【比較】トヨタアクアの燃費性能を解説!改善の4つのポイントも紹介
「アクアの燃費性能が良いというのは本当だろうか」「アクアの中でも燃費の差はあるのだろうか」と疑問に思っていませんか。
車は初期費用以外にも、ガソリン代などの維持費がかかります。できるなら燃費の良い車に乗って、燃料代を安く済ませたい方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、アクアの燃費を中心に解説していきます。車に詳しくない方でも理解が進むよう、なるべく分かりやすく解説をしていきますので、アクアの購入を検討している方はぜひご覧ください。
※目次※
・アクアの燃費は34~38km/L、エコカー減税対象車なので自動車重量税などが安くなる!
・エンジンブレーキやアイドリングストップの活用で燃費は改善できる!
・アクアを中古車で探すなら全国から取り寄せができるネクステージがおすすめ
アクアの燃費は悪い?グレードごとの違いを比較
ここでは、アクアの基本的な4つのモデルの燃費を比較します。具体的な燃費は以下の通りです。
- ・Crossover:34.4km/L
- ・S:34.4km/L
- ・G:34.4㎞/L
- ・L:38.0km/L
アクアの中でも、Lが特に高い燃費性能を誇っています。Lグレードはアクアでも軽い設計なので、燃費に良い影響を与えていることが考えられます。具体的には1,325kgと、他のグレードよりも30kg軽い仕様です。もちろんL以外の3つのグレードも、非常に高い数値です。
燃費以外のアクアの特徴
アクアは、カラーバリエーションが豊かで女性からの人気も集めるコンパクトカーです。燃費以外にも魅力が多くなっています。そこでこの章では、アクアの特徴を紹介していきます。主なポイントは次の3つです。
- 1.Crossoverが仲間入り
- 2.インタリジェントクリアランスソナー搭載
- 3.ハイブリットカー
アクアの購入を検討する際は、ぜひ参考にしてみてください。
【アクアの特徴1】Crossoverが仲間入り
2017年のビッグマイナーチェンジにより、アクアのラインナップにCrossoverが追加されました。Crossoverとは、簡単に説明するとSUV仕様のアクアを指します。街乗りがメインの車ながら、スポーティな特徴も併せ持った新車種となっています。
車高が従来のアクアよりも30mm高く設計されたことで、見通しが良くなりました。具体的なサイズは以下の通りです。
・今までのアクア:全高 1,455mm
・Crossover:全高 1,500mm
ただし、Crossoverには、選択できるカラーバリエーションが従来よりも少ないという欠点もあります。フレックストーンの4色は、Crossoverでは選択対象外のカラーなので注意しましょう。
【アクアの特徴2】インタリジェントクリアランスソナー搭載
アクアには、トヨタの最新技術であるインタリジェントクリアランスソナーが搭載されています。インタリジェントクリアランスソナーとは、簡単に説明すると、ブレーキの踏み間違いを防止するサポートシステムのことです。前後に4つずつ付いたセンサーで周りの状況を感知し、警告音で知らせてくれる仕組みとなっています。
カメラだけでなく、超音波でも環境を感知しています。そのため、肉眼では見にくいガラスでも確実にとらえ、衝突を防いでくれるでしょう。
また、アクセルとブレーキを万が一踏み間違えてしまった時には補助ブレーキが作動し、事故のリスクを軽減します。
【アクアの特徴3】ハイブリッドカー
アクアはハイブリッド式のコンパクトカーです。ハイブリット車とは、ガソリンと電気の動力源を組み合わせた車種です。この仕組みがアクアの高い燃費性能を実現しています。
さらには、走行による二酸化炭素の排出もガソリン車よりも少なくすむので、エコカー減税やクリーン車特例の対象にもなっています。特に減税では、ハイブリッドカーは以下のような対応です。
- ・最大で自動車取得税と自動車重量税が全額免除
- ・自動車税(普通乗用車)が75%軽減
- ・軽自動車税(軽自動車)が50%軽減
燃費性能の良さや環境への優しさだけでなく、購入後に必要な維持費が軽減できるのも嬉しいポイントです。
アクアで燃費を向上させる4つのコツ
アクアは、燃費性能で高い評価を受けている車種です。ここでは、さらに燃費の良い走りを実現するための方法を解説します。アクア以外の車種でも応用できることばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
- 1.なるべくエンジンブレーキを使う
- 2.アイドリングストップを心がける
- 3.クーラーの使い方を見直す
- 4.適切なメンテナンスをする
【燃費向上のコツ1】なるべくエンジンブレーキを使う
1つ目のコツが、エンジンブレーキをこまめに使うことです。エンジンブレーキとは、アクセルから足を離すと、自然と速度が緩やかになる仕組みのことを指します。エンジンブレーキは以下のような場面で使うと、燃費の向上に効果的です。
- ・長く緩やかな下り坂
- ・高速道路でのシャン距離調整
- ・赤信号・黄色信号の手前
ただし、エンジンブレーキ使用時にはブレーキランプが光らないので注意も必要になります。後続車にブレーキを使っていることが伝わらないからです。エンジンブレーキを活用しながら適度に減速するのがおすすめです。
【燃費向上のコツ2】アイドリングストップを心がける
2つ目のコツが、アイドリングストップを心がけることです。アイドリングストップとは、車が停車した際に一時的にエンジンが止まる仕組みです。信号待ちや渋滞の際に使われています。
具体的には、毎日1時間アイドリングストップを活用すると、年間でおよそ3万円分の燃費改善効果があるとされています。また、停車中の排ガスも抑えられるので、環境にも優しい取り組みといえるでしょう。
ただし、アイドリングストップの頻用はバッテリー劣化の原因にもなります。アイドリングストップをするたびにエンジンの再始動を繰り返し、通常走行よりもバッテリーを消耗するからです。
メリットもデメリットも把握したうえで使用を判断しましょう。
【燃費向上のコツ3】クーラーの使い方を見直す
3つ目のコツが、クーラーの使用を見直すことです。クーラーの消費電力は、他の設備と比較するとやや高めとなっています。具体的な消費電力は以下の通りです。
- ・ワイパー・カーナビ・オーディオなど:約3%
- ・ヘッドライトなどのランプ類:約7%
- ・クーラー:約10%
さらに、ACボタンをオンにしていると、車内の湿気除去や、急速な冷却に役立ちます。しかし、これらの作業には従来のクーラーよりもパワーが必要です。そのため、燃費を向上したい場合は、必要時以外でACボタンの活用を控えるのがおすすめです。
【燃費向上のコツ4】適切なメンテナンスをする
4つ目のコツは、適切なメンテナンスを行うことです。特に燃費向上のためには、オイル交換の定期的な実施をおすすめします。メンテナンスを怠ったまま走行を続けると、オイルは劣化し、本来の機能を果たせなくなるからです。オイル交換は以下の条件を目安に行うと効果的です。
- ・1年おき
- ・1.5万kmの走行ごと
また、タイヤの点検も定期的に行うと燃費向上に役立ちます。タイヤは、走行に適した空気圧を保つようにしましょう。タイヤは点検せずに乗り続けると、だんだんと空気圧が減っていきます。
空気圧が低いと走行中に道路との摩擦が大きくなるため、燃費に悪影響を及ぼすことになります。やや高めの空気圧を維持できれば燃費が改善されますし、タイヤの調子も保てるでしょう。
アクアを中古で選ぶときの4つのポイント
ここからは、アクアの中古車を選ぶときの5つのポイントについて説明します。
- 1.走行距離は見合っているか確認
- 2.年式を確認
- 3.修復歴の有無
- 4.水害にあった特徴はないか確認
- 5.不具合がないか確認
これらの中でも、走行距離や年式は燃費にも影響する項目です。契約や購入の前に販売店側に問い合わせすることをおすすめします。
【ポイント1】走行距離は見合っているか確認
1つ目のポイントは、走行距離です。走行距離とは、今までにその車が走ってきた総距離を示す数値です。中古車市場では走行距離が短いほど価格が安いとされています。なるべく安くアクアを探している方は、走行距離の長い中古車が狙い目でしょう。
しかし、走行距離が極端に長い中古車は、粗悪な可能性もあります。1年間に1万kmを目安に走行距離を見極めると良いでしょう。走行距離があまりに長い中古車は、次のようなデメリットがあります。
- ・故障のリスクが高まる
- ・整備費用が割高になる
- ・車を手放す際に買取価格が下がる
もし走行距離の長さが不安でしたら、過去の整備の記録を確認しましょう。整備状況は整備簿で確認ができます。走行距離が長くても、状況に応じた整備が随時ほどこされていれば、デメリットはある程度解消されます。見方が分からなくても、販売店に質問して状況を教えてもらいましょう。
【ポイント2】年式を確認
2つ目のポイントは年式です。車の新車登録から日が浅いと高年式、逆に登録から時間が経っていると低年式と表現されます。高年式の中古車は比較的劣化が少なく、長く乗れる可能性が高いです。低年式の中古車の場合、低価格で購入できるのが嬉しい点でしょう。
しかし低年式であるほど、デメリットが多くなります。例えば、以下のようなデメリットが考えられます。
- ・故障のリスクが高い
- ・外観が傷んでいる
- ・修理費用がかかる
- ・売却時の買取価格が伸びない
- ・税金が高くなる
税金は新車登録から13年を超えると、高くなります。1番安い1,000ccの車で例えると、以下のような違いです。
- ・13年未満:2万9,500円
- ・13年以上:3万3,900円
この場合、税金の差は13%です。購入後の維持費を安く抑えたい方は、年式を基準に選ぶと良いでしょう。
【ポイント3】修復歴の有無
3つ目のポイントは、修復歴のない中古車を選ぶことです。修復歴とは、事故などにより車の骨格部分を修理している経歴のことです。一般的に修復歴のある中古車は、安く販売されています。しかし、以下のようなデメリットもあります。
- ・次の衝撃に耐えられる保証がない
- ・故障が起きやすい
- ・整備費用が割高になる
- ・手放す際の買取価格が下がる
車に安全に乗りたいなら、修復歴のない車を選びましょう。
【ポイント4】水害にあった特徴はないか確認
4つ目のポイントは、水害にあった中古車ではないか確認することです。水害車とも言われており、大雨などの災害で車のフロア上まで水に浸かった中古車を指します。
水害車であることは、中古車販売店から顧客に知らせる義務はありません。そのため、きちんと見分けないと気づかないうちに購入してしまう危険性があるのです。水害車には以下のようなデメリットがあります。
- ・購入後にカビ・異臭・害虫が発生する原因となる
- ・電気系統が故障しやすい
- ・整備費用が割高になる
- ・手放す際の買取価格が下がる
水害車かどうか見極めるためには、次の点を確認しましょう。
- ・シートやシートベルトのシミ
- ・ボディのサビや、サビに塗装を上塗りした跡
- ・細かな部分の砂汚れ
- ・湿気や匂い
安さだけではなく、購入後の快適な運転も視野に入れた中古車選びをおすすめします。
【ポイント5】不具合がないか確認
中古車にはパッと見ただけでは分からないような不具合が隠れている場合があります。購入後に余計な整備費用をかけないためにも、車両の状態をよく確認しておきましょう。
以下のような点は確認漏れが起きやすいので注意してみてください。
- ・ワイパーの動作、ゴムの劣化
- ・エアコンの風量
- ・ランプがきちんと光るか
- ・タイヤの溝
- ・ボディの傷やヘコミ(天井には目が届きにくい)
インターネット経由の購入では現車確認や試乗ができないので、販売店への問い合わせをおすすめします。もし試乗の機会があれば、細かい点まで目を光らせるようにしましょう。
アクアを中古で買うならネクステージで
状態の良いアクアの中古車を探すなら、ネクステージを使うのがおすすめです。
ネクステージをおすすめする理由は以下の通りです。
- 1.保証制度が充実
- 2.お取り寄せができる
- 3.取り扱っている車に修復歴がない
- 4.法定点検整備を全車に実施
中古車選びのコツは、信頼できる販売店を選ぶことです。もしどこの販売店を使うかまだ決まっていなければ、ネクステージをご検討ください。
【おすすめの理由1】保証制度が充実
ネクステージでは保証制度が充実しています。最長で3年間、300以上の項目が対象です。
例えば、次のような内容です。
- ・無料点検
- ・無料オイル交換
- ・ガス欠時のサポート
- ・レッカー牽引
- ・鍵の開錠
ネクステージなら、購入前だけでなく購入後も安心していただけます。
【おすすめの理由2】お取り寄せができる
ネクステージでは遠方の店舗からのお取り寄せも可能です。全国で130店舗という強い組織力を持っているからです。
公式サイトの検索機能では、全国の中古車情報をリサーチできます。気になる1台がないか、ぜひ検索してみてください。
【おすすめの理由3】取り扱っている車に修復歴がない
ネクステージで取り扱っている中古車には修復歴がありません。繰り返しになりますが、修復歴のある中古車は事故などのトラブルの原因になります。
ネクステージで車を選ぶことで、購入後の修正費用を抑えられます。高品質な中古車を扱っているので、安心した車選びが可能です。
【おすすめの理由4】法定点検整備を全車に実施
ネクステージの中古車では、購入者の手に渡る前に法定点検整備を実施しています。法定点検整備を受けておけば、以下のようなメリットがあります。
- ・運転者の法的責任が軽減されることがある
- ・買取時の査定額が上がる
- ・法定12か月点検を受ければ保証の範囲が増える
購入前の安全確認にもなりますので、ぜひネクステージの法定点検整備を活用しましょう。
まとめ
コンパクトカーでも、アクアは燃費面で高い評価を受けています。アクアを燃費性能重視で選ぶのなら、グレードの中でも1番燃費の良いLを選ぶことをおすすめします。
走行距離や年式の条件によっては燃費が下がってしまうこともあります。中古車で購入する場合は記事中で紹介した選び方のポイントを参考にしましょう。
ネクステージの検索で自分に合った1台が見つかった方は、ぜひネクステージにお問い合わせください。