自動車の名義変更を代行するメリットとは?費用や必要書類を紹介

ネクステージのサイトを検索お気に入りを見る

自動車の名義変更を代行するメリットとは?費用や必要書類を紹介

自動車の名義変更を代行するメリットとは?費用や必要書類を紹介

車を譲る場合は、名義変更の手続きが必要です。名義変更の手続きは自分でもできますが、必要な書類や手続きなどのポイントを押さえておかないと意外と手間がかかります。そのため、名義変更の代行を考えている方もいるのではないでしょうか。

 

そこで本稿では車の名義変更を代行依頼するときの手続きについて解説します。名義変更を代行依頼するメリットや注意点、必要な書類についても説明しますので、車を譲渡する場合は参考にしてみてください。

 

※目次※

1.自動車の名義変更の代行依頼をする2つのメリット

2.自動車の名義変更を依頼する際の2つの注意点

3.自動車の名義変更の代行にかかる費用の目安

4.自動車の名義変更の手続き代行に必要となる書類

5.自動車の名義変更の手続き代行を依頼した際の流れ

6.自動車の名義変更を行う際に押さえておきたいポイント

7.まとめ

8.よくある質問

 

■POINT

・名義変更を代行依頼すれば大幅に手間を削減でき、必要書類に不備があっても依頼先から指摘されるので安心。

・車の名義変更を代行依頼する場合は、2つのメリットと2つの注意点があることを理解しておこう。

・車の名義変更を代行してくれる依頼先は、行政書士やディーラー、自動車販売店、整備工場で、依頼先により必要書類や費用に差がある。

 

良質車、毎日続々入荷中!誰よりも早くチェック!

 

自動車の名義変更の代行依頼をする2つのメリット

自動車の名義変更を代行するメリットとは?費用や必要書類を紹介

名義変更を代行依頼したいと考えるのは、手続きの内容が分からなかったり、自分で手続きする時間が取れなかったりする場合でしょう。中には代行を依頼するか迷っていて、メリットを知りたいという方もいるのではないでしょうか。ここでは、代行依頼で得られる2点のメリットについて解説します。

 

名義変更にかかる申請の手間を削減できる

名義変更をする際には、運輸支局で手続きをする必要があります。他県の販売店で自動車を購入したときなど、名義変更に時間を要するケースもあるでしょう。代行依頼をすれば、運輸支局へ出向く時間を削減することができます。

 

また、名義変更にはいくつかの書類が必要です。代行依頼する際も決められた書類は用意する必要がありますが、提出書類に記入する手間は省けます。

 

書類の不備を避けられる

名義変更は頻繁に行う手続きではありません。慣れない手続きには間違いが起こりやすいため、自分で行う場合は書類に不備があったり、必要なものがそろっていなかったりと幾度も運輸支局に出向くことになる可能性もあります。代行依頼すれば必要書類のアドバイスももらえる上、的確に手続きが行われるので、書類の書き方に悩む必要はありません。

 

また、名義変更の手続きの方法が法律の改正によって変わることもあるでしょう。代行依頼した場合はこうした法改正を熟知したスタッフによって手続きされるため、変更点の対応に心配をすることもなくなり安心です。

 

良質車、毎日続々入荷中!誰よりも早くチェック!

 

自動車の名義変更を依頼する際の2つの注意点

自動車の名義変更を代行するメリットとは?費用や必要書類を紹介

名義変更の代行依頼にはメリットだけでなく、いくつかの注意点もあります。それは代行を依頼する場合は料金が発生するということです。

 

代行料金を払う価値があるのかは、手間や時間を考慮して決めるとよいでしょう。また、名義変更に時間がかかる場合についても以下で詳しく解説します。

 

一定の費用がかかる

名義変更を代行依頼する場合は、自分で行うよりも費用がかかります。自分で行う場合は5,000円程度で済みますが、代行依頼では3倍から10倍ほどの費用がかかることもあります。

 

移転登録手数料や車庫証明書の取得費用、ナンバープレート代などの法定費用は、通常代行料金には含まれず、別途必要です。

 

時間や労力を節約できるメリットはありますが、費用面でのデメリットもあります。自分の状況に応じて、どちらが適しているか考えてみるとよいでしょう。

 

名義変更に時間がかかる場合がある

運輸支局が遠方にある場合の他にも、名義変更に時間を要することがあります。それは希望ナンバーを申し込むケースです。希望ナンバーは交付までに最低でも4日ほどかかります。さらに、希望者が多いナンバーでは抽選結果を待たなければなりません。

 

また、車検が切れているケースでは、普通車の名義変更は車検を通してから行う必要があるため、時間がかかります。軽自動車の名義変更は車検が切れていても手続き可能です。

 

名義変更依頼の注意点についてさらに知りたい方はこちら!

 

良質車、毎日続々入荷中!誰よりも早くチェック!

 

自動車の名義変更の代行にかかる費用の目安

自動車の名義変更を代行するメリットとは?費用や必要書類を紹介

代行依頼は依頼先によっても代行料の相場に違いがあります。具体的にどれくらい費用がかかるのか、気になっている方もいるでしょう。ここでは、依頼先別の費用の目安を解説します。

 

車庫証明の取得を自分で行う場合と代行を依頼する場合でも費用は変わるため、予算に応じて検討しましょう。

 

行政書士に依頼する場合の費用の目安

行政書士は相続手続きの専門家のため、スムーズな対応が期待できます。陸運局での手続きや車庫証明の取得だけでなく、戸籍謄本や印鑑証明書の取り寄せも代行可能です。

 

名義変更を行政書士に依頼する場合の費用は、通常1万5,000円~6万円程度かかりますが、依頼内容によって費用は変動します。

 

例えば、陸運局での相続手続きが1万円、車庫証明書の申請から受け取りまでが1万円、必要書類の取り寄せが5,000円といった具合です。希望ナンバーの申請なども追加で依頼できますが費用は上がります。

 

行政書士によって料金設定は異なるため、複数の事務所に見積もりを取ってみるのもよいでしょう。自分で行うより高額になるものの、手間や時間を省ける利点があります。状況に応じて費用対効果を考慮し選択しましょう。

 

ディーラーに依頼する場合の費用の目安

ディーラーは車の手続きに精通しているため、安心して依頼できるでしょう。陸運局での相続手続きはもちろん、車庫証明書の取得も代行してくれます。特に新車購入と同時に名義変更を進めたい場合は、ディーラーを利用するのが便利です。

 

ディーラーに名義変更を依頼する場合、国産車ディーラーは3万円~6万円、外車ディーラーは5万円~8万円程度が目安ですが、取り扱いメーカー以外の車の手続きは割高になる傾向があります。

 

また、ディーラーやブランドによっても料金の差が大きいため、事前に費用を確認しておきましょう。

 

自動車販売店や整備工場に依頼する場合の費用の目安

自動車販売店や整備工場に依頼する場合の費用の目安は、車庫証明の取得を自分で行うのであれば2万5,000円程度と考えましょう。車庫証明の取得も依頼したいのであれば、追加で1万2,000円~1万8,000円程度が必要になる場合が一般的です。

 

車の購入と同時に進めたい場合では自動車販売店への依頼も便利です。中古車を購入したときや車検を任せるときなど、一括して手続きを依頼できます。

 

しかし、全ての自動車販売店や整備工場が名義変更の代行を請け負うわけではありません。また、自動車販売店や整備工場によって費用も異なるため、事前に確認が必要です。

 

名義変更代行の費用について関連する記事はこちら!

 

良質車、毎日続々入荷中!誰よりも早くチェック!

 

自動車の名義変更の手続き代行に必要となる書類

自動車の名義変更を代行するメリットとは?費用や必要書類を紹介

名義変更の手続き代行では、全てを任せられるわけではありません。名義変更の手続きを依頼先に代行してもらうには、依頼する側がいくつかの書類を用意する必要があります。

 

自動車の新所有者だけでなく、旧所有者が準備する書類もあるので注意しましょう。ここでは自動車の名義変更の手続き代行時に必要な書類について、旧所有者、新所有者、軽自動車の場合に分けて解説します。

 

旧所有者が用意する書類

旧所有者が準備する書類は、印鑑証明書、譲渡証明書、委任状です。印鑑証明書は、3か月以内に発行したものを用意します。

 

譲渡証明書は運輸支局で配布しているものと国土交通省のホームページから印刷したもののどちらも使用できますが、実印を忘れずに押印しましょう。

 

印鑑証明書と車検証に記載されている住所、氏名が一致しない場合は、変更の経緯を証明する書類として住民票または戸籍の附票が必要です。

 

手続き代行では委任状も用意します。委任状は依頼先が用意してくれることもありますが、国土交通省のホームページからダウンロードできるので、印刷して必要事項を記載しましょう。委任状には旧所有者と新所有者の、印鑑登録をした実印を忘れずに押印します。

 

新所有者が用意する書類

新所有者が準備する書類は、印鑑証明書、自動車保管場所証明書(車庫証明)、自動車検査証(車検証)、手数料印紙、委任状です。印鑑証明書は、旧所有者と同じく3か月以内に発行したものを用意しましょう。新所有者が未成年の場合は別途書類が必要です。

 

車庫証明は車の保管場所を証明する書類ですが、車庫証明書の変更手続きも依頼する場合は必要です。管轄する警察署に申請・証明した日から40日以内のものを用意します。発行に4日前後かかるため早めに申請することをおすすめします。

 

車検証は有効期限内のもを用意しましょう。車検証に記載されている住所と印鑑証明書に記載された住所が異なる場合は住民票や戸籍の附票が必要です。

 

手数料印紙は、検査登録印紙代のことで500円かかります。委任状は旧所有者、新所有者、代行業者などが用意しますが、同じ委任状に旧所有者と新所有者の印鑑登録した実印を押印します。

 

軽自動車の名義変更で必要となる書類

軽自動車の名義変更についても旧所有者と新所有者で必要な書類は違います。旧所有者が用意するものは申請依頼書、自動車検査証(車検証)です。

 

名義変更を代行する場合は申請依頼書が必要となり、申請依頼書は軽自動車検査協会のホームページからダウンロードできます。申請書には旧所有者と新所有者それぞれが用意して提出しますが、押印は不要です。

 

車検証は原本が必要でコピーしたものは不可です。車の管轄が変更になる場合にはナンバープレートも必要なため、別途ナンバープレート代(約1,900円)が発生します。

 

新所有者が用意するものは自動車検査証(車検証)、申請依頼書、管轄変更の場合は新しいナンバープレート、軽自動車税(環境性能割・種別割)申告書、住民票もしくは印鑑証明書です。

 

名義変更代行の必要書類についてさらに知りたい方はこちら!

 

良質車、毎日続々入荷中!誰よりも早くチェック!

 

自動車の名義変更の手続き代行を依頼した際の流れ

車の名義変更手続きを代行してもらう場合は、行政書士、ディーラー、自動車販売店、整備工場などに依頼しますが、料金や必要となる書類には違いがあるため、実際に依頼する代行業者に確認するとよいでしょう。名義変更の流れを簡単に説明すると以下の通りです。

 

1. インターネットで車の名義変更代行を検索する

料金や自分の求めている条件に合った代行業者を探しましょう。

 

2. 必要書類を用意する

代行依頼先や誰に譲渡するのか、譲渡する相手の住所や普通車、軽自動車などによっても必要書類は異なるため確認します。

 

3.代行業者が手続きする

代行業者が必要な手続きを行います。

 

4.名義変更手続き後に書類が郵送される

代行業者とのやりとりはメールや書類の郵送が一般的です。代行料金の支払いは申し込み時なのか名義変更手続きの完了時なのか業者によっても異なります。

自動車の名義変更を行う際に押さえておきたいポイント

自動車の名義変更を代行するメリットとは?費用や必要書類を紹介

車の名義変更をスムーズに行うために押さえておきたいポイントがあります。ここでは、名義変更手続きには期限があることや保険の手続きも必要なことなど、主な4つのポイントについて解説します。

 

名義変更の手続きは15日以内に済ませる

車の名義変更は、所有者や使用者に変更があった日から15日以内に行う必要があります。この期限を守らないと、単に罰則を受けるだけでなく、さまざまなトラブルに巻き込まれる可能性があるため注意が必要です。

 

例えば、自動車税の納付書が旧所有者に送られてしまい、新所有者には届かないことがあります。自動車税の支払いが遅れた場合は延滞金が発生したり、車検が受けられなくなったりする恐れがあるでしょう。

 

また、交通違反の通知が旧所有者に送られるケースもあります。実際には車を譲ったのにもかかわらず、旧所有者が罰金を支払う義務を負うことになりかねません。

 

このようなトラブルを避けるためにも、名義変更は速やかに行うことが重要です。車を譲渡、売買するときには、名義変更の期限を明確にしておくことをおすすめします。

 

自動車保険や自賠責保険の手続きも行う

車の名義変更時には、自動車保険の自賠責保険と任意保険の手続きも忘れずに行いましょう。自賠責保険は車自体にかかっているため、名義変更で新しい所有者に補償を引き継げます。保険証明書で保険会社を確認し、最寄りの営業所で手続きしましょう。

 

一方、任意保険は車両や搭乗者を対象としているため、名義変更時には新規加入か車両入替の手続きを行います。契約している保険会社に連絡して、適切な対応を取ることが大切です。

 

これらの保険手続きは、車の名義変更と同時に進めるのが効率的です。安心して車に乗るためにも忘れずに対応しましょう。

 

譲渡する際には名義変更の同意を得る

車を譲渡する側の旧所有者は、新所有者に名義変更を行ってもらうことが重要です。事前に名義変更の同意を得ておき、忘れずに手続きが行われるよう確認しましょう。

 

名義変更がされないまま譲渡してしまうと、さまざまなトラブルに巻き込まれる恐れがあります。相手が名義変更に応じない場合は、内容証明郵便で要求書を送ったり、自分で手続きを行ったりする方法もあります。

 

最悪の場合、契約解除して車を返してもらうこともあり得ます。このようなトラブルを避けるためにも、車の譲渡は慎重に行い、名義変更をきちんと実施することが大切です。

 

親族間の譲渡については等級を引き継げる

親族間で車の名義変更をする場合は、任意保険の等級を引き継げるメリットがあります。これは配偶者や同居の親族に限られるもので他人への継承はできません。

 

車の任意保険は通常6等級からスタートして、等級が上がるごとに保険料の割引率が高くなります。また、若年層は運転歴が浅いため、保険料が高く設定される傾向です。

 

そのため、親族間で任意保険の等級を引き継げば、新規加入よりも安い保険料で加入できるでしょう。これは特に若い家族が車を譲り受ける際には大きなメリットといえます。

 

良質車、毎日続々入荷中!誰よりも早くチェック!

 

まとめ

自動車の名義変更を代行するメリットとは?費用や必要書類を紹介

車の名義変更の手続きを個人で行う場合は運輸支局へ出向かなければならず、準備する書類も多くなります。名義変更の代行依頼をすれば時間や手間を削減できる上、書類の不備を避けられるでしょう。

 

しかし代行の依頼先によって費用に差があったり、名義変更に時間がかったりするケースもあります。また、名義変更する相手や名義変更する相手の住所によっても必要になる書類や手続きは異なります。

 

誰に車を譲って名義変更するのかを考えて、自分でやるのか代行してもらうのかを決めるとよいでしょう。

 

▼ライタープロフィール

自動車の名義変更を代行するメリットとは?費用や必要書類を紹介

鈴木博之

エディター/ライター

出版社でさまざまなジャンルの雑誌編集を経験したのちフリーランスとして活動。現在は自動車だけでなく、EVバイク、電動アシスト自転車など、面白い乗り物を見つけては取材しているフリーランス編集ライター。

 

豊富なラインアップのネクステージ中古車情報をチェック!

いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。

 

ネクステージでは、他店に負けない数多くの中古車をラインアップしていますので、中古車の購入を検討されている方は、ネクステージの公式Webサイト上で最新の在庫状況をチェックしてみてください。また中古車購入に際して、ネクステージ独自の保証もご準備しております。お気軽にお問い合わせください。

よくある質問

 

Q. 車の名義変更を代行する費用はいくらですか?

A.車の名義変更にかかる費用は依頼先によって異なります。一例では行政書士に依頼した場合の目安は1万5,000円~5万5,000円です。

 

ディーラーに依頼した場合は、国産ディーラーで2万8,000円~5万5,000円、輸入車ディーラーで4万8,000円~7万5,000円を目安にするとよいでしょう。

 

自動車販売店に依頼した場合の目安は2万5,000円程度で、車庫証明の取得も依頼する場合、1万2,000円~1万8,000円の費用が追加でかかります。

 

Q. 車の名義変更を代理でするにはどうしたらよいですか?

A.名義変更手続きには所有者間の承諾が欠かせません。元の所有者が手続きに行く場合、新しい所有者の署名・押印済みの委任状が必要です。

 

逆に、新しい所有者が代理人として行く場合、元の所有者の署名・押印済みの委任状を用意します。名義変更には、元の所有者と新しい所有者の双方の同意が必要な手続きです。

 

Q. ディーラーに車の名義変更を依頼するといくらくらいかかりますか?

A. ディーラーに依頼する場合、取り扱う車の店舗によって名義変更の代行費用は異なります。国産ディーラーだと2万8,000円~5万5,000円、輸入車ディーラーは4万8,000円~7万5,000円が目安です。

 

Q. 親子間で車の名義変更をする場合、費用はいくらですか?

A.親子間で車の名義変更をする場合も、通常の名義変更手続きと変わりません。普通自動車の場合は、移転登録手数料500円(印紙代)の他に、車庫証明の取得手数料として2,000円前後必要です。軽自動車は事務手数料がかかりません。

 

なお、車を使用する地域が変わる場合は、管轄地域が変更になるので普通自動車・軽自動車ともにナンバープレート代が追加で必要です。

 

良質車、毎日続々入荷中!誰よりも早くチェック!

自動車の名義変更を代行するメリットとは?費用や必要書類を紹介

気になる車種をチェック

 

ページトップへ