる違いを確かめておきましょう。ここでは、最終モデルの基本スペックをグレード別に紹介します。

 

S

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Sはマーチのエントリーグレードです。最もリーズナブルな価格で販売されていたモデルで、余分な飾りや機能を省いたシンプルな装備が特徴となっています。

 

一方で安全装備については、インテリジェントエマージェンシーブレーキ、LDW(車線逸脱警報)、踏み間違い衝突防止アシストなどが標準装備です。

 

ボディカラーは11色が設定されました。他の上級グレードと同じボディカラーが設定されており、好みやライフスタイルに合わせてカラーを選べます。

サイズ(全長×全幅×全高)

3,825mm×1,665mm×1,515mm

総排気量

1.198L

最高出力

58kW

最大トルク

106N・m

※slide →

 

Sプラムインテリア

Sプラムインテリアは、Sをベースにプラムカラーの内装色を取り入れたグレードです。ステアリング、シフトノブ、エアコン吹き出し口などには、シルバーのフィニッシャーが追加されています。リアシートは6:4の分割式になっており、シーンに合わせたアレンジが可能です。

 

エクステリアデザインにもこだわっており、フロントバンパーやアウトサイドドアハンドルにはメッキ加工が施されています。

サイズ(全長×全幅×全高)

3,825mm×1,665mm×1,515mm

総排気量

1.198L

最高出力

58kW

最大トルク

106N・m

※slide →

 

X Vセレクション

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X Vセレクションはマーチのスタンダードグレードです。利便性の高い以下の機能が搭載されています。

 

・アイドリングストップ機能

・インテリジェントキー

・プッシュエンジンスターター

 

アイドリングストップ機能を利用すれば、ガソリン消費の軽減が可能です。毎月の燃料費を抑えられるでしょう。

 

一方で、リアシートは可倒式のベンチシートが採用されました。エクステリアの装備はSグレードに準じています。

サイズ(全長×全幅×全高)

3,825mm×1,665mm×1,515mm

総排気量

1.198L

最高出力

58kW

最大トルク

106N・m

※slide →

 

G

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Gはマーチの上級グレードです。X Vセレクションの装備とSプラムインテリアのデザインを採用しています。

 

メーター内ディスプレイは、Gグレードのみの装備です。運転中に必要となる情報や警告を瞬時に表示します。

 

・休憩のアドバイス

・オイル交換

・パーキングブレーキの戻し忘れ

・シートベルトの非着用

・キー忘れ

 

他にもメッキリング付きのスピードメーター、タコメーター、メッキエアコンセンター吹き出し口ノブなどが標準搭載です。

サイズ(全長×全幅×全高)

3,825mm×1,665mm×1,515mm

総排気量

1.198L

最高出力

58kW

最大トルク

106N・m

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マーチの売買価格はどのくらい?

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車の購入計画を立てるとときには、車両価格や諸費用を確かめておくと、予算に合った1台が見つけやすいでしょう。

 

マーチの国内生産は終了しており、現在では中古車の販売のみとなっています。中古車は車両によって販売価格が変動するため、相場の価格帯をチェックしておきましょう。ここでは、ネクステージでの中古車販売価格や買取相場を紹介します。

 

マーチの中古車販売価格

2023年9月時点におけるマーチの中古車販売価格は26万3,000円~111万1,000円です。最終モデルの新車販売価格が120万円以上に設定していたマーチですが、中古車ならお得な価格で手に入れられます。

 

支払総額

車両価格

4代目モデル

30万4,000円~111万1,000円

19万9,000円~99万9,000円

3代目モデル

26万3,000円~36万4,000円

14万9,000円~24万9,000円

※slide →

(参考:『マーチ(日産)の中古車一覧』

 

中古車なら歴代モデルの中古車の購入が可能です。マーチの場合、3代目モデルも選択肢に含められます。3代目モデルなら40万円以下での購入が可能です。

 

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マーチの買取相場

2023年9月時点におけるマーチの買取相場は3,000円~134万2,000円となっています。買取価格は車両によって変動が生じますが、マーチなら100万円以上の高価買取を期待できるでしょう。

グレード

年式

走行距離

買取価格

S

2022年式

5,558km

33万8,000円

S

2022年式

3,851km

33万8,000円

S

2021年式

9,495km

31万6,000円

X Vセレクション

2020年式

1万9,986km

28万3,000円

X FOUR Vセレクション

2020年式

1万4,565km

33万8,000円

X Vセレクション

2020年式

1,399km

72万7,000円

ニスモS

2019年式

1万145km

134万2,000円

ニスモS

2019年式

1万9,881km

50万2,000円

※slide →

(参考:『マーチ(日産)の買取相場・査定実績一覧』

 

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まとめ

マーチは40年のロングセラー!歴代モデルの特徴やスペックを一挙解説

マーチは日産が販売していたコンパクトカーです。40年の歴史があり、これまでに4代のモデルが登場しました。2022年に国内販売が終了しましたが、中古車なら入手可能です。

 

最終モデルであれば比較的新しい車両も見つかることから、中古車市場をチェックして好みに合った一台を探してみましょう。

 

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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。

 

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