プリウスのバッテリー交換を解説!時期・費用や自分でやる方法は?

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プリウスのバッテリー交換を解説!時期・費用や自分でやる方法は?

プリウスのバッテリー交換を解説!時期・費用や自分でやる方法は?

ガソリン車のバッテリーは消耗品なので、定期的な交換が必要です。ハイブリッド仕様のプリウスも例外ではなく、適切な時期に交換しなければマシントラブルを起こす可能性があります。しかし、プリウスのバッテリー交換の時期や方法が分からないという方もいるのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、プリウスのバッテリー交換の時期や費用、自分で交換する方法をご紹介します。バッテリーの役割や交換の必要性を把握でき、より適切なプリウスの扱い方が分かるようになる内容です。

 

※目次※

1.プリウスのバッテリーは2つある

2.プリウスのバッテリー交換の時期

3.プリウスのバッテリー交換にかかる費用の目安

4.プリウスの補機バッテリー交換を自分でやる方法

5.プリウスのバッテリーが上がってしまったら?

6.まとめ

 

■POINT

 

・プリウスは駆動用と補機の2種類のバッテリーを搭載している。駆動用がメインで、補機は主に駆動用のアシストと電装系への電力供給を担当する

・バッテリー交換が必要になるとシステムから警告が出る。2種類のバッテリーは寿命が異なるので、それぞれ個別に管理が必要

・駆動用バッテリーの交換にかかる費用は18万円前後が目安。補機バッテリーの価格は3万円~5万円が相場

 

 

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プリウスのバッテリーは2つある

プリウスのバッテリー交換を解説!時期・費用や自分でやる方法は?

通常のガソリン車に搭載されているバッテリーはひとつですが、ハイブリッド車のプリウスにはバッテリーが2つあり、それぞれ異なる役割があります。まずは駆動用・補機という2種類のバッテリーの機能を確認しましょう。

 

1.駆動用バッテリー

駆動用バッテリーは、車のモーターを駆動させて走行するためのメインバッテリーです。駆動用バッテリーの寿命は長く、走行距離15万km~20万km程度が目安とされています。高電圧・大容量なニッケル水素電池やリチウムイオン電池を使用しており、繰り返し使用できるのが特長です。

 

トヨタでは、もしも走行距離10万kmまでに寿命を迎えた場合は無償で交換するサービスを実施しています。走行距離10万km未満で駆動用バッテリーの不調を感じている方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。

 

2.補機バッテリー

補機バッテリーはハイブリッドシステムを起動させたり、電装系を稼働させたりする役割があります。補機という言葉から「予備のバッテリー」という印象を受ける方もいるかもしれませんが、補機バッテリーがなければハイブリッド車は動きません。プリウスはモデルによって搭載場所が異なり、トランクルームかエンジンルームに搭載されています。

 

補機バッテリーは一般的なガソリン車と同様に鉛蓄電池を使用しており、寿命は4年~5年程度です。

 

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プリウスのバッテリー交換の時期

プリウスのバッテリー交換を解説!時期・費用や自分でやる方法は?

バッテリーの交換時期については、ガソリンスタンドなどで「バッテリーの交換はいかがですか」と言われたときに意識する程度で、普段からバッテリーの状態を気にしている方はあまりいないかもしれません。車に不調が起こる前にバッテリー交換時期の目安を知っておきましょう。

 

点検を促すメッセージが出たら早めに交換

プリウスに搭載されているハイブリッドシステムにはバッテリーの寿命を検知する機能が搭載されており、バッテリーが劣化するとシステムが警告メッセージを出してくれます。この警告を無視していると放充電に支障をきたすので早めに交換しましょう。

 

補機バッテリーが劣化した場合は「充電不足」という警告が出ますが、警告が出る前にシステムが起動しにくくなったり、バッテリーが上がりやすくなったりといった不具合が顕在化するケースが多いようです。警告が出ていなくても不調を感じたら交換を検討しましょう。

 

ライトが不安定になることも

バッテリーが劣化すると、走行に関わるエンジン以外に電装系の不具合が出ることがあります。ライトの明度が安定しなくなったり、パワーウインドウの動きが鈍くなったりしたときはバッテリーの劣化を疑いましょう。

 

近年の車にはカーナビやドライブレコーダーなどの電装系パーツが数多く搭載されており、急に不調になると運転に支障をきたす可能性があります。走行に問題はなくても電装系に不調が出たらバッテリーの交換を検討しましょう。

 

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プリウスのバッテリー交換にかかる費用の目安

プリウスのバッテリー交換を解説!時期・費用や自分でやる方法は?

いざバッテリーを交換しようというときに気になるのが、交換にかかる費用ではないでしょうか。「バッテリーはどれくらいするのだろうか」「工賃はいくらかかるのか」など、気になることは多いでしょう。以下で費用の目安をご紹介します。

 

18万円前後が目安

プリウスの駆動用バッテリーの本体価格は13万円程度です。さらに交換のための工賃として5万円前後かかるのが一般的なので、総費用は17万円~18万円ほどになります。補機バッテリーの相場は3万円~5万円程度、工賃が数千円ほどです。

 

「プリウスのバッテリー交換は高い」という話を聞いたことがある方もいるかもしれませんが、それは初代プリウスのイメージが強く残っているためでしょう。初代は工賃込みで40万円~70万円かかることもあったようですが、2代目以降はそのようなことはありません。

 

自分でやる方法も

なるべく交換費用を安くしたいときは、業者に頼らず自分で交換するのも方法のひとつです。自分で交換すれば工賃を支払う必要がないので、費用は本体価格のみで済みます。しかし、自分で交換する際にはリスクが伴うことに注意が必要です。

 

手順を誤ると感電や火災を起こす危険性があり、場合によっては車が故障したり作業している人が怪我をしたりする可能性もあります。知識や経験が十分でない場合、特に駆動用バッテリーの交換は業者に依頼するのがおすすめです。

 

バッテリー交換ならネクステージへ

バッテリー交換は必要な工具とバッテリーを準備すれば自分ですることも可能ですが、安全性を考慮するとおすすめしません。きちんと設備が整った業者に依頼するのが無難といえるでしょう。

 

ネクステージでは、専門知識を持つ整備士がバッテリー交換を承っています。経験豊富なスタッフが作業しますので、安心してお任せください。バッテリー選びもプロに任せれば安心です。

 

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プリウスの補機バッテリー交換を自分でやる方法

プリウスのバッテリー交換を解説!時期・費用や自分でやる方法は?

駆動用バッテリーを扱うのは不安でも、補機バッテリーは自分で交換したいという方もいるでしょう。ここでは、そのような方のために補機バッテリーの交換手順を解説します。補機バッテリーであっても交換の際は手順を守った適切な処置が必要です。事前にしっかりとした知識を身につけましょう。

 

1.メモリーバックアップ

プリウスはシステムが電子制御されており、システム情報がメモリーデータとして記録されています。バッテリーを抜くとメモリーデータが消えてしまい、交換後に時計やナビの初期設定をしなくてはなりません。

 

これを避けるには、バッテリーを抜いている間も電力を供給するメモリーバックアップという装置を用意する必要があります。メモリーバックアップはエンジンルーム内にあるヒューズボックスに接続すると作業しやすいでしょう。ケーブルの端子にはプラスとマイナスがあるのでご注意ください。

 

2.バッテリーの取り外し

2009年以降に発売された30系プリウスの補機バッテリーはトランクルームの下に搭載されています。トランクルームのカバーを外した上で、その右側にあるバッテリーのカバーを外しましょう。

 

バッテリーは接続されているマイナスの端子から取り外すのがポイントです。続いてプラスの端子とガス排出用のチューブも外してから取り出します。この際、端子部分が金属に触れないようにテープなどを巻いて保護しておきましょう。チューブは爪が折れないようにまっすぐ引き抜きます。

 

3.新しいバッテリーの取り付け

交換用バッテリーを元のバッテリーが納めてあった場所に入れて、端子をつなぎます。プラス端子が前方になるのが正しい向きです。端子は取り外すときとは逆に、プラスから接続しましょう。マイナス端子と排出用チューブもつないだら、カバーを元通りに設置します。ステーでバッテリーを固定するのも忘れないようにしてください。

 

4.メモリーバックアップから電源を外す

メモリーバックアップを外す際は、取り付けたときと逆の手順で行います。車体のマイナス端子→メモリーバックアップのマイナス端子→車体のプラス端子→メモリーバックアップのプラス端子の順です。

 

メモリーバックアップは補機バッテリーに直接つなぐ方法もありますが、作業のしやすさを考えると、ヒューズボックスにつなぐ方法をおすすめします。

 

5.動作を確認する

交換したバッテリーの動作に問題がないことを確認します。ハイブリッドシステムやライト、カーナビなどの車載装備が稼働するかテストしましょう。もしも不具合があった場合は機器のマニュアルを確認して、記載されている対処方法に従ってください。

 

取り外した古いバッテリーは危険物に指定されているため、自治体では回収していません。ガソリンスタンドや不用品回収業者に持ち込んで処分してもらいましょう。

 

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プリウスのバッテリーが上がってしまったら?

適切なタイミングでバッテリーを交換していても、ライトの切り忘れなどでバッテリーが上がってしまうこともあるでしょう。バッテリー上がり対策としては、ジャンプスターター機能があるモバイルバッテリーを携行するのが効果的です。

 

モバイルバッテリーがない場合は、他の車のバッテリーを借りて電力を供給するという方法もあります。ただし、ハイブリッド車のプリウスは他の車のバッテリー上がりをアシストできないことに注意しましょう。

 

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まとめ

プリウスのバッテリー交換を解説!時期・費用や自分でやる方法は?

プリウスには駆動用と補機という2種類のバッテリーがあり、それぞれ役割が異なります。どちらが機能不全を起こしても車は走らないので、個別に適切なケアをすることが必要です。バッテリー交換が必要になるとシステムが警告してくれるので、目安のひとつとして活用しましょう。

 

トラブルなくバッテリーを交換するには、業者に依頼するのが確実です。ネクステージはプリウスのバッテリー交換も承っていますので、お気軽にお声掛けください。

 

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