ソリオバンディットは独創的なデザインが特徴の小型車!基本スペックを紹介
ソリオバンディットはスズキが販売しているワゴンタイプの乗用車です。コンパクトな設計になっており、燃料効率の高さや優れた取り回しなどの特長が備わっています。
ワゴンタイプの小型車をお探しの方の中には、ソリオバンディットの性能について詳しく知りたい方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ソリオバンディットの現行モデルの特徴についてご紹介します。ネクステージでの中古車販売価格も紹介しているため、購入の際の参考にしてください。
※目次※
1.ソリオバンディットは個性的なデザインが特徴のハイトワゴン
・ソリオバンディットはソリオの派生モデルとして誕生した小型車。現在までに3代のモデルが登場している
・ソリオバンディットの魅力はコンパクトなボディサイズと広々とした車内空間。室内はブラックやボルドーなど、落ち着きのあるカラーで統一している
・ソリオバンディットの中古車の購入ならネクステージにお任せ。ライフスタイルに合わせて好みの保証を選べる
ソリオバンディットは個性的なデザインが特徴のハイトワゴン
ソリオバンディットが登場したのは2012年です。2005年に誕生したソリオの派生モデルであり、ワゴンRワイドをルーツとしてデビューしました。
コンパクトなサイズとワイドな居住空間を兼ね備えたワゴンRワイドでしたが、リニューアルを重ねながらソリオへと進化を遂げました。ここでは、ソリオバンディットが登場するまでの流れをご紹介します。
ソリオの派生モデルとしてデビュー
ソリオバンディットは、2011年に発売されたソリオの2代目モデルをベースにして開発されました。ソリオのデザインを継承しながらも、圧倒的な存在感を与える専用のデザインを採用したコンパクトカーとしてデビューします。
ソリオは誕生したのは2005年です。2000年にはワゴンRソリオという車名で登場しましたが、2回目のマイナーモデルチェンジの際にはソリオに車名を変更しました。現在でもソリオバンディットと共に、広い車内空間が備わったコンパクトカーとして安定した販売を続けています。
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ソリオのルーツはワゴンR
スズキの軽自動車として1993年に登場したワゴンRは、開放的な車内空間が備わった軽自動車として爆発的なヒットを生みました。
スズキではワゴンRのヒットに伴い、1997年にはワゴンRのプラットフォームをベースにしたリッターカーのワゴンRワイドを発売します。
1998年10月には軽自動車の規格に変更が加えられており、ワゴンRワイドについてもプラットフォームに変更が加えられました。1999年にはワゴンR+に名称を変更して再デビューしており、現在ではソリオやソリオバンディットとして販売を続けています。
デリカD:2カスタムとの違い
三菱が販売しているデリカD:2カスタムは、ソリオバンディットをベースにしたOEMモデルです。OEMとは他社ブランドによって製造された商品の販売という意味があり、三菱では2015年からソリオバンディットのOEM車を販売しています。
ソリオバンディットとデリカD:2カスタムの違いはパワートレインです。ソリオバンディットはハイブリッドモデルとマイルドハイブリッドモデルの2種類から選べますが、デリカD:2カスタムはマイルドハイブリッドモデルのみの設定となっています。
ソリオバンディットのこれまでの歴史を振り返ろう
スズキでは、2015年の登場から現在までに3代のモデルを発売してきました。ユーザーのニーズに応えつつ、快適性や利便性を高めるために改良を加えています。
ラインアップの見直しも定期的に実施しており、3代目モデルからは2つのグレードが設定されました。ここでは、ソリオバンディットの誕生から現在までの歴史をご紹介します。
2012年6月:初代モデルが誕生
初代モデルが誕生したのは2012年6月です。独自のスタイリングと実用性を組み合わせたコンパクトカーとして注目を集めました。エクステリアでは力強さを意識したフロントバンパーとリヤバンパーを搭載しており、ボディ全体にダイナミックな印象を与えています。
インテリアはブラックを基調としたシンプルでモダンなデザインが特徴です。快適性と機能性を両立させており、長時間のドライブでも快適さを保てるようなデザインになっています。
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2015年8月:2代目モデルが登場
2015年2月には、ソリオバンディットの2代目モデルが登場しました。2代目モデルでは車内空間の見直しが図られており、初代モデルよりも広く設計されています。
パワートレインについても改良が図られており、加速時にモーターがエンジンをアシストするマイルドハイブリッドシステムが搭載されました。力強い走りと燃料費を抑えた走行を両立させています。2代目モデルでは優れたデザイン性と機能性が求められ、2015年度のグッドデザイン賞を受賞しました。
2020年12月:3代目モデルを発売
ソリオバンディットの3代目モデルが登場したのは2020年11月です。初代モデルからの特徴であるコンパクトなボディサイズと快適な車内空間を継承しつつ、新しい機能や装備が追加されています。
3代目モデルでも後席両側スライドドアや前後左右ウォークスルーなどが引き続き採用されましたが、パワースライドドアに予約ロック機能が搭載されました。ドアを閉めている際、フロントドアやバックドアに搭載されたリクエストスイッチを押すだけでドアロックの予約ができます。
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ソリオバンディットの4つの特徴を確かめておこう
ソリオバンディットの現行モデルは、2020年に登場した3代目モデルです。ただし、スズキでは定期的に改良を図っており、2023年5月には一部仕様変更を実施しました。
現行モデルの特徴は大きく分けると4つです。こだわりのデザインや快適な走行を可能にする先進のパワートレインなどの魅力が備わりました。ここでは、現行モデルの4つの魅力についてご紹介します。
細部までこだわった立体感のあるフロントグリルを採用
現行モデルでは、独創的なエクステリアデザインが採用されました。細部のディテールにまで配慮されたフロントグリルや二段構えのヘッドランプなど、独自のスタイリングが採用されています。
現行モデルではカラーバリエーションが充実しており、シックなモノトーンからエネルギッシュなビビットカラーまで、幅広い選択肢が用意されました。7色のモノトーンと5タイプの2トーンが設定されており、好みに合わせて好きなボディカラーを選べます。
ボルドーとブラックを基調にした上質な車内空間
現行モデルのインテリアは、立体感のあるブラックとボルドー柄が特徴のデザインです。深みのある2色を組み合わせたことで、洗練された雰囲気を醸し出しています。
現行モデルについても、先代モデルと同じように広い車内と荷室が備わりました。シートは、メタルのような質感が特徴です。高級感を与えるデザインになっており、快適な座り心地を演出しています。
運転席は、アイポイントが高い位置になるように設計されました。優れた視認性が備わっており、他の車や歩行者の位置を素早く察知できます。
スズキセーフティサポートを標準装備
現行モデルでは安全性能にも優れており、運転手や乗客が快適に過ごせるための機能が備わりました。スズキセーフティサポートは、スズキが独自で開発した先進の予防安全技術です。運転中の安全性を向上させるために進化した技術が採用され、以下のような機能が搭載されています。
・衝突被害軽減ブレーキ
・車線逸脱警報機能
・アダプティブクルーズコントロール
・後方誤発進抑制機能
現行モデルでは、車内に6つのエアバッグが搭載されました。フロントシートやサイドにもエアバッグが取り付けられており、乗員の頭部や胸部への衝撃を軽減します。
ハイブリッドとマイルドハイブリッドの2タイプを用意
現行モデルでは、ハイブリッドシステム搭載モデルとマイルドハイブリッドシステム搭載モデルの2タイプが設定されました。
ハイブリッドシステム搭載モデルは、力強い加速が特徴です。60km/h以下での一定速走行時ではEVでの走行に対応しています。マイルドハイブリッドシステム搭載モデルは、燃料を抑えた走りが特徴です。減速時のエネルギーを利用した発電に対応しています。
グレード |
燃料消費率(WLTCモード) |
ハイブリッドMV(2WD) |
19.6km/L |
ハイブリッドMV(フルタイム4WD) |
18.4km/L |
ハイブリッドSV(2WD) |
22.3km/L |
ソリオバンディットの現行モデルの基本スペックをチェック
2023年11月時点で発売されているソリオバンディットは3タイプが用意されており、選択肢はハイブリッドSVの2WDとハイブリッドMVの2WD・4WDです。大きな違いはエンジンの種類であるため、求める燃費性能や走りで選ぶと良いでしょう。
ここでは、現行モデルの基本スペックや特徴について、パワートレイン別にまとめました。
ハイブリッドSV
ハイブリッドSVはソリオバンディットのハイブリッドシステム搭載モデルに該当し、2WDのみの設定となっています。ハイブリッドSVのみに搭載されているのは、車両接近通報装置、バックドアサイドスポイラー、パドルシフト、メッキドアハンドル、PTCヒーターなどの装備です。
両グレードで15インチアルミホイールは装備されていますが、ハイブリッドSVはミディアムグレーのカラーが採用されました。また、モーターパワーメーターも確認できるマルチインフォメーションディスプレイが搭載されています。
サイズ(全長×全幅×全高) |
3,790mm×1,645mm×1,745mm |
室内寸法(長さ×幅×高さ) |
2,500mm×1,420mm×1,365mm |
最低地上高 |
140mm |
車両重量 |
1,050kg |
乗車定員 |
5人 |
総排気量 |
1.242L |
最高出力(エンジン) |
67kW |
最大トルク(エンジン) |
118N・m |
最高出力(モーター) |
10kW |
最大トルク(モーター) |
30N・m |
ハイブリッドMV
ハイブリッドMVは、ソリオバンディットのマイルドハイブリッドシステム搭載モデルです。2WDとフルタイム4WDの2タイプが設定されています。ハイブリッドMVのみに設定されているのは、アダプティブクルーズコントロールが全車速追従機能付きとなっている点です。
両グレードで15インチアルミホイールは装備されていますが、ハイブリッドMVはブラックメタリックのカラーが採用されました。ハイブリッドMVでは駆動方式で装備内容が異なっており、リヤスタビライザーやサブトランクは2WDモデルのみに搭載されています。
サイズ(全長×全幅×全高) |
3,790mm×1,645mm×1,745mm |
室内寸法(長さ×幅×高さ) |
2,500mm×1,420mm×1,365mm |
最低地上高 |
140mm |
車両重量 |
1,000kg~1,040kg |
乗車定員 |
5人 |
総排気量 |
1.242L |
最高出力(エンジン) |
67kW |
最大トルク(エンジン) |
118N・m |
最高出力(モーター) |
2.3kW |
最大トルク(モーター) |
50N・m |
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ソリオ バンディットの燃費はどのくらい?旧型やライバル車と徹底比較
ソリオバンディットの売買価格はどのくらい?
2つのハイブリッドから選べるソリオバンディットですが、どのくらいの価格で購入できるのでしょうか。燃費性能や走りの特徴で選ぶことも大切ですが、予算のことも考慮が必要です。
ここでは、ソリオバンディットの新車販売価格、中古車販売価格、買取相場をご紹介します。車の購入と合わせて売却によるリセールバリューも考えてみましょう。
ソリオバンディットの新車販売価格
ソリオバンディットの新車販売価格の相場は、212万5,200円~231万7,700円です。現行モデルでは、ハイブリッドシステム搭載モデルがマイルドハイブリッドシステム搭載モデルよりも高額に設定されています。グレード別の新車販売価格は以下の通りです。
グレード |
新車販売価格 |
ハイブリッドMV(2WD) |
212万5,200円 |
ハイブリッドMV(フルタイム4WD) |
225万600円 |
ハイブリッドSV(2WD) |
231万7,700円 |
(2023年11月時点の情報です)
新車を購入する場合、車両本体価格に加えて保険料、税金、登録に伴う費用がかかります。また、一部のボディカラーについてはオプション設定です。
ソリオバンディットの中古車販売価格
2023年11月時点におけるネクステージでの中古車販売価格は、44万9,000円~250万9,000円となっています。新車販売価格が200万円以上に設定されているソリオバンディットですが、中古車なら100万円以下での購入を目指すことも可能でしょう。
モデル |
ネクステージでの支払総額 |
初代モデル |
44万9,000円~80万1,000円 |
2代目モデル |
84万2,000円~187万7,000円 |
3代目モデル |
193万6,000円~250万9,000円 |
(2023年11月時点の情報です)
中古車の魅力のひとつは、現在ではディーラーで取り扱っていない先代モデルを購入できることです。現行モデルよりも安い価格で手に入れられます。
ソリオバンディットの買取相場
2023年11月時点において、1万7,000円~230万2,000円がネクステージでの買取相場です。車両のコンディションによって買取価格は変動しますが、ソリオバンディットなら200万円台での買取を期待できます。以下の表はネクステージでの過去の買取実績です。
グレード |
年式 |
走行距離 |
買取相場 |
ハイブリッドMV(4WD) |
2022年式 |
6,966km |
179万円 |
ハイブリッドMV |
2022年式 |
4,829km |
192万8,000円 |
ハイブリッドMV(4WD) |
2022年式 |
1,396km |
189万円 |
ハイブリッドMV(4WD) |
2022年式 |
1万2,321km |
158万2,000円 |
ハイブリッドMV |
2021年式 |
9,058km |
162万円 |
(2023年11月時点の情報です)
(参考:『ソリオバンディット(スズキ車)の買取相場・査定実績一覧』)
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新車よりも早く納車を受けたいときや安く購入したいときなどは、中古車の購入が選択肢のひとつとなります。ソリオバンディットは発売から年数が経過しているため、さまざまな年式のモデルが見つかるでしょう。
中古車は車両ごとにコンディションが異なるため、ネクステージではこだわりの品ぞろえと車両選びが行いやすい環境をご用意しています。
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ネクステージで修復歴車をはじめ、水害車やメーター改ざん車などの粗悪な車は販売しておりません。修復歴車は過去に事故や故障などで骨格部分にダメージを受けた車両であり、潜在的な安全上の問題を抱えている可能性がある車です。そのため、車選びが行いやすい環境を目指し、粗悪な車は事前に排除するよう徹底しています。
また、徹底的な品質管理への取り組みも行っており、品質が客観的かつ中立的に評価されるよう、第三者機関による品質管理も実施しています。
お客さまのカーライフプランに合わせた保証を用意
ネクステージではお客さまのカーライフプランに合わせた保証を提供できるように、さまざまなタイプの保証を用意しています。購入後のカーライフをサポートする保証として無料保証があり、国産車・輸入車問わず多くの車両が対象です。
電気自動車や天然ガス車などの一部の車両は対象外となっているため、詳しくは店舗スタッフへご相談ください。
また、有料保証では複数の保証を用意しており、お客さまのニーズに合わせて選べます。有料保証の「サービスサポート」では、ロードサービスや期間中における無料のオイル交換などのサービスが利用可能です。
まとめ
ソリオバンディットは2012年の発売以来、安定した人気を保ってきました。ソリオとは異なる独創的なデザイン、2タイプのハイブリッドシステムなど、快適なドライブを楽しむための装備や機能が搭載されています。
ソリオバンディットの中古車なら、ぜひネクステージにご相談ください。ネクステージでは粗悪な車両を販売前に排除しており、気軽に車選びできるための環境作りを徹底しています。
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