車のグレードの調べ方とは？グレードの違いと買取価格の関係性もご紹介
同一車種でも見た目やパワートレイン、装備の違いによってグレードが異なることをご存じでしょうか。車種によっては、最上級グレードとエントリーグレードで100万円以上の差があることもあります。
中古車を買取に出す際には、事前にグレードを調べたい方もいるでしょう。そんな時は車体番号から検索することができ、自動車メーカーのWebサイトで簡単に調べられます。
※目次※
・車のグレードとは同一車種での装備や仕様の違いのことを指す。
・グレードは車体番号から検索することができる。
・グレードの違いは買取査定額に影響を及ぼす。
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車のグレードとは？
車はグレードごとに装備・デザイン・価格などが異なります。同車種においても、ユーザーによって予算や好みが異なるため、求める装備や質はさまざまです。例えば、内装やシートに本革をあしらった高級タイプと、ファブリックを用いた廉価タイプでは、価格が異なります。このように、同一車種においてのランク違いがグレードの差です。
車のグレードによって異なる部分
グレードによって異なる部分は多岐にわたります。例えば、同一車種で複数のパワートレインが存在する場合や内装の素材・デザイン、外装のエアロパーツの有無などが代表的な例です。
パワートレイン、内外装の違いを掛け合わせていくと無数のグレードになってしまいますが、自動車メーカーが売れ筋を考えて数を絞りグレードを展開しています。
車のグレードに使われることの多いアルファベット
グレードにはアルファベットを使うことが一般的です。自動車メーカ－によって異なりますが、通常「S」が付けばスポーティグレード、似たような意味で「R」「RS」などが用いられることもあります。
一方で、コンフォート向けのグレードには「C」が一般的です。長距離移動を想定しているグレードは、グランドツーリングの略になる「GT」を使うこともあります。このようにアルファベットでもある程度の志向が分かるでしょう。
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車のグレードは車検証で調べられるの？
車を購入する際は、仕様を比較して選ぶため自分の車がどのグレードか覚えている方も多いでしょう。しかし、所有している期間が長くなると忘れてしまうこともあります。車のグレードは車検証に記載されていませんが、車台番号が分かれば調べることが可能です。この項目では、車検証とグレードの関係性について解説します。
車検証にはグレードは記載されていない
車のさまざまな情報が記載されている代表的な書類は「車検証」です。しかし、車検証に車種別のグレードは記載されていません。車を登録するときに車種は必要ですが、どのグレードなのかは把握する必要がないためです。そこで、車検証に記載されている「車体番号」をもとに検索することができるので手元に用意しましょう。
車台番号などの情報を基に調べられる
車体番号は、エンジンルーム内にあるコーションプレートやフレームに打刻されています。しかし、コーションプレートの位置や打刻場所はメーカーや車種によって異なるため、車検証で確認するのが簡単です。
自分の車の車体番号が分かったら、グレードの調べ方は誰でも簡単に実践できます。次の項目で、詳しく解説しますのでぜひご確認ください。
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車のグレードの調べ方
車体番号さえ分かれば、車のグレードの調べ方は難しくありません。Webサイトから検索する方法が一般的です。また、インターネットはあまり得意ではないという方は、お客様相談室に問い合わせをする方法があります。この項目では、上記2つの調べ方について詳しく解説しますので、ぜひお役立てください。
Webサイトから確認する
グレード情報は車検証に記載されていないため、車体番号などから調べる必要があります。国内の自動車メーカーではWebサイトから車体番号を入力することで、簡単にグレード検索が可能です。
メーカーのサイトで調べられない場合は、事業者向けのグレード検索サイトがあるので利用してみましょう。その場合には車体番号ではなく、型式指定番号や種別区分番号が必要になります。
お客様相談室に問い合わせて確認する
インターネットはあまり得意ではないという方は、各自動車メーカーのお客様相談室に問い合わせをする方法もあります。この際、必要情報を伝える必要がありますが、グレード以外にも知りたい情報について質問することが可能です。また、リコールが発生していた場合は知らせてもらえるでしょう。
自分で調べるよりも人に教えてもらいたい、他にも知りたい情報があるという方に適した方法です。
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車のグレードは買取価格に関わる
車はグレードによって装備の内容が異なるため、購入価格だけでなく買取査定額にも関わります。事前に相場を調べたとしても、エントリーグレードと最上級グレードでは大きく差があるケースもあり、参考にならないかもしれません。一方で、ハイグレードだからと言って必ずしも査定額が高くなるとは限らないことについても知っておきましょう。
査定を調べるときに使用しよう
もし自分の車を買取査定に出すことを考えていて、買取相場を知りたかったらグレードを照らし合わせなくてはいけません。車種によっては搭載しているパワートレインが異なり、買取査定額が50万円以上の差になることも少なくないためです。また人気と不人気のグレードもあり、それぞれ買取査定額が異なってきます。そのため、より実際の査定額に近い相場を知るには、グレードの照合が必要です。
グレードの高さと査定額の高さは異なる
購入したときは、最上級グレードとエントリグレードで100万円程の差があったのに、買取査定してもらったら20万円程の差しかなかったということもあります。グレードによる仕様の差は自動車メーカーが設定しているものであり、ハイグレード仕様は一般需要の低い装備が入っていることもあるためです。
華美な装備は壊れる可能性もあり、意外と不人気だったりします。中古車を購入する人は実用的な装備を求めることが多く、最上級のグレードだからといって高額の買取にはならないのです。
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車のグレードで買取価格はどのくらい変化する？
車のグレードによって買取価格がどのくらい変化するのか知るために、トヨタの主要モデルと言えるコンパクトカー「ヤリス」を例に挙げて解説します。「X」「G」「Z」という3グレード展開になっていて、記載順にハイグレードとなります。
この3つのグレードで買取査定額はどの程度異なるのでしょうか。ネクステージにおける実際の買取査定額を例に説明していきますので、ぜひ参考にしてください。
ヤリスXグレードの買取価格
2021年式 ヤリスX
走行距離：1,500km~5,000km
買取価格：99.7万円~137.2万円
ヤリスのエントリーグレードは「X」です。ヘッドライトはプロジェクタータイプでメーター類も他のグレードとは異なります。買取査定額にも差があり、他のグレードと数十万円の差が出ていました。（2023年1月時点の情報です）
ヤリスGグレードの買取価格
2021年式 ヤリスG
走行距離：0km~15,000km
買取価格：120万円~198.8万円
中間グレードとなる「G」は、一部のモデルを除き15インチホイールが装備されています。メーター類や内装の装備もXに比べると豪華となるため、このグレードを選択するオーナーも多いでしょう。買取査定額は上級のZに近くなっています。（2023年1月時点の情報です）
ヤリスZグレードの買取価格
2021年式 ヤリスZ
走行距離：900km~9,000km
買取価格：184.7万円~225.9万円
外装パーツやホイールなど、専用装備を多く備えているのが「Z」です。買取査定額ももっとも高額で、同程度の走行距離でXと比べると数十万円の差が出ています。新車価格でも50万円ほど差があるため、買取査定額でも価格差を保っていると言えるでしょう。（2023年1月時点の情報です）
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車の買取ならネクステージにお任せ！
買取査定を検討している人やこれから中古車の購入を考えている人は、3万台以上の在庫を誇るネクステージに相談してみてください。買取ならより高値で、中古車購入ならば満足いく一台が見つかるはずです。
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顧客満足度調査では、「査定価格満足度」「スタッフ対応満足度」「リピートしたい買取店」部門で1位を獲得しており、信頼と実績に自信があります。売却を検討している方はぜひ、ネクステージにご相談ください。
無料査定をWebから簡単に申し込める
ネクステージの査定依頼は、Webフォームから簡単に申し込みが可能です。お車の情報と連絡先を記入いただくだけで、相場や買取査定額が分かります。あとは、連絡を待つだけでオペレーターより概算査定金額のお伝え、実車査定で正確な金額が分かるといった3ステップです。
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まとめ
車はグレードごとに装備・デザイン・パワートレインなどが異なるため、購入時や売却時の価格にも差が生じます。車を購入する際にグレード間の違いを比較することも重要ですが、買取相場を調べる際にも自車のグレードを把握しておくことは大切です。そのためには、調べ方を覚えておくと良いでしょう。
ネクステージでは、グレードや車のコンディションなど、価値を適正に判断した上で高価買取を実施しています。初めての売却の方も安心してご利用ください。
この記事の執筆者
真鍋裕行
出版社勤務を経て2008年にフリーランスのライター・エディターとして独立し、自動車雑誌、ウェブサイトなどに原稿を寄稿。編集者時代に培ったアフターマーケットの情報から各国のモーターショーで得た最新事情まで幅広くリポート。業務拡張につき2011年に会社を設立。自動車ジャーナリストとしての自動車メディアへの寄稿は続けつつ、メディアコンテンツの製作（雑誌、Web、アプリetc）に取り組んでいる。メディアコンテンツの製作ではオーナーや協力者のコミュニティを作ることを考えるなど、単純な製作で終わらないことを心掛ける。また、近年ではレースチームのディレクターや PRも積極的に携わる。
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