車のブレーキを正しく操作する方法とは?踏み方のコツから注意点まで解説

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車のブレーキを正しく操作する方法とは?踏み方のコツから注意点まで解説

車のブレーキを正しく操作する方法とは?踏み方のコツから注意点まで解説

走行中の車を減速、停止させるための役割を担う装置がフットブレーキです。その他にも「エンジンブレーキ」や「回生ブレーキ」をはじめとする言葉を耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。車のブレーキには、いくつかの種類があります。

 

本記事では、車のフットブレーキについて操作方法からペダルを上手に踏むコツ、注意点まで解説します。これから車を運転する方、ブレーキ操作に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。

 

※目次※

1.車のブレーキとは?

2.車のフットブレーキを正しく操作する方法

3.車のフットブレーキを踏むときはかかとを浮かせるの?

4.車のフットブレーキを正しく踏むためのコツ

5.車のフットブレーキをかける際の注意点

6.安全運転サポート技術が向上している車への乗り換えも検討しよう

7.まとめ

 

■POINT

・ブレーキをかける際は急ブレーキにならないよう滑らかに減速し、停車直前にペダルを少しだけ戻す。

・ブレーキペダルを正しく操作するには、適切なドライビングポジションを保ち経験を積む必要がある。

・ブレーキによる事故を防ぐため、ペダルの踏み間違いや速度の落とし方、状況や状態の把握などに注意しなければならない。

 

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車のブレーキとは?

車のブレーキを正しく操作する方法とは?踏み方のコツから注意点まで解説

車を安全に走行させるには、「走る」「曲がる」「止まる」3つの要素が重要になります。その中でも車のブレーキは、止まるを担う減速や停止を行うための制御装置です。

 

安全で丁寧な運転を行うため、ブレーキがどのような装置なのか把握しておきましょう。本項目では、車が装備しているブレーキの基本情報である種類や役割を紹介します。

 

車に備わっているブレーキの種類

車のブレーキは主に下記の3種類に分けられます。

 

・エンジンブレーキ/回生ブレーキ

アクセルペダルをオフにして減速します。エンジンやモーターの抵抗力を利用して減速する仕組みです。

 

・フットブレーキ

ブレーキペダルの装置を通して、摩擦力で直接タイヤの回転を落とす仕組みです。ペダルの踏み込み具合で速度が落ちるため、任意の速度に調節できます。

 

・パーキングブレーキ

サイドレバーを引くタイプや電動のボタンタイプが主流です。駐車時の補助に使用されます。

 

車に備わっているブレーキの役割

エンジンブレーキや回生ブレーキ、フットブレーキは、走行中の車を減速するための機能ですが、それぞれ役割が異なります。ブレーキの違いを把握して、適した場面に合わせて使い分けましょう。

 

エンジンブレーキや回生ブレーキでは、完全に停車することはできません。ブレーキペダルを踏む前に速度を落とし、装置の負担を軽減します。装置にかかる負荷が減ることで、消耗部品の節減が可能です。

 

フットブレーキの役割は、ドライバーの意思に沿った車の速度調節です。ペダル操作により、エンジンブレーキでは間に合わない距離の急な減速や駐停車ができます。また、操作時に後部のブレーキランプが点灯するので、後続車への意思表示が可能です。

 

パーキングブレーキは、停車して車を離れる際に使用します。シフトレバーをPレンジに入れ、パーキングブレーキをかけることで安全に停車可能です。

 

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車のフットブレーキを正しく操作する方法

車のブレーキを正しく操作する方法とは?踏み方のコツから注意点まで解説

車の減速や停車を安定して行うには、ブレーキペダルの操作が大きく影響します。間違ったペダル操作は、悪い乗り心地や車酔いを起こす原因です。

 

そのため、状況に合わせた正しい操作方法を知っておく必要があります。では、どのようにペダルを踏めばよいのでしょうか。本項目では、踏み始めと減速時、停止時の3段階に分けてブレーキペダルの正しい踏み方を解説します。

 

踏み始めの踏み方

踏み始める際にブレーキペダルを強く踏み込むと、停車する瞬間に反動で車体が大きく揺れます。そのため、踏み始めは余裕を持ってブレーキがかかる場所を探りながら、ゆっくりとペダルを踏み込むようにしましょう。

 

ブレーキペダルには、装置が干渉するまでの遊びと呼ばれる間隔があります。遊びの間隔を意識した早めのブレーキは、スムーズな減速と緩やかな停車が可能です。同時にブレーキランプが点灯し、後続車も安心して減速できます。

 

しかし、慎重すぎるとブレーキのタイミングが遅くなってしまうので、車間距離を十分に確保しておきましょう。周囲の状況に合わせたブレーキの調整が必要になります。

 

減速時の踏み方

ゆっくりブレーキペダルを踏み込むとブレーキが作動して徐々に減速します。この時、しっかりとペダルを踏み込み速度を早めに落としましょう。ブレーキのかかり始めから段階的に速度を落とすことで、同乗者や車体への負担を軽減できます。

 

ペダルを踏む力の強弱が激しいとスムーズな停車が困難です。なるべく弱い踏み始めから、ゆったりと踏み込みを強めていけるよう、周りに気を配りながら早めにブレーキがかけられる運転を心掛けましょう。

 

停止直前の踏み方

ブレーキペダルの踏み始めに比べ、停止直前の速度は、大きく落ちています。しかし、油断して急にペダルを離したり、踏み込んだりすると滑らかに停車できません。

 

減速後は、ブレーキの装置が軽く干渉する程度までペダルを戻し、停止したい位置に向かって再度ブレーキをゆっくりとかけて停車しましょう。

 

ただし、車の停止時には必ずピッチングと呼ばれる揺れが生じます。どれだけピッチングを抑えられるかが、綺麗に停車するために重要です。簡単な操作ではないので、練習や経験を積む必要があります。

 

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車のフットブレーキを踏むときはかかとを浮かせるの?

車のブレーキを正しく操作する方法とは?踏み方のコツから注意点まで解説

車の運転においてアクセルペダルの操作は、かかとを支点に踏み込む方法が一般的に推奨されています。では、ブレーキペダルはどうでしょうか。

 

ブレーキペダルの操作には、アクセル同様にかかとを支点とする方法と、かかとを浮かせる方法の2種類があります。

 

それぞれ使用する場面があり、教習所の教え方やドライバーの体型によっても異なるため、どちらが正解ということはありません。操作しやすい方法を選びましょう。

 

昔はかかとをつけない方法が推奨されていた

一昔前の教習所では、かかとをつけないブレーキペダルの踏み方を推奨していました。なぜなら、ブレーキの性能が近年ほど良くなく、ブレーキが効きにくかったからです。かかとをつけず、つま先から足全体でペダルを踏み込み、力を込める必要がありました。

 

しかし、近年では車の進化に合わせてブレーキ性能も向上し、昔に比べて少ない力でも操作が可能です。その分ペダルからブレーキに力が伝わりやすくなったので、素早く繊細な操作が求められます。

 

指の付け根で踏む意識をしよう

足裏全体で行うペダル操作は、粗くなる傾向にあります。無理なく足の踏み込む力を伝えるには、指のつけ根あたりを意識しましょう。指のつけ根あたりからペダルを踏んだ後、足全体で操作すると力加減のコントロールが容易です。

 

また、急ブレーキのような素早く停車する必要がある場合は、足の位置取りが重要になります。即座にブレーキペダルの軸を力強く踏み込まなくてはいけないので、ペダルの中央を指のつけ根で踏める位置に足を置きましょう。

 

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車のフットブレーキを正しく踏むためのコツ

車のブレーキを正しく操作する方法とは?踏み方のコツから注意点まで解説

ブレーキ操作を知っているだけでは、安全かつ不快感を与えない減速や停止はできません。操作方法を熟知した上でブレーキペダルを正しく踏めれば、乗り心地の良い運転ができます。

 

では、ブレーキを正しく踏むために、どのようなポイントに気を付けると良いのでしょうか。ブレーキを正しく踏むためのコツを本項目で解説します。

 

ドライビングポジションを確認する

ブレーキペダルを正しく踏むには、ドライビングポジションと呼ばれる運転姿勢が重要です。ブレーキだけでなく、車の正確な操縦にも関わるので、乗車時に確認しましょう。

 

シートに深く腰掛け、左足でフットレストを踏めている状態が綺麗なドライビングポジションです。フットレストを踏みながら押さえることで、シートに体が固定され、遠心力や衝撃によるブレを防ぎます。

 

右足の目安は、ペダルを奥まで踏み込んだ際に、膝に余裕が少し生まれる程度が理想です。体格によって差があるため、シートを前後に動かし、踏みやすい位置に調整しましょう。

 

ブレーキペダルの踏み方を練習する

ブレーキを安定して操作するには技術が必要です。何度もブレーキペダルの踏み方を練習することで、正しい操作方法が身に付きます。

 

ただし、闇雲に練習を行っても効果は感じにくいです。具体的なイメージを持ち、ブレーキの踏み始めから停止するまで、操作に意識を集中させましょう。

 

練習は自宅や車の少ない広い駐車場がおすすめです。路上で練習する場合は、交通量の少ない場所で車間距離を広く空けて行いましょう。

 

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車のフットブレーキをかける際の注意点

車のブレーキを正しく操作する方法とは?踏み方のコツから注意点まで解説

私たちは普段、ブレーキをはじめ、さまざまな装置により動いている車を運転しています。操作の間違いや装置の不具合は、事故につながるため注意が必要です。

 

車のブレーキをかける際にも、注意しなければならない点がいくつかあります。安定したブレーキ操作を行い、事故を未然に防ぐためにも、注意点を把握しておきましょう。

 

ブレーキペダルの踏み間違いに気を付ける

車のペダル操作は、右足で交互に踏み替える方法が一般的です。足元に並んで配置されているため、踏み間違わないように気を付けましょう。特に高齢者のドライバーによる事故の割合が高く、急な後退や後方に体をひねった際に起こります。

 

踏み間違いを防止するには、普段からペダルの位置を確認しながら運転することが大切です。また、車の安全技術も向上しており、エンジンとブレーキを自動で制御する機能や危険な場合に警告音でドライバーに知らせる機能などがあります。

 

急ブレーキ操作は避ける

ゆっくりと減速できる距離を取らずに急ブレーキで停車しようとすると、追突される可能性があります。では、なぜ追突事故の原因となるのでしょうか。

 

それは、後続車のドライバーが前方の車を参考にブレーキをかける点にあります。前方の減速が遅いと、後続車は減速が追い付かずさらに強いブレーキが必要です。また、前方の車を参考にブレーキをかけることの多い後続車は、操作のタイミングが少し遅れます。

 

このブレーキ操作は、後ろに車が多いほど連鎖的に続き、場合によっては追突事故を起こしてしまうのです。

 

車のブレーキが効かない場面もある

ブレーキを使用する場面によっては、上手く減速できなくなる可能性があります。ブレーキを長い下り坂で連続使用する際に注意が必要なのは、フェード現象やベーパーロック現象です。

 

ブレーキの摩擦力が弱まり、最悪の場合、完全にフットブレーキが効かなくなります。エンジンブレーキを併用しながらの減速がおすすめです。

 

路面が濡れている場合は、スリップによりハンドルやブレーキの操作が効かなくなるハイドロブレーニング現象に注意しましょう。雨天時など路面の状態が悪い日は、速度を抑えた走行や余裕を持った車間距離が必要です。

 

ブレーキの動作状態を定期的に確認する

ブレーキ装置が劣化すると思い通りの操作ができません。事故の原因にもつながるので、定期的な整備や交換を行いましょう。

 

タイヤの回転を止めるブレーキパッドやブレーキシューは、動作時の摩擦によって擦り減ります。摩耗した状態で使用を続けるとブレーキ自体を壊してしまう恐れがあり危険です。

 

ブレーキ部品の正確なチェックは、タイヤとホイールを外す必要があるため、日常的に確認を行えません。そのため、ブレーキを使用した際の異音や違和感に注目し、気になった際はプロに点検を依頼しましょう。

 

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安全運転サポート技術が向上している車への乗り換えも検討しよう

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年々、乗りやすく改良された車が開発され、サポカーと呼ばれる先進安全技術を活用した運転支援機能を装備した車が増えました。機能の充実は、運転操作不適による事故の防止につながります。

 

運転に不安を抱えている方は、安全運転に関するサポート技術が向上しているので、新型車への乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

 

車の性能は進化を続けている

進化を続けている車の性能は、一昔前に比べて安全な運転を行えるようになりました。ブレーキ操作に関する機能も向上しており、ぶつからない技術や飛び出さない技術が開発されています。

 

自動ブレーキ機能は、搭載されたレーダーが前方の車や歩行者を察知し、危険な場合はドライバーへ警告や自動の減速を行い衝突による被害の軽減が可能です。

 

加速抑制装置は、停止時や低速で走行している際、周辺に壁や車両を検知しているとエンジンの出力が抑えられます。ペダルの踏み間違いによる急加速の防止が可能です。

 

リーズナブルに乗り換えるならネクステージへ!

性能が向上したことから、安全機能を装備した車への乗り換えを検討している方も多いのではないでしょうか。

 

車種やモデルによって差はありますが、新車に比べて中古車は低価格で手に入る傾向があります。なので、乗り換えの費用を安く抑えたい場合は、中古車がおすすめです。

 

全国に店舗を展開しているネクステージは、約3万台の豊富な在庫から車両を選べます。他店舗からの取り寄せや愛車の高価買取も行っているので、費用を抑えて乗り換えたい方は、ネクステージまで気軽にご相談ください。

 

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まとめ

車のブレーキを正しく操作する方法とは?踏み方のコツから注意点まで解説

正しいブレーキ操作は、快適で安定したドライビングを実現します。ドライビングポジションを調整しつつ、踏み始めから停止するまで足に神経を集中させて操作しましょう。

 

車のサポート技術が向上しても、事故を防止するためには、正しい操作方法を再確認した安全運転が必要です。

 

ネクステージでは、万全の体制を整えて、お客様の買い替えをサポートします。安全機能を装備した車への乗り換えをご検討中の方は、ぜひネクステージをご利用ください。

 

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