86GTはSUBARUとの共同開発で誕生した車!特徴やライバル車との違いを解説
86GTはトヨタ自動車が販売している車で、2016年の登場と歴史が浅いながらも人気が高い車です。販売はトヨタですが、スバルと共同開発を行っており走行性能の高いモデルとなっています。
この記事では、86GTの詳細について解説していきます。ライバル車との比較も紹介するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
※目次※
・トヨタ自動車とSUBARUが共同開発したスポーツカー。強力なエンジンを搭載しているため走行性能が高い!
・86GTのライバル車は、フェアレディZ(日産)とND ロードスター(マツダ)!
・86GTは中古車で買うとメリットが大きい!購入の際には中古車販売店のネクステージにお任せください
86 GTはSUBARUと共同開発したスポーツカー
86GTは、トヨタ自動車とSUBARUが共同開発したスポーツカーです。2016年に発売以来初のマイナーチェンジが行われており、2021年にはフルモデルチェンジが予想されています。
86GTにはSUBARUと共同開発した強力なエンジンを搭載しており、走行性能を高めています。世界最速レベルの反応の良さを誇るトランスミッションを搭載しています。エンジンの回転を素早く伝えてスムーズに変速できるため、加速感をダイレクトに感じながら運転可能です。
さらに86GTは低重心や軽量化に力を入れており、社内空間は維持しつつスポーツカーらしい反応の良さで走行できます。
86GTの特徴
86GTはSUBARUと共同開発しているため、他の車にはない特徴が搭載されています。今までにない新しい車で外見のスポーティーさを楽しむと同時に、車内では快適に運転可能です。本章では、人気の86 GTの特徴を詳しく解説していきます。
走行性能を追求した外観
86GTの外観は、デザインだけでなく走行性能面も追求したものです。空力改善のため、フロントスポイラー(フロント部分のエアロパーツ)やリアスポイラー(後方のエアロパーツ)の形状を改良しています。
空力とは走行するときに車体が受ける空気の抵抗です。空気抵抗が大きいと加速しづらく、走行性能が低下します。走るために使うエネルギーが多いので、燃費性能も悪化します。
86 GTは空気抵抗を減らすパーツを装備したことで空力が減り加速しやすく、走行性能が高い車となりました。
上質なデザインの内装
86GTには、上質なデザインの内装が搭載されています。内装はグレードによって異なり、ファブリック素材(布製)のものや高級素材アルカンターラのもの、本革仕様のステアリングを搭載したものがあります。いずれも上質な大人っぽさを感じさせるデザインです。
座席周りの収納も充実しており、カップホルダーや小物入れ、助手席手前にはボックスもあります。運転席周りに飲み物や小さな荷物を置いておけますし、ボックスには車検証や車の証明書も入れられます。内装の見た目はもちろんのこと、収納性も優れています。
安全機能が充実
86GTには「VSC」という機能を搭載しています。これは車が横滑りした際にブレーキとエンジンを自動的にコントロールし、車両を安定させてくれる機能です。そのほかブレーキをコントロールして坂道発進をサポートする「ヒルスタートアシストコントロール」も搭載されています。
ヒルスタートアシストコントロールがあれば、坂道でアクセルを踏みかえる際にブレーキがかかった状態を保持してくれます。そのため車が後ろに下がることがなく、後方車両にぶつかることもありません。
さらに歩行者を検知し自動的にブレーキがかかる「歩行者保護機能」も搭載されており、充実した安全機能で事故を防げます。
強力なエンジンによる高い走行性能
86GTには、SUBARUと共同開発した水平対向エンジンを搭載しています。水平対向エンジンとは、クランクシャフト(エンジンピストンの動きを回転力に変える装置)に対しシリンダー(ピストンが往復する円筒)を水平に配置しているものです。
従来の直列エンジンだと、車体の左右どちらかの重心が傾いてしまいます。そのため車体は真っ直ぐになっておらず、バランスが悪いです。水平エンジンは車の重心が左右対称なので、操縦性と安定性が大きく向上しています。
また、86GTは、エンジンの高圧縮比が優れています。圧縮比が低いとエンジンの熱効率を維持できるため、高いエネルギーを生み出せて走行性能が高いです。
86GTのグレードとスペック
86GTは複数のグレードがあり、スペックに違いがあります。この章では、86GTのグレードとスペックについて表に基づいて解説します。どのような違いがあるのか理解し、86GTを選ぶ基準にしてみてください。
GT
GTのスペックを以下の表にまとめました。
サイズ mm |
全長 4,240 全幅 1,775 全高 1,320 |
エンジン |
無鉛プレミアムガソリン |
総排気量 L |
1.998 |
最高出力 PS/rpm |
200~207/7,000 |
最大トルク kgf・m/rgm |
20.9~21.6/6,400~6,800 |
車両総重量 kg |
1,460~1,480 |
駆動装置 |
FR(後輪駆動) |
燃費 km/L |
WLTCモード :11.8~12.8 市街地モード:7.5~8.8 郊外モード:12.5~13.7 高速道路モード :14.9~15.1 |
価格(税込) |
303万7,100~310万5,300円 |
GTは最もスタンダードなグレードで、車両価格も低くなっています。外観や内装の設備は86GTの中では少なめで、インパネやシートのカラーもひとつ少なくなっています。しかしスペックに大きな差はないため、他のグレードと比べても劣るものではありません。
GT "Limited"
GT "Limited"のスペックを以下の表にまとめました。
サイズ mm |
全長 4,240 全幅 1,775 全高 1,320 |
エンジン |
無鉛プレミアムガソリン |
総排気量 L |
1.998 |
最高出力 PS/rpm |
200~207/7,000 |
最大トルク kgf・m/rgm |
20.9~21.6/6,400~6,800 |
車両総重量 kg |
1,460~1,480 |
駆動装置 |
FR(後輪駆動) |
燃費 km/L |
WLTCモード :11.8~12.8 市街地モード:7.5~8.8 郊外モード:12.5~13.7 高速道路モード :14.9~15.1 |
価格(税込) |
324万2,800~331万1,000円 |
前述したGTと比べて、スペックでの違いはありません。しかしシートやインパネなどの内装のカラーは、GT "Limited"の方が多くなっています。カラーにこだわるなら、GT "Limited"の方が選択肢は多いです。
GT Limited・Black Package
GT Limited・Black Packageのスペックを、以下の表にまとめました。
サイズ mm |
全長 4,240 全幅 1,775 全高 1,320 |
エンジン |
無鉛プレミアムガソリン |
総排気量 L |
1.998 |
最高出力 PS/rpm |
200~207/7,000 |
最大トルク kgf・m/rgm |
20.9~21.6/6,400~6,800 |
車両総重量 kg |
1,470~1,490 |
駆動装置 |
FR(後輪駆動) |
燃費 km/L |
WLTCモード :11.8~12.8 市街地モード:7.5~8.8 郊外モード:12.5~13.7 高速道路モード :14.9~15.1 |
価格(税込) |
341万8,000~348万7,000円 |
GT Limited・Black Packageは、2017年9月の改良で追加されたグレードです。サイドミラーやアルミホイールなど車のカラーを黒で統一しており、シンプルでかっこいい外観となっています。特別仕様のため、価格は全グレードのなかで最も高額です。
86GTの選び方
86GTの3つのグレードで、それぞれの特徴・整備内容を比較して選ぶことをおすすめします。
GTの上級タイプのファブリックシートが使われ、カーボン装飾も施されて上質なインテリアが特徴です。マフラーカッターが追加されたほか、フロントにはLEDフォグランプも装備しています。
GT "Limited"は外装による空力性能の向上、GT Limited・Black Packageヤスポイラーや電動格納式ドアミラーがブラック塗装となっているのが特徴です。
86GTのライバル車は?
86GTは、他社に同系統のライバル車が存在します。ライバル車の中にも同等の性能を持つものがあるため、86GTよりも自分の条件に合う場合も考えられます。そのため86GTだけでなく、ライバル車も購入の候補に入れておくのがおすすめです。
ここからは、86GTのライバル車である、日産 フェアレディZとマツダ ND ロードスター について解説します。
日産:フェアレディZ
日産のフェアレディZは、1969年に誕生し現行型で6代目となるスポーツカーです。「VQ」という日産車に多く搭載される強力なVエンジンを使っており、気持ちのいい走りが追及されています。
フェアレディは、旧モデルから「ロングノーズ」と呼ばれる、フロントセクション(車の前側)が長く見えるシルエットを使っています。アメリカの大地に負けない強靭さを与えるために採用されました。価格は397万9,800~651万9,700円で、86GTと比べると高価な車です。
マツダ:ND ロードスター
NDロードスターは、初代モデルの良さをとり入れつつ、安全性や快適性などの新しく高まったニーズに対応できるよう改良が加えられました。ロードスターは「人馬一体」という、車が手足のようにスムーズに反応する運転ができる車を目指しています。
NDロードスターも「人馬一体」のコンセプトは引き継ぎつつ、新しいエンジンを搭載しさらに走行性能を向上させています。
86GTは中古車での購入がおすすめ
86GTを購入するなら、中古車での購入がおすすめです。新車よりも中古車の方が、多数のメリットがあるためです。車両の価格を抑えられるだけでなく、豊富な選択肢から選べます。
ここからは、86GTは中古車で購入するメリットを解説します。86GTの購入方法で悩んでいる方は、ぜひ本章の内容を参考にしてみてください。
車両価格が安い
中古車で購入すると、車両価格を安くできます。86GTの新車は、最も低いグレードであっても303万円必要です。
86GTの中古車相場は150万~300万円(2021年3月時点)のため、価格を抑えられます。新車よりも安い価格で買えるため、金銭的な負担を減らしつつ86GTを手に入れられます。
PR86の中古車をチェック
※価格は支払総額
納車が早い
新車よりも中古車の方が納車されるのが早いです。中古車は注文後すぐ検査を行い、納車手続きができるためです。
新車は、受注生産で販売されることがほとんどです。車を製造する工程が必要となるため、納車までに3~4週間かかります。
しかし中古車は在庫があるため、車の製造工程が不要です。注文後すぐに車を検査できるため、納車は1~2週間、早ければ3~4日という短期間です。中古車であれば納車が早いので、車を待つ時間を減らせます。
選択肢が豊富
中古車の方が、車の選択肢が豊富です。在庫で扱っている車が多く、欲しい1台を選んでいけるためです。新車は受注生産が基本なので、在庫があることはまれです。しかし中古車は在庫があるので、その中から自分の条件に合う車を探せられます。
さらに中古車は在庫が多いためボディカラーや年式など、条件にあった車を見つけられます。そのため自分の希望通りの満足のいく1台を見つけやすいです。
86GTの購入には「ネクステージ」をご利用ください
中古車の購入には、中古車販売店の「ネクステージ」をご利用ください。弊社ならではの強みが多数あり、お客様の希望にあった車を見つけられるサービスが充実しているためです。
ネクステージには、以下の強みがあります。
・24時間365日ベストプライス
・全国の系列店から車の取り寄せが可能
・業界最大級の保証がついてくる
ネクステージでは他社の販売価格を毎日調査し値段を調整しているため、いつでも安く車を購入できます。もし希望の車が遠方の系列店に合った場合、最寄りの店舗まで取り寄せることが可能です。
国産の普通車には最長3年の保証がついているため、故障が発生しても修理代はかかりません。中古車購入の際は、ぜひネクステージをご相談ください。
まとめ
86GTはSUBARUと共同開発されており、人気の高い車です。グレードは3つに別れておりそれぞれ特徴があるため、自分に合うグレードを比較しながら検討してみてください。同等のライバル車も登場しているため、86GTに限定せず比較検討するのもおすすめです。
86GTを購入する際には、中古車販売店のネクステージにお任せください。人気な車種、グレードを豊富に取り揃えています。中古車を検討の際は、ぜひネクステージをご利用ください。