C-HRはトヨタが誇る人気のコンパクトSUV!特徴や基本スペックを紹介
C-HRはかつてトヨタが販売していたクロスオーバーSUVです。「我が意の走り」を重視した独特のチューニングにより、運転操作性に優れていました。取り回しにも優れており、都市環境での運転にも適しています。
幅広い層から人気を集めており、新しいカーライフを始める際の1台として中古車の購入を検討している方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、C-HRの特徴や基本スペックについて紹介します。売買価格もまとめましたので、購入をお考えの方はぜひ参考にしてください。
<目次>
・C-HRはトヨタが販売していたコンパクトタイプのクロスオーバーSUV。ガソリンエンジン搭載モデルとハイブリッドシステム搭載モデルを設定
・C-HRの魅力は個性的なデザイン。走行性能や環境性能にも優れており、中古車市場でも人気!
・C-HRの中古車を購入するならネクステージがおすすめ。徹底した品質管理を実施!
C-HRはトヨタが開発した世界戦略SUV
C-HRの車名は、コンパクトでリフトアップされた格好いいスタイルを意味する「Compact High Rider」と、ハッチバックのようにキビキビと気持ちよく走るクロスオーバーを意味する「Cross Hatch Run-about」の頭文字を組み合わせています。
C-HRは新しいプラットフォームを採用したSUVとして注目を集めました。ここでは、C-HRの概要について紹介します。
TNGAプラットフォームの第2号車として登場
C-HRが発売されたのは2016年です。TNGAプラットフォームを採用した第2号車として発売されました。
TNGAプラットフォームは「Toyota New Global Architecture」の頭文字から取られており、シンプルでコンパクトな製造工程や優れた開発効率などを特徴にしています。
「もっといいクルマづくり」を思想に掲げており、他のモデルとの部品共用化を実現させました。
新しいプラットフォームの採用により、ねじり剛性が強化されます。走行安定性や衝突安全性能が向上したことで、デザインの自由度が高まりました。
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ハイブリッドモデルやスポーツモデルを設定
C-HRは日本国内の発売当初より、ハイブリッドシステム搭載モデルを販売します。1.8Lのガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせており、低燃費走行に加えてドライバーが意のままにコントロールできる操作性を実現させました。
2019年には、C-HRの派生モデルとしてGRスポーツが登場します。トヨタのスポーツカーレース活動を支える「TOYOTA GAZOO Racing」が手掛けており、快適な走りが追求されました。専用のチューニングを施しており、ボディ剛性や足回りなどが大幅に強化されています。
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2023年7月の生産終了を発表
プリウスに続くTNGAプラットフォーム採用モデルとしてデビューしたC-HRでしたが、2023年7月に国内生産が終了しました。
一方でC-HRの海外生産については継続を決定しており、トルコや中国の向上でC-HRの海外専用モデルの生産を決定しています。
2022年12月には、C-HRの次世代モデルとなるC-HRプロローグが欧州トヨタの公式サイトで発表されました。
加えて、2023年6月にはC-HRの欧州モデル2代目を公開しています。新型モデルではハイブリッドモデルに加えて、プラグインハイブリッドモデルがラインアップに加わりました。
C-HRの過去から現在までの軌跡をたどってみよう
C-HRは発売から国内生産終了までの7年間において、1回のマイナーチェンジが実施します。加えて、一部改良やグレードの見直しなども図られました。
C-HRの国内販売モデルは1代のみでしたが、販売時期によって内外装のデザインや搭載された安全装備が異なります。ここでは、C-HRの発売から国内販売終了までの歴史をまとめました。
2016年12月:C-HRを発売
C-HRが登場したのは2016年12月です。TNGAの高い基本性能に、運動性能を向上させる独自のアプローチが加わりました。
軽快さや力強さを与えるスタイリング、質感や色使いにまでこだわったインテリアなど、内外装のデザインにもこだわっています。
パワートレインでは、小型化や軽量化を追求したハイブリッドシステムの採用により高い燃費性能が備わりました。
発売時のラインアップはS-T、S-T、S、Gの4つです。2017年には上半期におけるSUVの新車販売台数において第1位を獲得しています。
2018年5月:LED化した大型ヘッドランプを標準装備
最初の一部改良が実施されたのは2018年5月です。発売時のモデルでは、1.2Lターボエンジン搭載モデルが設定されていましたが4WDのみでした。一部改良では2WDが追加で設定されており、使用目的に合わせて駆動方式を選択できます。
エクステリアでは、全ての光源をLED化した大型ヘッドランプが標準装備になりました。シーケンシャルターンランプは、内側から外側へと流れるように点灯する仕様になっています。さらに、ボディカラーが追加によって全16色のバリエーションに広がりました。
2019年10月:エクステリアデザインの改良を実施
C-HRのマイナーチェンジが実施されたのは2019年10月です。エクステリアでは、独自のデザイン性を際立たせるためにワイドスタンスをアピールしたデザインに変わりました。
インテリアでは、スマートフォンとの連携を可能にしたディスプレイオーディオや車載通信機DCMなどの最新の機能が標準で装備されています。
ラインアップの変更も図られており、GRスポーツや1.2Lターボ車の6速マニュアルなどのモデルが新たなグレードとして加わりました。
2020年8月:先進の安全機能を追加
2020年8月にはC-HRの一部改良を実施します。ラインアップの変更が図られており、新たに特別仕様車のG-TモードネロセーフティプラスとGモードネロセーフティプラスが設定されました。
今回の一部改良では安全装備の見直しが図られており、対向車や歩行者との接触回避や被害軽減をサポートするプリクラッシュセーフティが装備されています。車両の進行方向を変えて車線内の歩行者との接触を回避する緊急時操舵支援機能も標準搭載です。
C-HRの魅力的なポイントを見てみよう
世界の自動車市場で高い注目を集めているSUVですが、個性的なデザインとこだわりの走行性能が備わったC-HRは現在でも高い人気を維持しています。定期的な改良や新しいグレードの設定したことで、デザイン性や機能性を向上させています。
ここでは、2021年9月以降のモデルを中心にC-HRの魅力的なポイントやグレード別の燃料消費率を紹介します。
快適な走りにこだわった外装と内装
エクステリアでは良好な視界と省電力を両立させたヘッドランプ、被視認性を高めたリアコンビネーションランプなどが採用されました。デザイン性に加えて、機能性を高めています。
インテリアでは目線をずらさずにコントロールできるステアリングスイッチ、必要な情報を素早くキャッチするマルチインフォメーションディスプレイなどが搭載されました。
左右に独立型のフルオートエアコン、車内を快適な状態に保つエコ空調モードスイッチなども装備しています。
快適なドライブと経済性を両立させた走行性能
フロント部分には大経のスタビライザーを装着しており、ロール剛性が高まりました。山道やカーブの走行時における横揺れが軽減されています。
搭載されたパワートレインは1.8Lのエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステム搭載モデル、1.2Lのターボエンジンを搭載したガソリンエンジン搭載モデルの2つです。
グレード |
燃料消費率(WLTCモード) |
S GRスポーツ |
25.0km/L |
G、S |
25.8km/L |
GモードネロセーフティプラスIII |
25.8km/L |
S-T GRスポーツ、G-T、S-T(6速MT) |
15.4km/L |
S-T GRスポーツ、G-T、S-T、G-TネロセーフティプラスIII(CVT、2WD) |
14.9km/L |
S-T GRスポーツ、G-T、S-T、G-TネロセーフティプラスIII(CVT、4WD) |
14.3km/L |
(参考:『C-HR(トヨタ)の燃費情報』)
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走行時や停車時でドライバーの安全をサポート
安全装備では、次世代の予防安全パッケージのトヨタセーフティセンスが搭載されました。5つの先進機能と2種類のセンサーが搭載されました。さまざまなシーンでドライバーをサポートします。
別の安全装備として、パーキングサポートブレーキ、パノラミックビューモニターなどがメーカーオプションで採用されました。パーキングサポートブレーキは制止物を検知して衝突被害を軽減する機能です。
車両の上から見たような映像でドライバーをサポートするパノラミックビューモニターを使用すれば、落ち着いて車の周囲の状況を認識できるでしょう。
C-HRの基本スペックを確かめておこう
C-HRのラインアップは、ハイブリッドシステム搭載モデルとガソリンエンジン搭載モデルの2つです。
各モデルにはグレードが設定されており、各グレードで搭載される機能や装備が異なっています。購入計画を立てるときには、前もって違いを確かめておきましょう。ここでは、各モデルのグレード構成や基本スペックをご紹介します。
ハイブリッドシステム搭載モデル
ハイブリッドシステム搭載モデルのラインアップはS、G、S GRスポーツです。Sはスタンダードグレード、Gは上級グレードに設定されています。
ハイブリッドシステム搭載モデルは全グレードで共通のエンジンを使用しており、最高出力や最大トルクは同じです。一方で車両のサイズはグレードによって異なります。
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S、G |
S GRスポーツ |
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,385mm×1,795mm×1,550mm |
4,390mm×1,795mm×1,550mm |
総排気量 |
1.797L |
1.797L |
最高出力(エンジン) |
72kW |
72kW |
最大トルク(エンジン) |
142N・m |
142N・m |
最高出力(モーター) |
53kW |
53kW |
最大トルク(モーター) |
163N・m |
163N・m |
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ガソリンエンジン搭載モデル
ガソリンエンジン搭載モデルのラインアップはG-T,S-T GRスポーツです。Sはスタンダードグレード、Gは上級グレードに設定されています。
ハイブリッドシステム搭載モデルは2WDのみですが、ガソリンエンジン搭載モデルについては4WDの選択が可能です。また、2WDの全グレードでミッションタイプが設定されています。
|
S-T、G-T |
S-T GRスポーツ |
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,385mm×1,795mm×1,550~1,565mm |
4,390mm×1,795mm×1,550mm |
総排気量 |
1.196L |
1.196L |
最高出力(エンジン) |
85kW |
85kW |
最大トルク(エンジン) |
185N・m |
185N・m |
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特別仕様車
C-HRの特別仕様車はGモードネロセーフティプラスIII、G-TモードネロセーフティプラスIIIです。ブラックを基調にしたカラーデザインが特徴で、ボディカラーはモノトーンとホワイトを使用したツートーンから選べます。
特別仕様車は装備が充実しており、本革巻きのスポーク、シフトレバーブーツ、パノラミックビューモニターなどが搭載されました。
|
GモードネロセーフティプラスIII |
G-TモードネロセーフティプラスIII |
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,385mm×1,795mm×1,550mm |
4,385mm×1,795mm×1,550~1,565mm |
総排気量 |
1.797L |
1.196L |
最高出力(エンジン) |
72kW |
85kW |
最大トルク(エンジン) |
142N・m |
185N・m |
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C-HRはいくらで売買されている?
C-HRは生産終了しているため、中古車でのみ入手可能です。新車には定価が設けられていますが、中古車には定価がありません。
中古車の販売価格は、年式や走行距離をはじめ、さまざまな要素が関わっています。購入の際には前もっておおよその価格を把握しておきましょう。ここでは、C-HRの中古車販売価格と買取相場を紹介します。
C-HRの中古車販売価格
2023年8月時点におけるネクステージの中古車販売価格は、119万9,000円~269万9,000円です。
新車販売価格が230万円~320万円に設定されていたC-HRですが、中古車なら100万円台で手に入る可能性があります。
|
中古車販売価格 |
ハイブリッドシステム搭載モデル |
119万9,000円~272万7,000円 |
ガソリンエンジン搭載モデル |
149万9,000円~259万9,000円 |
(参考:『C-HR(トヨタ)の中古車一覧』)
パワートレイン別で比較した場合、ハイブリッドシステム搭載モデルの中古車販売価格は高めの傾向です。ただし、場合によっては150万円以下で購入できる可能性もあります。
C-HRの買取相場
2023年8月時点におけるネクステージの買取相場は3万3,000円~280万円です。買取価格は車両の状態によって変動しますが、C-HRなら200万円台の高価買取を期待できるでしょう。
グレード |
年式 |
走行距離 |
買取価格 |
GモードネロセフティプラスハイブリッドII |
2021年式 |
7,037km |
257万5,000円 |
Gモードネロセフティプラスハイブリッド |
2021年式 |
3,254km |
280万円 |
S GRスポーツ |
2021年式 |
6,598km |
279万円 |
Gモードネロセフティプラスハイブリッド |
2020年式 |
1万1,716km |
259万円 |
S GRスポーツ |
2020年式 |
2万5,499km |
268万8,000円 |
C-HRの購入ならネクステージがおすすめ!
中古車を購入する際には販売店選びも大切です。同じ車種やグレードでも、販売店によって価格が変動します。
また、中古車販売店によって管理体制やアフターフォローが異なるでしょう。新しいカーライフをスムーズにスタートさせるためも、慎重な検討を重ねながら販売店を選ぶことが大切です。ここでは、全国に店舗を展開する中古車販売店ネクステージの魅力について紹介します。
徹底した品質管理と点検を実施
ネクステージでは修復歴車をはじめ、メーター改ざん車や水害車などの粗悪品は販売していません。修復歴車は骨格にダメージを受けており、走行中に不具合が生じる危険性が高いためです。
徹底した管理と公正中立の第三者機関による鑑定プロセスを導入しており、安心して車選びができる環境作りを目指しています。
なお、ネクステージでは、専門メカニックによる納車前点検をご用意しています。これまで培ってきた専門的な技術と知識を用いながら点検や整備をお約束いたします。
購入後のアフターサービスを用意
ネクステージで提供している保証は有料保証と無料保証の2種類です。中古の国産車については、全ての車両に無料保証が付帯されています。
また、ネクステージオリジナルの有料保証「サービスサポート」では、さまざまな特典をご用意しております。期間中のオイル交換や無料点検、ロードサービスなどのサービスを付帯させており、安心して新しいカーライフを送れるのです。
サービスサポートの保証範囲は33機構318項目となっており、万が一のときでも安心してサポートが受けられます。
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まとめ
C-HRは、トヨタが販売していたコンパクトタイプのSUVです。スタイリッシュなデザインと優れた走行性能という特徴があります。
トヨタでは、2023年7月末をもって生産終了を決定しました。今後は、海外専用モデルとして販売が継続されます。
C-HRの中古車をお探しの方は、ネクステージをお選びください。Webサイトでは複数の条件を設定できる車両検索システムを用意しており、気軽に車探しができます。C-HRの購入を検討している方はネクステージにお問い合わせください。