カムリの人気色ベスト3はコレ！外装色や内装色を徹底解説
カムリはトヨタのミドルクラスセダンです。美しいプロポーションの外観は、どの色を選んでも際立ちます。ただボディカラーは、購入する際に悩みがちなポイントのひとつです。
そこでこの記事では、カムリの現行モデルにおける外板色のバリエーションや、人気色について紹介します。内装色や、グレードによる細かな色の違いも解説するので、ボディカラー選びに迷った際の参考にしてください。
※目次※
・カムリの外板色のバリエーションは全7種類
・黒や白がカムリの人気色だが、ツートンカラーも魅力的
・カムリはグレードによって、ホイールやドアハンドルなどパーツの配色が異なる
カムリの外板色（ボディカラー）のバリエーション
カムリの外板色のバリエーションは、全7色で多くはありませんが、どれも魅力的です。ここでは、モノトーンとツートンに分けて外板色の種類を解説します。ただし、グレードによって選べない色もあるので、狙っているカラーがある場合はグレード選びも慎重に行いましょう。
モノトーンの外板色は5種類
カムリのモノトーンの外板色は、以下の5種類がラインアップされています。
・プラチナホワイトパールマイカ
・プレシャスメタル
・アティチュードブラックマイカ
・エモーショナルレッドⅢ
・ダークブルーマイカメタリック
プラチナホワイトパールマイカが白で、プレシャスメタルはグレー系です。アティチュードブラックマイカは、その名の通り黒系の外板色で人気があります。エモーショナルレッドⅢは、鮮やかな赤で2022年8月に設定されました。そしてダークブルーマイカメタリックは、個性的なカムリを演出できる、深みのある青系のカラーです。
ツートンの外板色は2種類
軽自動車やミニバンなど、ツートンカラーを設定する車種が増えてきました。カムリにも2種類のツートンカラーが用意されており、引き締まった印象を持つでしょう。バリエーションは以下です。
・アティチュードブラックマイカ×プラチナホワイトパールマイカ
・アティチュードブラックマイカ×エモーショナルレッドⅢ
ツートンカラーのメインの色は、プラチナホワイトパールマイカとエモーショナルレッドで、アティチュードブラックマイカはルーフからCピラーにかけて配色されています。
外板色の選択肢はグレードで異なる
カムリの外板色は7種類ですが、すべてのグレードで選べるわけではありません。2023年7月時点において、全色から選べるのは「WS」と「WS“レザーパッケージ”」です。その他の「G」「G“レザーパッケージ”」「X」では、ツートンカラーとダークブルーマイカメタリック以外から選ぶことになります。
ちなみに、アティチュードブラックマイカとダークブルーマイカメタリックを除いて、他の外板色はメーカーオプション設定で有料です。
カムリの人気色ベスト3
人気色を選ぶことで、リセールバリューが有利になることもあります。カムリの人気色について知りたい方もいるでしょう。
ここではトヨタの見積もりシミュレーションページの情報を基に、人気色ベスト3を紹介しつつ、それぞれの特徴を解説します。この3色から選べば、売却時に査定でプラス評価を得られるかもしれません。
第1位：アティチュードブラックマイカ
アティチュードブラックマイカは、落ち着きのある外板色です。カムリのプロポーションに深み与え、引き締まった印象を受けます。マイカなので独特の輝きがあり、高級感や上品さを感じるでしょう。
アティチュードブラックマイカは、オプション設定ではないため、別途費用がかかりません。その影響もあり、一番人気となっているのかもしれません。
第2位：プラチナホワイトパールマイカ
プラチナホワイトパールマイカは、ソリッドカラーではなく、パールを含んでいるため高級感があります。白は多くの車種において人気があり、カムリでも第2位にランクインしたのは必然いえるでしょう。
プラチナホワイトパールマイカは、メーカーオプション設定で、価格は税込3万3,000円です。ちなみに、よりスタイリッシュなツートンカラーの「アティチュードブラックマイカ×プラチナホワイトパールマイカ」もオプションで、税込8万2,500円の費用が発生します。
第3位：プレシャスメタル
プレシャスメタルは、グレー系の外板色で、若干シルバーにも感じられる色合いです。カムリにスポーティーな印象を与えつつ、派手に目立たないため人気を集めたのでしょう。塊感があり汚れも目立ちにくいため、おすすめのカラーです。
プレシャスメタルもメーカーオプションで、価格は税込5万5,000円に設定されています。
カムリのグレード選びはその他の配色にも影響する
カムリは、グレードによって選べる内装色やインストルメントパネルの配色がことなります。このような細かな違いについて把握しておくと、グレードを決める際の判断材料になるでしょう。ここでは、内装色やホイールの色、パーツの配色について解説します。
内装色は2種類
カムリには2種類に内装色が用意されています。ベースとなるのはブラックで、唯一「G“レザーパッケージ”」は、オーカーという明るいブラウン系の内装色を選択可能です。また、レザーパッケージなので、シートには本革が使用されています。
その他のグレードはブラックのみの設定で、レザーパッケージ以外のシート表皮はファブリック素材です。
ホイールの色はグレードで異なる
ホイールの種類や色は、グレードによって違いがあります。まず、エントリーグレードの「X」はスチールホイールが標準装備され、ホイールカバーの色はシルバーです。その他のグレードには、アルミホイールが装着されます。
「G」と「WS」のグレードのホイールは同じで、10本のスポークがあり、シルバー塗装です。そして、「G“レザーパッケージ”」にはアルミ削り出しの色合いが特徴の切削光輝仕様で、その他の部分にはダークグレー塗装が施されています。
最上級グレード「WS“レザーパッケージ”」のホイールには、同じく切削光輝を組み合わせており、ブラック塗装となっています。
グレードで異なる細かな色の違い
外装においてグレードごとに細かな色の違いがあり、ドアハンドルは「X」「G」ともにメッキです。「WS」はボディカラーと同色に設定されています。ピラーガーニッシュは「X」がブラックで、その他のグレードはピアノブラックです。
内装では、インストルメントパネルの色合いが異なります。「X」がチタン調で、「G」はブラックアートウッドです。「WS」は質感の高いシルバージオメタルが採用されています。
カムリの色以外の特徴
カムリはスポーティーな外観と、それに合う外板色の設定が魅力ですが、他にもこだわりの特徴があります。また、購入する前に、スペックを押さえておくことももちろん大切です。ここでは、現行カムリの概要や走りへのこだわり、そして基本スペックについて解説します。
2017年にモデルチェンジし9代目へ
カムリは、2017年にフルモデルチェンジし、9代目となるロングセラーの車種です。ワイドでスポーティーな外観を持ち登場しました。立体感のある造形は美しく、スタイリッシュな顔つきも印象的です。
また、インテリアは上質な雰囲気があり、高級車にも引けを取らない質感といえるでしょう。インストルメントパネルの中央の造形もデザイン性に優れています。また、運転席の視界も良好で、開放的です。
走りにこだわりあり
現行のカムリは、重量バランスに優れた新開発のプラットフォームを採用することで、走りの質感を高めています。低重心化も図っており、高い走行安定性が特徴のひとつです。
走りに大きな影響を与えるサスペンションは、フロントにマクファーソンストラット式、リヤにダブルウィッシュボーン式を採用しています。操舵応答性や乗り心地にこだわり開発されました。プラットフォームとサスペンションの進化により、快適かつ走る喜びを味わえるでしょう。
カムリの基本スペックと価格
カムリには、ガソリンエンジン専用モデルはなく、全てハイブリッド仕様です。ただし、2WDと4WDのE-Fourから選べます。ボディサイズを含めた基本スペックについては、以下をご覧ください。
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全長【mm】 |
4,885~4,910 |
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全幅【mm】 |
1,840 |
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全高【mm】 |
1,445~1,455 |
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最低地上高【mm】 |
145~155 |
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最小回転半径【m】 |
5.7~5.9 |
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ホイールベース【mm】 |
2,825 |
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車両重量【kg】 |
1,550~1,680 |
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エンジン排気量【cc】 |
2,487 |
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エンジン最高出力【kW（PS）/rpm.】 |
131（178）/5,700 |
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エンジン最大トルク【N･m（kgf･m）/rpm】 |
221（22.5）/3,600～5,200 |
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フロントモーター最高出力【kW（PS）】 |
88（120） |
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フロントモーター最大トルク【N･m（kgf･m）】 |
202（20.6） |
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リヤモーター最高出力【kW（PS）】 |
5.3（7.2） |
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リヤモーター最大トルク【N･m（kgf･m）】 |
55（5.6） |
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燃料消費率（WLTCモード）【km/L】 |
21.6~27.1 |
（2023年7月時点の情報です）
カムリの新車価格は、2WDモデルが349万5,000円~448万4,000円で、E-Fourが369万3,000円~468万2,000円となります。ネクステージにおける中古車相場は、79万9,000円~349万9,000円です。
（参考：『カムリ（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
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在庫が豊富だからセダンを見つけやすい
ネクステージは中古車の在庫の豊富な点が強みです。全国に約3万台あるため、カムリなどの希少なセダンモデルも見つかるでしょう。ネクステージのWebサイトで簡単に検索可能です。車種だけでなく、ボディ形状など好みの条件に設定すると適合するモデルがヒットします。
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まとめ
カムリの外板色は、モノトーンが5種類で、ツートンカラーが2種類の計7色です。人気なのは黒と白で、グレー系も独特な色合いで魅力的に映るでしょう。人気色以外のカラーや、オプション価格を考慮しつつ吟味することをおすすめします。
ネクステージでは、カムリを始めとしたセダンの中古車も取り扱っています。Webサイトから豊富な在庫にアクセスできるので、ぜひ一度検索してみてください。
この記事の執筆者
小波津健吾
高山自動車短期大学を卒業とともに国家2級整備士資格を取得。その後、整備士として実務経験を積み重ね自動車検査員資格を取り、民間工場で検査員として従事した経歴を持つ。現在はメカニックや検査員の知識と経験を活かし、主に車系のメディアで執筆している。
