ハスラーの全グレードの基本スペックを徹底チェック！5つの魅力や相場情報

ハスラーは、スズキが販売しているクロスオーバーSUVの軽自動車です。2014年に販売を開始しており、2019年にはフルモデルチェンジをしています。アウトドアや街乗りなどのさまざまなシーンで利用できるハスラーについて、詳しく知りたいという方もいるのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、ハスラーの全ラインアップの基本スペックについてご紹介します。ハスラーの5つの魅力も詳しく解説していますので、購入をお考えの方は参考にしてください。

 

※目次※

1.ハスラーとはどのような車？

2.他の軽自動車にはないハスラーの魅力とは？

3.ハスラーの全グレードの基本スペックを見てみよう

4.ハスラーを購入する際に押さえておきたいポイント

5.ハスラーの相場情報

6.まとめ

 

 

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ハスラーとはどのような車？

スズキではさまざまなタイプの軽自動車を製造していますが、ハスラーはエクステリアやインテリアがSUVの仕様になっているのが特徴です。

 

2019年のフルモデルチェンジでは安全性能や走行性能を高めており、快適にドライブを楽しめるように改良がなされました。ここでは、ハスラーの誕生から現在までの歴史について詳しくご紹介します。

 

軽ワゴンとSUVを融合させた新ジャンルの軽自動車

ハスラーは2014年1月8日に発売を開始したスズキの軽自動車です。軽ワゴンとSUVを融合させた新しいジャンルの軽自動車をキャッチコピーにしています。

 

一般的な軽自動車は街乗りを想定して設計されていますが、ハスラーはアウトドアでの使用が可能です。165/60R15のタイヤやフロントスタビライザーなどを装着しており、起伏のある路面でも安定感があります。初代ハスラーではA・G・Gターボ・X・Xターボの5つのグレードを販売していました。

 

ハスラーという名前の由来

ハスラーの名称の由来は英語の「ハッスル」（Hustle）です。英語のハッスルには「ごり押しする」「張り切る」「ビリヤードのプレーヤー」などの意味があります。ハスラーは「張り切る」という言葉を元に「行動的に取り組み、機敏に行動する人」というイメージで名付けられました。

 

スズキでは過去にハスラーという名称を使用した過去があります。1969年3月にオフロードタイプのバイクを販売していましたが、ハスラーという名称を用いていました。

 

2019年に2代目ハスラーが登場

ハスラーは2020年に2代目モデルの販売を開始します。新型モデルでは「もっとアクティブな軽クロスオーバー」をコンセプトにしており、ライフスタイルの変化に対応した新しい軽自動車となっています。

 

2代目ハスラーは初代で採用していた個性的なデザインは残しつつ、新たに力強さを感じられるスタイルに変わりました。初代はエンジンタイプのみのラインアップでしたが、2代目ハスラーでは全車がハイブリッドタイプになっています。

 

2020年には特別仕様車の販売を開始

2020年にはハスラーの特別仕様車が登場しました。「J STYLE」は「XYBRID X」や「XYBRID X」をベースにしており、専用のパーツを使用したモデルです。ルーフレール・メッキタイプのフロントグリル・アルファベットのエンブレムなどを備えており、力強い雰囲気が与えています。

 

2022年5月には「J STYLE II」の販売が開始されました。「J STYLE」と同じように「XYBRID X」や「XYBRID X」をベースにしています。専用のフロントグリルやインパネカラーガーニッシュなどを採用しているのが特徴です。

 

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他の軽自動車にはないハスラーの魅力とは？

ハスラーは2代目モデルの登場でさらなる進化を遂げました。エクステリアやインテリアは初代のデザインを継承していますが、細部にはこだわりの機能が施されています。

 

安全性能や走行性能もアップしており、運転の楽しさを体感できるでしょう。ここでは、ハスラーの現行モデルに備わった5つの魅力について詳しくご紹介します。

 

存在感のあるこだわりのデザイン

新型ハスラーは初代と同じように丸型のヘッドライトを採用しました。フロントグリルは角型にデザインされており、厚みのある顔周りになっています。

 

インテリアはユーモアを感じさせる個性的なデザインです。前席のインパネ部分は3連のインパネカラーガーニッシュを採用しており、力強い印象を与えています。運転席のインパネ部分には4.2インチの液晶メーターを採用しており、視認性やアニメーションにもこだわっているのが特徴です。

 

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好みに合わせて選べるボディカラー

現行モデルのハスラーではツートンカラーとモノトーンカラーの2種類から選べます。ツートンカラーはバーミリオンオレンジとガンメタリックツートーン、デニムブルーメタリックとガンメタリックのツートーンなどを含めた8種類です。

 

モノトーンカラーはシフォンアイボリーメタリックやクールカーキパールメタリックなど、全部で5つのカラーが用意されています。無難なカラーから明るいカラーまであり、好みやライフスタイルに合わせて選択が可能です。

 

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解放感を与える車内空間

ハスラーの製造ではスズキが開発した「ハーテクト」と呼ばれるプラットフォームを採用しています。シンプルで合理的な骨格構造となっており、広い室内空間の確保が可能です。後席の足元は広く設計されており、4人で乗車する際にもストレスを感じさせません。

 

ラゲッジスペースは使い勝手が大幅に向上しており、使用目的に合わせてラゲッジスペースの広さを変えられます。大きな荷物を積載する際やアウトドアの目的で使用する際にも便利です。

 

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快適な運転を可能にする安全装備

ハスラーには「スズキ セーフティ サポート」と呼ばれる安全技術を採用しています。スズキが独自で開発した予防安全技術で、事故そのものを未然に防ぐための機能を装備しているのが特徴です。

 

「デュアルカメラブレーキサポート」は夜間の歩行者を瞬時に検知する機能で、衝突事故を未然に回避できます。「3Dビュー」は4カ所に設置したカメラを使って、立体的に車体の周囲を確かめられる機能です。ハスラーには先進技術を取り入れた安全装備が備わっています。

 

スムーズな走りを楽しめる走行性能

ハスラーのモデルはノーマル車とターボ車の2種類です。ノーマル車には新開発のR06D型エンジンを搭載しています。デュアルインジェクションシステムを採用しており、燃焼効率を高めました。軽快な走りに加えて、燃料を抑えた走りが可能です。

 

ターボ車にはR06A型ターボエンジンを搭載しており、4人で乗車したときでもパワフルで軽やかな走りを楽しめます。ハスラーには四輪駆動のモデルも用意されていますが、路面状況に合わせた走りが可能です。

 

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ハスラーの全グレードの基本スペックを見てみよう

現行モデルのハスラーのグレードは6つのグレードが用意されています。各グレードでは2種類の駆動方式から選択が可能です。

 

全てのグレードのサイズは同じですが、標準装備の内容や搭載しているエンジンは異なります。購入をお考えの方は、各グレードを比較検討するとよいでしょう。ここでは、ハスラーの全グレードの基本スペックをご紹介します。

 

HYBRID G

「HYBRID G」はハスラーのエントリーグレードに該当するモデルです。上級モデルとの主な違いは主要装備で、LEDライトや15インチアルミホイールなどは装備されていません。

 

ただし、デュアルカメラブレーキサポートやふらつき警報機能などの安全装備は標準で搭載しています。

（2022年8月現在）

（参考：『ハスラー（スズキ）の中古車一覧』）

 

HYBRID Gターボ

「HYBRID G ターボ」は「HYBRID G」のターボモデルです。主要装備はシンプルですが、安全装備は上級モデルと同じ機能が搭載されています。ターボエンジンは素早い加速や滑らか走りが特徴です。

 

最高出力や最大トルクはノーマル車の数値を上回っており、ドライビングを楽しみたい方に適しています。

（2022年8月現在）

（参考：『ハスラー（スズキ）の中古車一覧』）

 

HYBRID X

「HYBRID X」はハスラーの上級グレードに該当するモデルです。車体のサイズや搭載しているエンジンはエントリーモデルと同じですが、エクステリアやインテリアの装備は異なります。

 

リモート格納式のドアミラーやLEDフロントフォグランプも標準搭載となっており、豪華な装備を希望する方には「HYBRID X」がよいでしょう。

（2022年8月現在）

（参考：『ハスラー（スズキ）の中古車一覧』）

 

HYBRID Xターボ

「HYBRID X ターボ」は「HYBRID X」のターボモデルです。豪華で便利な機能を標準で搭載しています。加えて、パドルシフト・パワーモード・ルーフレール・ベンチレーテッドのディスクブレーキなども標準搭載です。

 

ターボ車はノーマル車よりも加速が鋭く、中高速域ではコンパクトカーのような力強い走りを楽しめます。

（2022年8月現在）

（参考：『ハスラー（スズキ）の中古車一覧』）

 

J STYLE II

「J STYLE II」はハスラーの特別仕様車です。フロントデザインは専用パーツを採用しており、スタイリッシュで力強い印象を与えています。

 

「ナノイーX」を搭載したフルオートエアコン・フロアーコンソールトレー・プレミアムUV&IRカットガラスなどの便利な機能も搭載しており、快適なドライブを楽しめるでしょう。

（2022年8月現在）

（参考：『ハスラー（スズキ）の中古車一覧』）

 

J STYLE II ターボ

「J STYLE II ターボ」は「J STYLE II」のターボモデルです。おしゃれで豪華なインテリアやエクステリアに加えて、ターボエンジンを搭載しています。

 

カラーバリエーションは全部で8つです。シフォンアイボリーメタリックとウッディブラウンのツートンカラー、フェニックスレッドパールとソフトベージュのツートンカラーなど、落ち着いたカラーから鮮やかなカラーまで用意されています。

（2022年8月現在）

（参考：『ハスラー（スズキ）の中古車一覧』）

 

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ハスラーを購入する際に押さえておきたいポイント

ハスラーにはノーマルエンジンとターボエンジン、2WDと4WD、エントリーモデルや上級モデルなどがあり、車選びに悩むという方もいるのではないでしょうか。

 

ハスラーを選ぶときには、使用目的や燃費性能などを押さえておくのがおすすめです。ここでは、ハスラーを購入する際に押さえておきたい4つのポイントを詳しくご紹介します。

 

使用目的

車を購入する理由は人それぞれです。毎日の通勤や送迎で利用する方、週末や休日のアウトドアとして使う方などがいます。ハスラーの購入を検討する際にも、はじめに使用目的を明確にしておきましょう。

 

ハスラーはアウトドアに適したモデルです。一般的には軽自動車の車内は狭い傾向にありますが、ハスラーは広く設計されており、大きな荷物も積載できます。シートアレンジがしやすく、前席や後席を倒せば就寝スペースとしての利用が可能です。

 

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サイズの違い

ハスラーは全てのグレードで共通のサイズになっていますが、初代モデルとのサイズは異なっています。初代モデルの全高は1,665mmなのに対して、現行モデルの全高は15mmほど長い1,680mmです。

 

初代ハスラーの車内は室内長が長めに設計されているの対して、新型ハスラーは室内高や室内幅が広くなっています。大きめのサイズにこだわる方は、現行モデルのハスラーがよいでしょう。

 

現行モデルは前席と後席の座席間距離が広がりました。家族で乗る機会の多い方についても、現行モデルが使いやすいでしょう。

 

特徴の違い

ハスラーは他の軽自動車とは異なる特徴があります。ダッシュボードは通常の軽自動車よりも高い位置にあるため、フロントガラスが狭めの設計です。運転状況によっては視界の確保が難しく感じるでしょう。

 

ハスラーはクロスオーバーSUVの仕様になっており、最低地上高は高めの設計です。15インチのタイヤを装着しており、タイヤ交換時には通常よりも費用がかかる場合があります。特徴を前もって把握しておけば、購入を検討がしやすくなるでしょう。

 

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燃費の違い

ハスラーの購入を検討する際には燃費性能のチェックが大切です。燃費性能は毎月の燃料代と関係しており、低燃費であれば毎月の維持費を抑えられます。ハスラー現行グレードの燃費性能は以下の通りです。

2020年1月発売モデルと比較した場合、ターボのないモデルで23.4km/L~25.0km/L、ターボ付きのモデルで20.8km/L~22.6kmとなっています。初代モデルではWLTCによる燃費の記録はありません。JC08による燃費は24.2km/L~32.0km/Lです。

（参考：『燃費（WLTCモード）の良い人気車種ランキング』)

 

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ハスラーの相場情報

車を購入する際には相場情報も押さえておくとよいでしょう。価格はグレードによって異なるからです。

 

一般的に中古車販売価格と新車販売価格は異なります。中古車販売価格は年式・走行距離・ボディカラーによって異なり、場合によってはお手頃な価格で手に入れられる可能性もあるでしょう。ここでは、ハスラーの相場情報についてご紹介します。

 

ハスラーの新車価格

ハスラーのグレードは2つです。駆動方式やターボの有無によって価格が異なります。2022年8月時点における、ハスラーの新車販売価格は以下の通りです。

 

ハスラーの中古車相場

中古車販売価格は新車販売価格より安い傾向にあります。また、車両ごとに販売価格が異なるため、予算や好みに合わせて選べるのが魅力です。2022年8月時点における、ネクステージの中古車販売価格をご紹介します。

初代モデルを含む、ハスラーの中古車販売価格は59万9,000円~213万9,000円となっています。

（参考：『ハスラー（スズキ）の中古車一覧 』)

 

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※価格は支払総額

 

ハスラーの買取相場

車を購入する際にはリセールバリューもチェックしておきましょう。リセールバリューとは購入した商品の再販価格のことです。リセールバリューの高い車両を購入すれば、実質的に購入費用を抑えられます。

 

2022年8月時点でのネクステージでのハスラーの買取相場は14万2,000円~210万3,000円です。スズキ・ワゴンRの買取相場が1,000円~107万7,000円、スズキ・アルトが1,000円~82万3,000円となっており、ハスラーなら買取相場が高い傾向にあります。

 

過去の買取実績では、走行距離が1万856kmの2021年式「HYRBID G」が119万3,000円、走行距離が6,773kmの2020年式「HYBRID G ターボ」が148万円でした。

（参考：『ハスラー（スズキ車）の買取相場・査定実績一覧 』)

 

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まとめ

軽トールワゴンとクロスオーバーSUVを組み合わせたハスラーには広い車内空間やスタイリッシュでおしゃれなデザインなどの魅力があります。6つグレードが用意されているので、ライフスタイルに合わせてお気に入りの1台を選ぶのがよいでしょう。

 

ネクステージはハスラーの中古車を豊富に取りそろえています。初代モデルや特別仕様車のモデルも取り扱っており、気軽に車選びが可能ですので、ハスラーの中古車の購入をお考えの方はネクステージのWebサイトで気になる一台を見つけましょう。

 

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