ジムニーの納車は長期戦!人気の理由や早く入手するための方法を紹介!
2018年7月に登場した新型ジムニーは、納車まで1年以上とも言われています。なぜこれほどまでに納車が遅れているのだろうと、疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、新型ジムニーの人気の理由やグレード比較、中古車で購入するメリットについてご紹介します。納車が遅れている理由とともに、衰えることのない人気を誇る新型ジムニーの魅力を知ることで、1年以上納車を待ってでも乗りたい車かどうか判断できるでしょう。
※目次※
・新型ジムニーの納車待ちは1年以上と言われている。遅れている理由には、生産規模の小ささや海外需要の高まりとコロナ禍がある
・ワイルドなデザインをはじめ、ラダーフレームの頑丈さやオフロードに適した走行性能、豊富なカスタマイズパーツなど人気の新型ジムニーには魅力がたっぷり!
・1日でも早くジムニーを手に入れたいなら、未使用車を含む中古車を選択肢に入れるのがおすすめ!
1年待ち!?新型ジムニーの納車が遅れる理由とは?
2018年7月に登場した新型ジムニーは、2年経った今も人気は衰えることなく、納車まで1年以上という状態が続いています。海外需要の増加や新型コロナウイルスの影響も加わった今は、さらに納車が遅れる恐れがあるでしょう。ここでは、新型ジムニーの納車が遅れている理由について解説します。
人気が高く生産が追い付かない
人気の高さゆえ生産が追い付かないことが、新型ジムニーの納車遅れにつながっています。2019年におけるジムニーの1か月の平均届け出台数は、2,523台でした。スペーシアの1万3,866台、ワゴンRの7,504台に比べるとジムニーの生産規模がいかに小さいかが分かります。
人気があるなら生産規模を拡大すればよいと思う方もいるかもしれませんが、一度工場やラインを増やすと継続的に維持する必要があることから急には増やせません。
海外からの需要増加
新型ジムニーの需要は日本国内だけに留まらず、海外でも増加しつつあります。海外の需要に応えるため、国内分と海外分に分けて生産するようになりました。海外分は軽自動車仕様がなく、ジムニーシエラのみ生産しています。しかし、ジムニーとジムニーシエラは同じラインで組み立てているため、ジムニーのみを増産することはできません。
このように、海外でも人気が出たことで国内需要に対する生産が以前よりも少なくなったことも、納車が遅れている理由のひとつです。
2020年はコロナ禍による部品不足の影響も
人気や需要が高いことに加えて、2020年は新型コロナウイルスの感染拡大によりこれまで以上に納車が遅れています。
コロナ禍によってサプライヤーからの部品の供給が不足した影響は大きく、スズキの主力工場でありジムニーの製造を担う湖西工場が一定期間稼働を停止しました。新型コロナウイルスは新型ジムニーの生産にも影響を及ぼし、さらなる納車の遅れにつながっています。
魅力たっぷり!新型ジムニーの人気の理由
新型ジムニーの人気は高く、「納車まで1年以上待っても乗りたい」という方が数多くいるようです。ここでは、6つの視点から新型ジムニーの人気の理由を解説します。伝統を受け継ぐとともに、先進の安全性能技術を搭載した新型ジムニーの魅力を再確認しましょう。
ラダーフレーム採用の頑丈な4WD・SUV
ジムニー伝統の基本構造であるラダーフレームを継承するとともに、新設計のラダーフレームを採用しています。
はじご型のフレームにサスペンションを取り付けた上でボディーを被せたラダーフレーム構造に、クロスメンバーやX字メンバーを追加して補強した新設計のラダーフレームが、これまで以上に頑丈な4WD・SUVを実現しました。
オフロードに適した走行性能
ジムニーならではのオフロードに適した走行性能も人気の理由です。バンパーやアンダーボディが障害物に接触しにくいよう綿密な角度にこだわった3アングルで、オフロードの厳しい環境下でも高い走行性能を誇ります。また、ブレーキLSDトラクションコントロールの採用により、悪路で左右輪のどちらかが空転したときも滑らかな走りが可能です。
歴代モデルを引き継いだワイルドなデザイン
新型ジムニーは、今回のフルモデルチェンジでフロントデザインが大きく変わりました。旧モデルが丸みを帯びたデザインであったのに対して、新型ジムニーは初代ジムニーのデザインを引き継いだ角張ったワイルドな見た目が特徴です。また、傾斜が緩やかな旧モデルに比べてフロントガラスの角度がきつくなり、頑丈な4WD・SUVを体現しています。
安全性能技術を搭載
本格的な4WDに先進の安全性能技術を搭載していることも、新型ジムニーの魅力と言えるでしょう。事故を未然に防ぐ「スズキ セーフティ サポート」として、以下のようなさまざまな安全性能技術を搭載しています。
- ・万一の衝突被害を軽減するデュアルセンサーブレーキサポート
- ・車線逸脱警報機能
- ・標識認識機能
- ・ハイビームアシスト
- ・誤発進抑制機能
- ・ふらつき警報機能
- ・先行車発進お知らせ機能
操作性の高いインテリア
新型ジムニーのインテリアは、オフロードのような過酷な状態でも操作ができるよう設計されています。手袋をしたままでも操作ができるよう、センタースイッチには大型タイプを採用している他、乗り降りのしやすさにこだわった助手席乗降グリップも機能的です。また、握りやすい大型タイプのドアグリップも操作性の高いインテリアとして人気があります。
豊富な純正カスタマイズパーツ
純正カスタマイズパーツが豊富にそろっていることも、ジムニーの魅力のひとつです。例えば、旧型ジムニーで施していたサイドデカールを使えば、ヘリテージスタイルやサバイバルスタイルにカスタマイズできます。
また、フロントバンパーを交換することで表情ががらりと変わるでしょう。カスタマイズパーツによって、遊び心を個性的に表現することが可能です。
新型ジムニーのグレード比較
さまざまな魅力を秘めた新型ジムニーには、3つのグレードがあります。ベースグレードの「XG」、新型ジムニーから新たに加わった「XL」、最上級グレードの「XC」の3種類です。ここでは、それぞれの特徴や違いとともに新車価格や中古車価格、主要装備をご紹介します。
XG(5MT/4AT)
新型ジムニーのベースグレード「XG」は、他のグレードに比べて価格を抑えた分、快適さや利便性に関しては必要最低限の機能や性能のみを備えています。
エアバッグのような最低限の安全装置は搭載していますが、スズキ セーフティ サポートはオプションです。また、カラーバリエーションはホワイトやブラックといった基本カラー4色のみと、選択肢はあまり多くありません。
価格 |
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新車価格(5MT) |
148万5,000円 |
新車価格(4AT) |
158万4,000円 |
中古車価格 |
199万9,000円 |
主要装備・安全装備 |
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軽量衝撃吸収ボディー TECT(テクト) |
歩行者傷害軽減ボディー |
頭部衝撃軽減構造インテリア |
運転席・助手席SRSエアバッグ |
エマージェンシーストップシグナル |
ブレーキLSDトラクションコントロール(4WD-L) |
4輪ABS(EBD・ブレーキアシスト付) |
フロントディスクブレーキ |
快適装備 |
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エアコン(エアフィルター付) |
フロント2スピーカー |
インストルメントパネル |
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ウレタンステアリングホイール |
マルチインフォメーションディスプレイ |
インテリア |
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助手席乗降グリップ |
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シート |
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ファブリックシート表皮 |
一体可倒式リヤシート |
エクステリア |
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UVカット機能付ガラス |
スモークガラス(リヤクォーター、バックドア) |
その他 |
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16インチスチールホイール |
ラジアルタイヤ(175/80R16) |
XL(5MT/4AT)
新型ジムニーから新たに加わったグレード「XL」は、シートヒーターやヒーテッドドアミラーといった、あると便利な機能を標準装備しているのが特徴です。ボディーカラーも8色の中から選べます。
飲み物をこぼしてもシミになりにくい撥水ファブリックシートや、後部座席のシートベルト警告を備えているのは「XL」からなので、ファミリーで利用する際には「XL」以上のグレードを選ぶとよいでしょう。
価格 |
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新車価格(5MT) |
161万1,500円 |
新車価格(4AT) |
171万500円 |
中古車価格 |
269万9,000円 |
快適装備 |
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エアコン(エアフィルター付)フルオート |
電動格納式リモコンドアミラー(リモート格納) |
運転席シートヒーター |
助手席シートヒーター |
シート |
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ファブリックシート表皮(撥水加工) |
左右独立リヤシートリクライニング機構 |
エクステリア |
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UVカット機能付ガラス(全面) |
熱線吸収グリーンガラス(フロント、フロントドア) |
XC(5MT/4AT)
新型ジムニーの最上級グレード「XC」は、スズキ独自の予防安全技術であるスズキ セーフティ サポートを標準装備しています。高速走行時や長距離ドライブを快適にサポートする「クルーズコントロール」もそのひとつです。
ツートンカラーも選べる計12色のカラーバリエーションがある上、ヘッドランプウォッシャーや16インチアルミホイール、本革巻きステアリングといった装備はXCのみの標準装備で、ジムニーらしさを満喫したい方に最適なグレードと言えるでしょう。
価格 |
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新車価格(5MT) |
177万6,500円 |
新車価格(4AT) |
187万5,500円 |
中古車価格 |
205万9,000円~259万9,000円 |
主要装備・安全装備 |
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デュアルセンサーブレーキサポート |
誤発進抑制機能(4AT車) |
車線逸脱警報機能 |
ふらつき警報機能 |
ハイビームアシスト |
先行車発進お知らせ機能 |
標識認識機能(車両進入禁止、はみ出し通行禁止、最高速度) |
LEDヘッドランプ(ハイ/ロービーム、オートレベリング機構、LEDポジションランプ付) |
ヘッドランプウォッシャー |
オートライトシステム |
快適装備 |
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クルーズコントロールシステム |
キーレスプッシュスタートシステム[エンジンスイッチ、携帯リモコン、リクエストスイッチ(フロントドア、バックドア)] |
電動格納式リモコンドアミラー(リモート格納) |
運転席シートヒーター |
助手席シートヒーター |
本革巻ステアリングホイール |
シート |
|
ファブリックシート表皮(撥水加工) |
左右独立リヤシートリクライニング機構 |
エクステリア |
|
UVカット機能付ガラス(全面) |
熱線吸収グリーンガラス(フロント、フロントドア) |
その他 |
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16インチアルミホイール |
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ジムニーを1日でも早く手に入れる方法
長い納車待ちが続いている新型ジムニーを1日でも早く手に入れたいなら、中古車がおすすめです。中古車の中には、ほぼ新車のような未使用中古車もあります。未使用とはいえ中古車なので即納してもらえることが多く、ジムニーをすぐに手に入れることが可能です。納車待ちを理由に諦めるのではなく、まずは未使用中古車を探してみましょう。
新車同等レベルを狙うなら「未使用車」
未使用車とは、納車直前でキャンセルとなった車両やディーラーの展示車のような登録はしているものの使用していない車のことです。
必要最低限の距離しか走行していないほぼ新車のような未使用車は、中古車扱いとなるため新車よりお得に購入できます。ただし、納車待ちの状態が続いている新型ジムニーは、価格を高めに設定している場合もあるので注意しましょう。
すぐに納品してもらいたいなら「中古車」
すぐに納品してもらいたいなら、中古車を探しましょう。オプションを選べないのはデメリットですが、現物を購入すれば即納してもらえるケースもあります。納車までにかかる期間を短くするには、中古車の中からお気に入りの1台を見つけるのが賢明です。
ジムニーは中古車で購入するのが賢い!
中古車でジムニーを購入することには、納車までの期間以外にもさまざまなメリットがあります。例えば、歴代ジムニーを選択肢に入れて新旧モデルを比較できたり、本体価格を抑えた分カスタムに費用をかけたりすることが可能です。また、カスタム済みのオンリーワンに出会えるかもしれません。ここでは、中古車を購入するメリットをご紹介します。
新旧モデルを比較できる
歴代モデルを引き継いだワイルドなデザインが、新型ジムニーの魅力のひとつです。中古車なら、それぞれ特徴の異なる歴代ジムニーを比較しながら探せます。中古車の販売・買取を行うネクステージは全国130以上の店舗を展開しており、豊富なラインアップの中からお気に入りの1台を選べるのが魅力です。
カスタムに費用をかけられる
車両本体が安い中古車なら、浮いたお金でカスタムが楽しめます。ジムニーは純正パーツが豊富にそろっているため、カスタムの幅も広く楽しみ方も自由自在です。カスタムに費用をかけて自分だけの1台に仕上げたい方は、できるだけ安い中古車を選ぶとよいでしょう。
カスタムされたオンリーワンに出会える
カスタマイズを楽しむ車として有名なジムニーは、リフトアップやバンパー交換のようなカスタムが施された中古車が市場に出回っていることがあります。豊富なラインアップを誇るネクステージでは、カスタム済みのジムニーも販売しているので、個性的なオンリーワンのジムニーに興味のある方におすすめです。
まとめ
新型ジムニーには、オフロードに適した走行性能やワイルドなデザイン、安全性能といったさまざまな魅力があります。しかし、1年以上とも言われている納車待ちの長さが気になる方も多いのではないでしょうか。1日でも早くジムニーを手に入れる方法として、未使用車を含む中古車を購入するのがおすすめです。
豊富な在庫数を誇るネクステージなら、お気に入りの1台に出会えるかもしれません。中古車のジムニーを探したい方は、ぜひネクステージにご相談ください。