スイフトの内装は?インテリアの特徴やシートアレンジを紹介
さまざまな軽自動車を販売するスズキには、スイフトのような乗用車も数車種ラインアップしています。スイフトは130万円台からで購入できる価格の魅力もあり、購入を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事ではスイフトの内装・外装の特徴や荷物の積載能力を詳しく解説します。さまざまな種類がラインアップされるコンパクトカーの車選びにお悩みの際にお役立てください。
※目次※
・スイフトの内装はシンプルでありながら、スタイリッシュなデザインと高い利便性を兼ね備えている
・シートアレンジ次第で荷室容量は579Lまで拡大できるため、普段使いから旅行まであらゆるシーンに対応できる点も魅力!
・スイフトの中古車を購入するなら在庫の豊富なネクステージがおすすめ!
内装もスポーティーなデザインのスズキ「スイフト」
現行モデルのスイフトの内装をチェックする前に、スイフトの歴代モデルに触れておきましょう。スイフトがスズキのラインアップに加わったのは、20年以上前です。ここでは、現行モデルのスイフトが誕生するまで、どのような道のりをたどってきたのかを解説します。
2000年に登場した小型車
スイフトが誕生したのは、2000年です。コンパクトかつ背の高い小型車を目指し、新開発した排気量1.3Lのエンジンが搭載されました。
足回りに14インチの大径ホイールを装着したことで、コンパクトなボディーながらアクティブさと軽快なデザインに仕上げられている点が特徴です。
シート位置を高く設計し、乗り降りのしやすさと高い視認性を両立させています。全高は1,540mmのため、タワーパーキングも利用できる利便性も兼ね備えていたモデルです。なお、初代モデルは、欧州で「イグニス」の車名で販売されていました。
2003年にはよりスポーティーなモデルが登場
2003年には、スイフトに本格的なチューニングを施したスイフトスポーツがラインアップに加わります。
スイフトスポーツには、当時ジュニア世界ラリー選手権で活躍していたイグニスのイメージや技術が反映されました。アルミ鍛造ピストンなど専用チューニングが行われた直列4気筒のエンジンを搭載しています。初代のスイフトスポーツは、排気量1.5Lながら、最高出力85kWを発揮しました。
パフォーマンスロッドや専用ディスクブレーキが採用されている点も、スイフトスポーツならではの特徴です。
2017年にはハイブリッドモデルも登場
2017年からは、ハイブリッドモデルもラインアップに追加されました。スイフトに搭載されたハイブリッドシステムは、コンパクトサイズながら大きな駆動力を発揮するモーターと伝達効率の高いトランスミッションを組み合わせた、スズキ独自のものです。
クリープ走行時・定速走行時には、モーターのアシストを利用できるため、燃料を節約できます。モーターならではの力強さを生かし、ダイレクト感のある走りを実感できる点も魅力です。また、マニュアルモード付きパドルシフトによって、スポーティーな走りをより楽しめるでしょう。
スイフトの内装の魅力
ここからは、スイフトの内装に焦点を当てて解説します。スイフトは、どのグレードもブラックの内装色で統一されているため、シンプルに見えるでしょう。シンプルな内装色だからこそ、さまざまな装備がスイフトの良さを際立たせます。
スタイリッシュなメーターやディスプレイ
運転席に座ると、スポーティーなメーターが目に入ります。スイフトのメーターは、速度メーター・スピードメーターともにアナログ式です。メーターのメモリが細かく刻まれている他、メーターの内側に設けられた水温計や燃料計から、クロノグラフ時計のような印象を感じられるでしょう。
メーター中央には、マルチインフォメーションディスプレイが備わっており、燃費情報やモーション、ペダル操作などの情報がカラーもしくはモノクロで表示されます。スピードはデジタル表示で確認したい方でも、マルチインフォメーションディスプレイでチェックが可能です。
シンプルでゆとりのある室内空間
スイフトの内装は、洗練されたデザインでシンプルな印象を与えてくれます。HEARTECTと呼ばれるプラットフォームを採用し、広い室内空間が確保しています。
また、前後のシートともにヒップポイントを低くしたことで、乗車時の頭上空間に余裕を感じられます。前後のシート間の距離も確保されているため、大人の方がリアシートに乗っても、快適に過ごせるでしょう。ドアの開き幅や高さも、スムーズな乗り降りができるよう設計されています。
ポジション調整へも対応
運転のしやすさを追求したスイフトは、ドライビングポジションの細かな調整も可能にしています。シートスライドは前後に240mm、シートリフターは上下に60mm調整が可能です。
ステアリングホイールは、上下に40mm調整可能なチルト機構、前後に36mm調整可能なテレスコピック機構が備わっています。ドライバーの体形や好みのドライビングポジションに合わせられるため、視認性が良くなったり、運転時の疲労が軽減したりすることも期待できるでしょう。
スイフトは内装のシートアレンジで荷室容量が最大579L
スイフトの乗車定員は5人です。コンパクトカーというと、人が乗ったら荷物をあまり載せられないとイメージを浮かべる方もいるかもしれません。スイフトは、乗車スペースだけでなく、コンパクトカーとは思えない広い荷室容量を確保しています。
5人で乗れば最大265L
スイフトはコンパクトなボディーサイズながら、室内空間のレイアウトを工夫したことで5人乗車時でも265Lの荷室容量を確保できます。これは小さなスーツケースが2個入るほどのスペースです。
地上から荷室までの高さは715mmと低く設計したことで、重たい荷物でも楽に積み下ろしができます。日常使いから旅行まで、あらゆるシーンで役立つでしょう。
2人で乗れば最大579L
さらに多くの荷物を積みたい場合には、荷室スペースを広げられます。リアシートを倒せば最大579Lの荷室容量を確保可能です。より大きな荷物を運びたいシーンなどで重宝するでしょう。
また、スイフトのリアシートは分割可倒式を採用しており、片側のみを倒すことも可能です。人も乗せて、荷物も運びたいといった場合でもスイフトの使い勝手の良さが分かるでしょう。
スイフトの内装以外の特徴
車選びの際には、内装だけでなく外装や性能面も、もちろんチェックするでしょう。スイフトの魅力は内装だけではありません。ここからはスイフトの外装や走行性能、安全性能面の特徴を紹介します。内装で感じられる魅力とは違ったスイフトの良さが分かるでしょう。
個性を演出できる外観
スイフトは、独特の存在感を放つワイド&ローのエクステリアデザインが特徴です。カラーバリエーションが豊富な点からも、メーカーのこだわりを感じられます。カラーバリエーションはグレードによって異なります全9種類です。中には2トーンカラーも含まれており、個性的なデザインが好みの方でも満足できるでしょう。
車体寸法は、全長3,845mm~3,855mm×全幅1,695mm×全高1,500mm~1,525mmです。最小回転半径も4.8mと小さいため、狭い道路でも楽に取り回しができます。
走りを楽しめる性能
スイフトには、高い燃費性能と力強い走りを味わえる排気量1.2Lエンジンが搭載されています。1気筒に2本のインジェクターを使用したことで燃焼が安定し、高い熱効率を実現できたエンジンです。ハイブリッドモデルには、マイルドハイブリッドシステムが採用されています。
スイフトの快適な走りを支えているのが、安全装備です。スイフトには、車間距離をキープしながら加減速するアダプティブクルーズコントロールや車線逸脱抑制機能、後退時に周囲の車を検知するリアクロストラフィックアラートが搭載されています(グレード別)。
ネクステージでスイフトの中古車を探してみよう
スイフトの購入を検討されている方の中には、中古車を選択肢に入れている方もいるのではないでしょうか。中古車を探すなら、豊富な在庫数が魅力のネクステージがおすすめです。ここでは、中古車販売店ネクステージの特徴と、スイフトの中古車相場を紹介します。
スイフトの中古車相場
以下は、ネクステージで販売しているスイフトの中古車相場です。
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中古車相場 |
ガソリンモデル |
9万9,000円~134万9,000円 |
ハイブリッドモデル |
99万7,000円~174万9,000円 |
(2023年4月時点)
ガソリンモデルは、先代モデルから現行モデルまで幅広く流通しています。カラーは、ホワイト系やシルバー系が多い傾向です。
ハイブリッドモデルは、2017年式~2020年式が流通しています。カラーは、レッド系が多い傾向です。
全国の中古車からぴったりの一台を見つけよう
中古車を探している中には、条件に合った車が近場になく諦めた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。ネクステージなら、近隣店舗にない場合でも取り寄せが可能です。
ネクステージは、全国に3万台の在庫が常時そろっています。好みの中古車が見つかったら、お近くの店舗で実際に確認した上で商談・購入が可能です。好みの中古車が見つかった場合には、お気軽にご相談ください。
まとめ
スイフトの内装は、運転席に座った瞬間からドライバーの心を躍らせるようなスポーティーなメーターと、シートポジションの細かな設定ができる点が特徴です。コンパクトカーとは思えない、大容量の荷室も日常使いに重宝するでしょう。
スイフトの中古車を検討されている方は、ネクステージをご利用ください。ネクステージのWebページから、グレードや年式を簡単に絞り込めます。検索結果から簡単に見積もり依頼もできますので、お気軽にお問い合わせください。
この記事の執筆者
畠山達也
自動車Webライター
自動車免許のほか、一級自動車整備士、フォークリフト運転免許などを保有するライター。自動車メーカーや部品業界に携わった際の知識や経験を活かし、Webメディアを通して「車の楽しさ」を発信している。