3代目スイフトが狙い目?魅力や中古車価格を紹介します
スイフトは、2000年2月に誕生したコンパクトカーです。世界戦略車として、多くの人気を集めた2代目の魅力を生かし、2010年に3代目が誕生しました。3代目スイフトは、どのような特徴があるのでしょうか。
この記事では、スイフトの歴史、3代目スイフトの特徴を紹介します。記事の最後では中古車の価格相場を紹介しますので、購入検討中の方はチェックしましょう。
※目次※
・3代目スイフトは、2010年9月に販売が開始された
・3代目スイフトは、先代モデルの良さを継承しつつ、燃費性能や走行性能、インテリアの質感は高めたモデル
・3代目スイフトは、中古車市場にも多く流通!走行距離が少ないスイフトもあるためおすすめ
3代目スイフトとは?
3代目スイフトは、先代モデルのシルエットを引き継ぐことで「スイフトらしさ」を残しています。先代モデルはどのような車だったのでしょうか。初代モデル、2代目モデルの特徴を知ると、3代目スイフトの魅力もより理解できるでしょう。ここでは、スイフトの歴史を簡単に紹介します。
(参考:『スイフト(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スイフトは2000年に発売を開始したコンパクトカー
スイフトは、コンパクトボディながら全高の高い、新ジャンル小型車として誕生しました。スイフトの初代モデルが誕生したのは、2000年2月です。スズキが世界展開する小型車のプラットフォームに、力強さと静かさを両立させた、排気量1.3L直列4気筒エンジンを搭載します。
初代モデルはドア開口角度を大きく、乗り降りしやすいようにシート高さを高く設計するなど、日常での使いやすさも考慮された車です。
2004年11月には2代目モデルが誕生します。一新されたプラットフォーム、洗練されたデザインなど、大幅に進化したスイフトが販売されました。2代目モデルは世界各国から高い評価を受け、国内でも日本カー・オブ・ザ・イヤーやRJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。
3代目スイフトは2010年に登場
2010年8月、スズキは優れた走行性能、デザインで人気を集めていた2代目スイフトのフルモデルチェンジを発表します。2010年9月、3代目スイフトの販売が開始されました。
先代モデルからのキープコンセプトであり、スタイリングの目立つ変更は行われていません。キープコンセプトとなったのは、先代モデルが世界各国で高い評価を得ていたためです。
スイフトが持つ個性的なスタイリングを引き継ぐことで、エクステリアデザインの良いイメージを守っています。本記事の3代目スイフトは、4代目が登場する2017年1月まで販売されました。
3代目スイフトは2013年にマイナーチェンジが行われた
先代モデルの魅力でもある、ひと目見て分かるスイフトのシルエットは3代目のモデルチェンジ以降も変わっていません。
2010年9月に販売を開始した3代目スイフトは、気持ちの良い走りに磨きをかけるため、2013年7月にマイナーチェンジを行います。ここでは、2代目からの変更点、マイナーチェンジの内容をチェックしていきましょう。
2代目から進化した点
3代目スイフトは、2代目のシルエットを生かしながらも、新たなプラットフォームを採用しています。3代目に採用されたプラットフォームは、軽量で剛性の高さが魅力です。トレッドとホイールベースも拡大され、旋回性能や直進安定性が向上しました。
足回りは先代モデルと同じサスペンション形式ですが、スタビライザー、コイルスプリングのレイアウトが変更されています。トーションビームを二重構造にしたことで、軽量化とロール剛性アップを実現しました。
装着タイヤは、先代モデルよりインチアップした185/55R16です。大径化、低扁平(ていへんぺい)化によりハンドリング性能が高まっています。
マイナーチェンジで進化した点
2013年7月に行われたマイナーチェンジでは、スズキの低燃費技術「スズキグリーンテクノロジー」がコンパクトカーとして初採用されました。具体的には、デュアルジェットエンジン、エネチャージ、新アイドリングストップシステムなどです。
デュアルジェットエンジンとエネチャージを組み合わせたことで、従来のアイドリングストップ車よりも約21%燃費向上を実現しています(JC08モード)。圧倒的な燃費性能の良さを発揮し、エコカー減税の免税対象車にもなりました。
安全性能面では、ESP(車両走行安定補助システム)が全車に標準装備されます。ESPはセンサーで走行状況を監視し、コーナリング時の横滑り、発進時の空転、急ブレーキ時のタイヤロックを抑制する機能です。
3代目スイフトの特徴
ここからは、3代目スイフトの特徴をエクステリア、インテリア、エンジンの観点から解説します。エクステリアは先代モデルよりも力強さを感じるデザイン、インテリアはドライバーの心をくすぐるデザインが魅力です。新採用のエンジン性能もチェックしましょう。
力強さを感じるエクステリア
スイフトのフロントマスクは、U字をモチーフとすることで、重厚感を表現しています。3代目開発当時はAピラーをボディ色にする案もありましたが、スイフトらしさを表現するために、ブラックアウトが採用されました。
サイドビューは、力強いショルダーライン、前後のタイヤをつかむようなショルダーラインの造形が特徴です。外に張り出した前後のフェンダー、大径ホイール採用などの要素も合わさり、スイフトの特徴的なエクステリアデザインが形成されています。
スポーティーなインテリア
スイフトのインテリアは、ブラックを基調に、シルバー色の加飾が施されたスポーティーなデザインです。ブラックとシルバーのコントラストが、インテリアの質感を高めています。
ステアリングホイールは本革仕様です。ウレタン素材のステアリングホイールと比べると、手触りが良く、吸湿性や保温性にも優れています。ステアリングホイールにはオーディオスイッチがあり、ステアリングホイールから手を離すことなくオーディオ操作が可能です。
低燃費と力強い走りを両立させたエンジン
3代目スイフトには、吸排気VVTを採用したエンジンが搭載されています。アイドリングと低中速域での燃費向上を図りつつ、リニアなトルク特性となったことでスポーティーな走りを味わえるエンジンです。
副変速機構付きCVTを搭載し、エンジン効率の良い走りと燃費性能の両立を実現しています。燃費(JC08モード)は、CVTモデルが20.6km/L~26.4km/L、MTモデルが19.4km/Lです。
3代目スイフトは安い価格の車両が見つかる
3代目スイフトには、より走行性能を高めた「スイフトスポーツ」がありました。スイフト、スイフトスポーツはどちらも中古車として購入が可能です。ここでは、中古車販売店「ネクステージ」が販売するスイフトとスイフトスポーツの中古車相場を紹介します。
3代目スイフトの中古車相場
3代目スイフトは人気車種であったことから、中古車市場に多く流通しています。以下は、ネクステージが販売する3代目スイフトの中古車相場一覧です。
中古車相場(税込み) |
29万9,000円~89万9,000円 |
(2023年12月時点の情報です)
中古車の中には、走行距離3万km台のスイフトもあります。年式に特にこだわらず、長く乗りたい方にも3代目の中古車はおすすめです。
(参考:『スイフト(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
3代目スイフトスポーツの中古車相場
スイフトスポーツはスイフトをベースに、車の基本性能「走る」「曲がる」「止まる」を追求したコンパクトカーです。優れた走行性能を持つことから、国内外で人気があります。
以下は、ネクステージが販売するスイフトスポーツの中古車相場一覧です。スイフトよりも流通台数は少ない傾向にあります。
中古車相場(税込み) |
66万3,000円~222万9,000円 |
(2023年12月時点の情報です)
(参考:『スイフトスポーツ(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
まとめ
3代目スイフトは、2010年9月に販売開始されたスズキのコンパクトカーです。伸びやかで安定感のあるエクステリアデザイン、新プラットフォームによる優れた直進安定性や旋回性、豊富な収納スペースなどさまざまな魅力があります。
生産を終了した3代目スイフトは、中古車として購入が可能です。中古車市場には、3代目スイフトをベースに動力性能を向上させた「スイフトスポーツ」も流通しています。価格面で魅力のある中古車ですが、流動的であることから、小まめなチェックが大切です。
▼ライタープロフィール
畠山達也
自動車Webライター
自動車免許のほか、一級自動車整備士、フォークリフト運転免許などを保有するライター。自動車メーカーや部品業界に携わった際の知識や経験を活かし、Webメディアを通して「車の楽しさ」を発信している。
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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。
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