事故車の定義とは?査定への影響や査定額アップのコツを紹介

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事故車の定義とは?査定への影響や査定額アップのコツを紹介

事故車の定義とは?査定への影響や査定額アップのコツを紹介

中古車市場で販売されている車の中には、同じ車種や走行距離にもかかわらず、車体価格が安いケースがあります。大抵の場合、相場よりもかなり安い車は「事故車」です。事故の大小を問わず、事故に遭った車すべてを「事故車」と呼ぶのでしょうか。

 

自動車業界における「事故車」の定義について解説します。万が一、自分の車が事故車になってしまった場合に備えて、査定に与える影響や査定額アップのコツについても予備知識を蓄えておきましょう。

 

※目次※

1.車の査定で気になる!事故車の定義とは?

2.事故車の定義とは?査定に影響するポイント

3.愛車が事故車になってしまった場合のデメリット

4.事故車は修理してから査定したほうがいい?

5.事故車でも高額査定を狙えるコツ

6.ネクステージなら事故車でも高額査定が狙える!

7.事故車の定義や査定に関するトラブルQ&A

8.まとめ

 

■POINT

・自動車業界における「事故車」の定義は、車の骨格部分を修理した「修復歴車」を指す

・修復歴のある事故車はマイナス査定となるが、隠すことは禁じられているため正直に申告しよう

・査定前に事故車を修理するかどうかは保険適応範囲や今後の保険料などを考慮に入れて決定しよう

 

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車の査定で気になる!事故車の定義とは?

事故車の定義とは?査定への影響や査定額アップのコツを紹介

中古車購入を検討する際、できれば車両本体価格が安い車を見つけたいと思う方は多くいます。他の同車種と比較して、かなり安いと感じる車は「事故歴」と表示してあるケースが多数です。

 

通常、一般消費者が考える「事故車」と、自動車業界における「事故車」の定義は同じでしょうか。査定時や購入時に役立つ、正しい知識を蓄えましょう。

 

事故車の定義

通常、ドアをこすったりバンパーをへこませたりしたケースを含め、何らかの事故に遭った車を「事故車」と呼びます。車を購入する際は、事故車を避けたいと思うのは自然なことです。

 

一方、自動車業界における定義によると、同じ事故車の中でも特に注意すべき車があります。それは「修復歴車」です。

 

「修復歴車」とは、自動車公正競争規約施行規則第14条によると、車の骨格部分を交換・修理して復元した車と定義されています。

 

したがって「事故車」と「修復歴車」では修復箇所が大きく異なり、注意すべきなのは「修復歴車」であることを覚えておきましょう。

 

事故車扱いになる修復箇所とは

事故車の定義とは?査定への影響や査定額アップのコツを紹介

事故車の中でも「修復歴車」扱いになる修復箇所は下記のとおりです。

 

  • ・フロントクロスメンバー
  • ・ラジエータコアサポート
  • ・フロントインサイドパネル
  • ・フレーム
  • ・ダッシュパネル
  • ・ピラー
  • ・ルームフロアパネル
  • ・トランクフロアパネル
  • ・ルーフパネル

 

一方で、以下の部分は修復しても修復歴車という扱いになりません。

  • ・フロントバンパー
  • ・ロアスカート
  • ・フロントフェンダー
  • ・ボンネット
  • ・リアフェンダー
  • ・トランクリッド
  • ・リアバンパー
  • ・サイドシルパネル
  • ・ドア  

 

もちろん修理を施す必要はありますが、事故車扱いとして査定に大きく影響する可能性は低くなります。

 

事故をした車が事故車ではない

前述したように、自動車業界において注意を要する事故車は「修復歴車」であるため、骨格部分の修復歴がある車を「事故車」として表示しているケースが多くあります。

 

中古車販売時に表示義務があるのは「修復歴車」です。事故を起こして修理した車すべてが「事故車」として表示されているわけではないという事実を念頭に置きましょう。

 

例えば、事故に遭いバンパーやボンネットを修理した場合でも、骨格部分ではないため修復歴車つまり事故車として表示していなくても問題ありません。

 

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事故車の定義とは?査定に影響するポイント

事故車の定義とは?査定への影響や査定額アップのコツを紹介

修復歴車として扱われる事故車となってしまった場合、車の乗り換えを検討する方は多いのではないでしょうか。事故車を手放す際、査定にどのように影響があるのか調べてみましょう。

 

主に考慮すべきポイントは、修復歴あり事故車について査定額減額の目安や年式による減額率です。

 

事故車の査定額減額の目安

日本国内で用いられている車の査定基準は、日本自動車査定協会が定める「中古自動車査定基準及び細則」です。その中には、修復歴あり事故車についての査定額減点数が記載されています。

 

査定は点数方式でなされ、買取業者により点数を金額換算する際の基準が若干異なるため、細かな金額については一概には言えません。一般的に、修復歴あり事故車の査定額減額目安は、約30万円程度といわれています。中古車として再販が難しいと判断される場合は、通常査定額の半額を減額されるケースも少なくありません。

 

年式の高い車ほど減額率は大きくなる

通常、車の査定において年式が高い、つまり新しい車ほど査定額が高いことが一般的です。しかし、修復歴がある事故車の場合はそうではありません。

 

新車からさほど月日が経っていない年式が高いクルマほど、査定減額率が大きくなります。その理由として挙げられるのは、新しいのに事故車であると損だと感じる人が多く再販しにくいという点です。

 

事故車であることを隠すことは厳禁

せっかく高い金額で購入した車の査定額が減額されるのは、残念なことです。きれいに骨格部分を修復した車は、外観からはほぼ分からないため、隠したいという気持ちになる場合があります。

 

しかし、修復歴がある事実を隠すことは法律ではっきりと禁じられており、告知義務違反に問われる重要事項です。きちんと自己申告を行いましょう。

 

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愛車が事故車になってしまった場合のデメリット

事故車の定義とは?査定への影響や査定額アップのコツを紹介

車の購入を検討している人にとって、修復歴がある事故車は安く購入できるところが魅力的ですよね。しかし、メリットばかりに目を向けるのではなく、リスクやデメリットについても把握しておく必要があります。

 

走行に支障をきたすことも

走行可能と判断されて中古車として販売されている車の中には、ハンドルが効かずにタイヤ操作に影響があるなど、購入後に走行に支障をきたす車があることもあります。

 

これは再販業者が細心の注意を払っていても、絶対にないとは言えません。そのため事故車を購入するときは、十分に注意しましょう。特にフロントフレームやサブフレームの損傷を修復した事故車には注意し、内部まで深く損傷した過去があるのであれば、避けたほうが無難でしょう。

 

購入後の不具合に注意

購入した当初は不具合が生じなくても、しばらくすると不具合が頻発に発生してしまう可能性もあります。

 

試乗も行い修復歴の箇所を何度も確認し、大丈夫だと思って購入したにもかかわらず、不具合が発生して修理費が高額になり、新品で購入したほうが安かったということにならないようにしましょう。

 

車に対して深い知識があれば問題ありませんが、少しでも不安なのであれば誰かに相談すると安心です。

 

買取り価格が安くなる

事故車を購入する場合だけでなく、事故車を売却する場合にもデメリットは生じます。現在使用している車を売却して、その費用で少しでも新しい車を安く購入したいと考えている人もいるかもしれません。しかし事故車の場合、修復歴がない車に比べて、買取価格は安くなってしまいます。

 

「これほど安いとは思わなかった……」と後悔しないように、売却額の目安を早い段階でつけておきましょう。

 

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事故車は修理してから査定したほうがいい?

事故車の定義とは?査定への影響や査定額アップのコツを紹介

査定額を少しでも高くするためには事故車を修理したほうがよいのではないか、と考える場合があります。次に乗り換える車の購入費用に充てたいというようなケースです。

 

事故車の買取は可能なのか、査定前に修理したほうがいいのかなど、疑問に思う点を解説します。万が一、愛車が事故車になってしまった場合に備えて予備知識を蓄えておきましょう。

 

事故車でも買取は可能

事故を起こして車が廃車状態になってしまったとき、無料で引き取ってもらうことができるのかと気になっている方もいるのではないでしょうか。もちろん、事故車や廃車を無料で引き取り・処分してくれる業者は存在します。

 

しかし、どれだけ廃車寸前の車でも再利用できる部分があるかもしれません。部品の買取専門店などへ持ち込むことによって、多少のお金に換えられることもありますので、まずは買取ってもらえることを優先にして考えてみるといいでしょう。

 

少しの傷やへこみがある場合

同じ事故車でも修復歴車とみなされる部分の修理が必要かどうかで、査定評価は大きく異なることを覚えておきましょう。日本自動車査定協会が定めた査定基準には、傷やへこみの度合いにより減点率が変わってくる旨記載されています。

 

1cm未満の傷やへこみの場合は、無限点です。多少大きめの傷やへこみであっても、修復歴がない場合はさほど査定に大きな影響はありません。修理するよりも、正直に話して実車査定してもらうことをおすすめします。

 

保険適応範囲や今後の保険料のバランスを確認

大きな事故に遭った事故車の場合、車両保険を使って修理したほうがよいのでしょうか。保険を使用しての修理は、メリットとデメリットがあり、どちらがよいかはケースバイケースです。

 

まず、修理部分が保険適応範囲内かどうかを確認しましょう。次に、修理代と保険適応後の増額保険料を比較検討できます。修理代のほうが高いのであれば、保険を使って修理したほうがお得です。年式の古さも考慮に入れましょう。

 

ローン途中の車が事故車になった場合

「車の売却=名義変更をすること」です。つまり、車を売却するときは、自分の所有物でなければいけません。車の名義は車検証で確認できますが、ローン残高がある場合はクレジット会社や自動車販売会社が所有者になっていることが考えられます。

 

これは所有者担保といって、返済が終わるまで勝手に処分できない法律上の取り決めです。そのため、ローンに入っていて事故車の売却をしたいのであれば、先にローン残債を精算しておきましょう。

 

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事故車でも高額査定を狙えるコツ

事故車の定義とは?査定への影響や査定額アップのコツを紹介

残念ながら、車の大事な骨格部分を修復した事実は隠せません。修復ありと判断された事故車は、査定時に大幅な減額対象となることが一般的です。

 

少し注意するだけで、査定額が上がる可能性が高いポイントがあります。誰でもできる、査定アップしてもらうための簡単な方法をご紹介しますので参考にしてください。

 

純正オプションを用意する

どの車においても、取り付けられている標準装備品については、社外品よりも純正品のほうが有利に査定されることがほとんどです。事故車の場合も同様に、車体はお金に換金できなくてもオプション品で査定額アップにつながることもあります。また、タイヤやホイールなど人気のある社外品も同様です。高価な社外品は持っていなくても、純正オプションだけは取り付けておくようにしましょう。

 

洗車や車内の掃除をする

査定額に大きく影響するわけではありませんが、洗車や車内清掃をしてから査定に出すようにしましょう。

 

どうせ売却するからと汚いまま査定に持ち込んだ場合と、丁寧に清掃して査定してもらうのとでは、明らかに後者のほうがイメージアップにつながります。買取店としても気持ちの良い取引をしたいと考えているため、査定額において少しサービスしてくれるかもしれません。

 

売却する時期を考慮する

中古車には、高く売れる時期が存在します。事故車を高く売りたいのであれば、車の需要が高くなる1~3月、9~10月がおすすめです。

 

中古車販売店としても、車が売れるのは分かっている状態なので、少しでも在庫を確保しておきたいという気持ちが強くなっています。また、中古車販売店の決算期や半期決算の時期でもあることからも、新しい車も安く購入することが可能です。

 

買取相場をチェックする

買取業者の中には、売却側に知識がないのを見て取ると、安く買取しようとするケースがあります。そのような残念な事態を回避するためには、売却前にある程度の相場価格を把握しておくことが重要です。

 

売却したい車の相場価格を調べる方法は、いくつかあります。各自動車メーカー・ディーラーのホームページをチェックして、下取り価格をシミュレーションしてみるのもひとつの方法です。他にも、買取業者のホームページで買取実績を調べたり、無料査定を申し込んだりできます。

 

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ネクステージなら事故車でも高額査定が狙える!

事故車の定義とは?査定への影響や査定額アップのコツを紹介

事故車を少しでも高く売却するなら、ネクステージにお任せください。ネクステージの強みは、販売ネットワークの広さです。全国に自社販売店舗を展開するだけでなく、ミニバンやSUVなどカテゴリー別の専門店を持っています。

 

そのため、他社よりも高く買い取ることが可能です。もちろん、無料でご自宅まで査定士がうかがいますので、お好きな時間を指定していただくことができます。他社では買取不可になるような車でも高額査定可能ですので、ぜひお問合せください。

 

圧倒的な販売力で高額買取が可能

ネクステージの全国店舗数は200以上を数えます。3万台の在庫数を誇っており、これまで多数の販売実績を残してきました。買取に関しても同様で、多数の買取実績があり、ホームページで公表しています。

 

全国に展開している店舗で買取した車を商品化し、ダイレクト販売しているため、中間マージンは一切発生しません。再販売力にも自信があります。高価買取が可能な環境が整っていることがネクステージの強みです。

 

無料査定で事故車の価値をチェック

ネクステージでは、Wwb上所定フォームへの簡単な入力のみで無料査定を依頼できます。入力情報は、メーカー・車種・年式・走行距離と連絡先に関する簡単な個人情報です。

 

Webフォームからの無料査定依頼後、ほどなくして電話で概算査定金額の連絡がきます。その後、担当査定士による実車査定が行われ、正確な査定金額が決定するという流れです。

 

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事故車の定義や査定に関するトラブルQ&A

事故車の定義とは?査定への影響や査定額アップのコツを紹介

車の売却には大きなお金が動くことからも、トラブルへと発展しやすくなります。それが事故車ともなれば、悩みを抱えている方も少なくないでしょう。ここでは、皆さんからお寄せいただいている中でも特に意見の多かった質問をピックアップして、それぞれのリスクを紹介します。

 

事故車だと知らないで買ってしまった

中古車を探すときに「事故車」の有無を確認することはよくあります。しかし、販売店は「事故歴」を開示する義務はありません。そのため、修復した部分がなければ「修復歴なし」と書かれていても、契約違反にできる可能性は低いでしょう。

 

ただし「事故歴なし」と宣伝していたのにもかかわらず、実際には事故を起こしていたのであれば、何かしらのサービスを受けることはできます。また「修復歴なし」と書かれていたのに、修復歴があった場合でも同様の扱いです。

 

事故車を申告せずに売却した

少しの修復歴であれば見つからないだろう、と思う方もいるのではないでしょうか。しかし、実際には厳密な査定が行われるため、修復歴を見逃すことはほとんどありません。事故車を査定に出すときには、修復歴車もしくは事故車であることを申告する義務があります。

 

意図的に黙っていれば告知義務違反となり、減額どころか裁判沙汰に発展しかねません。修復歴などの申告はしっかりと行いましょう。

 

相場よりもずっと安く売ってしまった

事故車に限らず、中古車を相場よりも安く売ってしまうこともあるでしょう。少しの額であれば諦めはつくものの、数十万円という差は悔しさしか残りません。

 

買取店の中には、相場よりも大幅に安い見積もりを出すところもあります。安心できる大手買取店に依頼するようにしましょう。

 

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まとめ

事故車の定義とは?査定への影響や査定額アップのコツを紹介

通常、大小問わず、何らかの事故に遭った車を「事故車」と呼ぶ方が多いと思います。しかし、自動車業界における事故車の定義は、車の走行性能を保つ上で大事な骨格部分を修復した「修復歴車」を指す場合が一般的です。

 

修復歴がある事故車を売却する際には、査定の際に減額されることは避けられません。そのことを踏まえた上で、車内外の清掃やタイミングなどポイントを押さえて査定を依頼してみましょう。お困りの際は、いつでもお気軽にネクステージにご相談ください。

 

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