車の残価設定ローンでも下取りできる?残価設定型のしくみや特徴
新しい車に乗り換えを考えた時に、今の車の残価設定ローンが残っているということがあります。車を買い換える時の負担を減らすために、出来れば残価設定ローンが残っていても下取りをしたいと思う場合もあるかもしれません。
では、車の残価設定ローンが残ったままでも下取りは可能なのでしょうか。そこで、この記事では残価設定型のしくみや特徴と、残価設定ローンで購入した車を売る時の注意点についてご紹介します。
※目次
・残価設定ローンは月々の支払い額を抑えられることが残価保証の条件を満たさないと下取り額と残価が相殺できない
・車の名義人が自分なら売れるが個人売買はトラブルに要注意!
・残価設定ローンの残債を下取りで消すためには状況によって最適な方法が異なる。
車の残価設定ローンの魅力とは?
車を購入する時の残価設定ローンは、どのような部分が魅力なのでしょうか?月々の支払い金額を抑えて車に乗れることに魅力を感じる方が多いかもしれません。ここでは、残価設定ローンののメリットや仕組み、ローン支払後の選択肢など、残価設定ローンを選ぶ時のポイントをご紹介します。
月々の支払額が抑えられる
残価設定ローンは、購入する車の残価を差し引いて、残った金額を月々に分割して支払う購入方法です。残価とは、 契約満了時にその車にどのくらいの価値が残っているのかという意味です。
契約期間が終わると、想定されていた残価が残っていれば車を返却することができ、残りの残価分を支払って買い取ることもできます。車を全額で購入する方法に比べて月々の負担を軽減でき、契約期間が終わった時のニーズに合わせて車のその後を選べるため注目されている購入方法です。
新車に乗れて契約期間が終わればまた乗り換えられるといった、新車好きにも嬉しいプランとなっています。
支払い後の選択肢がある
残価設定ローンは月々の支払いが終わった後に、3つの選択肢「乗り換える・乗り続ける・返却する」があります。
残価設定ローンは、ローンの支払いが完了しても残価が残っています。そして、残価が残っている状態では車は自分のものにはなりません。そのため、乗り換える際は乗っていた車を返却して新しい車に乗り換えることになります。これは車のレンタルに近い感覚です。また、乗り続けるためには残価を支払って買い取ることになります。
ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に車を乗り換えられる選択肢があると考えると、メリットが大きいといえるでしょう。
なぜお店は残価設定ローンを勧めるの?
新車を購入する時に、お店で残価設定ローンを勧められたというケースがあるかもしれません。なぜ、お店は残価設定ローンを勧めるのでしょうか。残価設定ローンを選んだ時のお店側のメリットを考えながら、残価設定ローンの仕組みを深掘りして考えてみましょう。
新車を購入してもらう機会が増える
残価設定ローンを利用する人が増えると、契約終了後にお店から新車を提案する機会が増えます。
具体的には、残価設定ローンの契約期間が終了した際に、乗り換えを選択する人には新車を提案することができます。そこで新車を購入してもらう機会が増えるという背景があるようです。
通常購入の場合は、支払い終了後も乗り続ける人や長く乗る方も多く新車を提案しにくいため、残価設定ローンを提案することにメリットがあるといえそうです。
質の良い中古車が手に入る機会が増える
お客様が残価設定ローンで乗り換えを選択したら、短期間で車が返却されます。そのためお店側は質の良い中古車を手に入れることができます。この乗り換えを増やすために残価設定ローンをお店側が勧めるという構造もあるようです。
残価設定ローンの支払いを終えた車を中古車市場に流すことで、店舗側は新車部門と中古車部門の両方の営業が回りやすくなるというメリットもあるのではないでしょうか。お店側のメリットも理解した上で、上手に残価設定ローンを活用していきましょう。
残価設定ローンで車を買う場合のデメリット
残価設定ローンにはメリットが多いですが、デメリットもあります。しっかりとデメリットを把握した上で残価設定ローンの契約をすすめましょう。
特に契約後に不利にならないように残価保証などの条件はしっかりと押さえておくことが大切です。ここでは、契約前に知っておきたい残価設定ローンのデメリットについて解説します。
残価保証には条件がある
残価保証の条件は必ず確認しておきましょう。月々の支払いを終えたとしても残価保証の条件を満たしていないと、下取り額と残価の相殺ができないこともあります。
具体的には、車を利用している間に事故歴があり車の価値が下がってしまったり、走行距離の制限を超過してしまったりということもあります。残価設定ローン契約時に決まっている条件を把握した上で、残価を下げてしまわないように意識しながら乗り出す必要があるでしょう。あくまで自分の車ではないため、慎重に運転する事が求められるといえそうです。
対応が購入した店舗になる場合がある
引っ越しなどで遠方に移住してから車を返却するときに、残価設定ローン契約をした店舗とのやり取りが必要となるケースがあります。
大手の自動車販売会社では、全国どこでも返却ができる場合も多いですが、中には契約店舗でしか返却できない会社もあります。勤務先の急な転勤やライフスタイルの変化に備えて、契約時に確認しておくのがよいでしょう。
残価設定ローンの残っている車は下取りできるの?
残価設定ローンが残っている状態でも、車を乗り変えたいや手放したいと思うことがあるかもしれません。では、残価設定ローンを支払っている時に、対象の車を下取りに出すことはできるのでしょうか。ここでは、残価ローンが残っている車の下取りについて解説します。
車は売れる
まず、車はローンがある状態でも売ることができますが、車検証の所有者の氏名が自分名義になっていることが条件となります。残価設定ローンの場合は、月々の支払いを行っている間は名義がディーラーやローン会社になります。
そのため、残価設定ローンの車を売る時は、一度ローンの残債を完済し名義変更を行ってからとなるので注意しましょう。完済する資金がない時は、ローンを組みなおす方法も検討しましょう。
専門業者を通すのがおすすめ
残価設定ローンで購入した車を売る時は、完済する必要があることから大きなお金の動きがあります。そのため、トラブルの多い個人売買は避けることをお勧めします。
また、車の売買になれている専門業者を通す場合も、返済などのやり取りは自分で行わなければなりません。必ず下取り価格と一括返済する時の残債の確認を行い、本当に売るべきなのかを判断することも大切です。
残価設定ローンの残債を下取りで消す方法
残価設定ローンの車を売る時は、大きく分けて2つのパターンがあります。乗り換えたい車の金額と比較して、下取り価格が低い場合と高い場合で方法が異なるため、どちらのケースでも的確に対処できるようにしておきましょう。
下取り価格が低い場合
下取り金額が残価よりも低い場合には、下取り金額だけでは足りない金額部分に現金をプラスするか、別のローンでお金を用意する方法があります。ただし、新しい車に乗り換える予定があれば、残りのローンを新しいローンに組み込んで返済することもできるでしょう。
残債を返済するために別の新しいローンを増やしてしまうと別の返済計画が必要になります。そのため、車の乗り換えはライフプランへの影響も大きい物なので、しっかりと計画を練ってから進めましょう。
下取り価格が高い場合
下取り価格が残価よりも高い場合は、そのままローンを返済して車の名義を変更できます。この場合は、売却手続きを行えば下取りは完了となり、車を売るデメリットも少なく済みます。
そのため、できるだけ下取り価格を高くしたいと思う方も多いのではないでしょうか。高額買取を目指すためにできることとして、車の状態を良くしておくことや、自分の車について詳しく知っておくことが大切です。高額査定に繋がるように下取り前から準備しておきましょう。
下取りの相談はネクステージへおまかせ!
車を売りたいと考えた時に、下取りや買取を行える業者はたくさんあるため、どの業者を利用すべきか迷う場合もあると思います。選ぶポイントとしては、信頼できるお店を利用し、不安の少ない取引を行うことがおすすめです。ネクステージは中古車市場に特化していて取引件数も多く、知識の豊富なスタッフが対応させていただきます。
高価買取が狙える
ネクステージは中間マージンがなくコスト削減が行えています。そのため、相場価格に近い買取が可能になっていることから、高価買取が狙える環境となっています。買取実績も充実していて、ホームページには実際の車種と買取金額を掲載していますので参考にされてください。
他店にはマネできないような店頭小売価格にせまるほどの高額査定が可能になっているのは、圧倒的な販売力があるからこそと言えます。WEBから簡単に無料査定のお申し込みができるため、一度査定をして比較してみてください。
流通の力がある全国展開
ネクステージは全国140店舗でダイレクト販売をしているため、高い流通力があります。買い取った車を売りやすい環境にあることで、高額査定ができるともいえます。ネクステージの車の品揃えは20,000台以上、年間販売台数は80,000台以上という実績も信頼の証と言えるでしょう。
下取りで選べる車も豊富
ネクステージは中古車販売数が多いため、下取り金額を充てて乗り換える車も選びやすいのも魅力です。車種別に専任の熟練バイヤーを配置するなど、中古車の仕入れにこだわっているため、欲しい車が必ず見つかるお店です。故障の多い車は最初から排除しておくなど、お客様の安心の車選びをサポートしてくれています。
まとめ
残価設定ローンが残った車も条件を満たせば手放すことが可能です。返済の相殺を行うためには査定額が大きく影響を与えるので、高価買取の狙えるお店で査定を受けましょう。まずは、無料で簡単に査定申し込みができるネクステージへ気軽にご相談ください。