自分名義以外の車を下取りしたい!手続きのポイントやおすすめの売り方

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自分名義以外の車を下取りしたい!手続きのポイントやおすすめの売り方

自分名義以外の車を下取りしたい!手続きのポイントやおすすめの売り方

車に乗り続けていると、事情により売却したり買い替えたりする必要が生じます。日常使用している分には問題ないとしても、手放す際には車の所有者名義が誰であるかを確認することが重要です。

 

自分名義の車でない場合、車の下取りはできるのでしょうか。車が自分名義以外の場合、いくつかのケースがあります。名義変更手続きのポイントについてケースごとにご紹介しますので、ご自分の状況に合わせて参考にしてください。あわせて、おすすめの売り方についても解説します。

 

※目次※

1.自分名義以外の車を下取りしたい!

2.車の下取り前の名義変更で必要な書類

3.車の下取りで自分名義以外の手続きを行うポイント【親しい人】

4.車の下取りで自分名義以外の手続きを行うポイント【業者の場合】

5.名義を調整して車を売るなら下取りよりも買取がおすすめ!

6.車を手放すならネクステージの無料査定を受けてみよう!

7.まとめ

 

■POINT

・車を譲り受けた場合やローン購入した場合は所有者が自分名義以外の可能性が高い

・名義変更の際には必要書類の準備が必要で手元にない場合は再発行してもらう必要がある

・車を売るなら下取りよりもネクステージでの買取を検討しよう

 

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自分名義以外の車を下取りしたい!

自分名義以外の車を下取りしたい!手続きのポイントやおすすめの売り方

車が古くなったり故障したりした場合は、下取りをして新たに買い替えることを検討する方は多くおられます。いざ下取りしてもらおうと思った時に、車の所有者名義が自分ではないことに気づくかもしれません。

 

車が自分以外の名義であるケースはいくつかあり、ケースごとに下取り手続きの流れが若干異なります。主なケースは、これからご紹介する3種類です。

 

名義が親や親族など親しい人の場合

ひとつ目のケースは、名義が親や親族など親しい人の場合です。譲り受けたり、親名義でローンを組んだりした場合には、所有者名義が自分ではない場合があります。その場合、下取りに出す前に名義変更をしなければなりません。

 

名義変更での必要書類は後述しますが、個人間でも新所有者と旧所有者それぞれで用意が必要な書類があります。普通自動車の場合は、実印を押印する必要があるため印鑑証明書が必要です。所在地の役所に出向いて書類を申請しましょう。

 

名義がディーラーやローン会社にある場合

別のケースは、名義がディーラーやローン会社の場合です。ディーラーでローン購入した場合、車の所有者名義はディーラーまたはローン会社となります。「所有権留保」と呼ばれており、車を担保にしたローンのためです。

 

下取りしたい場合は所有権解除手続きを行い、自分名義に変更する必要があります。そのためには、まずローンを完済しなければなりません。後ほど詳しく解説します。

 

銀行系ローンの場合は、ローンの仕組みが異なるため車の所有者名義は自分になっていることが一般的です。ただし、契約内容によってはローン完済までは自由に手放せないと規定されていることもあります。きちんと確認してみましょう。

 

名義人が自分で判断できない・亡くなっている場合

基本的に車所有者の権利は法律で保護されているため、たとえ家族であっても所有者の同意なしでは下取りを含め売却はできません。ただし、名義人が自分で判断できない、または亡くなっている場合は例外です。

 

所有者名義人が亡くなっている場合は、車を下取りする前に相続人に移す手続きを行う必要があります。これは、車が相続財産扱いになるためです。相続手続きの完了後、移転登録(名義変更)が可能になります。

 

所有者が自分で判断できない場合とは、認知症になった場合が考えられるでしょう。後ほど解説しますが、成年後見人制度を活用することにより名義変更できます。

 

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車の下取り前の名義変更で必要な書類

自分名義以外の車を下取りしたい!手続きのポイントやおすすめの売り方

いずれのケースについても、車を下取りする前には所有者名義を自分に変更することが必要です。自分で名義変更手続きを行うこともできますが、業者に依頼することもできます。

 

業者に依頼する場合でも、書類を不備のないよう取り揃えておくことが大切です。名義変更手続きには各種手数料も発生します。普通自動車と軽自動車の場合は、多少異なることも覚えておきましょう。必要書類は下記項目の通りです。

(参考:『自動車:登録ガイド(移転登録)|国土交通省』

 

変更を行う車検証

必要な書類のひとつは、通常「車検証」と呼ばれる車両情報が記されている自動車検査証です。車検証は、普段から車のグローブボックスなどに保管していることが多いかと思います。再度、所有者名義と使用者名義を確認しておきましょう。

 

万が一紛失している場合は、管轄地域の運輸支局で再発行手続きをする必要があります。車運転時には車検証携帯は運転者の義務と規定されているため、名義変更に関わらず気付いた時点で速やかに再発行手続きしましょう。再発行には半日程度かかり、手数料も発生します。

 

強制加入保険の自賠責保険証明書

「自賠責保険証明書」も必要書類のひとつです。自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)は強制保険で、車両運転者は加入義務があります。新車購入時と毎回の車検時に期間分の保険料を支払う必要があり、万が一期限が切れている場合は車を売却できません。

 

車検証同様、運転時には自賠責保険証明書の携帯が義務付けられています。もし紛失に気付いた場合は、契約保険会社で再発行手続きを行うことが必要です。保険会社が分からない場合は、車を購入した販売店に相談してみましょう。

 

保険会社により再発行手数料は異なります。再発行には1週間ほどかかる場合があるため、気付いた時点で速やかに申請しましょう。

 

自動車税の納付証明書

毎年4月1日時点での車所有者に対し、自動車税(種別割)が課税されます。軽自動車の場合は、軽自動車税(種別割)です。納付したら「自動車税(種別割)納税証明書」または「軽自動車税(種別割)納税証明書」が送付されます。この証明書がなければ、名義変更、車検、下取りなどの売却を行えません。

 

万が一紛失した場合は、運輸支局、自動車税管理事務所、居住地域の都道府県税事務所のいずれかで再発行してもらう必要があります。再発行手数料は基本無料ですが、車検証や本人確認書類などが必要となるため手続き前に確認しましょう。

 

所有権の譲渡証明書

所有者名義を変更するためには、所有権の「譲渡証明書」が必要です。この書類により、旧所有者が新所有者へ車の所有権を譲渡することを証明します。旧所有者の実印押印が必要です。

 

国土交通省のホームページからダウンロードするか、ディーラー担当者に依頼して、書類を用意しましょう。

(参考:『自動車:登録手続き|国土交通省』

 

車両のリサイクル券

車購入時には、自動車リサイクル法により「リサイクル処分費用」を所有者が負担することが義務付けられています。定められたリサイクル料金をきちんと支払っていることの証明書が「リサイクル券」です。下取りなどで車を手放す際に必要になります。

 

紛失した場合は、基本として再発行はできません。その場合は「自動車リサイクルシステム」公式サイトから預託状況を調べ、プリントアウトした「預託証明書」を提出できます。

(参考:『自動車ユーザーの方|自動車リサイクルシステム』

 

実印や印鑑証明書

普通自動車の名義変更には「実印」が必要です。実印とは居住地域の役所で登録している印鑑で、名義変更の際に必要な譲渡証明書や委任状など公的書類の際法的効力を持ちます。

 

押印された印鑑が本当に実印かどうかを証明するための書類が「印鑑証明書」です。居住地域の役所で申請するか、マイナンバーカードを使用してコンビニで取得できます。名義変更の際の印鑑証明書は、有効期限が定められていますので注意しましょう。

 

通常、軽自動車の場合は必要ありませんが、販売店によっては必要な場合があるため確認が必要です。万が一実印を紛失した場合は、改めて違う印鑑を実印登録できます。直前になって慌てないよう、事前に確認しておきましょう。

 

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車の下取りで自分名義以外の手続きを行うポイント【親しい人】

自分名義以外の車を下取りしたい!手続きのポイントやおすすめの売り方

自分名義以外の車を下取りしたい場合、スムーズに手続きをするためには書類に不備がないようにすることが大切です。所有者名義が親や知人など親しい人の場合に、手続きに必要なポイントを押さえておきましょう。

 

書類には所有者の実印が必要

必要書類に含まれている譲渡証明書には、現在の所有者、つまり親など自分以外の実印押印が必要です。そのため、下取りする旨親などの所有者に同意してもらわなければなりません。

 

実印を譲渡証明書に押してもらうとともに、印鑑証明書の取得を依頼する必要があります。相手に手間を取らせてしまいますが、必須のため期間に余裕をもって依頼しましょう。

 

下取り手続きには委任状が必要

本来であれば、旧所有者と新所有者が揃って名義変更手続きをすることになっています。しかし、それが現実的に難しい場合は、委任状を利用できることが規定されています。委任状には、所有者の実印押印が必要です。

 

委任状は国土交通省ホームページからダウンロードして印刷できます。事前に書類を作成しておくと、他人の実印を借りて手続きする必要がないため便利です。

(参考:『自動車:登録手続き|国土交通省』

 

名義人が自分で判断できる状況にない場合

親など車の所有者が、認知症などの病気になっている場合があります。そのような状況では、名義人が判断することは難しいかもしれません。この場合は、委任状ではなく、成年後見制度を利用する必要があります。

 

成年後見制度とは、病気などで判断が難しくなってしまった場合に、家庭裁判所により選任された成年後見人などが本人を法律的に支援する制度です。この場合は家庭裁判所に申し立てを行います。成年後見人が認められた後、印鑑証明書など必要書類を揃えることにより下取りに必要な名義変更手続きが可能です。

(参考:『後見サイト 東京家庭裁判所後見センター|最高裁判所』

 

名義人が既に亡くなっている場合

車所有者名義人が既に亡くなっている場合、その車は相続財産扱いとなり、手続きが複雑になります。相続人が複数いる場合は「遺産分割協議書」を作成しなければなりません。その際に、相続人全員の実印押印と印鑑証明書が必要になります。その他、資産価値としての車の査定書や故人の戸籍謄本なども必要です。

 

車の資産価値が100万円以下の場合は「遺産分割協議成立申立書」という書類になります。相続に必要な書類が全て揃い、相続手続きにより車の相続人が決定してはじめて移転登録手続きが可能です。

(参考:『自動車検査・登録ガイド|国土交通省』

 

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車の下取りで自分名義以外の手続きを行うポイント【業者の場合】

自分名義以外の車を下取りしたい!手続きのポイントやおすすめの売り方

車の所有者名義がディーラーやローン会社の場合には、名義変更手続きを行う前に確認しておかなければならない事項があります。それは、ローンを完済しているかどうかです。下取りをスムーズに行うために、ポイントを解説しますので参考にしてください。

 

名義変更にはローンを完済する必要がある

前述のとおり、車の所有者以外は基本的に車を売却できません。ローン購入した車は、ローン返済中は所有者がディーラーまたはローン会社になっており、所有権が留保されています。そのため、名義変更するためには、ローンを完済することが原則です。

 

ローン完済後に、所有権留保の解除手続きを行うことができます。どのくらいローン残債があるかを確認してみましょう。貯蓄などから繰り上げ返済できるのであれば、販売店に相談できます。

 

所有権解除手続きの際も、幾つかの書類を揃えることが必要です。まずは、所有権解除手続きをしたいことを所有者名義人に連絡し、必要事項を確認しましょう。

 

ローンの完済が無理な場合は次のローンに上乗せも可能

ローン残債額によっては、すぐに完済することが無理な場合もあります。その場合は、次に購入する車のローンに上乗せしてローンを組み直すという方法が可能です。これまでのローンを一旦完済するという手続きを踏むため、所有権解除が可能になります。

 

残債ローンを用意している販売店などに相談してみましょう。注意点は、新たにローン返済額が増える場合が多いことです。毎月の返済額が可能な範囲かをよく検討しましょう。

 

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名義を調整して車を売るなら下取りよりも買取がおすすめ!

自分名義以外の車を下取りしたい!手続きのポイントやおすすめの売り方

車売却の際に使用される「下取り」と「買取」には、違いがあるのでしょうか。似ている使われ方をしますが、明確な違いがあります。どちらがお得なお買い物につながるか検討してみましょう。

 

下取りと買取の違い

下取りとは、新たに次の車を購入することを前提として車を売却することです。車の売却金額は次の車購入金額に反映されるため、現金は手元に入りません。車の買い替え時には、販売店に売却・購入に関する名義変更含め、手続き全般をお任せできるというメリットがあります。

 

一方、買取とは次の車を購入するかどうかに関係なく、売却する車の価値に見合った金額を査定してもらい売却することです。売却した現金は手元に入り、使い道は限定されていません。

 

買取がおすすめな理由

手間と時間を省くことを優先させたい方は、下取りが便利かもしれません。しかし、できるだけ車を高く売りたいと思っている方には、買取がおすすめです。

 

買取査定は、中古車市場での需要に左右されます。車種、ボディカラー、オプション装備が人気が高い車は、高額査定につながるポイントです。販売店によっては、確立した販路ゆえに特定車種の再販力が高い場合があります。下取りの場合と異なり、複数の業者間での査定を比較できることも買取のメリットです。

 

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車を購入する際には、下取りしなければならないと決まっているわけではありません。下取り利用での購入を決める前に、手軽に概算最低額が分かるネクステージの無料査定をぜひお試しください。

 

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まとめ

自分名義以外の車を下取りしたい!手続きのポイントやおすすめの売り方

車の下取りなどの売却を行う際には、所有者名義人を確認することが大切です。名義が自分以外の場合、手続きや注意点が多少異なります。スムーズな手続きを行うためには、必要書類の準備や覚えておきたいポイントを確認しましょう。

 

自分で名義変更手続きを行えますが、手間や時間がかかることは避けられません。「愛情査定&愛情買取」をモットーにしているネクステージでは、満足いくカーライフのお手伝いをしています。ご質問やご相談はお気軽にお尋ねください。

 

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