土曜日・日曜日でも車検は可能!受けられる場所や注意点を解説
車検は、新車登録から3年後、それ以降は2年ごとに受けなければなりません。しかし車検は、とても手間がかかるものです。「平日がどうしても忙しくて土曜日か日曜日に車検を受けたい」という方も多いのではないでしょうか。
車検に関する知識や注意点が整理できれば、スムーズに車検を進められるでしょう。そこで今回の記事では、「土曜日・日曜日に車検を受けられるのか気になっている」といった方に向けて、土日に車検を受けられる場所や手続きの注意点について解説します。
※目次※
・土曜日や日曜日に車検を受けられる場所は「ディーラーなどの指定工場」「カー用品店」「車検代行業者」の主に3つ。一方「ユーザー車検」や「認証工場」は土日に受けられない!
・土曜日や日曜日に車検を受ける際は、混雑で待ち時間が長くなることを想定しておこう。車検有効期限のチェックも大切!
・土曜日・日曜日の車検を検討している方はネクステージまで。ネット予約から無料見積りも可能!
土曜日・日曜日でも車検は受けられる
土曜日・日曜日でも車検を受けることはできますが、どこでも受けられるわけではありません。
土日の車検は場所が限られており、民間の工場などは受け入れてくれるでしょう。公的な施設は受けつけていないところがほとんどで、土曜日・日曜日に車検を受けられるところと、受けられないところを紹介していきます。
民間の業者は土日に車検が受けられることが多い
民間の車検は、日曜でも受け付けているところが多いといえるでしょう。民間の車検とは、指定自動車整備事業という指定を受けた工場です。こうした工場の多くは、土日や祝日も営業しています。仕事が休みの週末などに訪れる客が多いからです。
営業している限り、日曜日でも車検を受け付けてもらえます。民間の工場で車検を行う場合、点検や作業をするのは自社のラインです。自社ですべての作業を行うため、営業していれば車検に応じてもらえます。
ユーザー車検や認定工場は平日のみ
ユーザー車検という言葉を聞いたことがあるでしょうか。民間の車検とは違い、運輸局に持ち込む方法です。ユーザー車検は日曜日の受付をしていません。運輸局は国の機関のため、土日が開いておらず、平日も夜遅くだと開いていません。
また認証工場は、車検ラインを持っていない工場を指します。整備や修理はできますが、最終的に運輸支局に持ち込まなければなりません。ユーザー車検と同じように、土日や平日の遅い時間には対応していないため注意が必要です。
各運輸局ではホームページなどで受付時間を案内しています。お昼休みは受付をしていない運輸局がほとんどなので、事前に確認してから出向くようにしましょう。
土曜日・日曜日に車検を受けられる場所
日曜日に車検を受けられる場所は大きく分けて3つあります。民間の工場やカー用品店など、それに車検を専門に請け負う業者です。
それぞれ車検にかかる期間や費用には差があります。質の高さを求めるのか、費用をおさえたいのか、何を重視するかで車検の依頼先を決めると良いでしょう。日曜日に車検を受けられる場所について、それぞれ解説します。
ディーラーなどの指定工場
指定工場とは、先ほどご紹介した民間の工場です。民間の工場にとって日曜日は稼ぎ時でもあるため、ほとんどの工場が営業しています。例えばディーラーのサービス部門は、指定工場に分類されるケースがほとんどです。またガソリンスタンドも、指定工場に分類されているケースがあります。業者のWEBサイトに記載されていることもあるため、気になる方は事前に確認してみるのが重要です。
指定工場は、車検の検査ラインがあり、運輸局から指定を受けた工場です。検査から車検証の発行まで、すべて自社で行います。このため短期間で車検が終わるのが特徴です。早ければその日のうちに車検が完了し、車検証を発行してもらえるでしょう。車の知識が豊かな専門の検査員も多いため、質の高い検査が期待できます。
カー用品店など
カー用品店やガソリンスタンドでも日曜日に車検を受けられるでしょう。車検で交換が必要な消耗品や部品が見つかっても、交換費用は安く済みます。
ガソリンスタンドも日曜日に営業しているほとんどのところで車検を受け付けています。多くのガソリンスタンドが売りにしているのが費用の安さです。ガソリンや洗車の割引サービスをつけているところもあります。
車検代行業者
車検代行もほとんどの場合、日曜日に対応してもらえるでしょう。車検代行は、車の所有者に代わってユーザー車検を代行してくれる業者を指します。平日に運輸局に出向けなくても、車検代行を依頼することで、検査場に持ち込んでもらうことが可能です。
ただ、注意が必要な点として、車検代行は車検のプロセスを代行するだけで、部品交換の必要性があるかどうかや安全性の確認などは、自分で行う必要があります。
土曜日・日曜日に車検を受けられない場所
ここまで土曜日や日曜日に車検を受けられる場所として、指定工場やカー用品店などを紹介しました。こうした業者がある一方で、土曜日・日曜日に車検が受けられない場所も存在します。
特に平日が多忙な方は注意が必要です。ここでは、「ユーザー車検」と「認定工場」の2つのパターンに分けて、土曜日・日曜日に車検を受けられない場所を解説します。
ユーザー車検
ユーザー車検は、車のユーザー自ら点検・整備をし、運輸支局に車を持ち込む方法です。スピーディかつリーズナブルに車検を済ませられるメリットがある一方、点検に関する専門知識を持っていなければならず、さらに土曜日・日曜日に実施できません。
普通車であれば運輸支局、軽自動車であれば軽自動車協会に持ち込むことになりますが、どちらも土曜日・日曜日は休みになっています。それぞれの営業時間中に実施しなければならず、平日の日中に限られるため注意しましょう。
認証工場
認証工場も、土曜日や日曜日の車検の実施が難しい方法です。車の整備や修理、車検を自社工場だけで完結できる指定工場とは異なり、認証工場は車検ラインを持っていません。車の整備や修理はできますが、車検を完結させるためには、最終的に運輸支局または軽自動車協会へ持ち込む必要があります。
ユーザー車検のケースと同じように、運輸支局・軽自動車協会の営業時間内に済ませなければならないため、土曜日・日曜日の実施は不可です。
土曜日・日曜日に車検を受ける際の注意点
土曜日・日曜日に車検を受ける際は、いくつかの注意点に気を付ける必要があります。車検は頻繁に行うものではないので、どうしてもスムーズに済ませられないといった方も多いのではないでしょうか。
注意すべきポイントを整理しておけば、車検前後のトラブルなく過ごせるようになるでしょう。ここでは、
土曜日・日曜日に車検を受ける際の注意点について、3つのトピックに分けて解説します。
車検有効期限をチェック
まずは車検有効期限をチェックしましょう。「車検満了日」と呼ばれることも多く、車検証から確認可能です。期限が過ぎるまでに車検を終わらせないと、「車検切れ」の状態になります。
「車検切れ」になってすぐにペナルティが発生するわけではありませんが、車検が切れたまま公道を走ると、道路運送車両法違反となります。6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金に加えて、違反点数6点・免停処分30日間になるので注意しましょう。
早めの予約が必須
日程に余裕を持って予約を取ることが肝心です。数日前に予約を取ろうと思っても、混雑していて予約が取れないことも十分考えられます。少なくとも数週間前には予約を取りましょう。
カー用品店なども例外ではありません。多くのカー用品店などでは、その日のうちに車検が完了することをPRしていますが、日曜日は混雑していて、終わらない可能性もあるため注意が必要です。なかにはインターネットで手軽に予約できる店もあるので、車検の有効期限が切れないよう、日程に余裕を持つことが大切です。
混雑で待ち時間が長くなることも
予約が取れたとしても、日曜日の車検は混雑しています。カー用品店や工場でも待ち時間が長くなるかもしれません。
日曜日の車検は需要も多いため、店側も予約を詰め込んでいます。ひとつの作業が遅れると、次の予約の作業時間への影響は避けられません。結果として日曜日の車検は待ち時間が長くなる傾向にあります。
大勢の対応するため店も忙しく、1時間や2時間の待ち時間が発生することも珍しくないでしょう。
車検に関するよくある疑問を解消
車検は新規登録から3年後、以降2年ごとに受けるものであり、「どうしても生活に馴染みにくい」と悩んでいる方も多いでしょう。ここでは、車検に関するよくある疑問をまとめ、その解決策について解説します。
「車検は何日かかるの?」といった素朴な疑問から扱っていきますので、車検のことがよく分からない方はぜひチェックしてください。
車検は何日かかる?
車検は、一般的に2日から3日かかると言われています。しかし業者による違いも大きく、場合によっては30分から60分で終了することも珍しくありません。特にスピード感があるのは、ユーザー車検や販売店の車検などです。
一方でディーラーや整備工場の車検は、オーソドックスなタイプで、2日から3日程度を見込んでおくと安全でしょう。業者によってスピードが変わるのはもちろん、お店の混み具合にも影響されるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
車検の有効期限が日曜日になることはある?
車検は新車で購入してから3年、それ以降は2年ごとです。車検の有効期限は曜日に関係なく、自動的に2年後と決まるため、その日がたまたま日曜日になることは十分考えられます。
その次の期限は、車検を受けた日から計算して2年後です。こうして機械的に期限が決まるため、所有者としてはなるべく早めに車検に出すことが重要です。車検は、期限満了の1か月前から受けることができます。車検が1日でも切れてしまうと公道を走行できなくなるため注意しましょう。
車検はいつ予約すればいい?
車検の予約をする場合は、車検満了日の1ヶ月前を目安にしましょう。この期間内であれば、満了日ギリギリに車検を受けられなかったとしても、次回の車検日の繰り上げが発生しません。
ただし満了日よりも1ヶ月以上前に車検を受けてしまうと、繰り上げが発生し、実質的な期間が短くなってしまいます。また業者によっては、早期の予約を受け付けていないケースも珍しくありません。「車検満了日の1ヶ月前」をベースに考えるとよいでしょう。
車検の満了日はどこで確認すればいい?
先ほども少し触れたように、車検満了日は、車検証から確認できます。もっと簡単に満了日を調べたい場合は、フロントガラスに貼られている検査標章を見るのがおすすめです。「車検シール」と呼ばれるもので、車検が満了となる年月が記載されています。
車検証であれば、正確な日付まで記載されているため、より詳しく知りたい場合は車検証を見るのがよいでしょう。また自賠責保険証でも、車検満了日を調べられます。ただし「自賠責保険の保険期間と車検の有効期間が異なる」ケースもあるため注意が必要です。
もし車検を受けそびれてしまったら
車検が切れてしまったときには、仮ナンバーを取得することで一時的に公道を走ることができます。仮ナンバーは、住んでいる市区町村役場で発行してもらうことが可能です。申請の際には、運転免許証や自賠責保険の原本、車検証などが必要となります。
注意したいのは、仮ナンバーはあくまでも一時的な許可ということです。車検を受けるために必要最低限の距離を走るのに特別に認められたものといえます。仮ナンバーは速やかに返却する必要があります。
土日の車検はネクステージにおまかせ!
土日の車検を検討している方は、経験豊富なネクステージまでぜひご相談ください。ネクステージの車検はさまざまな割引を適用でき、ネット予約・無料見積もりにも対応しています。
スピーディかつ質の高い整備を心がけており、最短1時間で終了するケースも珍しくありません。ここでは、ネクステージの車検について紹介します。
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まずはネット予約から無料見積りへ
ネクステージの車検をご利用の場合は、まずはネット予約をしてみましょう。お客様情報(氏名、電話番号、メールアドレスなど)と車両情報(車種など)、来店希望の店舗情報を入力いただくだけで、簡単にお問い合わせ可能です。
ネット予約から無料見積りをしたら、整備内容のお打ち合わせをいたします。その後、車検を実施し、早ければその日中に車検完了です。スムーズに車検の手続きを済ませたい方は、ぜひネット予約をご利用ください。
まとめ
土曜日や日曜日に車検を受けようとした場合、どうしても選択肢が限られることになります。なるべくスムーズに車検を済ませられるよう、業者選びや手続きについての知識・注意点を整理しておくとよいでしょう。
ネクステージは、リーズナブルな価格での車検を実施しており、地域最安値に挑戦しています。ネット予約から無料見積りに進んでいただくことで、スムーズに手続きが済ませられますので、ぜひお気軽にご利用ください。