スズキの車が安い理由は?人気モデルの性能や価格・中古車相場をチェック!
スズキの車は充実した性能を持ち合わせていながら、他メーカーの同ジャンルの車種と比較しても、圧倒的なコストパフォーマンスの高さが最大の魅力です。なぜスズキの車は安く高品質な車を作り続けることができるのでしょうか。
今の記事では、スズキが車作りをするうえで大切にしていることに併せ、軽自動車、SUV、コンパクトカーの車種ごとの特徴と新車と中古車価格の相場も交えながら詳しくご紹介をします。
※目次※
・スズキは「小さなクルマ、大きな未来。」をスローガンに軽自動車や小型車に特化した開発生産を行っている。
・生産段階の機械化や自動化を進めることによりコストダウンを図っている。
・小さな車を作っているから、各パーツも小さいためパーツの販売価格も安くできる。
スズキの車が安い理由は?
スズキの車はなぜ安いのでしょうか。消費者に安く車を提供しているのには、スズキの絶え間ならぬ企業努力以外にも、消費者に寄り添った車作りを続けていることが挙げられます。
ここでは、スズキが企業努力と消費者に寄り添った車作りをすることで、安い車を作ることができる理由を4点を詳しく解説をします。
軽自動車・小型車に特化して開発している
スズキは「小さなクルマ、大きな未来。」をスローガンに掲げている通り、軽自動車・小型車に特化した車の開発と生産をしています。現代の消費者のニーズはダウンサイジングの傾向にありますが、決して大型車のニーズが無くなった訳ではありません。
しかし、スズキは「小・少・軽・短・美」という思想を下に消費者の求める小さな車作りをすること、地球環境に配慮した車作りをすることを経営基本方針とし、軽自動車や小型車に特化した開発を続けています。
効率化を図りコストダウンを実現している
スズキの車が安い最大の秘訣は、車の製造段階における圧倒的な効率化によってコストダウンを実現している点です。車の製造は可能な限り、機械やコンピュータによる自動化を図り、生産性を高めています。
作業を機械によって自動化にすることで、昼夜問わず車の生産をすることができるようになりました。
さらに、作業を機械化・自動化することで人の介入が減るため人件費の削減に繋がります。これらの効率化や生産性を高めることでコストを最大限に抑え、車両の本体価格を安く提供することを実現させました。
大きすぎない車体サイズでパーツも安い
軽自動車や小型車は、ボディサイズが小さいことに比例して、使用している各パーツのサイズも小さくなります。物理的なパーツサイズが小さくなることで各パーツにかかるコストも小さくなり、結果としてパーツの価格そのものが安くなるメリットがあると言えるでしょう。
他メーカーの同車種と比較してパーツが低価格で手に入るため、車をカスタマイズする際の費用も抑えられます。カスタマイズ好きなユーザーには嬉しいメリットです。
軽量化により維持費も安い
スズキの車両の軽量化技術は国内メーカーの中では群を抜いています。長年培ってきた軽量化技術を駆使することで車両本体の重量が軽くなり、結果として低燃費の車を生産できるようになりました。
車両の重量化はガソリン代が安く済むだけでなく、車両のコストダウンにも繋がっています。また、小型車の重量は1,000kgを超えないように設計されているため、重量税も安いことが大きな特徴です。
スズキの車が安い理由を性能から探る【軽自動車編】
スズキの車が安い理由は、企業のスローガンや理念を忠実に再現した企業努力の賜物です。スズキの得意としている軽自動車と小型車の生産は、効率化や軽量化の技術の恩恵を特に受けていると言えるでしょう。
ここからは、スズキの軽自動車の特徴や性能、新車価格・ネクステージで取り扱いのある中古車の相場状況も併せて詳しくご紹介します。
スペーシア
スペーシアは、スーパーハイトワゴンに分類される軽自動車です。前席もさる事ながら、後席の足元空間や頭上空間が広く、大人2人が着座しても快適に乗車できます。さらに、4人乗車時でも十分な荷室を確保することができることから、ファミリー層から圧倒的な支持を得ている車両です。
安全運転に欠かせないスズキの予防安全技術「SUZUKI Safety Support」を装着(グレードによっては標準装備)することができ、快適な室内空間だけではなく安全性も兼ね揃えている点も大きなメリットと言えるでしょう。
また、スペーシアの重量は850kgからで、スーパーハイトワゴンの現行モデルの中で一番軽く取り回しもしやすい特徴があります。
新車価格 |
中古車相場価格 |
129.8万円~185.6万円 |
39.1万円~149.9万円 |
(2021年9月時点の情報です)
(参考:『スペーシア(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スペーシアカスタム
スペーシアカスタムは、スペーシアのカスタマイズモデルです。フロントマスクは切長なヘッドライトに、大型グリルを片取るようにしてメッキの装飾が施され、大胆で迫力のある顔立ちは高級車の雰囲気を醸し出しています。
また、シート表皮が変更されるなどスペーシアよりも上質な室内空間です。880kgからの軽い重量も相まって走行性能も向上していることから、コンパクトカーにも引けを取らない充実した性能を有しています。
新車価格 |
中古車相場価格 |
164.8万円~195.9万円 |
48.9万円~189.9万円 |
(2021年9月時点の情報です)
(参考:『スペーシアカスタム(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スペーシアギア
スペーシアギアは、スペーシアのSUVデザインのモデルです。ボディの随所にガンメタリック塗装を施しているほか、ルーフレールの標準装備やブラック塗装された専用ホイールを採用することで、タフで無骨な印象のエクステリアを演出しています。
インテリアはスペーシアの基本装備はもちろん、スペーシアギア専用の撥水加工されたシート、防汚加工された荷室を兼ね揃え実用性にも富んでいるモデルです。
基本性能である、広大な室内空間も相まってアクティブなファミリーユーザーに人気を博しています。
新車価格 |
中古車相場価格 |
168.7万円~188.4万円 |
149.9万円~177.7万円 |
(2021年9月時点の情報です)
(参考:『スペーシアギア(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
アルト
アルトは、1979年登場のスズキの主力モデルです。無駄を削ぎ落とし、必要な装備や機能を搭載したシンプルで親しみやすいフロントマスクを備えています。エントリーモデルは新車でも86.3万円と、100万円以下で購入できる点も魅力です。
スズキの予防安全技術「SUZUKI Safety Support」は、グレード別で装備が可能です。スズキの技術が詰め込まれている、まさに日本のベーシックカーの代表格と言えるでしょう。
新車価格 |
中古車相場価格 |
86.3万円~125.5万円 |
9.9万円~89.7万円 |
(2021年9月時点の情報です)
(参考:『アルト(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ラパン
ラパンはヨーロピアンな雰囲気をまとった、ウサギのエンブレムが印象的な乗用車タイプの軽自動車です。可愛らしい丸目のヘッドライトを繋ぐようにグリルが横一線に施されているため、視覚効果で横長でドッシリとした印象に感じる効果があります。
インテリアは落ち着いた雰囲気のベージュを基調としており、収納なども多く装備され利便性が高いことが特徴です。重量は680kgからと非常に軽い車体で、燃費が良いというメリットもあります。
新車価格 |
中古車相場価格 |
121万円~154.9万円 |
15.9万円~139.9万円 |
(2021年9月時点の情報です)
(参考:『アルトラパン(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ワゴンR
スズキの顔とも言えるワゴンRは、全高を高くしたトールワゴンとして一時代を作り上げた立役者です。ベーシックグレードのFX・FAは、四角い大きなヘッドライトが可愛い印象を醸し出しています。上級グレードのFZは、四つ目のヘッドライトを採用しスマートな雰囲気を作り上げ、FX・FAとの差別化が図られました。
グレードによりシート表皮のカラーの違いはありますが、車内は、どのグレードでも安心感のある室内空間です。また、燃費がカタログ値で23km/L以上となっており、どれをとっても高水準の魅力的な車両と言えるでしょう。
新車価格 |
中古車相場価格 |
109.89万円〜154.44万円 |
9.9万円〜127.7万円 |
(2021年9月時点の情報です)
(参考:『ワゴンR(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
エブリイワゴン
エブリイワゴンは、軽キャブワゴントップクラスの荷室サイズを有している軽自動車です。大きな車体ですが、重量が950kgからと軽く取り回しがよく、荷物を運ぶことの多いビジネスシーンだけではなく、ファミリーユースにも適した車両と言えるでしょう。
全高があり、車両の高いことことで運転時の目線が高くなるため、視認性が優れていることも大きなメリットです。近年では、キャンピングカーにカスタマイズするなど、アウトドア利用する人も増えています。
新車価格 |
中古車相場価格 |
155.8万円~189.5万円 |
55.5万円~161.9万円 |
(2021年9月時点の情報です)
(参考:『エブリイワゴン(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキの車が安い理由を性能から探る【SUV編】
ここからは、近年トレンドのSUVタイプの車種について触れていきます。各車両の性能や新車価格・中古車価格はどのようになっているのでしょうか。
スズキが取り扱っているSUVタイプの車両は、軽自動車だけではなく普通車のラインアップもあります。車両ごとに特徴、新車価格、ネクステージで取り扱いのある中古車の相場価格をご紹介します。
ハスラー(軽自動車)
ハスラーは、悪路にも対応する走行性と快適な居住空間を両立した車両です。2014年に初代ハスラーが登場してから瞬く間に人気車種となりました。2020年のフルモデルチェンジ後もその人気が衰えることなく、安定した売上を継続しています。
防汚加工がされた荷室は汚れた荷物を積み込んでも掃除がしやすく、スペース拡大もワンアクションで可能です。また、ラゲッジボードを外せばB型ベビーカーも積み込めます。車両重量は810kgからと軽量で、燃費性能も抜群です。
新車価格 |
中古車相場価格 |
128万円~179万円 |
49.9万円~179.9万円 |
(2021年9月時点の情報です)
(参考:『ハスラー(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ジムニー(軽自動車)
ジムニーは、ラダーフレーム構造を採用した数少ない軽自動車規格の本格SUVです。軽自動車ではあるものの、山間部などの悪路を走破することができる能力を有しています。現行の4代目ジムニーは爆発的な人気を博し、現在も新車は納車まで1年~2年程度必要です。
中古車市場でもその人気は変わりません。しかし、ジムニーの中古車の在庫は潤沢にあるため、すぐにジムニーを手に入れたいという方は、中古車での購入がおすすめです。
新車価格 |
中古車相場価格 |
148.5万円~187.5万円 |
69.9万円~265.9万円 |
(2021年9月時点の情報です)
(参考:『ジムニー(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ジムニーシエラ
ジムニーシエラは、ジムニーの車幅を拡大させた普通車規格の車両です。大型のフェンダーが装備され、さらにフロントバンパーとリアバンパーの幅員が拡張されています。
ジムニーシエラもジムニー同様悪路走行に突起していますが、走行安定性においてはトレッド幅が広いジムニーシエラが有利です。インテリアはジムニーと変更点はさほどなく、荷室の利便性やユーティリティなどの基本装備はジムニーシエラにも踏襲されています。
新車価格 |
中古車相場価格 |
179.3万円~205.7万円 |
219.9万円~289.9万円 |
(2021年9月時点の情報です)
(参考:『ジムニーシエラ(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
クロスビー
クロスビーは力強いSUVルックではあるものの、丸目のフロントライトが採用されており、可愛げのある雰囲気に仕上がった車両です。一見すると軽自動車のハスラーのようにも見えますが、大型のバンパーからフェンダーにかけての造形が全く異なっています。
専用の4WDシステムを搭載しており、SPORT・SNOW・GRIP CONTOROL・HIL DESCENTの4つの路面状況に応じてモードを変更することができるため、積雪が多い地域の方には嬉しい機能です。
新車価格 |
中古車相場価格 |
180.5万円~229.0万円 |
129.9万円~188.9万円 |
(2021年9月時点の情報です)
(参考:『クロスビー(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
イグニス
イグニスは、全グレードにマイルドハイブリッドを搭載しています。小さなボディに迫力のある大きなレッドライトとテールランプが採用され、フランス車のような高級感漂う佇まいが魅力の車両です。
また、エクステリアだけではなく、インテリアも高級感のある上質な空間が広がっています。日本のコンパクトカーの場合、5ナンバー枠である1,700mmを最大まで活用しデザインされることが大半ですが、イグニスの幅員は1,690mmで5ナンバーの最大幅員から少し余裕をもったデザインが採用されています。
新車価格 |
中古車相場価格 |
150.1万円~204.8万円 |
59.9万円~99.9万円 |
(2021年9月時点の情報です)
(参考:『イグニス(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
エスクード
エスクードは、スズキでは唯一となるミドルサイズSUVの車両です。グレードは4WDで6ATのみ展開されています。エスクードの大きな特徴はセカンドシートの多彩なシートアレンジで、ラゲッジルームの仕切り板を活用すると4パターンものアレンジが可能です。
その他にも、ラゲッジルームに12V電源のソケットが装備されており、アウトドアの電源供給にも役立つことでしょう。
新車価格 |
中古車相場価格 |
270.8万円 |
77.6万円~213.9万円 |
(2021年9月時点の情報です)
(参考:『エスクード(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキの車が安い理由を性能から探る【コンパクトカー編】
ここからは、スズキのコンパクトカーに触れていきます。「スズキといえば軽自動車」というイメージを持っている方も多いと思いますが、実はスズキはコンパクトカーは実用性のあるものからスポーツモデルまで、幅広いジャンル展開です。車両ごとに特徴、新車価格、ネクステージで取り扱いのある中古車の相場価格をご紹介します。
ソリオ
ソリオは、スライドドアや普段使いであると嬉しいサンシェードなど、充実装備が魅力の車両です。重量は普通車ながら960kgからと軽量化されており、燃費性能も申し分ありません。
近年では当たり前の装備になったスライドドアは、グレード別で片側か両側が選べます。小さな子供の乗り降りや、大きな荷物の搬入も容易に行うことができるでしょう。
新車価格 |
中古車相場価格 |
151.5万円~214.8万円 |
25.9万円~139.9万円 |
(2021年9月時点の情報です)
(参考:『ソリオ(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ソリオバンディット
ソリオバンディットは、ソリオのカスタマイズモデルです。ソリオの使い勝手はそのままに、フロントには大型のメッシュグリルに大口径のメッキガーニッシュを採用したことによって、スポーティなエクステリアに仕上げられています。
運転席に着座した時のアイポイントが高く設定されているため、見晴らしがよく女性でも運転がしやすい特徴があります。
新車価格 |
中古車相場価格 |
151.5万円~214.8万円 |
52.9万円~189.9万円 |
(2021年9月時点の情報です)
(参考:『ソリオバンディット(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スイフト
スイフトはスズキの車の中でも長きに渡って販売されており、根強いファンを抱える日本のコンパクトカーを代表する車両です。
車内のパネルは黒基調でまとめられているため、運転に集中しやすく、スポーティなメーターが装備されるなど、細やかな演出が運転を楽しくしてくれるでしょう。
また、小さな見た目からは想像がつかないほど車内の居住性は良好で、後席も大人が余裕を持って2名着座することができるほどに足元や頭上空間が広々としています。
新車価格 |
中古車相場価格 |
137.7万円~214万円 |
25.9万円~142.7万円 |
(2021年9月時点の情報です)
(参考:『スイフト(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スイフトスポーツ
スイフトスポーツは、スズキの長年培ってきたさまざまな技術が踏襲されているスポーツモデルです。本格的なスポーツモデルにも関わらず、200万円前後の価格で購入ができてしまう点が驚くべきポイントでしょう。
専用設計の足回りや力強いエンジンを搭載していることはもちろん、バケット調のシートの装備に加え黒基調のインパネのおかげもあり、運転に集中しやすい環境が整っています。まさに人馬一体となって運転をすることができる、スズキを代表するモデルです。
新車価格 |
中古車相場価格 |
187.7万円~214.1万円 |
49.9万円~179.9万円 |
(2021年9月時点の情報です)
(参考:『スイフトスポーツ(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキの人気車はネクステージの中古車がおすすめ!
スズキの車を選ぶ際には、ぜひネクステージへご相談ください。車選びは新車だけではなく中古車も選択肢に入れることで、求めていたグレードの車両を手に入れることができます。
ネクステージではスズキ車をはじめ、各メーカーの多様なジャンルをご用意しており、気になる車両がお住まいの地域から遠く離れている場合は、最寄りの店舗へお取り寄せが可能です。
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まとめ
スズキは、常に消費者目線に立ち車作りに励んできました。これまで培ってきたスズキの企業努力が車両の本体価格や性能に反映しています。
狭い道が多い日本には、小回りのきく軽自動車やコンパクトカーは欠かせません。スズキはそのニーズを汲みながらも、子育て世代、アウトドア、商用など、さらに広いニーズに応える車を作り続けています。比較的価格の安いスズキの車は、中古車でよりお得にご購入ください。
ネクステージでは、このような熱い思いを持ったスズキの車の在庫を豊富にご用意しております。中古車購入のご検討の際にお困りごとがあれば、ぜひお気軽にネクステージへご相談ください。