車検の費用はいくらが一般的?相場や内訳を紹介

ネクステージのサイトを検索お気に入りを見る

車検の費用はいくらが一般的?相場や内訳を紹介

車検の費用はいくらが一般的?相場や内訳を紹介

車を保有している間、定期的に受けるものが車検です。車検は車を安全に使うために必要ではありますが、通常の点検や整備と違い、多額の費用がかかります。その金額に対して、これは適正なものなのか、なぜその金額なのかと疑問に思うこともあるのではないでしょうか。

 

本稿では、車検の費用の相場や内訳を紹介します。また、車検を受ける場所によって費用が変わることや具体的な例なども紹介しますので、車検を受ける前に参考にしてください。

 

※目次※

1.車検の費用はいくらが目安?

2.車検にかかる費用の内訳

3.車検の費用は受ける場所によっていくらかが変わる

4.車検の費用が高額になるケースとは?

5.まとめ

 

■POINT

・車検の費用の相場は、軽自動車が約7万円、普通自動車が約10万円

・車検の費用には法定費用に加えて車検の基本料金や交換する部品の費用があり、法定費用以外では節約できる可能性がある

・車検の基本料金は業者によって大きく変わる。年式が古い車や部品交換が必要な場合は追加の支払いが必要だが、安全のために必要と考えよう

 

格安で安心の車検をあなたに!無料見積りはこちらから

 

車検の費用はいくらが目安?

車検の費用はいくらが一般的?相場や内訳を紹介

車検にかかる費用は車の種類によって多少変動があります。まずは車種ごとにどのぐらいの価格になるものなのか、それぞれの相場を見ていきましょう(基本整備料金はネクステージの例で、法定費用とともに金額は2024年4月時点のものです)。

 

軽自動車の価格相場

軽自動車の車検の費用は4万円~7万円程度が相場です。ネクステージが例として公開している軽自動車の車検料金では、法定費用が2万5,940円、それに基本整備料金の9,000円~2万2,000円(割引制度により変動します)が加わり、合計で3万4,940円~が目安となります。

 

【軽自動車の例】

車検基本整備料金

9,000円~2万2,000円

法定費用

2万5,940円~

合計

3万4,940円~4万7,940円

※slide →

(2024年4月時点の情報です)

 

軽自動車の車検費用は普通自動車に比べると安くなっていて、サイズの近いコンパクトカーと比べても大きな違いがあります。これは車検時に支払う重量税や自賠責保険の費用が安いからです。

 

普通自動車の価格相場

普通自動車の車検の費用は軽自動車と比べると高くなることに加え、その相場にも開きが出てきます。スイフトなどのコンパクトカーの場合は6万円~10万円程度、SUVやミニバンなど大きめな車種では8万円~12万円と高額になってきます。

 

ネクステージが例として公開している料金を見ると、それぞれ以下の金額が目安です。

 

【1t以下のコンパクトカーの例】

車検基本整備料金

9,000円~2万2,000円

法定費用

3万5,850円~

合計

4万4,850円~5万7,850円

※slide →

(2024年4月時点の情報です)

 

【2t以上のミニバンの例】

車検基本整備料金

9,000円~2万2,000円

法定費用

6万0,450円~

合計

6万9,450円~8万2,450円

※slide →

(2024年4月時点の情報です)

 

いずれも車検を受ける際に最低限必要な金額なので、正確な金額は見積もりを依頼して確認しましょう。

(参考:『車検料金・割引 |中古車の【ネクステージ】』

 

格安で安心の車検をあなたに!無料見積りはこちらから

 

車検にかかる費用の内訳

車検の費用はいくらが一般的?相場や内訳を紹介

車検に必要な費用は大きく「車検の基本料金」「部品交換代」「法定費用」に分けられます。何にどのぐらいの費用がかかっているのかを詳しく知っておけば、安くするための工夫もできますし、提示された値段にも納得できるでしょう。ここで詳しい内訳を見ていきましょう。

 

法定費用

法定費用は、税金などの国や保険会社に支払う費用です。整備工場に支払うものではないため、どこで車検を受けても車種ごとに同じ費用がかかります。具体的には自動車重量税、自賠責保険料、検査手数料です。

 

自動車重量税(24か月分)は車両の重さで課税額が変化し、車両重量1t超え1.5t以下の普通自動車で2万4,600円、軽自動車は重さに左右されずに6,600円が課税されます。加えてエコカーに該当する場合は軽課、経過年数が13年を超える車両は重課の対象です。

 

自賠責保険料(24か月分)は離島などの一部地域を除き、普通自動車では1万7,650円、軽自動車では1万7,540円が適用されます。検査手数料は継続の持ち込み検査の場合、普通自動車では2,300円、軽自動車では2,200円です。(2024年4月時点)

 

車検の基本料金

車検の基本料金は、車検を依頼する業者に支払うもので、24か月定期点検費用、車検代行費用、書類作成費、検査料などの合計です。24か月定期点検は厳密にいえば車検とは別のものですが、通常は車検と合わせて行うので、車検に費用に含んで考えるのが一般的でしょう。

 

これらの費用は法定費用とは異なり業者が個別で決めているので、人件費をはじめとしてさまざまな要因で費用は変わってきます。車検の費用を抑えるためにはこの基本料金を考えることがポイントです。

 

部品交換費用

部品交換費用とは、車検の際に実施する24か月定期点検で部品に損傷や消耗が見つかった場合、車検に合格するために該当の部品を交換するために発生する料金です。初回の車検時には交換するものはあまりありませんが、回数が増えるにつれて交換する部品も増える傾向にあります。

 

具体的には消耗品であるタイヤやブレーキパッド、走行にかかわる足回りなどの部品です。また、定期的に交換が必要なバッテリーもこのタイミングに交換することも多く、その費用も追加されます。

 

格安で安心の車検をあなたに!無料見積りはこちらから

 

車検の費用は受ける場所によっていくらかが変わる

車検の費用はいくらが一般的?相場や内訳を紹介

車検の費用の中でも法定費用は決まっているものなので、それ以外の料金が車検の費用を抑えるポイントとなります。車検の基本料金に人件費がかかわってくるとすれば、車検を自分で行うユーザー車検が一番安いということになるでしょう。

 

ただ、自分で車検を受けるにはある程度の知識が必要で、1回で合格しない可能性もあり、時間や手間がかかることがあります。それを考えると業者に依頼することが総合的にはメリットが多いといえるでしょう。そこでここでは依頼する業者ごとの特徴を料金の傾向とともに紹介します。

 

ディーラーの場合

ディーラーの場合は、そのメーカーの車種に対する知識やデータが豊富で、安心して依頼できるのが特徴です。車の購入時から訪れている場所でもあるので、普段から付き合いのあるスタッフが対応することも安心感につながるでしょう。

 

部品交換が必要になった場合も、基本的にはメーカー純正部品を使うので、品質にも不安を感じることはないでしょう。ただし、費用は高くなりがちなのと、最近は短時間の車検をアピールするところがあるものの、完了まで数日かかることがあるのがデメリットです。

 

整備工場の場合

街中にある整備工場でも車検を受けられます。自宅からディーラーまで遠い場合など、近くに整備工場がれば預けるときや引き取りの際も便利でしょう。また、日ごろから付き合いのある整備工場ならばその車についてよく知っていて、サービス面にも期待できるかもしれません。

 

整備工場には指定工場と認証工場があり、指定工場であれば運輸支局長の指定を受けているためその工場で車検を実施できますが、認証工場では整備までしかできないため、時間がかかることがあります。また、工場によって技術力に差があるため、依頼する際はそれらを調べておくと良いでしょう。

 

ガソリンスタンドの場合

ガソリンスタンドは普段給油で訪れている場所であり、そこで車検を受けられるのは手軽に依頼できるというメリットがあります。また、休日や深夜に営業している店舗も多く、平日や昼間に車を預ける時間が取れない方にとってはありがたい存在です。

 

その一方で、ガソリンスタンド自体には整備工場がないことが多いため、受付の窓口となっていることから、車検が終わるまで時間がかかることがあるとともに、技術力を事前に調べることが難しいという点は気を付けておきましょう。

 

車検専門店の場合

車検専門店は、整備工場の中でも車検を中心に扱っている店舗で、多くの場合は特定のブランドを掲げたフランチャイズ形式で、どの店舗でも一定のサービスや技術が期待できます。また、車検に特化していることから時間も早く、最短なら1時間ほどで終了できる場合もあるでしょう。

 

また、料金も安く抑えられているというメリットがあります。ただ、料金が安い分、整備内容は車検に通るだけの必要最低限のものであることが多いので、コストとのバランスを考えてから依頼しましょう。

 

カー用品店の場合

カー用品店では、部品などを販売していることから部品装着や整備のためのピットが設置されていて、車検のための指定を受けていればその店舗で車検が完結できます。その場合は時間も比較的短く抑えられ、その日のうちに車を引き取れるでしょう。

 

料金についても比較的安く、予算や希望に応じて中古部品や社外品の活用などコストパフォーマンスの高さも特徴です。しかし、店舗によって品質に違いがある場合があるのが注意したいポイントといえます。

 

格安で安心の車検をあなたに!無料見積りはこちらから

車検の費用が高額になるケースとは?

車検の費用はいくらが一般的?相場や内訳を紹介

車検にはまとまった費用がかかりますが、通常よりもさらに費用がかかることがあります。通常でも安くない費用が高くなってしまうのは大変なことですが、その理由はどのようなものなのでしょうか。ここでは車検の費用が高くなる理由を紹介します。

 

年式が古い場合

同じ車であっても、年式が古くなってくると車検の費用は高くなります。年式が古くなるにつれて経年劣化などで整備しなければならない部分が増えてくるのが大きな理由ですが、もうひとつの理由が自動車重量税です。

 

具体的には初度登録から13年経過したときと18年経過したときが重課の対象となります。一例として2年自家用で1万6,400円に該当するエコカー外1t以下の乗用車の場合、13年経過で2万2,800円、18年経過で2万5,200円であるため、古くなると1万円近くの差が生まれるでしょう。(2024年4月時点の情報です)

 

部品交換が多い場合

車検に合格するための整備箇所や交換する部品が多くなると、その分だけ車検の費用は高くなるのが特徴です。これは年式が古い場合と関連することでもありますが、経年劣化に加えて消耗品など交換する部品はどうしても増えてきます。

 

消耗品の交換はやむを得ないことですが、その他の部分では日常的にメンテナンスを実施していれば思いがけない部品の交換などを防ぐことになり、車検の際に高額な出費となるのを防げる可能性があるでしょう。

 

格安で安心の車検をあなたに!無料見積りはこちらから

 

まとめ

車検の費用はいくらが一般的?相場や内訳を紹介

車検は安全に車を使うために必要なことです。しかし、車種によっては10万円を超える出費は、用意が大変なものでもあります。避けることができない出費である以上は、少しでも費用を抑える方法を考えると良いでしょう。

 

ディーラーで車検を受けると費用が高くなる傾向にあるので、必要以上の整備は不要と考えられる場合は、整備工場や車検専門店などのディーラー以外の店舗も検討してみてはいかがでしょうか。年式が古くなると費用が高くなるので、日ごろのメンテナンスなど、費用を抑えるために工夫をしてみましょう。

 

▼ライタープロフィール

車検の費用はいくらが一般的?相場や内訳を紹介

岩本佳美

漠然と「車関係の仕事がしたい」という想いのもと、飲食業界から自動車メディア業界に飛び込むという破天荒な人生を歩んでいる。愛車がスバルのWRXということもあり、主にスバル系の記事をWebや紙媒体に寄稿。モータースポーツが大好きで、レース観戦はもちろん、サーキット走行や24時間耐久のカートレースにも出場するなど、自らも走ることでその楽しさや面白さなどを経験しながら情報発信している。

 

 

豊富なラインアップのネクステージ中古車情報をチェック!

いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。

 

ネクステージでは、他店に負けない数多くの中古車をラインアップしていますので、中古車の購入を検討されている方は、ネクステージの公式Webサイト上で最新の在庫状況をチェックしてみてください。また中古車購入に際して、ネクステージ独自の保証もご準備しております。お気軽にお問い合わせください。

 

格安で安心の車検をあなたに!無料見積りはこちらから

車検の費用はいくらが一般的?相場や内訳を紹介

簡単ネット予約はこちら!

 

ページトップへ