車の買取査定は無料なの?有料が向いているケースや利用時のポイントは?
愛車を手放す際、できるだけ高く売りたいと考える人は多いでしょう。多くの方が利用する無料査定サービスですが、その仕組みや最適な活用法をご存じでしょうか。
この記事では、無料査定の特徴から個人情報を最小限に抑えた相場確認方法、状況によっては有料査定を選んだほうがよいケースまで、車を売却する際に知っておきたい査定に関する情報を解説します。愛車の価値を最大限に引き出すための参考にしてみてください。
※目次※
10.車の状況によって無料査定よりも有料にしたほうがよいケースがある
・車の買取査定には出張査定と持ち込み査定があり、どちらを選んでも査定そのものに違いはない。
・オークションサイトや中古車情報サイトを活用することで、個人情報を最小限に抑えつつ車の相場価格が把握できる。
・無料査定で高値を目指すのであれば、買取相場やアピールポイントなどを把握しておくことが大切。
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車の査定は無料でできるの?
車の買取を考えている方にとって真っ先に頭に浮かぶことは「買取査定は幾らお金がかかるのか」という疑問ではないでしょうか。高く売れたほうがよいと考える人は少なくありませんが、売却までの過程に費用がかかってしまっては元も子もありません。
まずは買取査定について、どこの買取店でも共通している一般的な事柄をチェックしてみましょう。
車の査定について
車の査定は適切に行われる必要があります。査定が適切に行われない場合、査定した店舗によって結果に大きなばらつきが出てしまうでしょう。良質な車であるにも関わらず分不相応に低い査定価格を出されてしまうことや、またその反対も有り得ます。
そのような不公平を生まないためにも、査定項目は重要です。適切な査定結果を出すため、査定協会では中古自動車査定制度を定めています。制度に従って査定することで、どこの店舗で車を査定しても大きく査定価格に差は出ません。
車の査定は厳正な基準により正しく評価することで、所持者にも安心感を与えます。検査する内容は外装や内装、足回りやタイヤの残り溝、走行距離などさまざまです。
全ての項目がチェックされると考えてよいでしょう。どこかに不備があると査定価格は下がってしまいますが、きれいに乗っている車は査定価格も高くなります。
車の査定は無料でできるケースが多い
車の査定について知ると、自分の車がどれほどの査定価格になるのか気になるのではないでしょうか。プロの査定士によって査定価格は計算されるため、自分で自分の車をチェックしても明確な判断はできません。
査定に対して金銭面の不安を抱かれるかもしれませんが、車の査定は基本的に無料で行われています。そのため、現在所持している車の査定価格を知りたい方も、気兼ねなく査定を依頼することができるでしょう。
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車の無料査定は出張査定も対象なの?
現在、車買取サービスを実施している業者は、全国に数多くあります。大抵の業者は、買取査定料が無料です。
一般的な車の査定方法には、持ち込み査定と出張査定があります。どのような違いがあるのでしょうか。それぞれのメリット&デメリットを知り、自分に合う査定方法を選びましょう。
車の無料査定には持ち込み査定と出張査定がある
持ち込み査定とは、買取店に自分で車を持ち込んで査定してもらう方法です。店舗の混み具合にもよりますが、条件が整えばその場で査定してもらい、金額に合意すれば売却できます。
出張査定とは、自分で店舗に持ち込むのではなく、自宅や職場など指定場所まで出張して来てもらう査定方法です。出張査定が無料かどうかは、きちんとホームページなどで確認しましょう。
出張査定のメリット・デメリット
出張査定の場合、自分で店舗に行かなくてもよいため手間や時間が省けます。売却予定の車の車検が切れている場合のように、公道を走れない車を査定してもらいたいときは便利です。
店舗までの道順が分かりにくい、または運転が不安な場合も、指定場所まで来てもらえるので安心して査定を受けられます。
メリットがある一方、わざわざ来てもらったので断りにくいという心理が働き、査定金額に納得できないまま売却してしまう可能性が高いことも事実です。愛車の相場を事前に調べておけば、後悔せずに済みます。
出張費が請求される可能性がある
基本的に、出張査定であっても査定費は無料に設定されています。ただし、別途出張費を請求する業者は珍しくありません。
例えば、遠方から出張査定に来てくれる業者などです。また、公道を走れない車の場合は、レッカー代を請求されるケースもあります。どこから来るのか、出張費は発生するのかをあらかじめ確認しましょう。
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車の無料査定を受けられる業者の種類と特徴
無料査定についての知識も大切ですが、業者の見極め方も大切です。車の無料査定を受けられる業者には、買取のみの「車買取専門店」と、買取や販売を行う「中古車販売店」の2種類があります。
この項目では、車の無料査定を受けられる業者を2つピックアップし、それぞれの特徴を解説しますので参考にしてみてください。
買取のみの「車買取専門店」
車買取専門店は、その名前の通り、車の買取だけを行っている業者です。買取った車は主に海外に輸出したり、中古オークションに出品したりします。国内外問わず販売しているため、中古車市場や海外からの需要など、さまざまな事情に精通している店舗が多い傾向です。
車買取専門店の中には、パーツだけを輸出する業者もあります。その活動内容は多種多様です。廃車寸前の車や、事故車・修復歴車でも買取をしてもらえる場合があります。
買取や販売を行う「中古車販売店」
中古車販売店は車の買取だけでなく、その販売も行っている業者です。買取をした車は、買取専門店と同じように中古車オークションに出品したり、店舗を持っているのであれば整備後に店舗や系列店で販売したりします。
中古車販売店のビジネスモデルは、業者によって異なるため、複数の見積もりを取ってみると査定額にばらつきが出ることも珍しくありません。あらかじめ業者のクセを調べておき、高く買い取ってくれそうな業者に依頼するとよいでしょう。
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個人情報なしでも車の無料査定は利用できる?
個人情報を一切提供せずに車の無料査定を利用できる業者は、残念ながらほとんど存在していません。多くの査定サービスでは、最低限の連絡先情報や車両情報の入力が必須となっています。これは査定の正確性を高め、実際の取引に向けた準備をするためです。匿名で利用できるサービスを探すのは難しいでしょう。
ただし、個人情報の提供を最小限に抑えた相場確認の方法は幾つか存在するため、個人情報なしで無料査定を受けたい場合はそれらの活用をおすすめします。
車の無料査定で個人情報の登録が必要になる理由
車の無料査定を利用する際、なぜ個人情報の登録が求められるのでしょうか。これには複数の理由があります。査定業者が適切なサービスを提供するため、また実際の取引をスムーズに進めるために必要な情報であることなどが理由です。以下では、個人情報が必要となる主な理由を解説します。
車の状態を実際に確認する必要があるため
正確な査定額を算出するためには、車の実物を専門家が直接確認することが不可欠です。写真や仕様だけでは把握できない細かな傷や内装の状態、エンジンの調子などは、実車確認によって初めて正確に評価できます。
そのため、査定業者は出張査定の日程調整を行う必要があり、連絡先や住所などの個人情報が必要になります。これらの情報なしでは、実車査定の約束を取り付けることはできないでしょう。
車の売買を行うのが前提であるため
車査定サービスは、基本的に車の売却を前提としたビジネスモデルで運営されています。無料で査定を行うのは、その先の買取や下取りにつなげるためです。従って、取引が成立した際に必要となる書類作成や手続きのために、あらかじめ所有者の個人情報を収集しています。
これは単なる相場確認ではなく、実際の取引を見据えたプロセスの一部であることを理解しておく必要があるでしょう。
査定をスムーズに行うため
査定業者がオーナーの住所や連絡先を把握することで、最寄りの店舗や担当エリアを特定し、効率的なサービス提供が可能になります。例えば、出張査定の場合、訪れる場所の住所によって訪問可能な日時や所要時間が変わってきます。
また、急な予定変更などの際にも迅速に連絡を取ることが可能です。このように、スムーズな査定プロセスを実現するために個人情報の提供が求められています。状況によっては、電話番号だけで対応してくれる業者もあるでしょう。
個人情報入力なしで車の査定相場を無料で把握する方法
車の査定をすれば価格が分かりますが、中には「査定が面倒に感じる」という方もいるかもしれません。見積もりを取っただけでしつこく電話がかかってくるようになるなど、勧誘が嫌だという声も時折聞かれます。
そのため、個人情報を入力することなく、車の買取査定相場を無料で把握する方法を知りたいと思う人は多いのではないでしょうか。
査定を行わずに、愛車の買取査定相場を把握する方法は幾つかあります。例えば、匿名のシミュレーションサイトを活用したり、イエローブックを参考にしたりする方法です。具体的にチェックしてみましょう。
車査定相場を匿名でシミュレーションする
無料で車の買取相場を把握する方法として、下取り参考価格のチェックがあります。ディーラーの公式サイトには、下取り参考価格シミュレーションがありとても便利です。車のメーカーや車種名、年式のような基礎情報を入力することで、概算価格が算出できます。
他にも、国内外の車種について基本的な買取相場を調べることも可能です。メーカー・車種を選択し、グレード・年式・走行距離を入力するだけで概算の買取相場を把握できます。
ネット上には、一括査定サービスを利用したことがある人の口コミが掲載されているため参考にしてみましょう。その際は、年式・グレード・走行距離など、自分の車と可能な限り近い条件の車についてチェックすることがポイントです。
シミュレーションした相場は単なる目安とする
下取り参考価格や買取相場価格のシミュレーションを利用する際には、あくまでも目安であることを覚えておきましょう。中古車は、新車とは異なり、1台1台車両状態が異なります。ひとつとして、全く同じ車は存在しません。加えて、各地域における需要が異なることが一般的です。
そのため、同じ車種・グレード・走行距離であったとしても、同じ価格での買取査定を期待しないようにしましょう。あくまでも目安にすることを覚えておきましょう。
イエローブックを参考にする
もうひとつの方法として、イエローブックの参照があります。イエローブックとは、車の基本価格表の1種であり、中古車取引の目安となる情報が載っている本です。イエローブック以外にも、自動車の平均参考価格が一覧になっている、レッドブックも存在します。
イエローブックを参考にすれば、中古車の卸売価格が分かります。しかしこちらも下取り参考価格シミュレーションと同じように、あくまでも概算価格を知るための方法なので注意しましょう。
愛車と同様の中古車販売価格を見てみる
別の方法として、中古車市場における販売価格をチェックする方法もあります。愛車と同程度の車が、現在どのくらいの価格帯で販売されているかを調べてみましょう。その際は、基本的な条件に加えて、ボディカラー・オプション内容・車検残存期間に注目することがポイントです。
中古車販売価格をチェックする際には、販売店独自の手数料・整備費用・利益などが含まれていることを念頭に置きましょう。販売価格が査定価格ではないため注意が必要です。
オークションサイトを参考にする
インターネット上の車両オークションサイトは、個人情報を登録せずに車の相場を調べる有効な手段です。同じ年式・モデル・走行距離の車両がどれくらいの価格で取引されているかを閲覧できます。
特に落札価格の履歴を確認することで、市場における実際の価値をある程度把握できるでしょう。ただし、車の状態や装備によって価格は大きく変動するため、あくまで参考値として捉えることをおすすめします。
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無料査定でも車の査定後にお金がかかるケースがある
車の査定は厳正な審査基準により行われます。しかし査定価格に幅が出ることもあり、できる限り高く売りたい方にとって業者選びは重要です。
基本的には査定は無料でできますが、場合によっては車の査定後に料金が発生するケースも見られます。後悔することがないように、料金が発生しそうなときは事前に見積書を確認することが大切です。
車の輸送代
査定が無事に済み、売却が決定したとしても、売却する車の輸送が必要になるケースがあります。車検が切れている、もしくはエンジンがかからない車が当てはまるでしょう。
車の輸送のために業者がレッカーを手配することになりますが、ここで輸送代が発生する可能性があります。厳密には査定自体に含まれる金額ではありませんが、気を付けておきたいポイントです。
車の輸送が必要な場合でも、輸送代が無料の業者もあります。いずれにしても事前に輸送が必要か、輸送代はかかるのかの確認が大切です。
名義変更での印紙代や手数料
査定に関する手続きとして、名義変更のための印紙代や手数料がかかることもあります。こちらも車の売却査定に付随して必要になってくる経費です。
車検証には車の所有者が登録されています。車を売却する場合、所有者の名義を変更しなければなりません。名義変更自体は個人で行うことが可能ですが、買取業者が代行するケースも多くあります。
代行してもらう際に発生する料金が名義変更手数料です。自分で行う場合は管轄の運輸支局か自動車検査登録事務所で手続きができます。代行の場合は店舗によって手数料が変わりますが、自分で行う場合は高くても6,000円ほどで手続き可能です。
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ディーラーの場合は無料査定で車の下取りができるの?
車の査定は決まった手順で行われるため、どこの店舗を訪れても不安に思うことはありません。追加の費用がかかる場合もあるため、事前に確認しておくことだけ留意しておきましょう。
車を売却する際には買取店ではなく、ディーラーに依頼したい方もいるでしょう。ディーラーの査定見積書には査定料と下取り諸費用という項目があります。
有料となるディーラーの査定料について
買取店に査定を依頼する場合は無料で引き受けてもらえるケースが大半です。ディーラーにおいても、査定が無料になるかどうかは大きなポイントといえます。
先ほどの査定料と下取り諸費用ですが、これらはディーラーに依頼するときに有料になる可能性のある項目です。ディーラーは買取店と比較すると、利益を重視する傾向にあります。
買取がメインの業務ではないため「査定に対する人件費」という名目で査定料が取られる可能性があることを覚えておきましょう。料金の目安は5,000円~1万円ほどです。
ディーラーによっては見積もりまでは無料で、下取りが決定したときにのみ費用を請求する場所もあります。料金が発生するケースを事前に確認しておきましょう。
ディーラーの下取り車諸費用について
ディーラーによる下取りでは、諸費用が発生することがあります。下取り諸費用は名義変更のように、買取店でも発生する手続き費用と考えて差し支えありません。
金額の目安は5,000円~1万5,000円です。下取り諸費用は買取店でもディーラーでも大きく変わることはありません。査定料と併せて、合計で幾らかかるか把握しておくことをおすすめします。
買取店でもいえることですが、査定料や下取り諸費用に関しては料金がかかる店舗もあれば、かからない店舗も存在することを覚えておきましょう。
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第三者機関の車査定を活用して車の価値を知る方法も!
公平な立場で車の価値を評価してくれる第三者機関の車査定も選択肢のひとつです。特に日本自動車査定協会(JAAI)は、中立的な立場から車の価値を判定する公的機関として知られています。この機関では、車の状態に基づいた客観的な評価が得られるため、買取業者との話し合いの際に有利な材料となることも多いでしょう。
査定料金は有料ですが、信頼性の高い査定結果が得られるメリットがあります。特に高級車や希少車を所有している場合は、この方法を検討してみる価値があるかもしれません。
車の状況によって無料査定よりも有料にしたほうがよいケースがある
無料査定サービスは便利ですが、全ての車にとって最適な選択とは限りません。車の状態や種類によっては、有料の査定サービスを利用したほうが結果的に有利になるケースもあります。
特に特殊な車両や状態の車を所有している場合は、専門的な知識を持った査定士による詳細な評価が必要になる場合もあるでしょう。
中古車に修復歴がある場合
有料の査定については、一般財団法人である日本自動車査定協会(JAAI)に依頼することで受けることが可能です。日本自動車査定協会は経済産業省と国土交通省の許可の下に、中古車の価値を公正に判断する機関として運営されています。
日本自動車査定協会が管理している中古自動車査定士の資格は、多くのディーラーに必須とされている資格です。第三者機関を利用して車の価値を正確に知りたい場合は、有料の査定が役に立つこともあります。
(参考:『査定協会による査定|一般社団法人 自動車査定協会(JAAI)』)
個人間売買やローン解約後の価格を調べる場合
有料の査定を依頼することは、個人間売買を行う際にも大きな決め手となります。個人間で車を売買するときに、その車が適正な値段を付けられているか否かの判断は困難を極めるのではないでしょうか。
売却する側にとっても、買い手が寄り付かないことは避けたいものです。日本自動車査定協会による証明書があれば、車の価値をお互いに正しく認識できます。
また、ローンが残っている場合に安く買いたたかれないための予防にもなるでしょう。ローンが残っている中古車であることを理由に、車の価値自体を下げられる不安を解消できます。
財産分与での価値を証明する場合
車そのものの価値を正確に測りたいときにも有料査定は有効です。考えられるケースでは財産分与が挙げられます。法的にも公正な査定として扱われるため、有料査定を依頼することが必要です。
その他にも、企業の合併時や債務の代物返済、社用車を社員に払い下げるときなどに有料の査定は効力を発揮します。車の現在の正しい価値を証明する必要があるときに共通して求められる情報であるため、必ずしも無料の査定がよいとは限らないことを覚えておきましょう。
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車の無料査定を受けて売却するまでの流れ
車の無料査定を受けて売却するまでの流れが気になっている方も多いのではないでしょうか。基本的には買取業者を選んで査定を受け、必要書類を準備した後に契約を交わします。その後、車の引き渡しをしたら、売却完了です。
ここでは売却するまでの流れを5つのステップに分け、各ステップの特徴や、注意したい点について解説します。
1.査定を受ける買取業者を選ぶ
まずは、査定を受ける買取業者を選びます。大枠としては「車買取専門店か中古車販売店か」を選択します。どちらかを決めたら、その中でも高く買い取ってくれそうな店を選びましょう。
近所の買取店に行くのもよいですが、まずはそれぞれの業者の口コミを参照するのが重要です。口コミを見て問題なさそうであれば、その店を選ぶとよいでしょう。また別の参考情報として、「買取店がJPUC(一般社団法人日本自動車購入協会)の適正買取店に認定されているかどうか」も確認しておくと安心です。
2.査定を受ける
査定を受ける買取業者を選んだら、実際に査定を受けてみましょう。査定でチェックされる項目は、以下の通りです。
・外装や内装に傷があるかどうか
・タイヤの残り溝が1.6mm以上あるかどうか
・エンジンや足回りに問題があるかどうか
・車検の残り月数がどうなっているか
・走行距離がどうなっているか
・事故・修復歴や改造が認められるかどうか
上記の項目は、どれも厳しく確認されます。特に外装や内装の傷、走行距離などは、減点の幅も大きいため注意しましょう。
3.書類を準備する
査定額が決定し、それに納得できたら、手続きに必要な書類をそろえましょう。必要書類は以下の通りです。
普通車 |
軽自動車 |
自動車検査証 |
自動車検査証 |
自賠責保険証明書 |
自賠責保険証明書 |
自動車リサイクル券 |
自動車リサイクル券 |
振込先口座情報 |
振込先口座情報 |
自動車納税証明書 |
印鑑(認印でも可) |
印鑑登録証明書 |
軽自動車納税証明書 |
譲渡証明書 |
自動車検査証記入申請書 |
委任状 |
- |
実印 |
- |
4.契約書にサインをする
書類を準備したら、店舗に行き、用意された契約書にサインをします。契約書に署名・押印をした時点で、手続き完了が認められるため注意が必要です。サインをする前に書類を隅々まで確認し、不備がないかどうかのチェックを行いましょう。
契約書のサインに関しては、担当者が指示をしてくれます。担当者に従って手続きを進めていきましょう。
5.車の引き渡しをする
契約書にサインをし、無事契約が結べたら、最後に車の引き渡しをします。車の引き渡しをする際は、もう一度車内をよく確認し、忘れ物がないかどうかをチェックしましょう。
また、意外と忘れられがちですが「カーナビのような電子製品に前オーナーの個人情報が残っている」ケースがあります。このような個人情報は、全て削除しておくのが望ましいでしょう。他にもドライブレコーダーやオーディオ内のメディアなど、チェックしておきたい項目は多いため注意が必要です。
6.入金されているかチェックする
車を引き渡した後は、入金の確認をもって、車売却に関する一連の流れが完了します。売却後、どのタイミングで入金されるかは店舗によって異なるため、契約時にきちんと確認しましょう。
予定日がきたら、忘れずに入金されているかをチェックします。もし、予定日に入金されていない場合は、速やかに買取店に連絡することが必要です。
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車の無料査定を受ける際の6つのポイント
「車の査定額を高くするコツが知りたい」という方も多いのではないでしょうか。査定額を高くするために意識したいのは「車をきれいな状態にする」「修復歴を正直に申告する」の2つです。
特に2つ目は、重大なトラブルを避けるためにも重要なため覚えておきましょう。ここでは、車の査定額を高くするコツを、2つのトピックに分けて解説します。
車をきれいな状態にする
車をきれいな状態にするのは、査定額を高めるために重要です。外装はボディのへこみや汚れ、ガラスのくもりなどを除去しておくだけでも、印象がだいぶ異なります。
内装にもチェックしておきたい項目は少なくありません。例えば、シートやマットの染みや汚れは査定額に影響を及ぼしやすいため、なるべくきれいにしておきましょう。また、車内のニオイも重要です。タバコやペット、カビのニオイなどもチェックされますので、できる限り取り除いておきましょう。
修復歴がある場合は正確に伝える
車の骨格部分を修復した修復歴については、正確に伝えることが必要です。売主側が、故意に正しい品質状態を報告せずに買主側に物を引き渡した場合、契約不適合責任を問われる可能性があります。
契約不適合責任とは、契約内容とは異なる物だと判断された場合、買主側が修理代・代金減額・契約解除を請求できるという法律です。重大なトラブルにつながりかねないため、十分注意しましょう。
高額買取が期待できる買取業者を利用する
一括査定の他にも、高額買取が期待できそうな買取業者に査定を頼むこともおすすめです。買取店の中には無料の査定サイトを運営しているケースもあります。サイトに車の車種や年式、ボディカラーなどの情報を入力することで、車の査定価格を知ることが可能です。
ディーラーの見出しでも触れたように、中古車買取店での買取はディーラーでの下取りよりも高価買取が期待できます。
事前に相場を把握しておく
愛車の無料査定を受ける前には、自分でも可能な範囲で相場価格を確認しておきましょう。ある程度の相場価格を把握しておくことにより、低く見積もられた場合でもすぐに気づけるでしょう。
また、アピールポイントを的確に指摘して、上手にコミュニケーションを図ることが可能です。納得のいく査定結果を得るために準備しましょう。
高く売れやすいタイミングを狙う
中古車には、相場がないものの、高額査定が付きやすいタイミングがあります。例えば、車の需要が高くなる春や秋の決算期などです。中古車購入希望者が多くなるタイミングを狙って、無料査定を依頼してみましょう。
他にも、車のモデルチェンジや走行距離が大台になる時期も高額査定が付きやすいタイミングです。車が古いというイメージが付く前に売却を検討できます。
純正オプションをアピールする
純正オプション搭載車は、査定額が高くなりやすいといわれています。純正オプションでそろえた車は統一感があるため、社外品よりも純正品のほうが人気は高い傾向です。
高額査定が狙えるオプションには、純正ナビ・ETC車載器をはじめ、サンルーフ・本革シート・電動スライドドア・スマートキーなど多岐にわたります。社外品を取り付けている場合は、純正オプションをきちんと保管していることをアピールしましょう。
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まとめ
車の無料査定は手軽に利用できる反面、車の状態や種類によっては必ずしも最適とは限りません。オークションサイトでの相場確認や日本自動車査定協会などの第三者機関による査定も、状況に応じて検討する価値があります。
特に希少車や特殊な状態の車を所有している場合は、有料査定を選択することで結果的に高額売却につながる可能性もあるのです。自分の車と状況に合った査定方法を選ぶことで、納得のいく売却価格に近づけられるでしょう。
▼ライタープロフィール
小波津健吾
高山自動車短期大学を卒業とともに国家2級整備士資格を取得。その後、整備士として実務経験を積み重ね自動車検査員資格を取り、民間工場で検査員として従事した経歴を持つ。現在はメカニックや検査員の知識と経験を活かし、主に車系のメディアで執筆している。
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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。
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よくある質問
Q. 車の査定はどこを見られますか?
A. 車の査定では車両に関する基本情報に加えて、さまざまなパーツを確かめます。車の査定における主なチェックポイントはボディ、タイヤやマフラーなどの足回り、シートやカーナビなどのインテリア、エンジン、バッテリーやエンジンオイルの状態などです。
査定ではカラーバリエーションもチェック項目のひとつであり、人気のカラーは査定額が上がる傾向にあります。
Q. 車の査定は何分かかりますか?
A. 業者によって異なりますが、査定の時間は30分~1時間程度です。加えて、事前ヒアリングや査定後の相談など、商談の時間も合わせると1時間~1時間半くらいかかります。
Q. 事故歴がある車の査定額はどのくらい下がりますか?
A. 修復歴のある車を売却する場合、通常の買取価格に比べて大きく査定額が下がり、状況によっては50%以下の査定額になることもあります。ただし、車両の状態によって買取価格に差が出るので、明確な金額の決まりはありません。
修復歴車の買取価格が安い理由はリスクの高さです。最近の車両の多くはモノコック構造になっており、骨組みで全体の強度を保たせています。修復歴車は車全体に衝撃の影響が生じるため、直した後も強度が落ちている可能性が考えられるためです。
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