人気車の歴史を振り返る!歴代ジムニーを一挙紹介
スズキが販売する「ジムニー」は、1970年から開発・販売を続ける人気のオフロード4WDモデルです。2020年で50周年を迎えますが、これまでの経歴や新旧のモデルについて詳しく知らない方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ジムニーの歴史から型式の見分け方まで徹底的に解説します。現行モデルに限定せずにおすすめの型式をピックアップしているので、中古車市場からジムニーを探す際の参考材料として役立つでしょう。
※目次※
6.歴代のジムニーや最新型を探すならネクステージがおすすめ!
・ジムニーは、1970年に登場した、日本で初めて販売された軽自動車のオフロードモデル。歴代ジムニーは、型式によってボディや搭載機能が異なる!
・大まかな年式を見分けるときは、ボディデザインに注目しよう。人気の型式から選ぶなら、現行モデルだけでなく3代目ジムニーもおすすめ!
・中古車を豊富に取り扱う販売店であれば、好みの1台を見つけやすい。ネクステージなら在庫が豊富でアフターサービスも充実!
2020年に50周年を迎えたスズキ ジムニー
ジムニーの初代が発売されたのは、1970年です。日本国内史上初の「オフロード仕様軽自動車」として販売が始まり、仕様変更やモデルチェンジを経て、2020年に50周年を迎えました。現行モデルは4代目で、2018年に発表されました。
ジムニーの魅力は、ジープのような強靭なボディデザインです。オフロード走行で力強い走りをすることができ、アウトドアに最適の1台となっています。納車待ちの長い人気車であり、スズキを代表する車種と言えるでしょう。
【歴代のジムニー】時代を彩った初代〜2代目
ジムニーは、1970年に登場した車であるため、その歴史について気になっている方も多いでしょう。軽自動車の規格変更や、当時採用された機能に注目することで、時代によって異なる魅力が見えてきます。
こちらの項目では、歴代のジムニーの特徴を、型式別に紹介していきます。ここでは初代から2代目の歴史を確認していきましょう。
【初代】ジムニー(LJ10)
LJ10は、ジムニー最初の型式です。ジムニー伝統のラダーフレームを骨格は、初代のこのモデルから始まっています。実用車としてのスペックを備えた本格仕様です。
エンジン型式 |
FB型空冷2サイクル直列2気筒 |
全長×全幅×全高 |
2,995mm×1,295mm×1,670mm |
車両重量 |
600kg |
【初代】ジムニー(LJ20)
LJの2年後に販売されたのがLJ20です。特徴的なのは、水冷2サイクルエンジンの搭載です。過酷な環境下での走行性能がよりアップしました。
エンジン型式 |
L50型水冷2サイクル直列2気筒 |
全長×全幅×全高 |
2,995mm×1,295mm×1,670mm |
車両重量 |
625kg |
【初代】ジムニー55(SJ10)
SJ10は、ジムニー55という名前で呼ばれ、高い人気を誇った型式です。この頃、ちょうど軽自動車規格の改正が起こり、新しく0.55Lエンジンを搭載することになりました。LJに比べて登坂力も上がっています。
エンジン型式 |
LJ50型水冷2サイクル直列3気筒 |
全長×全幅×全高 |
3,170mm×1,295mm×1,845mm |
車両重量 |
675kg |
【初代】ジムニー8(SJ20)
SJ20は、0.8Lエンジンを搭載し、ジムニー8という名前で親しまれました。小型車として登録された後、海外市場へ参入し、スズキの名前を世界に発信したモデルです。
エンジン型式 |
F8A型水冷4サイクル直列4気筒 |
全長×全幅×全高 |
3,170mm×1,395mm×1,845mm |
車両重量 |
715kg |
【2代目】ジムニー(SJ30)
SJ30は、これまでのジムニーのイメージを一変させる、スポーティーなデザインが特徴的です。1970年のジムニー誕生以来、初めてフルモデルチェンジが行われました。販売台数も多かった人気のモデルです。
エンジン型式 |
LJ50型水冷2サイクル直列3気筒 |
全長×全幅×全高 |
3,195mm×1,395mm×1,690mm |
車両重量 |
705kg |
【2代目】ジムニー1000(SJ40)
SJ40は、ドライバーからの要望が多かった、水冷4サイクル1Lエンジンを搭載した型式です。悪路走破性が非常に高く、数々のレースで輝かしい実績を収めました。海外でも人気が高かった1台です。
エンジン型式 |
F10A型水冷4サイクル直列4気筒 |
全長×全幅×全高 |
3,355mm×1,465mm×1,680mm |
車両重量 |
805kg |
【2代目】ジムニー1300(JA51)
JA51は、ジムニー1000よりもさらに大きい排気量を誇る、1.3Lエンジンを搭載した型式です。ジムニーだけでなく、当時スズキから販売されている車の中でも、突出して排気量の高い1台でした。
エンジン型式 |
G13A型水冷4サイクル直列4気筒 |
全長×全幅×全高 |
3,355mm×1,465mm×1,690mm |
車両重量 |
840kg |
【2代目】ジムニー(JA71)
JA71は、EPIシステムと4サイクルターボエンジンを搭載した型式です。環境に配慮した設計になっており、高い燃費能力を持っていました。立体的で存在感のあるデザインも高く評価されています。
エンジン型式 |
F5A型水冷4サイクル直列3気筒ターボ |
全長×全幅×全高 |
3,195mm×1,395mm×1,670mm |
車両重量 |
780kg |
【2代目】ジムニー(JA11)
JA11は、0.66Lエンジンを搭載した型式です。この頃、軽自動車の規格変更があり、排気量が0.55Lから0.6Lに引き上げられました。従来のものに比べて、より力強い走りを実現しています。
エンジン型式 |
F6A型水冷4サイクル直列3気筒 インタークーラーターボ |
全長×全幅×全高 |
3,295mm×1,395mm×1,670mm |
車両重量 |
820kg |
【2代目】ジムニーシエラ(JB31)
JB31は、ジムニーシエラと呼ばれるもので、「本格ミディアム4×4」です。従来のジムニーに比べて、エンジンやボディがパワーアップしています。大型のフォグランプは、今までにない圧倒的な存在感を誇り、当時話題になりました。
エンジン型式 |
水冷直列4気筒4サイクル |
全長×全幅×全高 |
3,470mm×1,545mm×1,670mm |
車両重量 |
980kg |
【2代目】ジムニー(JA12/22)
JA12/22は、パワーユニットが改善された型式です。オールアルミ製のエンジンを搭載しているのが特徴的で、ジムニーシエラに比べて、約100kgの軽量化に成功しています。軽量化により、走行性能がさらに高まりました。
エンジン型式 |
水冷直列3気筒DOHC インタークーラーターボ |
全長×全幅×全高 |
3,295mm×1,395mm×1,680mm |
車両重量 |
890kg |
【歴代のジムニー】イメージチェンジした最強モデル3代目
3代目のジムニーは「JB23」の型式で知られています。現行モデルは4代目なので、もちろん新車でも販売はされていませんが、中古車市場でも人気の高いモデルになっています。
ジムニーは、どちらかと言えばスクエアなデザインが特徴的ですが、3代目は丸みを帯びたデザインになっています。1998年に販売が開始されて以降、エアバッグの標準装備やエンジンの改良など、様々なデザイン・機能の追加が行われました。以下の表に、変更内容がまとめられています。
発売年 |
型式 |
変更・追加など主な内容 |
1998年 |
JB23-1 |
フルモデルチェンジによってボディデザインを大幅に変更 |
1999年 |
JB23-2 |
エアバッグやABSを標準装備化 |
2000年 |
JB23-3 |
ABSユニットを追加し、電波式リモコンへ変更 |
2002年 |
JB23-4 |
エンジンの改良、2WDモデルの廃止 |
2004年 |
JB23-5 |
マイナーチェンジによってシートの収納方式を変更 |
2005年 |
JB23-6 |
ドアミラーやレベライザーなどの変更 |
2008年 |
JB23-7 |
シリンダーヘッドの改良やエンジンシステムの変更 |
2010年 |
JB23-8 |
故障診断装置を追加装備 |
2012年 |
JB23-9 |
保安基準の改正により、シート設計などを変更 |
2014年 |
JB23-10 |
メーターのデザインを大幅に変更 |
【歴代のジムニー】人気が衰えることない最新型4代目
現行モデルである4代目は、フルモデルチェンジを経て、2018年に誕生しました。「JB64」「JB74」の型式で知られています。初代から続く伝統的なラダーフレーム構造を受け継ぎ、パワートレインや安全性能が改善されました。
ボディは再び角ばったものになり、存在感のあるデザインになっています。またカスタム性にも優れており、カスタム車の定番としても人気を博しています。4代目ジムニーのモデルの1つである、「ジムニー XG」の基本スペックは以下のようになります。
「ジムニー XG」の基本スペック |
|
エンジン |
直列3気筒インタークーラーターボ |
最高出力 |
47<64PS>/6,000rpm[ネット] |
車両重量 |
5MT 1,030kg 4AT 1,040kg |
【歴代のジムニー】1〜4代目を見分ける方法
歴代のジムニーには、それぞれ異なる特徴を持っています。外観に注目することで、型番や年式によって異なるポイントが分かりやすくなります。年数が経過するほど、変化の度合いも大きくなるため、幅広い年代に視野を広げてみるのが大事です。
こちらの項目では、1代目〜4代目それぞれに見られる特徴・相違点と、簡単な見分け方を解説します。
1代目の特徴は幌(ほろ)仕様
1代目の特徴は、ボディに幌(ほろ)が採用されている店です。ドアや天井部分が幌仕様になっており、現代のオープンカーとも異なる独特な雰囲気を持っています。幌仕様の多くは、初代ジムニーと考えて差し支えないでしょう。
年式としては40年以上が経過しているため、現在で入手するのは困難ですが、レトロカーならではの魅力を感じさせます。
2代目の特徴は個性的なフロントグリル
2代目のジムニーには、個性的なデザインのフロントグリルが採用されています。ジムニーシエラのフロントグリルガードや、大型フォグランプは特に見分けやすいでしょう。
2代目は多くのモデルチェンジが行われた時代でもあるため、ボディデザインの変更点が多いという特徴を持っています。側面から見ると気付きにくいですが、フロントを見ると比較的見分けやすいでしょう。
3代目の特徴は丸いフォルム
先ほども少し触れたように、3代目は丸いフォルムをしているのが特徴的です。1代目、2代目とスクエアのデザインになっているのに比べ、一味違ったボディになっています。
3代目のジムニーがすべて丸いフォルムをしているわけではありませんが、全体的にその傾向が強いため、ジムニーの中でも比較的見分けやすい部類に入るでしょう。
4代目の特徴は原点回帰でシャープな印象
かわいらしい見た目をしていた3代目とは違い、4代目は原点回帰で再びシャープなボディデザインになっています。4代目もかなり見分けやすく、大柄のサイズ感や特徴的なフォルムを確認することで判別できます。
特にフロントのデザインの迫力が増しており、アメリカのオフロード車にも似た雰囲気を感じられます。
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まとめ
ここまで、歴代ジムニーの特徴やスペックを見ていきました。1970年から長い歴史を持っているジムニーは、軽自動車オフロードとして、2021年現在も高い人気を誇っています。特に3代目ジムニーは、中古車の在庫も多く、沢山の魅力を感じられるモデルとなっています。
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