ジムニーのランドベンチャーって何だ?特徴や手に入れ方も紹介!
スズキのジムニーシリーズは、世界中で多くのファンを獲得している車種です。そのひとつ、ランドベンチャーというモデルが気になっている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ジムニーのランドベンチャーの特徴や人気の理由について解説します。SUVの購入を検討している方にとっては、魅力的な選択肢がひとつ増えることでしょう。3代目と4代目のスペックの違いも知っておけば、自分に合ったジムニーを購入できます。
※目次※
5.ジムニー ランドベンチャーに興味がある方におすすめ中古車
・華やかな見た目を求めるならジムニー ランドベンチャーがおすすめ!
・ジムニーシリーズは中古車の在庫も豊富!欲しいモデルを探すのも困らない!
・オフロードに強い車といえばジムニー。ラダーフレーム構造で高い耐久性を誇る!
ジムニー ランドベンチャーはどのような車か
ジムニー ランドベンチャーは、スタンダードなジムニーとは一味違うモデルとして誕生しました。アウトドアを意識したジムニーはシンプルな見た目が特徴です。そこに華やかさを取り入れたのがジムニー ランドベンチャーといえます。ここからは、ジムニー ランドベンチャーとはどのような車なのか見ていきましょう。
ベーシックグレードの特別仕様車
ジムニー ランドベンチャーは、ジムニーのベーシックグレードとなるXGにさまざまな機能を追加装備した特別仕様車です。ジムニー(軽自動車)とジムニーシエラ(普通車)にそれぞれ用意されています。
追加装備で迫力が加わった見た目や、季節に合った快適な乗り心地を実現するクオーレモジュレ素材をシートに採用するなど、特別仕様車ならではのこだわりが詰まっているモデルです。デザインと性能のバランスも計算してあるため、ジムニーの目玉であるオフロードでの走破性が劣ることもありません。
内装に高級感をプラス
ブラックとシャンパンゴールドをベースにした配色は、今までにない高級感を漂わせるポイントだといえるでしょう。重ねてメッキパーツを豊富に取り入れることで、贅沢な空間に仕上がっています。ユーザーも車を使用するのが楽しみになる要素をうまく取り入れているといえるでしょう。
スペアタイヤハウジングを標準装備
ジムニー ランドベンチャーは、スペアタイヤハウジングを標準装備しているのも特徴です。それまでは、オプション装備として3代目のハイグレードモデルであるXCでは選択可能となっていました。また、特別感を味わえる専用エンブレムも付いており、他のジムニーシリーズと差別化を図れます。
2020年7月現在ランドベンチャーは中古車で手に入る
現行モデルである4代目では、ランドベンチャーの生産はありません(2020年7月現在)。ランドベンチャーを購入したい場合は3代目以前のモデルとなるため、購入できるのは中古車のみです。ネクステージでも、豊富な在庫を用意しています。
ジムニーは、ユーザーの声を活かした車作りを意識しているのが特徴です。今後、3代目のランドベンチャーを超える魅力あるモデルの登場が期待できるかもしれません。
ジムニー ランドベンチャーは追加装備がたくさん!
ジムニー ランドベンチャーは、ジムニーシリーズでも華やかさが目立つ特別仕様車です。ジムニー ランドベンチャーには他のモデルにはない追加装備がたくさんあります。追加装備を以下の表にまとめました。
インテリア |
・シートヒーター(運転席・助手席) ・本革巻きステアリングホイール ・本革巻シフトノブ ・専用シート表皮、専用ドアトリムクロス ・メッキインサイドドアハンドル、ドアロックノブ ・ロゴ入り専用フロアマット ・専用インテリアカラー |
エクステリア |
・専用フロントバンパーアンダーガーニッシュ(ブラックメッキ) ・専用メッキフロントグリル(ブラック塗装) ・ドアミラー(LEDサイドターンランプ付き、電動格納式) ・メッキドアハンドル ・ロゴ入り専用フェンダーガーニッシュ ・ロゴ入り専用アルミ製スペアタイヤハウジング |
足回り |
・専用16インチアルミホイール4本(高輝度ダークシルバー塗装) |
ジムニーの3代目と4代目を比較してみよう
ジムニーのロングセラーモデルである3代目と現行モデルである4代目、それぞれのスペックの違いが気になる方もいるのではないでしょうか。フルモデルチェンジした4代目は、3代目とメインの構造は大きく変わっていません。ここからは、3代目ランドベンチャーと4代目ではベースモデルになるであろうXGでスペックを比較します。
4代目はオフロード仕様を強化
オフロードに強いジムニーは、その特性を4代目でより強化しています。ジムニーの特徴であるラダーフレーム構造はさらなる進化を遂げ、居住性とハンドリングを高めるために、ボディーマウントゴムという車体とラダーフレームを仲介する部分を新設計しました。また、ねじり剛性を高くするために、クロスメンバーやXメンバーをプラスしています。
他にも、オフロード走行時に岩などに衝突しても車を使用できる可能性を残すために、「3アングル」を取り入れているのもポイントです。
「3アングル」とは、車が何かに衝突してもアンダーボディやバンパーへダメージを与えにくいように設計した仕様をいいます。ランプブレークオーバーアングル、アプローチアングル、デパーチャーアングルの3つから成り立っている要素です。「3アングル」を取り入れることで、高い悪路走破性が期待できます。
スペックで比較してみよう
1998年以降、20年に渡り人気の3代目と、現行モデルの4代目のスペックの違いを見ていきましょう。それぞれのスペックを以下の表にまとめています。
|
3代目(ランドベンチャー 5MT) |
4代目(XG 5MT) |
車両サイズ |
3,395mm×1,475mm×1,680mm |
3,395mm×1,475mm×1,725mm |
車両室内サイズ |
1,685mm×1,220mm×1,210mm |
1,770mm×1,300mm×1,200mm |
車両重量 |
980kg |
1,030kg |
総排気量 |
658cc |
658cc |
最小回転半径 |
4.8m |
4.8m |
燃費 |
14.8km/L(JC08モード) |
16.2km/L(WLTCモード) |
エンジン |
水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボ |
水冷4サイクル直列3気筒DOHC12バルブVVTインタークーラーターボ |
最高出力 |
64PS(47Kw)/6,500rpm |
64PS(47Kw)/6,000rpm |
最大トルク |
10.5kg・m(103N・m)/3,500rpm |
9.8kg・m(96N・m)/3,500rpm |
使用燃料 |
無鉛レギュラーガソリン |
無鉛レギュラーガソリン |
4代目は車高が3代目よりも4㎝高くなった上に、室内空間も広くなりました。エンジンをコンパクト化したのも4代目の特徴です。パワフルかつ低回転で効率的にエネルギーを生産するエンジンによって、燃費も3代目に比べると大きく伸びています。
ジムニーシリーズが人気の理由
ジムニーシリーズは国内外から高い評価を得ています。年数がたっても高いリセールバリューを維持できる車です。それは、ジムニーシリーズが高い走破性や耐久性を有しているからだといえるでしょう。以下で、ジムニーシリーズの人気の理由を見ていきます。
オフロード性能に優れている
ジムニーはオフロード性能に優れた一面を持つのが特徴です。雪道や林道など、路面状況が悪くてもスムーズに走れます。また、コンパクトでシンプルなエクステリアということもあり、狭い道も問題なく走行可能です。
初代発売当初からターゲットとしていたユーザー層が、山岳部や降雪地域で使用するユーザーであったことも大きく影響しているといえるでしょう。近年はオフロードメインで使用するユーザー層に加え、オンロードからオフロードまでオールマイティーに使用できる車を求める人からも人気を得ているようです。
耐久性が高く長期間乗れる
ラダーフレーム構造を採用しているジムニーシリーズは、耐久性が高いのも人気の理由だといえるでしょう。障害物と衝突してボディに変形が見られてもラダーフレーム構造が車の心臓部を守るため、走行には影響が出にくいといえます。また、それなりに走行距離や使用期間が長くなっても故障が少ないようです。
仮に走行中に車が動かなくなっても、基本的な整備道具があれば修理できるシンプルな構造であるのも安心要素だといえるでしょう。
中古でも高く売れる
ジムニーシリーズは人気車種でありながらも、モデルチェンジの頻度も低いため中古でも高く売れます。値下がりしにくいため、車を資産として考える方にもおすすめです。
また、ジムニーはカスタムして楽しむ層も多くいます。そうしたニーズがあるため、中古車でも需要が高い車といえるでしょう。
3代目は発売から20年という歴史があるため、在庫数も潤っていると考えてよいでしょう。中古でお得にジムニーを購入したい方にもうれしい状況になっています。
ジムニー ランドベンチャーに興味がある方におすすめ中古車
現行モデルではジムニー ランドベンチャーは生産されていないため、購入するとなれば中古車となります。ここからは、SUVの購入を考えていて、ジムニー ランドベンチャーに興味がある方におすすめの中古車を見ていきましょう。
なお、今回紹介する中古車情報は2020年7月7日時点のものとなります。本格的に購入を検討する場合は、店舗へ最新情報を確認してからにすると安心です。
ジムニー ランドベンチャー(3代目)
ジムニーはMT車が多く流通していることも特徴です。中古車でもMT車を見つけやすいでしょう。ランドベンチャーの中古車の価格は119万9,000円~149万9,000円となっています。年式は2015年以降のものが多いようです。
走行距離は短いもので9,000km、走っているもので5万1,000kmとなっています。まだまだ走行できるコンディション良好な車が多いといえるでしょう。
ジムニーシエラ ランドベンチャー
普通車カテゴリであるジムニー シエラの特別仕様車、ランドベンチャーの中古価格は、129万9,000円~139万9,000円です。走行距離は5,000km~3万kmとなっています。年式が2017年で走行距離が5,000kmと、非常に状態の良い車も購入可能です。今では珍しくなった5速MT車の在庫もありますので、運転を楽しみたい方にもおすすめといえます。
ジムニー(4代目)
現行モデルとなる4代目は、ネクステージで約50台の在庫があります。価格帯は、139万9,000円~269万9,000円です。高年式の在庫も複数あるため、少しでも新しい型のジムニーを希望する方にはおすすめでしょう。走行距が1万kmに達していないような状態の良い車も購入できます。
まとめ
ジムニー ランドベンチャーは、XGをベースにオフロードに強い走破性を維持しながら華やかさをプラスしたモデルです。しかし、現行モデルである4代目では2020年7月現在では発売されていません。ランドベンチャーが気になっている方は、中古車を探しましょう。
ネクステージでは、ジムニーシリーズの在庫を取りそろえています。ジムニー ランドベンチャーを含め、ジムニーシリーズに興味がある方はネクステージへご相談ください。