エスクァイアは高級感の漂う上級ミニバン!全グレードのスペックを紹介
エスクァイアは5ナンバーサイズのミニバンです。トヨタが販売しているノアやヴォクシーの兄弟車として販売していました。大型のフロントグリルや合成皮革を使用したインテリアなど、高級感を意識したデザインが特徴です。2021年に生産終了しましたが、エスクァイアを手に入れたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、エスクァイアの特徴や基本スペックについて紹介します。中古車販売価格もまとめていますので、ぜひ車選びの参考にしてください。
※目次※
4.エスクァイアの基本スペックをパワートレイン別に見ておこう
・エスクァイアはトヨタが販売する5ナンバーの高級ミニバン。
・エスクァイアの特徴のひとつは2種類のパワートレイン。ハイブリッドシステム搭載車にはシーンに合わせて切り替えられるモードスイッチを搭載。
・エスクァイアは中古車でのみ購入が可能。ネクステージなら豊富な在庫台数の中からライフスタイルに合った1台を見つけられる。
エスクァイアは高級感漂う上質ミニバン
エスクァイアは2014年10月に発売されたミニバンです。トヨタでは2001年11月よりノアとヴォクシーを販売していましたが、高級感や上質さを兼ね備えた第3の5ナンバーミニバンとしてエスクァイアの販売を始めました。
ここでは、エスクァイアの概要について見ていきましょう。ノアやヴォクシーとの主な違いや生産終了までの背景についても紹介します。
新上級コンパクトキャブワゴンがコンセプト
エスクァイアのコンセプトは、新上級コンパクトキャブワゴンです。広い室内空間とワンランク上の高級感が付与された高級ミニバンとして発売されました。
エスクァイアの特徴のひとつは、存在感を与えるエクステリアデザインです。ヘッドランプからバンパーまで伸びた縦基調の大型フロントグリル、メッキ加工を施したドアハンドルやバックドアなどが採用されました。
ヘッドランプにはスモーク塗装を施しており、T字の造形を強調したデザインになっています。
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ノアやヴォクシーの兄弟車として販売
兄弟車のノアやヴォクシーを比較した場合、ボディサイズや基本スペックは同じです。パワートレインについても、全てのモデルで2.0Lのガソリンエンジンと1.8Lのハイブリッドシステムが設定されています。
ノアやヴォクシーとの違いのひとつはデザインです。ヘッドランプ、フロントグリル、リアデザインなど、エスクァイアはノアやヴォクシーと異なるデザインが採用されました。
エクステリアでは、黒を基調としたデザインになっていますが、エスクァイアではワインレッドがアクセントとして使われています。
2021年12月に生産終了を発表
5ナンバーの高級ミニバンとして注目を集めたエスクァイアでしたが、2021年に生産終了しました。
エスクァイアが生産終了した理由のひとつに、チャンネル制度の撤廃が関係していると言われています。トヨタでは販売チャンネル制度を設けており、同じメーカーの商品でも車種やブランドで販売経路を分けていました。
2020年にチャンネル制度の撤廃を発表しましたが、同時に車種の整理を開始します。ノアとヴォクシーについては販売継続を決定しましたが、エスクァイアは生産終了しました。
エスクァイアの発売から生産終了までの歴史を振り返ろう
エスクァイアの販売期間は約7年です。フルモデルチェンジは実施しませんでしたが、マイナーモデルチェンジによる定期的な改良は施されました。
2016年には新しい安全要望パッケージの採用、2017年にはエクステリアデザインの変更を実施しています。ここでは、エスクァイアの歴史を振り返りましょう。4つの項目に分けて紹介します。
2014年10月:エスクァイアが登場
エスクァイアが発売されたのは2014年10月です。上質を追求したデザインになっており、ベーシックグレードに設定されているXiについても15インチのアルミホイールや本革巻きのステアリングが標準で装備されています。
設定されていたグレードはXi、Gi、ハイブリッドXi、ハイブリッドGiです。各グレードに2WDとフルタイム4WD、7人乗りと8人乗りのモデルが設定されました。
カラーバリエーションは全部で7色です。高級感漂うスパークリングブラックパールクリスタルシャインも設定されています。
2016年1月:新しい予防安全パッケージを採用
2016年1月に実施された一部改良では、予防安全パッケージのトヨタセーフティセンスCが全グレードに搭載されました。単眼カメラとレーザーレーダーを使って、多面的に安全運転をサポートします。
ボディ塗装にはセルフリストアリングコートを採用しており、小さな傷が付着した場合でも自己修復する機能が備わりました。
一部改良では、ワンランク上の高級感が特徴のハイブリッドGiブラックテーラードやGiブラックテーラードなどの特別仕様車が追加されています。
2017年7月:マイナーモデルチェンジを実施
マイナーモデルチェンジが実施されたのは2017年7月です。主な改良点としてエクステリアデザインに変更が加えられました。
ヘッドランプの位置を自動的に調整するBi-Beam LEDヘッドランプ、点では無く面で発光するLEDクリアランスランプが新たに搭載されます。フロントグリルはシルバーの樹脂が使われており、高級感と立体感が強調されました。
マイナーモデルチェンジでは、ハイブリッドGiプレミアムパッケージと呼ばれる最上位グレードが新たに設定されました。合成皮革を使用した専用シートやラインパターンを配したブラウンレーザーライン加飾が施されています。
2019年1月:一部改良を実施
2019年1月の一部改良では、予防安全パッケージに新しい機能が加わりました。衝突回避支援パッケージのトヨタセーフティセンスに、昼間の歩行者が検知対象として加わったプリクラッシュセーフティーが搭載されています。
加えて、アクセルとブレーキの踏み間違いによる追突事故を未然に防ぐインテリジェントクリアランスソナーが新たな安全機能として設定されました。
一部改良ではハイブリッドGiプレミアムパッケージブラックテーラードやGiプレミアムパッケージブラックテーラードなどが、特別仕様車として追加されています。
エスクァイアの最終モデルの特徴をチェック
エスクァイアの生産は既に終了しており、現在では中古車のみで購入が可能です。高級感のあるエクステリアやインテリアに加えて、先進の安全機能や高性能のパワートレインが特徴のミニバンです。
生産終了から3年が経過していますが、現在でも一定の人気を集めています。ここでは、エスクァイアの最終モデルの特徴について見ていきましょう。
ゆとりのある広々とした車内空間
エスクァイアはフル乗車でもゆとりのある車内が特徴です。7人乗りのモデルには、最大で810mmの移動に対応したロングスライド機能が搭載されました。レバーを動かすだけでスライド操作が可能です。
8人乗りのモデルについても580mmのロングスライドに対応しており、足を伸ばしながら乗車できます。
リアシートのスライドドアの開口部は、幅が1,400mm、高さが805mmです。大型アシストグリップやチャイルドグリップが搭載されており、スムーズに乗降できます。
インパネ一体型のコンソールを採用
最終モデルでは、インパネ一体型の大型コンソールが搭載されました。センタートレー、グローブボックス、助手席大型オープントレイトレーなどが取り付けられており、車内で使用するアイテムを収納できます。
運転席にはアクセサリーコンセントが設置されており、非常時には発電機としても使用可能です。リアシートにも充電用のUSB端子が取り付けられており、携帯電話やタブレットなどの充電に対応しています。
他にも折りたたみ式のサイドテーブルやデッキトリムボトルホルダーなどが設置されており、車内で快適な時間を過ごせるでしょう。
統合安全コンセプトに基づいた安全技術を搭載
最終モデルは、セーフティサポートカーSやセーフティサポートカーの対応車です。政府が交通事故の防止対策の一環として啓発しており、レーンディパーチャーアラートやオートマチックハイビームなどの安全機能が標準搭載されています。
衝突安全機能も充実しており、追突時での歩行者のダメージを軽減する歩行者障害軽減ボディやSRSエアバッグも採用されました。最終モデルではヘルプネット対応です。事故や急病などのトラブルが発生した際に、専門オペレーターが対応します。
2種類のパワートレインを設定
最終モデルではガソリンモデル、エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドモデルが設定されました。
ハイブリッドモデルには、シーンに合わせてEVドライブモードやパワーモードなどに切り替えられるモードスイッチが備わっています。ガソリン車には低燃費の走行に切り替えるエコドライブモードスイッチが搭載されました。最終モデルのWLTCモードによる燃料消費率は以下の通りです。
|
燃料消費率 |
ハイブリッドGi |
19.8km/L |
Gi(2WD) |
13.6km/L |
Gi(フルタイム4WD) |
12.6km/L |
(参考:『エスクァイア(トヨタ)の燃費情報』)
エスクァイアの基本スペックをパワートレイン別に見ておこう
中古車の購入計画を立てる際には、はじめにグレードごとの違いを確かめておくと良いでしょう。グレードによって搭載されている装備が異なるからです。
快適性にも影響するため、ライフスタイルに合わせたグレード選びをおすすめします。ここでは、パワートレイン別に設定されていたグレードと特徴について見ていきましょう。
ハイブリッドモデル
最終モデルでは、ハイブリッドGiに加えてハイブリッドGiプレミアムパッケージブラックテーラードが設定されました。
GiプレミアムパッケージブラックテーラードはハイブリッドGiをベースにしており、ボンネットフードモールやバックドアガーニッシュなどが搭載されています。黒を基調にしたスタイリッシュなデザインが特徴です。
|
ハイブリッドGi |
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,695mm×1,695mm×1,825mm |
総排気量 |
1,797cc |
最高出力(エンジン) |
73kW |
最大トルク(エンジン) |
142N・m |
ガソリンモデル
ガソリンモデルの最終モデルのグレード構成はGiとGiプレミアムパッケージブラックテーラードの2つとなっています。
GiプレミアムパッケージブラックテーラードについてもGiをベースにしており、センタークラスターパネルやブラックレーザーラインによる加飾など、上質な装備が特徴です。ハイブリッドモデルは7人乗りのモデルのみの設定ですが、ガソリンモデルでは7人乗りと8人乗りが設定されています。
|
Gi(2WD、7人乗り) |
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,695mm×1,695mm×1,825mm |
総排気量 |
1,986cc |
最高出力(エンジン) |
112kW |
最大トルク(エンジン) |
193N・m |
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エスクァイアの売買価格を確かめておこう
中古車の特徴のひとつは、車両によって車両本体価格が異なることです。同じグレードでも、年式、走行距離、ボディカラー、車両の状態によって販売価格が異なります。
車両本体価格によって初期費用が変わるため、あらかじめ確かめておくのが良いでしょう。ここでは、エスクァイアの中古車販売価格を紹介します。ネクステージでの買取相場もまとめていますので参考にしてください。
エスクァイアの中古車販売価格
ネクステージにおける2023年5月時点での中古車販売価格は109万9,000円~319万9,000円です。新車販売価格が300万円以上に設定されていたエスクァイアですが、中古車なら100万円台での購入も期待できます。パワーエンジン別の中古車販売価格は以下の通りです。
|
中古車販売価格 |
ハイブリッドモデル |
249万9,000円~319万9,000円 |
ガソリンモデル |
109万9,000円~269万9,000円 |
(参考:『エスクァイア(トヨタ)の中古車一覧』)
中古車ならハイブリッドXi、Xi、Xiウィルジョインなど、最終モデル前に販売していたモデルも選択肢に含められます。予算に合わせて車選びができるでしょう。
エスクァイアの買取相場
ネクステージにおける2023年5月時点での買取相場は、88万8,000円~318万円8,000円です。生産終了しているエスクァイアですが、300万円台の買取も期待できます。エスクァイアの買取実績は以下の通りです。
グレード |
年式 |
走行距離 |
買取価格 |
Giプレミアムパッケージ ブラックテーラード |
2021年式 |
1万4,441km |
293万8,000円 |
Giプレミアムパッケージ ブラックテーラード |
2020年式 |
1,207km |
314万3,000円 |
Gi |
2019年式 |
1万2,424km |
248万8,000円 |
Giプレミアムパッケージ ブラックテーラード |
2019年式 |
3万8,531km |
307万8,000円 |
(参考:『エスクァイア(トヨタ車)の買取相場・査定実績一覧』)
エスクァイアの中古車をお求めの方はネクステージへ!
中古車を購入する際には慎重な販売店選びが求められます。同じモデルやグレードでも、販売店によって品質が異なります。取り扱う車両の在庫台数も販売店ごとに差があるため、事前に確かめておくのが良いでしょう。
エスクァイアの中古車をお求めの方はネクステージへご相談ください。ここでは、ネクステージの2つの特長について詳しく紹介します。
人気のモデルから生産終了したモデルまで購入可能
ネクステージは全国で店舗を展開しており、店舗数は2023年5月時点で200以上です。全国の店舗に3万台の在庫台数を有しています。人気のモデルからレアなモデルまで販売しているのが弊社の強みです。2021年に生産終了したエスクァイアについても、グレード別に在庫を用意しています。
ネクステージでは遠方の店舗で保管している車両のお取り寄せが可能です。リーズナブルな価格で設定しており、気軽に気になる1台の品質をチェックできます。
修復歴車や水害車などの粗悪品は事前に排除
ネクステージでは粗悪な車両を販売していません。修復歴車は骨格にダメージを受けており、修理した場合でも衝撃安全性が低下している恐れがあります。走行中に大きなトラブルが発生する恐れがあるため、販売していません。
メーター改ざん車や水害車などの粗悪品についても、販売前に排除しています。ネクステージでは全車で車両状態表を開示しており、購入前の車両のチェックが可能です。お客様が納得した上で購入できるための環境作りを目指しています。
まとめ
エスクァイアはトヨタが販売していた高級ミニバンです。ノアやヴォクシーの兄弟車でしたが、エクステリアやインテリアには上質な装備が搭載されていました。2021年に生産終了しており、中古車でのみ購入が可能です。ネクステージではエスクァイアをはじめ、人気のモデルやレアなモデルなどを豊富に取りそろえています。
徹底した品質管理を実施しており、走行に問題のある車両は販売していません。お気に入りの1台を見つけられる検索サイトを用意しており、気軽に車選びができます。エスクァイアを購入予定の方は、ぜひネクステージでお探しください。
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