シエンタの色選びはどれが良い?ボディカラーの種類と色ごとの特徴を紹介
シエンタはトヨタが販売するファミリーユースを意識したコンパクトミニバンです。シエンタには定番色をはじめ個性的なカラーがたくさん設定されているので色選びに迷う場合があるかもしれません。
ボディカラーは見た目の印象に左右するだけでなく、汚れの目立ちやすさや手放すときの買取査定額に影響することもあります。そこで今回は、現行シエンタのカラーを全色細かに紹介していきます。また、色による機能的な効果や人気ランキングも紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
※目次※
・現行シエンタの外装カラーバリエーションは単色7色、ツートンカラー2色の全9色。落ち着いたカラーから個性的で鮮やかなカラーまで自分好みで選べる
・外装カラーの選び方によって、汚れの目立ちやすさが異なる。売却のしやすさを考えるなら定番カラーの黒系か白系も選択肢に入れよう
・シエンタを探すなら全国に豊富な在庫を持つネクステージがおすすめ
シエンタの色選びはどれが良い?
シエンタは家族に人気のミニバンですが、実はボディカラーが9パターンも展開されているのです。そのためベーシックな色はもちろんのこと、少し珍しいカラーも用意されているのでニーズに合わせてボディカラーを選択することができます。
ここではたくさんあるシエンタのボディカラーの中で、目的別でおすすめのカラーを紹介しますので参考にしてみてください。
個性を出したい人におすすめのカラー
個性を出したい、他の人と被りたくないという人には「スカーレッドメタリック」または「グレイッシュブルー」がおすすめです。スカーレッドメタリックはパッとした明るい発色が特徴の鮮やかなレッドで、グレイッシュブルーはアッシュがかっていて若干落ち着いた綺麗なブルーになっています。
またこの2色のみダークグレーとのツートーンカラーが選択できるため、より個性的でスタイリッシュに乗りこなすこともできます。
汚れが目立ちにくいカラー
お手入れが楽で汚れが目立ちにくいカラーは、「ベージュ」もしくは「アーバンカーキ」の2色です。一般的にブラウン系のカラーは汚れが目立ちにくいと言われていますが、残念ながら現在シエンタにブラウンの設定はありません。
現在のラインアップではベージュが最もブラウンに近いカラーで、その次にアーバンカーキが該当し、どちらも汚れが目立ちにくくなっています。お手入れにあまり時間をかけたくないという場合は、この2色を検討すると良いでしょう。
買取価格が高くなりやすいカラー
売却時の査定額を意識するなら「ホワイトパールクリスタルシャイン」、「ダークグレー」、「ブラック」などの定番カラーがおすすめです。シエンタに限らずベーシックなカラーは市場での需要が常に高く、買取価格も高くなりやすい傾向があります。
ボディカラーに特にこだわりがないという場合は、査定額が高くなりやすいベーシックカラーを選択しておくと無難です。
新型シエンタの人気色ベスト3
さまざまなグレードや乗車人数の選択ができるシエンタですが、2023年4月現在最も人気となるグレードは「HYBRID Z 5人乗り」です。公式ホームページの見積もりページでは、その時期の人気なグレードやボディカラーを確認できます。
ここでは、HYBRID Z 5人乗りで選ばれている1位から3位までのボディカラーについて解説していきます。
第1位:ベージュ
たくさんのカラーの中で1位を飾ったのは「ベージュ」で、シエンタのベージュは若干白が混ざったような明るいカラーが特徴です。
派手すぎず地味すぎないといった絶妙な色合いは気兼ねなく使え、街中やアウトドアなどさまざまなシーンに馴染むでしょう。さらに上記でも説明した通り、汚れが目立ちにくいという実用的でメリットも持っています。
第2位:アーバンカーキ
続いて2位を飾ったのは「アーバンカーキ」でした。アーバンカーキは黄色ではなく緑や青に寄った明るいカーキ色が特徴です。派手すぎる色は手が出しづらいけど、他とは一味違う色が良いという方にうってつけのカラーではないでしょうか。
このアーバンカーキのシエンタはテレビCMでも登場しているので、見覚えのある方も多いかと思います。
第3位:ダークグレー
第3位は「ダークグレー」と、ここで初めてベーシックなカラーがランクインしています。ダークグレーは名前の通り、かなり深みのある暗いグレーとなっています。落ち着いた雰囲気ではありますが、ブラックよりもやや明るい印象も持ち合わせているカラーです。
落ち着いた普段使いしやすいカラーが良いけど、おしゃれさも捨て難いという場合におすすめです。
新型シエンタのその他の色とは?
ここまで人気トップ3のカラーを紹介しましたが、シエンタにはまだまだ素敵なカラーがたくさん設定されています。2023年4月時点の現行モデルは7色とそれを組み合わせた2種類のツートーンカラーが用意されています。
ここではトップ3には入らなかったものの、魅力ある他のカラーについても紹介していきますのでカラー選びの参考にしてみてください。
ホワイトパールクリスタルシャイン
ホワイトパールクリスタルシャインは、通常の白の上に特別塗装色のパール層が塗られているため、普通の白い車と比較すると高級感があります。ホワイトは清潔感があり、小さな傷なら目立たない反面、水垢や泥などの汚れが目立つため洗車は欠かせません。
ホワイトパールクリスタルシャインには、モノトーンとツートーンがあります。ツートーンは、ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャインとの組み合わせで、ドアミラーとルーフ部分にブラウンが施されているデザインです。落ち着いた中にもおしゃれ心のあるデザインになっています。
ブラック
ブラックはホワイトに並ぶ定番カラーです。艶のあるブラックは車の印象を引き締めてくれる効果があり、スタイリッシュに乗りこなすことができます。どこをドライブしても馴染みますし、シックな印象をもたらしてくれるカラーです。
またベーシックカラーは飽きづらく、売却時も査定額が高くなりやすい大きなメリットがあります。
スカーレットメタリック
スカーレッドメタリックは現在ラインアップされているカラーの中で一番鮮やかです。
派手すぎると感じる場合はダークグレーのツートーンを選択することで、鮮やかながらも少し落ち着いた雰囲気で乗ることもできます。
華やかなカラーの車に乗りたい、人とは違う個性的なカラーに挑戦したいという場合におすすめです。原色に近くハッキリとした赤いカラーは街中で間違いなく目を惹くことでしょう。
グレイッシュブルー
グレイッシュブルーはグレーとブルーを混ぜ合わせたような、ブルー系のカラーです。ベーシックカラーよりは個性的で目立ちますが、スカーレッドメタリックのような原色感は少ないため落ち着いた印象を持ちます。
思い切った色が良いけど派手すぎない方が良いといった場合にぴったりです。
グレイッシュブルーもダークグレーとのツートーンカラーを選択することができるので、スタイリッシュに乗りこなすこともできます。
車の色選びは印象以外にもさまざまな影響を与える!
車の外装カラーは好みだけで決めてしまうと後悔することになるかもしれないので、注意が必要です。車体の汚れが目立ったり、歩行者の目に付きやすかったりと色にはそれぞれの特徴とメリットがあります。ここでは、7色の系統が持つ特徴をご紹介します。外装カラーは後々に売却することになったときに査定金額にも影響するということも覚えておきましょう。
白
白は清潔感があるため人気の定番カラーです。街中でもよく見かける人気カラーですが、白色の車が多いため駐車場で自分の車をみつけづらいという難点もあります。泥や水垢などの汚れが目立ちやすいことが欠点です。
しかし、売却の際には査定価格が上がることがメリットです。特にパールがかった白は人気があり車種にもよりますが、通常カラーより3万~10万円もプラスになる場合もあります。
黒
黒は落ち着いた印象があり、多くのユーザーに選ばれています。黒の難点はホコリや傷が目立ちやすいということです。加えて、熱を吸収しやすい色なので夏には室内が高温になってしまいます。
黒も白と並んで人気のある定番カラーのため、査定に有利なボディカラーといえるでしょう。
シルバー
シルバーも白、黒に次いで人気のある定番カラーのひとつです。この色は中間色のため、傷や汚れが目立ちにくいという利点があります。
手入れが楽で、長年乗っていても飽きないという点も人気の理由です。また、光を反射するため事故に遭いにくいともいわれています。査定価格は白や黒に比較すると下がりますが、査定にマイナスとなる色ではありません。
ブルー
ブルーは、さわやかでスポーティーな印象を与えます。色味が濃いと傷や汚れが目立つため、手入れや乗り方に注意が必要です。さわやかな印象のブルーですが、この色の車は小さく見えるため、実際の走行位置より遠くを走っているように錯覚し、事故に遭いやすいといわれています。
査定では色味のある車はマイナス評価になる場合が多いため、選ぶ際にはブルーをイメージカラーとする車種が良いでしょう。
レッド・オレンジ
レッドやオレンジはスポーティーな印象で、はっきりしていて個性的で目立つ色です。街中でもあまり見かけない色なので、駐車場で自分の車を探しまわることはないでしょう。反面、傷や汚れは目立つため、車の手入れは入念に行う必要があります。
また、査定ではマイナス評価になる場合がありますが、レッドやオレンジをイメージカラーとしている車種ならプラスの評価を受けるケースがあります。
イエロー
イエローの車は珍しく、運転していてもあまり出会うことはないでしょう。人と違う個性的な色をお探しの方には、おすすめの色です。
査定価格はよくありませんが、人間の注意を促す色のため事故に遭う可能性が低い色ともいわれています。色味が濃いと傷が目立ちますが、薄めの色なら砂や花粉はあまり目立ちません。
ブラウン・ゴールド
ブラウンやゴールドは、砂や泥、花粉などの汚れが目立ちにくい色のため、手入れが非常に楽です。こまめに洗車をする時間のない忙しい人には、この色をおすすめします。
また、ブラウンやゴールドの車は珍しいため、人と違う色にしたい人に向いているでしょう。
PRブルーメタリックのシエンタ
ネクステージでシエンタの色を見比べてみよう
シエンタを購入すると決めても、なるべく価格を抑えたいというのが多くの方の本音ではないでしょうか。それなら中古車を購入するという選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。
ネクステージでは公式Webサイト上で、シエンタの多くの在庫をご覧いただくことができます。カラー選びに迷っている方は画像を参考に選択してみてください。
シエンタの中古車相場
シエンタは新車で購入しようとすると、2023年4月時点で安いグレードでも195万円からとなっています。中古車であればこの価格よりも安く買える車両を探すことができ、予算内でよりグレードの高い車両が手に入れられることもあるでしょう。
2023年4月現在のネクステージでは、シエンタの中古車を19万9,000円~299万9,000円で用意しています。豊富な在庫数のため、珍しい個性的なカラーも多数見つかります。
(参考:『シエンタ(トヨタ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
最寄りの店舗で実車確認もできる
ネクステージは全国に200店舗以上を構え、総在庫数は3万台超えです。この豊富な在庫数からさまざまな条件で車をお探しいただけます。
また公式Webサイトから気になる一台が見つかったけど遠方の店舗だったという場合でも、ネクステージの店舗間であればリーズナブルな価格でお近くの店舗まで輸送が可能です。足を伸ばさずに実車を確認いただけますので、ぜひご活用ください。
まとめ
今回はシエンタのボディカラーについて説明しました。ベーシックカラーから一味違った個性的なカラーまで幅広い展開の中で、気になるカラーは見つかりましたか。
ネクステージのホームページではボディカラーの絞り込みも可能ですので、お気に入りのカラーで条件を設定してみてください。気になる一台が見つかりましたら、車の詳細ページからお問い合せいただくとスムーズです。
・ライタープロフィール
兵頭 倫果(ひょうどう りんか)
大学時代は工学部で電気の分野を専攻し、電気自動車やソーラーカーの製作に励む。大会への出場あり。大学卒業後は国産自動車メーカーに技術者として入社。後に退職し、現在はフリーランスで、「若者にも響かせる」をモットーにYouTubeやライティング活動を行っている。1998年生まれの24歳。