スライドドアを搭載したトヨタ車はどれ?合計9車種の現行モデルをご紹介
トヨタが発売している車種は、軽自動車からミニバンまで幅広くのボディタイプが用意されています。バリエーション豊かなトヨタ車ですが、スライドドアを搭載しているモデルはタクシーを含む合計10車種です。(2023年10月時点の情報です)
今回は、タクシーを除く9車種のスライドドア搭載車のラインアップをご紹介します。ボディタイプは軽自動車・コンパクトカー・ミニバンが用意されているので、用途に合った車種を探しましょう。
※目次※
1.スライドドアを搭載した現行モデルのトヨタ車【軽自動車・コンパクトカー】
・2023年10月時点で新車が買えるトヨタのスライドドア車は合計9車種(タクシーを除く)
・スライドドア搭載車の多くはミニバンに設定されている
・「ユニバーサルステップ」搭載車ならさらに乗り降りしやすくできる
スライドドアを搭載した現行モデルのトヨタ車【軽自動車・コンパクトカー】
スライドドアを搭載したトヨタ車の現行モデルを見ると、軽自動車やコンパクトカーのラインアップはそれほど多くはありませんでした。選べる車種は軽自動車のピクシスバンとコンパクトカーのルーミーの2つで、どちらもダイハツのOEM車です。
ピクシスバン
トヨタのピクシスシリーズは、ダイハツからOEM供給されている軽自動車です。ピクシスバンはハイゼットカーゴのOEM車としてラインアップしています。現行モデルは2021年に行われたフルモデルチェンジによって、ボディのスクエア化による広い積載スペースの確保が実現されたモデルです。
分類 |
軽自動車 |
エンジンタイプ |
ガソリン |
新車販売価格 |
104万5,000円~160万6,000円(税込) |
(2023年10月時点の発売モデルの情報です)
商用車としての使い勝手が広がる室内空間は、一例としてみかん箱を65箱も積み込めるほどの広さに加え、運転席では長靴のままでもペダル操作が行えるくらい広々とした設計です。
(参考:『ピクシスバン(トヨタ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
ルーミー
ルーミーは、ダイハツ トールのOEM車として登場した兄弟車です。2016年に登場し、2020年のマイナーチェンジでは、予防安全機能スマートアシストを全車標準装備されています。その際に内外装のデザインも変更されており、生まれ変わったモデルが現行車です。
分類 |
コンパクトカー |
エンジンタイプ |
ガソリン |
新車販売価格 |
156万6,500円~210万円(税込) |
(2023年10月時点の発売モデルの情報です)
2023年もしくは2024年頃のフルモデルチェンジも予想されていることから、そろそろ現行モデルの販売終了を迎えるかもしれません。
(参考:『ルーミー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スライドドアを搭載した現行モデルのトヨタ車【ミニバン】
スライドドア搭載車の軽自動車やコンパクトカーはOEM車のみでしたが、ミニバンになると選択肢は豊富です。車体が大きなミニバンは階段を上るように1歩踏み出して乗り降りするため、地上と室内の高低差があればあるほど乗り降りは大変に感じやすくなります。
トヨタ車はどのような体格でも乗り降りしやすい設計を意識されており、スライドドアの開閉で乗車しやすくなる足場が現れる「ユニバーサルステップ」が採用されている車が見つかるのも注目のポイントです。
シエンタ
2003年に登場したシエンタは、スペイン語の「7」と英語の「楽しませる」という言葉から作られた造語が名前の由来です。2022年8月に先代から引き続いて3列シート7人乗り・2列シート5人乗りをラインアップし、5ナンバーサイズのコンパクト・ミニバンとして3代目が発売されました。
分類 |
ミニバン |
エンジンタイプ |
ガソリン・ハイブリッド |
新車販売価格 |
195万円~310万8,000円(税込) |
(2023年10月時点の発売モデルの情報です)
従来型に比べて室内高が20mm高くなり、より広く開放的な空間へと進化を遂げています。また、後席の快適性を向上させるため、天井サーキュレーターを設定できるモデルです。
(参考:『シエンタ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ノア
2022年1月に4代目へフルモデルチェンジしたノアは、TNGAプラットフォームが採用され、上質で堂々としたスタイルです。パワースライドドア装着車には「ユニバーサルステップ」を助手席側に設定し、家族みんなが乗り降りしやすい設計となっています。
分類 |
ミニバン |
エンジンタイプ |
ガソリン・ハイブリッド |
新車販売価格 |
267万円~389万円(税込) |
(2023年10月時点の発売モデルの情報です)
乗り降り時のもしもに備えた「安心降車アシスト」もメーカーオプションとして採用しており、ドアオープン時の後方から接近する自転車などを検知してアラートを出すなどのサポートが受けられます。
(参考:『ノア(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ヴォクシー
3代目の終盤を迎える頃にはトヨタのディーラー統合で全店全車種取り扱いとなり、車種の整理が進んでいたこともあり、ヴォクシーとエスクァイアはノアに吸収されて1本化されるだろうという予想が出回っていました。
実際は、エスクァイアがラインアップから落ちて、ヴォクシーは2022年に4代目へとフルモデルチェンジを果たしています。
分類 |
ミニバン |
エンジンタイプ |
ガソリン・ハイブリッド |
新車販売価格 |
309万円~396万円(税込) |
(2023年10月時点の発売モデルの情報です)
大きなフロントグリルが印象的な4代目は、コントラストの強い立体構造もあり、ド迫力のミニバンに進化しました。
(参考:『ヴォクシー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
アルファード
高級ミニバンの王者に腰を据えるアルファードは、2023年に4代目へと進化を遂げました。突進するかのような力強く堂々としたスタイルと、おもてなしの思想が詰め込まれた内装が採用されています。
分類 |
ミニバン |
エンジンタイプ |
ガソリン・ハイブリッド |
新車販売価格 |
540万円~872万円(税込) |
(2023年10月時点の発売モデルの情報です)
スライドドアを開けるとユニバーサルステップが現れる仕掛けとなっており、乗車するときの1歩目の高さは地上から約220mmです。掴まりやすいロングアシストグリップも採用されており,
どのような体格であっても乗り降りしやすい設計となっています。
(参考:『アルファード(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ヴェルファイア
アルファードの兄弟車であるヴェルファイアは、一時期アルファードとの統合が噂されていました。しかし2023年6月の新型アルファードの発表と同時に新型ヴェルファイアも発表され、晴れて3代目へと生まれ変わっています。
分類 |
ミニバン |
エンジンタイプ |
ガソリン・ハイブリッド |
新車販売価格 |
655万5,000円~892万円(税込) |
(2023年10月時点の発売モデルの情報です)
ヴェルファイアに採用されているガソリンエンジンは、2.4Lターボエンジンです。専用チューニングによって加速時のスポーティーさを磨くことで、運転する楽しさを追求したモデルとなりました。
(参考:『ヴェルファイア(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ハイエース
スライドドアが採用されている現行モデルのハイエースには、ワゴン・バン・コミューターの3タイプがあります。ハイエースワゴンは快適性にこだわったミニバン、ハイエースバンは機能的な荷室スペースが特徴のビジネスカー、ハイエースコミューターは乗車定員14名の車両です。
【ハイエースワゴン】
分類 |
ミニバン |
エンジンタイプ |
ガソリン |
新車販売価格 |
290万3,600円~403万9,100円(税込) |
(2023年10月時点の発売モデルの情報です)
【ハイエースバン】
分類 |
ビジネスカー |
エンジンタイプ |
ガソリン |
新車販売価格 |
239万2,100円~419万600円(税込) |
(2023年10月時点の発売モデルの情報です)
【ハイエースコミューター】
分類 |
バス・タクシー |
エンジンタイプ |
ガソリン・ディーゼル |
新車販売価格 |
323万8,600円~381万8,500円(税込) |
(2023年10月時点の発売モデルの情報です)
現行モデルは2004年に登場した5代目モデルで、登場から19年という歴史を刻んでいます。4代目も15年の月日を経てモデルチェンジが行われていることから、そろそろ6代目が登場するかもしれません。
(参考:『ハイエースバン(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
(参考:『ハイエースワゴン(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
(参考:『ハイエースコミューター(トヨタ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
タウンエース
以前はワゴンも登場していたタウンエースですが、現行モデルはタウンエースバンのみがラインアップしています。2008年に行われたフルモデルチェンジで4代目になり、コンパクトなボディで使い勝手の良い商用車に生まれ変わりました。
分類 |
ビジネスカー |
エンジンタイプ |
ガソリン |
新車販売価格 |
181万9,000円~234万7,000円(税込) |
(2023年10月時点の発売モデルの情報です)
その後、2020年にマイナーチェンジによって先進の安全装備や新型エンジンを搭載した車両が現在発売されているモデルです。
(参考:『タウンエース(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
まとめ
トヨタのスライドドア搭載車はOEM車の軽自動車やコンパクトカーをはじめ、ファミリー層や商用車としての使い勝手も考えられたミニバンなど、多くの車種が用意されています。車種選びはデザインの好みも大切ですが、より乗り降りしやすい設計の車を探すのもおすすめです。
車体が大きなノアやヴォクシーなどのミニバンは、パワースライドドアと連動して足場が現れる「ユニバーサルステップ」や、掴まりやすい手すりの「ロングアシストグリップ」の搭載車も見つかります。気になる車種を比較して、日々の使い勝手が向上できる1台を探しましょう。
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▼ライタープロフィール
田中宏亮
モーターサイクルジャーナリスト
ハーレーダビッドソン専門ウェブマガジン VIRGIN-HARLEY.comの編集長を経験してジャーナリストとして独立、バイク関連ウェブメディアの運用や記事執筆を手がける。国内はもちろん、アメリカやヨーロッパでのメーカー主催のニューモデル試乗会にも参加。新車の試乗インプレッションのほか、カスタムやファッション、ツーリング等に関するコンテンツを手がける。
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