事故車は引き取りで手放すの?選択肢や特徴をご紹介
所有する車が事故車となった際、どのように処分したらよいのか悩んでしまう方は多くいます。事故車をスムーズに、かつ経済的に処分できる方法を探している方は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、事故車を手放す方法を紹介するとともに、それぞれのメリットやデメリットについても解説します。事故車の対応について悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
※目次※
・事故車を手放す方法には引き取り、修理、廃車、買取があり、車の状態によって方法か変わる
・事故車でも買取価格がつく場合があるため、引き取り依頼する前に買取査定を受けてみよう
・事故車から乗り換えるなら、車種のラインアップが豊富なネクステージがおすすめ
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事故車を手放したい!
事故車を手放す手段は、廃車以外にも業者に買取ってもらうという方法があります。事故車でも、状態や需要によっては販売または輸出が可能です。
事故車を買取ってもらえる理由を理解するために、まずは事故車とはどのような状態を示すのか知っておきましょう。ここでは、「事故車の定義」と「事故車が抱える問題点」について解説します。
事故車とは
事故車についての概念は、業界と消費者間で認識の違いがあるため注意が必要です。「事故車」とは、事故や自然災害等により損傷した車を指します。一方、事故や自然災害等により車の骨格が損傷し、修理または交換した車は「修復歴車」です。
車の骨格とは、安全性を高めるために使用されるフレームやクロスメンバーなどの8つの部品を指します。これら車の骨格の損傷に対する修理歴の有無によって、「事故車」か「修復歴車」か判断が異なるため注意が必要です。
事故車が抱える問題点
事故車が抱える問題点は、次の2つです。
・車体の腐食やサビが起こりやすい
・車体の劣化で買取価格が低くなりやすい
海の近くに長時間駐車していた場合や雪国で使用していた場合は、海風や融雪剤の影響で足回りが腐食しやすくなります。車体の状態が悪ければ、そのぶん買取価格は下がることが特徴です。
また、業者によっては事故車という理由だけで相場よりも低い価格を提示してくることもあります。
事故車の買取を希望する場合は、状態を確認した上で買取相場をリサーチしておくことが大切です。
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事故車を手放す方法は引き取りだけ?
車が交通事故で事故車となってしまったときは、3つの対策方法が挙げられます。修理するか、廃車にするか、買取ってもらうかです。
しかし、事故で受ける影響はその時々で変わるため、状況によって最適な方法が変わります。まずは、それぞれの特徴を理解しておきましょう。
引き取ってもらう
事故車を業者に引き取ってもらうことで、容易に事故車を手放すことが可能です。引き取り業者は、主に廃車買取業者やディーラー、スクラップ業者などが挙げられます。
しかし、業者によって引取手数料が発生する場合があるため、事前に確認することが大切です。無料で引き取ってもらえる場合は、時間と費用を大幅に節約できるでしょう。
修理する
そのまま車を手放さないのであれば修理をすることになります。この場合、事故に遭った当日のうちに修理に出すのが一般的です。走行が可能であれば、そのまま運転して店舗に運んでから修理依頼をし、代車を用意してもらいましょう。
走行が難しい状態の場合は、任意保険のサービスを利用してレッカーで運んでもらうといった方法もあります。車の状態を見ながらどちらにするかを選びましょう。
廃車する
交通事故による損傷が激しく走行が不可能という場合は、廃車も選択肢です。廃車にする場合は、廃車手続きを自分でするか、ディーラーや買取業者に依頼しましょう。
交通事故によってけがをしたなど自分で手続きが難しい場合は、業者に依頼するのが適切です。また、廃車手続きは運輸支局へ足を運ばないとならないため、忙しい方も業者に依頼するとよいでしょう。
買取ってもらう
車の状態によっては、事故車であっても買取ってもらえます。無事故車に比べれば査定額は下がってしまいますが、新しい車の購入費用に充てられるでしょう。
車を手放すにあたって、金銭的な損害を少なくしたいという場合に適した手段だといえます。業者によっては、事故後の修理がされていない状態でも買取ってもらうことが可能です。
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事故車を修理する場合のデメリット
事故車は修理すればそのまま乗り続けることができますが、修理費用が発生することや修復歴車になることがデメリットです。
以下では、事故車を修理するデメリットについて詳しく解説します。デメリットを理解した上で、事故車を修理すべきか判断しましょう。
修理費用がかかる
事故車を修理して再び乗れるようにするためには、修理費用がかかります。事故車の修理費用相場は、下記のとおりです。
修理箇所 |
修理費用相場 |
エンジン |
100万円 |
フレーム |
10万~100万円 |
バンパー |
5万~20万円 |
修理費用は、破損した箇所、破損の状態、車両保険の加入有無によって変わります。事故の大きさだけでなく、打ちどころによっては高額な修理代がかかることもあるでしょう。 修理費用が高額になりそうな場合は、違う方法の検討がおすすめです。
修復歴車になる
事故などにより車の骨格(フレーム)を交換または修理した車を「修復歴車(事故車)」といいます。修理内容によっては、修復歴車となってしまうことを覚えておきましょう。
車の骨格は安全性と耐久性に大きく影響することから、修復歴のある車は買取価格が相場よりも低くなります。場合によっては30万円~40万円ほど下がることもあるので、修理の段階から考慮しておくようにしましょう。
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事故車を廃車にする場合のデメリット
走行できないほど車体が破損したり、修理費用が高額になったりする場合は、廃車することもひとつの方法です。しかし、諸手続きの手間と費用がデメリットとなる人もいるでしょう。
ここでは、事故車を廃車にするデメリットについて詳しく解説します。手続きと廃車にかかる費用相場もチェックしておきましょう。
廃車手続きの費用がかかる
事故車を廃車にする場合、廃車手続きのために費用がかかります。廃車手続きにかかる費用相場は、下記のとおりです。
・自分で手続きを行う場合…手数料350円+処分費用
・業者に依頼する場合…1万~5万円程度
自分で廃車手続きを行うと費用を抑えることはできますが、一時抹消登録をするための手数料として必ず350円がかかります。廃車手続き後に解体や処分が必要な場合は、別途手続きと費用が必要です。
廃車を処分する費用がかかる
廃車を処分する場合は、永久抹消手続きを行います。一時抹消は再登録によって公道を走らせることができますが、永久抹消手続きを行うと車を復活させることができません。
廃車を処分するためには、解体費用やリサイクル料金などの費用がかかります。廃車を処分するためにかかる費用相場は、下記のとおりです。
・自分で手続きを行う場合…7,000~8万円
・業者に依頼する場合…1~8万円
自分で手続きする場合は用紙代の負担程度で済みますが、業者に依頼するとなれば代行料がかかるため費用が高くなります。
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事故車の引き取りを依頼する場合のデメリット
事故車の引き取りは、修理や廃車手続きと異なり比較的容易なため、手軽に事故車を手放せます。しかし、事故車の状態によっては費用が発生したり、引き取り依頼が不可になる点はデメリットです。
ここでは、事故車の引き取りを依頼する場合のデメリットを詳しく解説します。事故車の状態を踏まえて、引き取り依頼を検討しましょう。
引き取り手数料が発生する可能性がある
業者によって、引き取り手数料や事故車の自走が不可能な場合のレッカー代など、何らかの費用が別途発生する可能性があります。ディーラーやスクラップ業者に依頼した場合、引き取り費用の相場は1~2万円ですが、業者によって費用が異なるため事前にしっかり確認することが必要です。
一方、廃車買取業者では無料で引き取りしてもらえるケースが多いため、事故車の廃車費用を抑えたい方に向いているでしょう。
引き取り不可になる可能性がある
自走が不可能な車や骨格部に損傷のある事故車、また骨格部の修理歴がある修復歴車の場合には、業者によって引き取りをしてもらえない可能性があります。これは、引き取りにかかる経費が査定額を上回ることや、一度車の骨格が損傷すると完全に修理することが難しいことから再販時のリスクが高くなるためです。
このように、自走が不可能な車や骨格部が損傷した車は引き取りしてもらえない可能性が高いため、別の処分方法を考える必要があります。
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事故車は引き取りを依頼する前に買取査定を受けてみよう!
事故を起こした車を、修理ではなく処分したいということであれば、廃車よりも買取にするのがおすすめです。ここでなぜ廃車よりも買取のほうが良いのかについてご紹介します。2つの理由を見てみて、どんな方法で処分すべきかを改めて考えてみると良いでしょう。
廃車費用がかからない
買取であれば、まず廃車費用がかかることはありません。事故車を買取ってもらえるのか不安に思うかもしれませんが、車の状態によっては買取ってもらえる可能性は十分に考えられます。事故車でも修復歴車として販売する業者はありますから、損傷していても価値がつく可能性はあるのです。
査定額はどうしても低くなってしまいますが、廃車にかかる費用を自己負担するよりは断然お得だといえるでしょう。もちろん買取ですので、廃車にする際にかかってしまうような費用は一切発生することがありません。余計な費用がかからないという時点でお得だといえるのは確かです。
査定額がつけられない車の場合は、廃車専門の買取業者であれば買取ってくれる可能性が高くなります。廃車費用がかからないように買取に出すことを検討してみてください。
もちろん業者ならどこでも良いというわけではないため、業者選びは慎重になる必要があります。より高価な買取をしてくれるようなところを探してみましょう。そうすれば、廃車費用がかからないだけではなく、よりお得に車を処分することが可能です。
買取価格がつく可能性がある
業者は高値で買取できるように販売ネットワークを広く持っています。事故車の場合でも高値がつきやすい点が魅力です。事故車や修復歴車の取り扱いを行う業者が見つかれば、廃車にするよりもお得に手放せる可能性があります。
無料出張査定に対応している業者もあるため、とりあえず車の状態を見てもらいたいという人にもおすすめです。ほかの業者に断られた車でも買取してくれる業者もあります。まずは気軽に相談してみましょう。
車の状態によっては価値がつかない場合もありますが、廃車の選択をする前に、まずは買取できないか調べてみることが先決です。
事故車や修復歴車の取り扱いを行っている業者が見つかれば、買取価格がつく可能性が高くなります。
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よくある質問
Q.事故車を買取ってくれる業者はどうやって利益を出しているの?
A.一口に事故車といっても状態はさまざまです。日本では需要のないような車でも、修理してきちんと走行すれば、海外では十分売れる可能性はあります。また、車としては価値がなくても、パーツや部材単位なら買い手がつくことも多いでしょう。
Q.事故を起こしたら修理に出すより買取を依頼したほうがよい?
A.事故を起こしたとしても、修理すれば走行できる場合はあります。しかし、骨格部分などが損傷するとハンドルにブレが出たり、修復歴がつくことで車の価値が著しく低下したりすることもあるでしょう。修理代が高くつくなら、買い替えをおすすめします。
Q.事故で全損となった車の廃車費用は誰が負担するの?
A.事故にあってしまったときの各種費用の負担については、加入している保険や過失割合によって変わります。たとえば、こちらに過失が全くなかった場合、全損した自分の車は保険会社が引き取り、廃車手続きもやってくれることも多いでしょう。
Q.ディーラーでは事故車は下取りしてもらえないの?
A.ディーラーは車の販売が本業なので、そのままでは再販できないような事故車は基本的に下取りしてもらえません。場合によっては、廃車費用を請求されることもあります。事故車を処分したいなら、買取を依頼しましょう。
Q.ネットオークションで格安で出ている事故車を買っても大丈夫?
A.個人がオークションで出品している中古車を買うときは慎重に検討しましょう。「事故車ですがダメージは軽微」と記載があっても、実際には走行に支障があるほど損傷しているケースも考えられます。慣れていない方は、信頼できる業者から買うほうが安心です。
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車の乗り換えを検討中の方はネクステージへ
ネクステージでは、車種別に専任のバイヤーを配置することで、カラーやグレードのバリエーション豊富な在庫を取りそろえています。また、徹底的な品質管理や品質鑑定を元に「価格以上の良質なクルマ」を提供しているため、365日いつでもお買い得です。ここでは、ネクステージの強みを紹介します。
多種多様な車種を豊富にラインアップ
ネクステージでは、軽自動車から輸入車まで多種多様な車種を豊富に取りそろえています。また、全国各地に展示してある車両は、一部車両を除きリーズナブルな価格でお取り寄せが可能なため、お近くの店舗で実際に見てから商談を進めることも可能です。
さらにネクステージグループでは、SUV専門店といった特定の車種に特化した店舗も展開しています。豊富な在庫からお気に入りの車を見つけやすい点は、ネクステージの強みです。
こだわりのコンディションでご提供
ネクステージでは、安心して車を選んでいただくために修復歴車や水没車など粗悪な車は販売していません。また、国家資格を有する専門メカニックによる納品前の点検・整備を実施し、徹底的な品質管理で「価格以上の良質なクルマ」を提供しています。
さらに、契約と納車の際にはお客様と車両状態や傷のチェックを実施しているため、購入後の車両に関する不安を抑えることが可能です。誰もが安心して車選びができるネクステージへ、ぜひお気軽にご相談ください。
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まとめ
事故車を処分する主な方法は引き取り、修理、廃車、買取の4つです。車の状態によって最適な方法は異なりますが、修理や廃車は費用がかかり、引き取りは不可能な場合があります。そのため、まずは買取査定に出してみましょう。買取価格がつけば、廃車費用がかからず事故車を処分できます。
また、乗り換えを検討している方はネクステージがおすすめです。ネクステージでは、多種多様な車種を豊富に取りそろえており、徹底的な品質管理を実施しています。「価格以上の良質なクルマ」を目指すネクステージを、ぜひご利用
ください。
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