ジムニーシエラとはどのような車？基本スペックや現在までの歴史を紹介

ジムニーシエラはスズキが販売するオフロードタイプの四輪駆動車です。コンパクトなボディサイズながらも、優れた走破性を備えています。四輪駆動車の購入をお考えの方の中には、ジムニーシエラの性能について詳しく知りたいという方もいるのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、ジムニーシエラの基本スペックや特徴についてご紹介します。新車や中古車の販売価格も紹介していますので、購入を検討している方は参考にしてください。

 

※目次※

1.誕生から現在までのジムニーシエラの歴史

2.ジムニーシエラの特徴

3.ジムニーシエラの全グレードをチェック

4.ジムニーシエラとジムニーの違い

5.ジムニーシエラの新車販売価格と中古車販売価格

6.ジムニーシエラを購入するなら中古車がおすすめ

7.まとめ

 

 

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誕生から現在までのジムニーシエラの歴史

ジムニーシエラが登場したのは1993年ですが、その原点となる車をご存じでしょうか。ジムニーシエラの原点となる車は「ジムニー8」です。その後、ジムニー1000・ピックアップ・ジムニー1300と車名やボディ形状を大きく変えて進化してきました。

 

ここでは、ジムニーシエラの誕生から現在までの歴史を振り返ってみましょう。

 

1993年:ジムニーシエラの誕生

ジムニーシエラの初代モデルが発売されたのは1993年5月、「ジムニー1300シエラ」の車名で販売されました。

 

1977年に発売されたSJ20型・ジムニー8を原点とする車です。ジムニー8は、ベースとなる軽自動車のジムニーに小型車用のエンジンを搭載したモデルで、海外でも人気を集めていました。

 

搭載されたパワートレインは水冷直列4気筒エンジンです。総排気量は1,298ccとなっており、悪路でもパワフルな走りを可能にしました。初代モデルは本格的なミディアム4×4として、多くのユーザーからの支持を集めています。

 

1998年:フルモデルチェンジしたモデルを発売

2代目となるモデルは、フルモデルチェンジを機に「ジムニー1300シエラ」から名称変更が行われ、「ジムニーワイド」として販売されています。新設計された3分割構造の高剛性ラダーフレームが採用されました。

 

2000年には、より力強く環境に優しい新世代のエンジン「M13A型」を搭載しています。また、優れた衝突安全性を持つTECTが採用されました。

 

2002年:マイナーチェンジを機に名称を「ジムニーシエラ」へ

2002年、ジムニーワイドのマイナーチェンジを実施しており、このタイミングで名称をジムニーシエラに変更しています。

 

2代目のジムニーシエラでは1,300ccのDOHCエンジンを搭載しています。運転席や助手席のエアバッグや軽量衝撃吸収ボディを採用しており、事故時における安全性が高まりました。

 

インテリアではエアコンやラジオ付きのカセットステレオを標準で搭載しており、快適な車内を構築するための機能が備わっています。

 

2018年：ジムニーシエラの新型モデルが登場

2018年には3代目となるモデルが登場しました。パワートレインに改良が加えられており、新型モデルでは1.5Lのエンジンを搭載しています。

 

一方でラダーフレームや副変速機付きのパートタイム4WDなどを全車に標準で装備しており、さまざまなシーンで力強い走りが可能です。

 

新型モデルでは、機能性とデザイン性を兼ね備えたエクステリやインテリアを採用しています。2018年には、ジムニーの新型モデルと共にグッドデザイン金賞を受賞しました。

 

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ジムニーシエラの特徴

現行モデルのジムニーシエラは2018年に登場したモデルです。20年ぶりのフルモデルチェンジとなり、デザインや走破性が大幅に進化しました。一方で骨格については伝統のフレーム構造を採用しており、悪路でも滑らかな走りが可能です。

 

ここでは、ジムニーシエラの現行モデルに備わった5つの特徴について詳しく見ていきましょう。

 

機能性を意識したエクステリア

ジムニーシエラのエクステリアはアウトドア走行を意識したデザインです。フロント部分には、ジムニーやジムニーシエラの伝統である丸型ヘッドライトや5スロットグリルを採用しています。

 

サイドには樹脂製のオーバフェンダーやサイドアンダーガーニッシュが標準装備です。ワイルドで力強い印象を与えるデザインになっています。

 

ボディのデザインははジムニーと同じスクエアの形状です。雪道を走行しても雪がボディにたまらないように設計されています。

 

高い操作性を可能にしたインテリア

ジムニーシエラのインテリアカラーはブラックの1種類のみです。落ち着いた雰囲気の車内空間になっています。

 

ボディはハードトップの2ドアのみのラインアップです。後部座席の背もたれを倒せば、大容量の荷室に変えられます。ラゲッジスペースの高さは850mm、幅は1,300mmです。2名乗車時での床面長は980mmとなっており、大きな荷物でも楽に積載できます。

 

現行モデルでは、立方体メータークラスターや助手席乗降グリップなどが標準装備です。オフロード走行時でも操作しやすいという特徴があります。

 

ジムニー伝統のラダーフレーム

ジムニーシエラの骨格はラダーフレーム構造です。車両には、モノコック構造とフレーム構造がありますが、フレーム構造は強度が高いという強みがあります。悪路でもスムーズな走りが可能です。

 

現行モデルでは最新のラダーフレーム採用しており、車体とフレームにはボディマウントゴムでつないでいます。乗り心地が大幅に改善されており、街乗りでも快適なドライビングが可能です。

 

足回りでは3リンクリジッドアクスル式サスペンションを採用しており、悪路でも優れた接地性を体感できます。

 

ドライビングをサポートする快適装備

ジムニーシエラのリアシートは左右独立になっており、12段階のリクライニングが可能です。脱着式のシートベルトを採用しており、シートアレンジがしやすいように設計されています。

 

フロントシートは10mmのピッチになっており、前後240mmのスライドシートが可能です。最適なポジションでドライビングを楽しめます。

 

フロントドアは3段階の設計です。好みの角度で止められるため、駐車場のスペースに合わせてフロントドアを開閉できます。

 

走破性と燃費性能の両立

ジムニーシエラが搭載しているエンジンは水冷4サイクル直列4気筒のK15B型です。コンパクトなサイズで軽量ですが、優れた燃費性能を発揮できます。エンジンの総排気量は1.460L です。さまざまなシーンにおいて、ゆとりのある走りを楽しめます。現行モデルの燃料消費率は下記の表の通りです。

ジムニーシエラは悪路での走行をメインとするオフロード車ですが、高い燃費性能が備わっています。

（参考：『ジムニーシエラ（スズキ）の燃費情報』）

 

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ジムニーシエラの全グレードをチェック

ジムニーシエラのラインアップは、ベーシックグレードのJLと上級グレードのJCの2つです。

 

基本的な性能は同じですが、搭載されている機能や整備はグレードによって異なります。特にインテリアやエクステリアに違いがあるため、ジムニーシエラの購入を検討している方は各グレードの特徴を前もってチェックしておきましょう。

 

JC

JCの特徴は充実した機能や装備です。フロントにはLEDのヘッドランプ、サイドにはLEDサイドターンランプ付きドアミラー、運転席には本革巻きステアリングホイールなどを採用しています。インテリアも豪華になっており、サテンメッキ調のエアコンセンタールーバーやメッキインサイドドアハンドルなどが標準装備です。

 

ボディやエンジンは同じであるため、MT車・AT車でスペックに違いはありません。

 

JL

JLの特徴はシンプルなデザインです。ヘッドライトにはハロゲンランプ、足回りには15インチのスチールホイールを搭載しており、JCに比べると装備や機能が限られています。

 

一方で安全装備は充実しており、万が一のときでも落ち着いて対処できるでしょう。

 

ボディカラーの選択肢は8つです。JCは2トーンが設定されていますが、JLには2トーンの設定はありません。JLも、ボディやエンジンは同じであるため、MT車・AT車でスペックに違いはありません。

 

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ジムニーシエラとジムニーの違い

ジムニーシエラに似たスタイルのモデルとしてジムニーが挙げられます。どちらもオフロード走行を意識したデザインになっており、駆動方式もパートタイム4WDのみの設定です。

 

共通している部分はありますが、エンジンのスペックや毎月の維持費は異なります。ここでは、ジムニーシエラとジムニーの違いについて見ていきましょう。

 

スペックの違い

ジムニーシエラとジムニーの違いのひとつはパワートレインです。ジムニーは軽自動車の規格に準じており、総排気量が0.658Lのターボエンジンを搭載しています。一方でジムニーシエラのエンジンの総排気量は1.460Lです。ジムニーシエラは総排気量が大きいため、パワフルでスムーズな走りができます。

 

エクステリアやインテリアについての大きな違いはありません。オフロード走行に適した武骨なデザインを採用しています。ただし、ジムニーシエラはフロントバンパーが大きく設計されており、力強さが感じられるでしょう。

 

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デザインの違い

ジムニーシエラとジムニー別の違いはサイズです。ジムニーは軽自動車の規格に合わせたサイズになっており、コンパクトな設計になっています。一方でジムニーシエラはワイドな設計です。

 

ジムニーシエラの全長はジムニーよりも105mm長くなっています。全幅についてもジムニーシエラがジムニーよりも30mm長い設計です。一方で車内のサイズについては同じサイズになっています。

 

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維持費の違い

ジムニーシエラとジムニーのもうひとつの違いはコストです。ジムニーは軽自動車のカテゴリーに分類されており、保険料が安く抑えられています。ただし、保険料は補償の内容によって金額が異なるため、加入の際にチェックしておくと良いでしょう。

 

税金についても軽自動車のジムニーがジムニーシエラよりも安く設定されています。自動車税（種別割）は毎年、自動車重量税は毎回の車検で納める税金です。購入を検討する際には維持費を確かめておくと良いでしょう。

 

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ジムニーシエラの新車販売価格と中古車販売価格

車両本体価格は初期費用の中でも大きな割合を占めています。予算内で車を手に入れたい方は、前もって価格を確かめておくと良いでしょう。

 

ここでは、ジムニーシエラの新車販売価格やネクステージでの中古車販売価格をご紹介します。それぞれの価格を比較しながら車選びができるので、お気に入りの1台が見つかりやすいでしょう。

 

現行モデルの新車販売価格

現行モデルの新車販売価格は、グレードとトランスミッションによって変わります。グレードやトランスミッション別の新車販売価格は下記の表の通りです。

ジムニーシエラの新車販売価格の価格帯は196万2,400円~208万4,500円となっています。上級グレードのJCがベーシックグレードのJCよりも高めの設定です。ジムニーシエラではメーカーオプションが用意されており、装着する場合には販売価格がアップします。

 

ネクステージでの中古車販売価格

中古車なら現行モデルに加えて、過去のモデルの購入も可能です。選択肢の幅が広がるため、車選びがしやすいでしょう。ネクステージにおける2022年10月時点でのジムニーシエラの中古車販売価格は以下の通りです。

（参考：『ジムニーシエラ（スズキ）の中古車一覧』）

 

ジムニーシエラの中古車の相場は109万9,000円~339万9,000円となっています。ジムニーシエラの新車販売価格は200万円前後に設定されていますが、中古車なら100万円台での購入が可能です。

 

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ネクステージでの買取相場

車を購入する際には、買取相場を確かめておくと良いでしょう。買取相場を調べておけばリセールバリューの高さが把握できるからです。

 

リセールバリューとは購入した商品の再販価格です。リセールバリューが高ければ、お得に車を維持できます。

 

ネクステージにおける2022年10月時点でのジムニーシエラの買取相場は29万6,000円~316万8,000円です。過去の買取実績では2021年式で走行距離が2,490kmのJCグレードが269万2,000円、2021年式で走行距離が2,743kmのJCグレードが284万2,000円でした。

（参考：『ジムニーシエラ（スズキ車）の買取相場・査定実績一覧』）

 

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ジムニーシエラを購入するなら中古車がおすすめ

ジムニーシエラの購入方法は新車と中古車の2種類です。現行モデルは発売から4年以上が経過しており、最近では多くのジムニーシエラが中古車市場に流れるようになりました。

 

新車には初めてのオーナーになれるという魅力がありますが、中古車にも大きなメリットがあります。ここでは、中古車のメリットやネクステージの魅力について詳しく見ていきましょう。

 

中古車なら納期までが早い

中古車の魅力のひとつは納期の早さです。新車は注文を受けてから製造するため、中古車よりも納期が長くなる傾向にあります。計画生産台数が少ない車種の場合、注文が殺到すると納期が大幅に遅れる恐れもあるのです。

 

最近では世界中における半導体不足が続いており、多くの車種で納車が遅れる傾向にあります。中古車は店舗で保管している車両を販売しており、書類をそろえるだけで納車が可能です。スムーズな納車を希望している方には、中古車が良いでしょう。

 

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ジムニーシエラの中古車探しはネクステージにおまかせ

ジムニーシエラを取り扱う中古車販売店は多いですが、品質や保証で選びたい方はネクステージをご利用ください。

 

ネクステージでは徹底した品質管理をしており、問題のある車両は取り扱っていません。修復歴のある車両やメータを改ざんした車両を排除しており、気軽に車選びができます。

 

ネクステージの無料保証は全ての中古車が対象です。保証修理の範囲が広いため、万が一のときでも落ち着いて対応できます。さまざまな特典を付帯した有料保証も用意しており、ライフスタイルに合わせた保証の付帯が可能です。

 

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まとめ

ジムニーシエラは1993年に誕生したオフロード四輪駆動車です。ラダーフレームを採用しており、過酷な条件下でもスムーズな走行を体感できます。エクステリアやインテリアの機能性が高く、ロングドライブでの利用も可能です。

 

ジムニーシエラの中古車をお探しの方は、ネクステージにお任せください。品質や保証に関する強みがあり、車選びから購入後のカーライフまでをサポートします。中古車を購入予定の方はネクステージをご利用ください。

 

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