ハスラーの乗り心地に関するチェックポイントは?魅力的な特徴が丸わかり
ハスラーは可愛いらしい見た目の軽自動車で、車高が高めに設定されています。どのような乗り心地なのか、気になる方もいるでしょう。乗り心地は個人の主観ではありますが、自動車メーカーがこだわるポイントです。
この記事では、ハスラーの乗り心地に関するポイントを解説しつつ、判断するための指標を紹介します。乗り心地以外のハスラーの魅力も把握できるので、ぜひ最後までご覧ください。
※目次※
5.豊富な中古車から乗り心地も良好なアクティブに使える軽自動車を探そう!
・乗り心地を評価する時は、走行感覚やシートの座り心地、静粛性を確認することが大切
・ハスラーはプラットフォームを一新し、乗り心地を向上させている
・ハスラーは、乗り心地以外に使い勝手や充実した安全装備などが魅力的
試乗で確認したい乗り心地のチェックポイント
ハスラーの乗り心地を確認するためにも、評価の指標を持つことが大切です。乗り心地を見極めるポイントはいくつかあり、一つひとつ確認することで自分なりの評価ができます。感覚は人それぞれ違うので、他車の評価は参考程度に捉えておきましょう。
走行時の揺れや振動を不快に感じないか
乗り心地を確かめるために試乗する際、まずは車体の揺れ方や振動の有無を確認しましょう。段差を乗り越える時のショックの強さや、カーブを曲がる時の傾きなどに違和感がないかチェックします。突き上げが思いのほか強かったり、旋回時に大きく傾いたりすると、あまり乗り心地が良くないと言えるでしょう。
また、振動も重要なポイントです。振動は路面から伝わる場合もありますが、エンジンからも発生します。特に低回転のアイドリング中の振動が大きいため、不快に感じないか確認してみてください。
シートの座り心地やポジション設定
乗り心地を測る上で、シートも見逃せないポイントです。座った時に、腰に違和感を覚えるようであれば、体格に合っていないのかもしれません。また、ホールド性が高いかどうかも重要で、旋回時に体を預けられるほど運転が楽になります。
ドライビングポジションが自身の好みに合うかどうかもチェックしておきましょう。シートポジションの調整方法は、車種やグレードによってさまざまです。電動タイプであれば細かく位置調整できるため、合わせやすいでしょう。ステアリングの角度や距離が調整できるかどうかも、チェックポイントのひとつです。
静粛性も重要なポイント
車の静粛性も、乗り心地を評価する上で重要です。走行中に不快なノイズが発生する場合や、走行音が大きい場合は、乗り心地が良いと言えないでしょう。
静粛性は、パワーユニットやサスペンション、路面状況、タイヤなどさまざまな要素から影響を受けます。音の感じ方は、人によって大きく異なるポイントです。会話ができないほどうるさい車はほとんどありませんが、静粛性にコストをかけている車ほど、快適に運転を楽しめるでしょう。
ハスラーはモデルチェンジで乗り心地の向上も図られている
乗り心地は評価が分かれるポイントです。自動車メーカーは、乗り心地を良くするためにさまざまな工夫をこらします。ハスラーにはどのようなこだわりがあるのか知りたい方もいるでしょう。ここでは、ハスラーの乗り心地に関して押さえておきたいポイントを解説します。
ボディ剛性を向上
現行ハスラーは、フルモデルチェンジ時に、スズキが新世代プラットフォームと称する「HERTECT(ハーテクト)」を採用しました。先代よりも軽量で高い剛性を確保しているため、旋回時の安定性と乗り心地が向上しています。ボディ剛性は、乗り心地に大きく影響ため重要なポイントです。
他にも、乗り心地のためにサスペンションをチューニングした点や、ステアリングの振動を抑えた点が現行ハスラーの強みです。
視界が良くなりストレス軽減
視界は、気持ちよく走るだけでなく安全性にも関わります。ハスラーは、フロントガラスのサイドにあるピラー(柱)とドアミラーの位置を見直すことで、視界を改善しストレスを軽減している点が特長です。後方の視界も、リヤクォーターガラスを設けたことで改善しています。
また、ドライビングポジションが合わせやすい点も注目ポイントです。前後のスライドは240mmの24段階で、シートリフターにより上下方向60mm、前後方向50mm調整できるため、多くの人が最適なドライビングポジションに設定できるでしょう。チルトステアリングにより、ステアリング位置の調整も可能です。
静粛性を向上
ハスラーは先代より静粛性の向上も果たしています。「高減衰マスチックシーラー」という素材を初採用し、こもり音や雨天時のノイズを低減しており、防音材や遮音材のレイアウトも見直しています。
また、トランスミッションのCVTも新開発しました。スムーズな変速はもちろんのこと、ハイギヤード化により、高いスピードレンジにおいて静かになっています。
(参考:『ハスラー(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
現行ハスラーはより快適で充実した機能を備えている
車の使い勝手や装備も快適性に関わります。現行ハスラーは、使い勝手を向上させており、安全装備も豊富です。また、4WDモデルでは、運転を楽にする機能が盛り込まれています。ここでは、ハスラーのインテリアの特徴を含め、装備や機能を解説するので参考にしてください。
左右独立シートの採用したインテリアの特徴
現行ハスラーは先代と違い、フロントシートに左右独立タイプを採用しました。運転席と助手席の間にドリンクホルダーと小物置きを設置し、利便性を改善しています。
収納スポットは他にも豊富に用意されています。インパネアッパーボックスはグレードによって、フタがテーブルになるタイプとオープンタイプに分かれ、その下にはスマートフォンの収納に適したインパネトレーを設置しています。
また、助手席のシートアンダーボックスも便利です。このように、ハスラーは使い勝手に工夫をこらしています。
ヒルディセントコントロールを採用した4WD
ハスラーの4WDモデルには注目の機能があり、それがヒルディセントコントロールです。この機能は急な下り坂で効果を発揮します。ブレーキペダルの操作をしなくても、車側の制御で時速7km以下になるため、ドライバーはハンドル操作に集中できる画期的な機能です。4WD車であれば、グレードに関わらず標準装備されています。
安全に関する機能が豊富
ハスラーは、先進の予防安全機能を集めたスズキ セーフティ サポートを全車に標準装備しています。以下は、その主要な機能です。
・デュアルカメラブレーキサポート
・誤発進抑制機能
・後退時ブレーキサポート
・後方誤発進抑制機能
・車線逸脱警報機能/車線逸脱抑制機能
・ふらつき警報機能
・先行車発進お知らせ機能
・全車速追従型のアダプティブクルーズコントロール
・標識認識機能
・ハイビームアシスト
・エマージェンシーストップシグナル
・ヒルホールドコントロール
(2023年8月時点の情報です)
この内、車線逸脱抑制機能とアダプティブクルーズコントロールに関しては、「HYBRID G」グレードに非装着車が用意されています。
このように豊富な安全機能が備わっているため、安心してドライブできるでしょう。安全機能は運転の負荷も軽減してくれるため有用ですが、油断は禁物です。悪天候など、条件しだいでは作動しないことがある点を押さえておきましょう。
ハスラー以外の軽自動車の乗り心地も要チェック
ハスラーはアウトドアで活躍する軽自動車で、乗り心地が良いと感じる方も多くいるでしょう。ただ乗り心地は、車種によって全く異なる印象を持つこともあります。そこで、ここではハスラーと同時に検討したい車種を3つ紹介するので、購入時にぜひ比較してみてください。
ダイハツ タフト
タフトはハスラーに真っ向勝負を挑んだモデルと言えるでしょう。ハスラーとは異なるデザイン性で、スクエアな外観が迫力を感じさせます。また、車両感覚がつかみやすく、良好な視界が確保されているため楽に運転できるでしょう。サンルーフを標準装備しており、開放感が味わえるのもタフトの魅力です。
最低地上高は、ハスラーよりも10mm高い190mmです。ダイハツの次世代のプラットフォームが採用されており、フラットな乗り心地を実現しています。
(参考:『タフト(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ ジムニー
ハスラーと同じくスズキから販売されているジムニーは、本格的なオフローダーです。ハスラーよりも走破性が高いため、より厳しい環境の場所に出かけたい場合は、ジムニーを検討すると良いでしょう。
ハスラーとは全く異なるボディ構造とサスペンション形状を採用しているため、乗り心地や走行感覚が大きく異なります。試乗して比較するようにしましょう。
(参考:『ジムニー(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ダイハツ タントファンクロス
軽自動車を検討したことがある方は、タントについて知っているでしょう。タントには派生車種が用意されており、よりアクティブなユーザーにおすすめなのがタントファンクロスです。
アウトドアにマッチするエクステリアで、フロントバンパーやルーフレールなどがタフさを感じさせます。水を弾く加工を施したシートなど、遊び車としてハスラーの新たなライバルです。車高など、通常モデルと差別化されてわけではないため、乗り心地はタントとあまり変わらないでしょう。
(参考:『タントファンクロス(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
豊富な中古車から乗り心地も良好なアクティブに使える軽自動車を探そう!
ハスラーは、遊び車として魅力的な車です。ライバル車も見逃せない魅力を持っています。乗り心地が良く、アクティブに使える軽自動車を探しているなら、まずはネクステージで検索してみてください。ここでは、ネクステージの中古車の魅力を紹介します。
軽自動車の中古車も豊富な在庫から選べる
ハスラーを含め、軽自動車の中古車を狙っている場合は、在庫が豊富な中古車販売店のネクステージで探してみてください。ハスラーは人気車種のため、希望に添う1台が簡単に見つかるでしょう。ネクステージは全国に200以上ある店舗で在庫を保有しており、その数約3万台です。
ハスラー以外の選択肢も豊富です。ネクステージのWebサイトから条件を設定して検索できます。
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※価格は支払総額
メンテナンス付きの保証など有料プランが選べる
中古車を購入する時に保証があると、安心して車を使用できます。ネクステージは、国産車に3か月・3,000km以内、輸入車に1か月・走行距離無制限の無料保証を付帯しているだけでなく、有料プランも選択可能です。
メンテナンス付きの「サービスサポート」や「10年保証」などがあり、加入条件を満たした車両が加入できます。保障内容や保証期間など、詳細は商談時にスタッフへ相談してみてください。
まとめ
ハスラーは、乗り心地にもこだわった軽自動車です。ただし乗り心地には人それぞれ好みがあり、主観により良し悪しが違ってくるため、購入前に試乗すると良いでしょう。他者の評価は、あくまでも参考に程度に捉えておくことをおすすめします。
ネクステージでは、ハスラーを含め多くの中古車を取り扱っています。Webサイトから簡単にいつでも検索できるので、まずはハスラーの在庫車をチェックしてみてください。
【この記事の執筆者】
小波津健吾
高山自動車短期大学を卒業とともに国家2級整備士資格を取得。その後、整備士として実務経験を積み重ね自動車検査員資格を取り、民間工場で検査員として従事した経歴を持つ。現在はメカニックや検査員の知識と経験を活かし、主に車系のメディアで執筆している。