車の査定に費用はかかる？中古車売却や新車購入時の手数料について
車を売る際には査定を受けますが、査定費用がどのくらいの費用がかかるのかはご存じでしょうか。実は車を査定に出してから、売却をするまでには査定費用以外にも手数料などの費用がかかります。
事前にどのような手数料がかかるのかを知らないと、見積もりを見たときに戸惑ってしまうこともあるでしょう。また、予備知識があれば不明な点も質問しやすくなります。この記事では、車を売る際にかかるさまざまな費用についてご紹介します。
※目次※
6. 査定費用だけじゃない！車の下取り・買取時における注意点
・査定後に車を売却する際は費用が発生する。業者によって請求される場合とされない場合がある
・所有している車の状況によっては、査定費用以外の費用が発生するケースがあるので注意しよう
・車を売る際の費用で損したくない方は買取がおすすめ。ネクステージの無料査定を試してみよう
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中古車の査定費用は基本的に無料
買取業者による車の査定や買取は、手数料がかからず無料で行われることが一般的です。ただし、買取専門店でも手数料を設定している場合もあるため、査定をする際には費用の有無について、事前に確認をしましょう。
買取査定も、査定時の人件費やその他費用が実質的にかかっていますが、無料査定を行っているお店が多いことが特徴です。
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査定後に車を売却｜発生する費用
中古車買取業者で車を売却するには、査定費用以外に手数料がかかることはご存じでしょうか。これを聞いて「査定後の見積もりから引かれたり、別途請求されてしまうのではないか」と不安になる方も多いかもしれませんが、査定後の見積もりは、各種手数料がすでに引かれていることがほとんどです。
トラブルやモヤモヤしてしまわないように、見積もりをもらったらどのような手数料が引かれているのか詳細を担当の方にしっかりと聞いておくと安心です。
名義変更費用
請求されないケースが多い費用のひとつが名義変更費用です。車を売却すると、当然自分の車ではなくなるため名義変更をする必要があります。名義変更は、各地域の運輸局で行う手続きですが、ディーラーや多くの中古車買取業者は手数料を免除しています。
しかし、名義変更の手続き代行手数料を数万円ほど請求する買取業者も一部存在するため、手数料の内訳をしっかりチェックしましょう。
印紙代
こちらも多くの場合買取業者が負担し、基本的に自身に請求されることはありません。印紙代とは上記の名義変更を行うにあたって必要な手数料で、一律500円ほどかかります。
もし請求された場合、少しでも節約したいという場合は別の買取業者を選ぶ手もあるかもしれませんが、高額な訳ではないので総合的な見積もりをみてから判断すると良いでしょう。
車の輸送費用
車の輸送費用も負担してくれる業者が多いようです。車の輸送は買取業者まで自走ができない場合のみ発生します。例えば故障していて動かない場合や車検切れ、保安基準に適合していない車両などです。
もし車の輸送が必要で、輸送費用が請求される場合は、業者や車種、距離によって大きく変わるので必ず事前に確認しましょう。
必要書類の発行費用
車の売買時には、必ず現オーナーの住民票と印鑑証明証が必要となります。住民票と印鑑証明証はお住まいの地域の役所で発行します。原則本人または家族でないと発行できないものなので、発行手数料は自己負担となります。地域によって異なりますが、どちらの書類も300円程度です。
上記で、見積もりからすでに手数料は引かれているとお伝えしましたが、必要書類の発行費用は別途必要になることは覚えておきましょう。
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査定後に車を売却｜場合によって必要となる費用
車を売却する際には、必ず必要になる費用と、特定の場合にのみかかる費用があります。手放そうとしている車の状況が特定の場合に当てはまる場合は、追加費用がかかることも考慮する必要があるので、事前に自身の状況を確認しておきましょう。
ここではどのようなケースでさらに費用がかかってしまうのかご紹介します。
ローンの残債一括費用
自動車ローンを組んで車を購入していた場合、ローンの返済が完了していないこともあるでしょう。完済していない場合、ローンによっては車の所有権はローン会社にあるため勝手に売却することができません。
そのため、ローンの残高が残っている車を売却する場合は、売却と同時に一括返済を行う必要があります。買取価格からローンの返済分を差し引いて計算されることが一般的です。 買取業者が代わりに代金を支払ってくれるため、査定時点で完済していなくても買取に出すことができます。
引き取り費用
自走ができない場合は、買取金額がつかず売却できないこともあります。買取業者が処分を担うことが一般的ですが、車検の有無にかかわらず自走ができない場合はレッカーが必要となり「引き取り費用」がかかることがあるので注意が必要です。自分で廃車手続きをする場合、手続きが煩雑な上に費用もかかります。買取業者の場合、廃車料金も無料になることもあるため、買取店の利用も検討してみましょう。
また、買取査定価格をギリギリまで引き上げることを目的として、店舗や所定の場所への車の持ち込みを前提としている買取業者もあります。その場合は、自走可能な車両であっても別途引き取り費用が発生することがあるため注意が必要です。引き取り費用に関しては、事前に業者に確認すると良いでしょう。
未払い分の自動車税
もし自動車税の支払いを滞納している場合は、必ず事前に支払いを済ませましょう。未納のまま申告もしていないと、次のオーナーに未納分の請求がされてしまったり、車検を受けられなかったりと大きなトラブルに発展してしまいます。
また、新年度である4月に車を所有していると今年度分の自動車税を請求されるため、4月頃に車の売却を考えている場合は、名義変更が３月末日までに終わるように売却することが望ましいです。
課税対象となる車には所得税
課税対象となる車は所得税が発生するため、事前に確認しておきましょう。課税対象になる車は基本的に事業用車やキャンピングカーなどのレジャー車ですが、購入時よりも売却時の方が高額になる車も対象になります。
高級車であったり、台数限定車や生産終了後も人気のある車種だと、購入時より売却時の方が高くなる場合があります。いわゆるプレミアがつくという状況です。自身の車がこのようなケースにに当てはまるのか、事前に相場を調べておくと良いでしょう。
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車の下取りは査定費用がかかる可能性が高い
車の下取りとは、車を購入したお店でそれまで乗っていた車を引き取ってもらうことを指します。ディーラー限定ではなく、中古車販売店でも購入と買取を同時に行う下取り方式を採用しているケースが一般的です。下取り価格を購入する車の購入金額に充当することで、実質的に車の購入費用を安くできます。
買取査定の場合は基本的に無料で査定が行われるのに対し、ディーラーをはじめとする販売店での下取りは、下取り査定料をはじめ手続き代行費用などが発生する場合があります。
「手続き代行費用」は、別名「下取り車代行費用」とも呼ばれ、中古車を一旦販売店の名義に変更する際や一時抹消登録するために必要な費用のことを指します。このような費用を少しでも節約したいとお考えの方は、買取を別に行うことを検討するのがおすすめです。
査定費用を削減するなら「買取」がおすすめ
大切にしてきた愛車を手放すのはとても名残惜しいものです。せめて少しでも高く買取をしてもらいたいと思う方も多いでしょう。そのようにお考えの方は、ぜひ下取りに出さずに査定費用がかからないお店での「買取」がおすすめです。
ここからは「買取の査定が無料で行われている理由」や「下取りと買取の違い」について詳しく解説します。
買取査定は基本的に無料
買取業者による車の査定や買取は、手数料がかからず無料で行われることが一般的です。ただし、買い取り専門店でも手数料を設定している場合もあるため、査定をする際には費用の有無について、事前に確認をしましょう。
買取査定も、査定時の人件費やその他費用が実質的にかかっていますが、無料査定を行っているお店が多いことが特徴です。
買取査定が無料で行われる理由
人件費などの費用がかかっているはずなのに、なぜ費用がかからないのか疑問に思う方も多いでしょう。ここからは、買取業者が査定を無料で行える理由について解説します。
買取業者も査定・手続き・引き取りにも費用はかかっていますが、それらの費用をあらかじめ差し引いた状態でお客様に提示するのが一般的です。
そのため、実際に売却を行う際にも費用を別途請求されることは基本的にありません。査定を行った後に売却を取りやめたとしても、請求されることがないので気軽に依頼が行えます。
下取り／買取の違い
新しい車を購入する際に、現在所持している車を販売店に対して代金の一部として売却するのを「下取り」、買取のみを行う専門店に愛車を売却するのを「買取」といいます。両者のメリット・デメリットは以下のとおりです。
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メリット |
デメリット |
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下取り |
・手続きの手間が少ない ・納車まで下取り車を使える |
・プラス査定があまり期待できない ・売却金額は購入費用に充当される |
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買取 |
・高額査定が期待できる ・売却金額の用途が自由 |
・手間と時間を要する ・提示金額の有効期限が短い |
下取りにおける最大のメリットは、手続きが簡単に済むことです。しかし、査定金額があまり期待できないことや下取り価格の比較・検討ができないため、その妥当性を判断しにくいというデメリットがあります。
買取のメリットは、市場価値を踏まえた高額査定が期待できることでしょう。特に人気車や輸入車などは買取店のほうが高く買ってくれるケースも多く、買取店での査定がおすすめです。デメリットとしては、下取りよりも手間と時間がかかってしまうことや、査定後の提示金額の有効期限が短いことなどが挙げられます。
買取をする人も増えている
ネクステージでは、買取と下取りのどちらを選択したのかというアンケートを行いました。下取りに出す方が58.1%と約半数以上で、次いで買取に出すという方が35.9%という結果が出ています。
下取りが多い中で、最近では買取に出すという方も増えてきているようです。下取りとは異なる買取ならではのメリットを狙って、お得に車を売却したいと考える人が増えていると考えられます。
（参考：『車売却実態レポート【第2回：下取り/売却比較編】｜ニュースリリース｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
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査定費用だけじゃない！車の下取り・買取時における注意点
車の下取りや売却をする際、なるべく高い金額での買取を希望する方は多いのではないでしょうか。取引期間中のトラブルなどはなるべく回避できるよう、車の下取りや買取をしてもらう際に注意したい4つのポイントをご紹介します。
査定のやり直し
車を売却した後に、万が一売主が買主に事前に申告していなかった故障箇所や不具合が見つかった場合、契約不適合とみなされ責任を負う必要が出てきます。車買取における「契約不適合責任」です。
この契約不適合責任は、買主が1年以内に契約不適合を通知することが条件とされているため、1年以上経過した後の査定のやり直しはないといえます。査定のやり直しを防ぐためにも、少しでも気になる傷やへこみ、その他の不具合があった場合は、査定士に細かく確認をしましょう。
査定額が新車値引きに反映
新車販売などにおいて、値引き率が高いように見せるために、下取り額を実際の査定額よりも低く伝えるケースがあります。そのため、車の査定に納得がいかない場合は、査定のやり直しを依頼してみるのも良いでしょう。
査定の金額に納得いかなかった場合は、断ることもできます。その場の契約限りと条件を出す店舗もありますが、きっぱりと断ることも大切です。
買取契約後のキャンセル料
買取契約をした後のキャンセルは、キャンセル料がかかる場合があるためなるべく避けましょう。車を売却する際には、買取業者から十分に説明を受け、了承した上で契約を締結するため「クーリングオフ」は適用されません。
また、買取契約後のキャンセルに関するトラブルも国民生活センターに多く寄せられていますが、原則上記の理由からキャンセルはできないと考えておきましょう。
還付金などの扱い
自動車税（軽自動車を除く）は車の一時抹消登録をすることで、月割りで還付を受けることができます。しかし、販売する場合は抹消しないため、相当額が査定額に上乗せされることが一般的です。
また、自賠責保険の還付金額にあたってもご自身で受け取れるのか、それとも査定額に上乗せされているかを事前に確認する必要があります。
そして、車を購入した際に支払ったリサイクル料は、車が廃車になるまで引き継がれるため還付されません。しかし、新車を売却する場合は、シュレッダーダスト料金、フロン類料金、エアバック類料金が返金されます。リサイクル料金の返金は買取業者によって異なるため、どのように返金されるかを確認しておきましょう。
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車の査定費用は無料！中古車買取ならネクステージへ
ネクステージでは無料で車の査定を承ります。ネクステージが自信を持ってお客様のお車買取ができる理由はたくさんあります。
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まとめ
車を売却する際の査定でかかる費用は無料のケースも多いですが、査定後の売却では状況によって出費が生まれることもあります。そのため、実際に見積もりを見たときは冷静に判断し、不明点があれば確認を行いましょう。
また、複数の買取業者に査定を依頼した場合に、売却する業者を選ぶ際の選択基準にもなります。車の売却やかかる費用について不安がある方は、お気軽にネクステージにご相談ください。
井元 貴幸
自動車ライター
初代レガシィの10万キロ世界速度記録をドキュメンタリー番組で目にして、その走行性能と耐久性に感動したことがきっかけで、レガシィに憧れ、そのまま自他ともに認めるスバルマニアに。BG型、BH型、BP型、BR型と4世代のレガシィツーリングワゴンのターボモデルを乗り継ぎ、現在の愛車は初代レヴォーグ2.0GT-S アイサイト。2017年から2018年にかけては、スバル公式のモータースポーツ応援プロジェクトリーダーを担当。オーナー目線でのスバル車のフィーリングや装備や改良ポイント、さらにはカスタマイズ、チューニングまでスバル関連のことについては新旧問わず造詣が深い。トラックやバスなどの大型車や特殊車両なども得意とするジャンルやメーカーに特化した自動車ライター。
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