黄ばみが気になる車のヘッドライトを元に戻そう!除去方法と日頃の対策

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黄ばみが気になる車のヘッドライトを元に戻そう!除去方法と日頃の対策

黄ばみが気になる車のヘッドライトを元に戻そう!除去方法と日頃の対策

近年日本では車の寿命が長くり、自動車検査登録情報協会によると乗用車(軽自動車を除く)の平均車齢は9.22年(2023年現在)です。長く同じ車に乗り続けていると、少なからず故障やトラブルがあるものですが、経年劣化による「ヘッドライトの黄ばみ」は目に付きやすい部分であるため、気になるという方も多いのではないでしょうか。

 

本稿では、ヘッドライトが黄ばんでしまう原因や黄ばみを除去する方法について紹介します。

 

※目次※

1. 車のヘッドライトの黄ばみが気になるのはなぜ?

2. 黄ばみが気になる車のヘッドライトを元に戻そう

3. 車のヘッドライトの黄ばみを自分で除去する方法

4. ヘッドライトの黄ばみが気になる車はメンテナンスが欠かせない

5. 日頃からできる車のヘッドライトの黄ばみ対策とは?

6. まとめ

 

■POINT

・ヘッドライトが黄ばむ原因は、紫外線や電球の発する熱、ヘッドライト表面の傷などが影響している

・ヘッドライトが黄ばんでしまうと見た目が悪くなるだけでなく、光量が減って夜間の安全面に影響があり、車検に通らなくなる場合がある

・軽度な黄ばみであれば、市販されている専用クリーナーなどで手軽に除去できるが、ひどくなってしまった場合は業者に依頼した方が良い

 

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車のヘッドライトの黄ばみが気になるのはなぜ?

黄ばみが気になる車のヘッドライトを元に戻そう!除去方法と日頃の対策

長年同じ車に乗り続けていると、どうしてもヘッドライトが黄ばんできてしまいます。その原因は、現在販売されている多くの車でヘッドライトの素材にポリカーボネートが使用されていることです。

 

ここでは、ヘッドライトの黄ばみが発生する原因について解説します。黄ばみの原因を知ることにより、予防や対策が可能となります。

 

熱や紫外線の影響を受けている

紫外線のような外的要因やヘッドライト内の電球の熱によっても、黄ばみが起こります。ヘッドライトの素材として用いられるポリカーボネートは、紫外線が弱点です。コーティングにより保護できますが、長期使用で取れてしまいます。

 

ヘッドライト内の電球が発する熱も黄ばみの原因です。ポリカーボネートの耐熱性能は、樹脂素材の中でも高いですが、長時間続くと劣化します。走行中の電球は高温になるため、裏側から徐々に熱が伝わり黄ばみを引き起こします。

 

洗車による傷や飛び石が影響する場合もある

ヘッドライトの傷が原因で黄ばみが発生することもあります。走行中に当たる飛び石やゴミが細かい傷を増やし、傷に蓄積した汚れがヘッドライトの劣化につながるためです。

 

ヘッドライトに傷を付ける要素として、洗車も挙げられます。洗車道具による擦り洗いや洗車機の利用による高速ブラシの稼働は、細かい傷を作ります。これらは、ポリカーボネート自体が、ガラスよりも傷が付きやすい素材である点が要因です。

 

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黄ばみが気になる車のヘッドライトを元に戻そう

黄ばみが気になる車のヘッドライトを元に戻そう!除去方法と日頃の対策

ヘッドライトが黄ばんだ状態を放置していると、車が古く見えてしまいます。またヘッドライトの光量が落ちてしまい、夜間走行する際の安全面にも影響を与えるだけでなく、場合によっては車検が通らなくなってしまいます。

 

黄ばみを除去する方法としては、自分で作業するか、専門の業者に依頼するかのどちらかになります。

 

状態によっては自分で除去できる

ヘッドライトの表面に付いた軽度な黄ばみであれば、自身でも市販の道具を使用して簡単に落とせます。理由は、軽度であれば落としやすく、ヘッドライトを取り外す手間がないためです。

 

内側に付いた黄ばみは、ヘッドライトを取り外してからの清掃もしくは交換が必要になります。自身で行う場合は時間を要することもあり、作業が難しく感じる方も多いでしょう。

 

市販の道具やクリーナーは種類が豊富なので、車の状態に合わせて選ぶことをおすすめします。

 

業者に依頼すると内側の黄ばみも落とせる

前項で紹介したように自分で作業する場合は、低コストである程度きれいにすることができますが、黄ばみの状態がひどいものやヘッドライト内側をきれいにすることはできません。

 

専門の業者への依頼は、自分で作業する場合よりコストがかかりますが、しっかり磨き上げることで、確実に黄ばみを除去できます。また同時にコーティングを行ってくれるので、きれいな状態を長くキープすることができます。

 

さらに専門の業者ならヘッドライトを外して、自分ではできない内側も作業できるため、よりきれいにすることが可能です。

 

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車のヘッドライトの黄ばみを自分で除去する方法

黄ばみが気になる車のヘッドライトを元に戻そう!除去方法と日頃の対策

ヘッドライトに付いた黄ばみの状態が軽度であれば、自分でも除去できます。業者に依頼する費用を抑えたい方は、黄ばみがひどくなる前に取り掛かることをおすすめします。

 

では、どのようにしてヘッドライトに付いた黄ばみを除去すれば良いのでしょうか。作業に必要な道具や手順を紹介しますので、自分で行う場合の参考にしてください。

 

黄ばみの状態を確認しよう

まずは、ヘッドライトの黄ばみが付いている箇所を把握しましょう。ヘッドライトの黄ばみは、外側と内側の両方に付く可能性があります。ヘッドライトの表側はコーティングが施されていますが、黄ばみに対する全ての原因を防げません。

 

内側は外側に比べて汚れにくいですが、隙間から雨水などが入り込み黄ばみを起こします。内側に黄ばみが付いている場合は、自分で除去するのは難しいので、業者へ依頼する際の判断基準になります。

 

軽度な黄ばみは専用クリーナーを使おう

ヘッドライトの黄ばみが軽度な場合は、市販されている専用クリーナーを使用することで、簡単に黄ばみを除去することができます。最近発売されている専用クリーナーの多くが、研磨剤とコーティング剤がセットになったものです。まだヘッドライトが黄ばんでいない状態でも、日頃から手入れをしておくことで、黄ばみがない状態を長くキープすることができます。

 

注意点としては、クリーナーで磨く前にヘッドライトの汚れを落とすことです。ヘッドライトが汚れている状態のままクリーナーで磨いてしまうと、表面に付着した砂やほこりで傷を付けてしまい、逆に黄ばみを増長させてしまうことがあります。

 

本格的な黄ばみの除去はコンパウンドを使用する

より本格的に黄ばみを除去する場合は、耐水ペーパーやコンパウンドを用いてヘッドライトを磨く作業が必要です。磨き作業を行う場合は以下の道具を準備しましょう。

 

・耐水ペーパー

・コンパウンド

・マスキングテープ

・スポンジ

・マイクロファイバークロス

・コーティング剤

 

耐水ペーパーでの磨き作業では複数の番手を使用することになるので、数種類がセットになっているものがおすすめです。またコンパウンドは仕上げの磨きで使用するので、なるべく粒子が小さいものを使用しましょう。

 

これらの道具は、カー用品店やホームセンター、ネットショッピングなどで入手可能です。

 

研磨後にコーティング剤で磨こう

本格的な黄ばみを除去する工程について紹介します。スムーズに作業を進めるためにも、事前に全体の流れを把握しておきましょう。

 

1.洗車を行い表面の汚れを落とす

2.ヘッドライトの周りをマスキングする

3.耐水ペーパーで黄ばみを取る

4.コンパウンドで細かく磨く

5.水洗いで研磨剤を落とす

6.水滴を拭き取った後にコーティングを行う

7.乾燥させ再度コーティングを行う

8.コーティングが乾燥したらマスキングテープをはがす

 

マスキングは、磨きを行う際にヘッドライト周辺のボディを傷つけないために使います。万が一破れてしまった場合のことも考えて、複数枚重ねて貼りしっかり保護して作業しましょう。

 

磨き作業が終わったら、黄ばみを除去したきれいな状態を長く保つために、コーティング作業を行います。

 

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ヘッドライトの黄ばみが気になる車はメンテナンスが欠かせない

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ヘッドライトの黄ばみは、気付かない間に少しずつ進行します。目立たないからといってそのままにしていると、夜間に十分な明るさを得られません。事故につながる危険性があるため、定期的にチェックしましょう。

 

ヘッドライトの黄ばみを放置していると、どのような問題が起こるのか把握しておきましょう。この項目では、ヘッドライトの黄ばみを放置してはいけない理由について解説します。

 

夜間の視認性が落ちる

ヘッドライトの黄ばみを放置すると、ライトの光量が低下し、暗がりでの視界が悪くなります。特に夜間や雨天時は、視界がさらに悪化するので、事故につながり危険です。

 

視界不良が関係する事故は、天気で比較した場合、雨の日は晴れの日の約5倍といわれています。雨天時は、歩行者側も自動車側も両者の発見が遅れやすいです。

 

車の存在を周囲に気付かせるためにも、ヘッドライトのメンテナンスは欠かせません。適切な光量で照らせる状態を維持しましょう。

 

車検に落ちる

ヘッドライトの黄ばみが原因で車検に落ちる可能性があります。ヘッドライトの光量や色味には規定があり、満たさなければ車検に合格できません。

 

ヘッドライトの不備が原因で起こってしまう事故もあるため、ヘッドライトは車検の中でも厳しく検査される項目のひとつです。

 

ヘッドライトが黄ばんでいると十分な光量が確保できず、ライトの色味も変化します。もし車検に通らなかった場合は、時間や費用が追加でかかるため、日頃からヘッドライトの黄ばみも意識して定期的にメンテナンスを行いましょう。

 

ヘッドライト交換が必要になる

黄ばみの除去が難しい状態までひどくなると、ヘッドライト自体の交換が必要になります。工賃は、メンテナンスやクリーニングにかかる料金よりも高額です。

 

レンズのみ交換できる場合もありますが、車両によってはユニットごとの交換になることもあります。ヘッドライトは主に3種類あり、値段が異なります。ハロゲンランプやHIDなら高くて1万円前後です。しかし、主流のLEDだと10万円以上かかる場合もあります。

 

車種によっては、周辺のパーツごと取り換えることもあるため、ある程度の出費になります。まずは、コーティングなどを施し、ヘッドライトを長持ちさせるように心がけましょう。

 

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日頃からできる車のヘッドライトの黄ばみ対策とは?

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ヘッドライトは車の正面に配置されているパーツであるため、経年劣化による黄ばみは特に目立っちます。日頃からできるヘッドライトの黄ばみ対策を行うことで、きれいな状態を長く維持することが可能になります。

 

本項目では、普段から手ごろに行える黄ばみ対策を3つ紹介します。

 

紫外線の影響を最小限にする

黄ばみを防止する一番の方法は、紫外線からヘッドライトを守ることです。乗車していない間、屋内や屋根付きの駐車場に停めるようにしましょう。紫外線を全ては防げませんが、屋外で浴びる状況と比べて抑えられます。

 

自宅や契約している駐車場に屋根がない場合は、車体カバーを活用しましょう。カー用品店やネットショップで簡単に手に入ります。カバーを駐車する度にかける作業は手間ですが、簡単に導入して日頃から行える防止策です。

 

ヘッドライトコーティングを施工する

コーティングや保護フィルムを活用することで、黄ばみを防止できます。黄ばむ前の状態でコーティングを施せば、紫外線による劣化を抑えられます。

 

保護フィルムは、紫外線以外だけでなく、走行中に付く傷や汚れも防げます。自分で商品を購入して装備するか、業者に依頼して施工してもらいましょう。

 

ただ、高性能なコーティングやフィルムは高額です。良品であっても、時間が経つとはがれるので、貼り替えが必要になります。商品の購入や施工に費用がかかる点を考慮して取り入れましょう。

 

定期的にメンテナンスを行う

定期的なメンテナンスは、黄ばみ防止に効果的です。傷や汚れがヘッドライトの黄ばみを招くため、小まめに洗車やコーティングを行えば、劣化の原因からパーツを守れます。

 

洗車は、きめの細かい布に洗剤を付けた手洗いがおすすめです。洗車後は、コーティングを忘れず行いましょう。もし、洗車機を利用したい場合は、保護フィルムを貼っておけば、傷からヘッドライトを防御できます。

 

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まとめ

黄ばみが気になる車のヘッドライトを元に戻そう!除去方法と日頃の対策

近年の日本では1台の車を長く乗り続ける傾向が強くなっています。10年も同じ車に乗り続けていると気になってくるのがヘッドライトの黄ばみです。経年劣化のため避けられない部分ですが、黄ばみが悪化していくと見た目だけでなく安全面にも影響が出てくるため、日頃からの対策が必要です。

 

軽度な黄ばみであれば、市販のグッズを用いて除去することもできますが、徹底的にきれいにしたい場合は業者に依頼することを検討しましょう。

 

 

▼ライタープロフィール

黄ばみが気になる車のヘッドライトを元に戻そう!除去方法と日頃の対策

真鍋裕行

出版社勤務を経て2008年にフリーランスのライター・エディターとして独立し、自動車雑誌、ウェブサイトなどに原稿を寄稿。編集者時代に培ったアフターマーケットの情報から各国のモーターショーで得た最新事情まで幅広くリポート。業務拡張につき2011年に会社を設立。自動車ジャーナリストとしての自動車メディアへの寄稿は続けつつ、メディアコンテンツの製作(雑誌、Web、アプリetc)に取り組んでいる。メディアコンテンツの製作ではオーナーや協力者のコミュニティを作ることを考えるなど、単純な製作で終わらないことを心掛ける。また、近年ではレースチームのディレクターや PRも積極的に携わる。

 

 

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