廃車代行はどこに依頼する？依頼の流れやお得に車を手放すポイント
廃車手続きは、煩雑で費用がかかると考えている方も多いのではないでしょうか。自分で廃車手続きを進めるのも可能ですが、専門の業者に代行してもらう方法もあります。
廃車手続きの種類や、代行してくれる業者の特徴を理解できれば、自分の目的に合った選択ができるでしょう。今回の記事では、廃車を検討している人に向けて、依頼した際の費用相場や依頼方法について解説します。よりお得に車を手放す方法にも触れていますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
6.廃車手続きを自分で行う場合と代行を依頼する場合の費用の違い
7.お得に車を手放すなら廃車代行の前に中古車買取を試してみよう！
・廃車手続きの種類は「一時抹消登録」「永久抹消登録」の2種類。永久抹消登録は車を解体する必要があるため、一時抹消登録よりも費用が高くなる！
・廃車手続きを代行してくれる業者は「自動車ディーラー」「行政書士」「廃車買取業者」の主に3つ！
・廃車代行の前に中古車買取を検討してみるのもおすすめ。ネクステージなら無料で査定依頼ができ、高価買取可能な環境が整っている！
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廃車手続きは代行を利用しよう！
廃車手続きは、ナンバープレートを外して、車の車籍を抹消する行為を指します。廃車手続きには、一時抹消登録と永久抹消登録の2種類があり、それぞれの違いを理解しておくのが大切です。
まずは廃車手続きに関する基本事項から見ていきましょう。ここでは、廃車手続きの方法として、一時抹消登録と永久抹消登録の特徴や注意点を解説します。
一時抹消登録
一時抹消登録は廃車の手続きの一種ですが、完全な廃車となるわけではありません。例えば、中古車として再度販売されるまでの間や長期的に乗る予定はないが車は手元に残しておきたいときの税金や車検、保険の節約などに行われます。
注意しなければいけないのは、一時抹消登録を行うと私有地や私道で乗ることができますが公道で乗ることはできません。再び公道で乗るためには費用を出して手続きを行う必要があります。
また、一時抹消登録を行うと税金などを節約できますが4月をまたいで手続きを行うと税金の支払いが生じてしまうため、3月～4月にかけて廃車手続きを行う際はできるだけ早目に手続きを進めなければいけません。
永久抹消登録
一般的に廃車と聞いてイメージするのが永久抹消登録です。事故による修復が不可能な状態や中古車として販売ができない車を解体して部品やパーツで価値を見いだすときに行われます。一時抹消登録は再度手続きを行えば公道を走らせることはできますが、永久抹消登録は完全に車そのものや登録がなくなるので公道を二度と走らせることはできません。
業者によっては、廃車予定の車を今度どのように扱う検討するため一時抹消登録を行うこともあります。「絶対に解体してほしい」という場合は、業者に永久抹消登録を行ってもらうようにはっきりと伝えましょう。
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廃車手続きを代行してくれる業者一覧
廃車手続きは自分でもできますが、煩雑なやりとりが発生するため足踏みしてしまう人も多いでしょう。廃車手続きを簡単に済ませるためには、特定の業者に代行してもらう方法があります。
代行業者としては自動車ディーラーや行政書士、廃車買取業者などが有名です。廃車手続きを代行してくれる業者はいくつかあるため、それぞれの特徴を整理しましょう。
自動車ディーラー
車を販売している販売店や自動車ディーラーで廃車手続きの代行をしてもらえる可能性があります。例えば新しい車を購入する場合、「今まで乗っていた車を廃車にするため、その手続きをディーラーに代行してもらう」といったケースです。
購入と同時に廃車手続きをしてくれるため、対応がスムーズなのがメリットになります。もちろんディーラーに廃車手続きを代行してもらうため、相応の代行費用がかかる点には注意しましょう。また代行を断られ、結局自分で済ませなければならない場合もあるため、事前に問い合わせておくのが無難です。
行政書士
行政書士は行政機関に提出する書類のスペシャリストであり、「役所に提出してもらう書類についての相談に乗っている」といったイメージを持っている方も多いでしょう。行政書士も、廃車手続きの代行依頼ができます。
ただし行政書士はあくまで「行政機関に提出する書類のスペシャリスト」であって、廃車手続きのすべてを代行してくれるわけではありません。例えば廃車のために車を持ち込むといった行為は、行政書士の対応範囲外になります。結局、自分で手間暇をかける必要があるため、あまりおすすめできない選択肢です。
廃車買取業者
廃車買取業者は、主に中古車として販売するのが難しい車を買い取っている業者です。故障している車や、走行不能となっている車でも買い取ってもらえるのが一番のメリットでしょう。廃車手続きも無料で行ってもらえます。
なぜ廃車買取業者が使えなくなった車でも買い取っているかというと、解体した車から集めた金属資源を売却して利益を得ているからです。とはいえ廃車買取業者の種類は多く、サービス内容も大きく異なるため、事前に問い合わせておくとよいでしょう。
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廃車を代行業者に依頼すると無料になる理由
廃車になった車にはまだまだ価値があります。業者は廃車だと思われている車に残された価値を見つけ出し、そこから利益を生むプロです。少しでも多くの価値を見つけ出し、利益を出すことで廃車手続きの代行費用を無料で提供しています。
車をリサイクルできる
車には見た目通り鉄がたくさん使われています。見た目もボロボロで走行ができなくなり車として価値がなくなったとしても、金属としての価値はまだまだあります。素人目にはただの鉄に感じても、専門的な知識がある人からすると有効活用できる鉄資源の固まりです。
車を分解して、再利用できる資源をリサイクル部品として販売することで十分の利益となり、この利益があることで廃車手続きを無料で行えます。
パーツを中古品として販売できる
年式が古い車や見た目がボロボロの車でも、メンテナンスをしっかりしていたり廃車にする寸前にパーツを取り換えたりと内部をのぞいてみるとまだまだ使えるパーツが残されていることもあります。車としては再起不能となってしまっても専門知識を兼ね備えている業者であれば、まるで宝探しのように価値のあるパーツを見つけ出すことができるでしょう。
車としての価値はなくても、価値のあるパーツがたくさん残されているとかなりの利益となることもあります。専門的な知識をうまく活用し、価値を見いだすことが無料で廃車手続きを行うことができる理由のひとつです。
海外へ販売できる
日本メーカーの車は数年に一度メンテナンスが行われているため、年式が古いことや走行距離が長くても海外では需要があります。国内では修復歴があると中古車でも購入をためらってしまいがちです。しかし海外では走行不能でない限り日本車は壊れにくいと評判がよく再利用されています。
また、海外では車が壊れてしまったら部品は簡単に手に入りません。そのため日本で廃車になった車の部品を再利用されることも多くあります。いずれにしても海外で販売できる販路を持っている業者は日本では廃車となる価値がないと思われる車でも海外で販売することで利益を得ているため、廃車手続きを無料で行うことができるということです。
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廃車代行業者に廃車手続きを依頼する流れ
「廃車の概要や廃車手続きを代行してくれる業者についてはわかったけど、どういう流れで依頼すればよいの？」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
大まかな流れとしては「廃車方法を選択する」「廃車代行業者に車と書類を引き渡す」「廃車手続きの完了を待つ」の3ステップです。ここでは各工程について解説します。
廃車方法を選択する
まずはどのような形で廃車をするのかを選択しましょう。記事の序盤でも確認したように、廃車方法には一時抹消登録と永久抹消登録の2種類があります。重要なのは、手続きを進める前に「廃車にする目的を明確にしておく」ことです。
例えば再びその車を使う可能性があるのであれば、永久抹消登録ではなく一時抹消登録を選ぶべきでしょう。二度と乗る予定がなく、完全に解体してもらいたいのであれば、業者に対して「永久抹消登録をしてほしい」と伝えるべきです。
廃車代行業者に車と書類を引き渡す
次に廃車代行業者を決定し、車と書類の引き渡しを行います。特に解体してもらうようであれば、工場に車体を持ち込む必要があります。自走できる車であれば問題ありませんが、動かない車の場合は、レッカー移動などが必須です。
また廃車代行業者に書類を引き渡すことによって、業者が運輸支局に申請をしてくれます。車の所有者の状況によって、必要な書類は変わってきますので、事前に業者に問い合わせておくのがおすすめです。
廃車手続きの完了を待つ
車と書類の引き渡しが終わったら、もうこちらから何かアクションをする必要はありません。ここから先は代行業者がすべて済ませてくれるので、廃車手続きの完了を待つことになります。
廃車手続きが完了すると、代行業者から廃車証明書と抹消登録証明書がもらえます。これを受け取れば、廃車に関わる手続きはすべて終了です。廃車の種類や状況によって目安は異なりますが、廃車証明書と抹消登録証明書がもらえるまでに、おおよそ10日前後がかかります。
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廃車手続きを代行する際の注意点
廃車手続きを業者に代行依頼するときに気をつけなければいけないことがいくつかあります。契約内容をしっかりと確認しないことで思わぬ費用が発生してしまうケースや受けられる還付がなかったことになることもあるでしょう。廃車手続きを代行するときは、信頼できる業者かを確認してから依頼を行うことをおすすめします。
廃車手続きの種類に確認する
これまで解説したように廃車手続きには永久抹消登録と一時抹消登録の2種類存在します。廃車手続きの代行を依頼するときには、どちらの方法で手続きが行われるのか注意しなければいけません。
解体を希望しているのに一時抹消登録を行い登録だけが末梢となり車が存在する、車は残しておきたいのに永久抹消登録を行い車が解体されてなくなってしまったなど業者と認識の相違があると最悪の事態になりかねません。契約時には、どちらの廃車手続きが行われるかしっかり確認を行いましょう。
還付金を確認する
自分ですべて廃車手続きを行うのであれば心配する必要はありません。しかし、業者へ廃車手続きを依頼するのであれば還付金が発生するのか、受け取はどのように行われるについて確認が必要です。業者によっては買取価格に還付金が含まれているケースもあります。
還付金の取り扱いは業者がお客様へ説明責任はなく、返金方法はさまざまです。あとから気づいても、「買取価格に含まれていた」など納得のいかない答えが帰ってきても泣き寝入りするしかありません。永久抹消登録を依頼する際は還付金について、どのように返金が行われるのか確認を取りましょう。
認可を受けている業者か確認する
使用済の車を解体することや部品を取る行為は、解体業を行う者としての都道府県から許可を取らなくてはいけません。法律でも定められており、許可を受けている業者であればトラブルに巻き込まれることも少ないでしょう。
廃車買取業者が自社で工場を所有していれば別途解体費用などの発生を抑えられますが、許可を受けていない場合もまれにあります。自社で工場を持っているからといって安心はせずに、依頼する前には信頼できる業者かを確認してから依頼しましょう。
見積もり金額に確認する
看板やホームページ広告に廃車費用無料と謳っていても、見積もりを出してもらい本当に無料で行えるのか確認してから正式に依頼することが大切です。手数料などと題して費用が発生している可能性もあります。このときに還付金についても業者と確認しておくとよいでしょう。見積書に記載している場合もあれば、なにも記載がないこともあります。
また、車に買取価格が付くようであれば金額や項目までに目を通しておくことで損をすることや無駄な出費を防ぎましょう。
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廃車手続きを自分で行う場合と代行を依頼する場合の費用の違い
ここまで廃車手続きを代行してもらう方法について紹介しました。廃車手続きは自分で済ませるのも可能ですが、業者に依頼する場合と比べて、費用の違いが出てきます。
ここでは業者に依頼する場合と自分で廃車にする場合の2パターンに分けて、それぞれの費用の目安について解説します。廃車費用が気になっている方はぜひチェックしてください。
業者に依頼する場合
ディーラーや販売店に廃車手続きを代行してもらう場合、代行費用がかかる点に注意しましょう。一時抹消登録であれば、廃車費用合計の目安は1万円~5万円程度です。永久抹消登録はそれよりも数万円高くなると考えてよいでしょう。
また廃車買取業者に廃車手続きを代行してもらう場合、無料で対応してもらえるケースがあります。車の状態や業者によって費用は大きく異なりますので、事前に候補をリストアップし、それぞれ見積もりを取ってもらうのがおすすめです。
自分で廃車する場合
自分で廃車にする場合も、業者に代行手続きをしてもらうケースと同じく、廃車手続きの種類で費用が変わります。一時抹消登録であれば、かかってくる費用としては運搬費用と書類の費用であり、高くても3万円程度です。
永久抹消登録の場合は、解体費用やリサイクル料金がプラスされます。解体費用は高くて3万円程度、リサイクル料金も2万円程度かかりますので、廃車費用合計の相場は1万円~8万円程度です。「自分で廃車をすれば費用が抑えられる」といったイメージも根強いですが、代行とそこまで大きな差はないので注意しましょう。
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お得に車を手放すなら廃車代行の前に中古車買取を試してみよう！
お得に車を手放したいと考えている方も多いでしょう。廃車代行を検討してみるのもよいですが、中古車買取を試してみるのもおすすめです。ここでは、中古車買取の概要と、ネクステージのサービスについて解説します。
中古車買取の方が査定額が高くなりやすい
中古車買取のメリットは、廃車買取よりも査定額が高くなりやすい点です。廃車手続きをしたり、下取りをしてもらったりと方法はさまざまですが、最も高い値がつく可能性があるとされているのが中古車買取になります。
廃車は、どちらかと言えば「中古車で買い取ってもらえない場合の選択肢」であり、基本的には中古車買取の方がお得と考えてよいでしょう。古い車であっても、ひとまず査定に出して、買い取ってもらえるかどうかを確認するのがおすすめです。
ネクステージなら無料査定で査定額が確認できる
中古車販売のネクステージは、無料査定で査定額が確認できます。そのため「実際に売るかどうかわからないけど査定額だけ確認したい」といった方にもおすすめです。
ネクステージは、Webページから簡単に査定依頼ができ、出張査定にも対応しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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まとめ
廃車を検討しているのであれば、手続きを自分で行うと費用や時間を費やしてしまうため業者に代行を依頼するのがおすすめです。事故をして修復が不可能な車であれば専門業者に依頼をするのがよいでしょう。
しかし廃車にしようと考えている車でも、実はまだ高い査定額がつく可能性もあります。廃車にする前に、中古車買取を検討してみましょう。
ネクステージでは買取査定から中古車販売まで行っています。無料査定で査定額が確認でき、高価買取が目指せる仕組みが整っておりますので、自分で廃車手続きを行う前にまずはネクステージにご相談ください。
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