ルーミーは快適な乗り心地が特徴のトールワゴン!グレード別に特徴を紹介
ルーミーはトヨタが販売するコンパクトサイズのトールワゴンです。取り回ししやすく、維持しやすいコンパクトカーをお探しの方の中には、ルーミーについて詳しく知りたいという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ルーミーの特徴や基本スペックについてご紹介します。後半では、中古車販売価格や買取相場についてまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
※目次※
1.ルーミーはコンパクトな外観と快適な乗り心地が特徴のトールワゴン
・ルーミーは2016年に登場したコンパクトタイプのトールワゴン。ダイハツが製造するOEM車として販売を展開。
・ルーミーの魅力は広々とした車内空間。フロントシートからリアシートへの移動も可能。
・ルーミーをお得に購入したい方には中古車がおすすめ。ルーミーの登録済未使用車を取り扱っているネクステージなら使用目的に合わせた車選びができる。
ルーミーはコンパクトな外観と快適な乗り心地が特徴のトールワゴン
トヨタではさまざまなタイプの乗用車を販売していますが、ルーミーはトヨタ車では唯一となるコンパクトタイプのトールワゴンです。また、ダイハツが設計や製造を手がけるOEM車として販売を展開しています。
ここでは、ルーミーの概要について見ていきましょう。過去にトヨタで販売されていたタンクとの違いについても解説します。
ダイハツ・トールのOEM車として販売
ルーミーはダイハツが販売しているトールのOEM車です。OEMとは「Original Equipment Manufacturing」の頭文字から取られた言葉で、他社へ生産を委託した車を自社ブランドとして販売する形態のことを指しています。
ルーミーはトールをベースにしており、エクステリアやインテリアに関する違いはありません。ただし、以下については各モデルで異なります。
・エンブレム
・ボディカラー
ルーミーとトールで選べるボディカラーが異なっており、クールバイオレットクリスタルシャインについてはルーミーのみで選択可能です。
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トヨタ・タンクとの違い
トヨタでは、2016年11月~2020年9月にタンクというトールワゴンを販売していました。タンクはルーミーと同じトールのOEM車として販売しており、基本スペックはトールやルーミーと同じです。
ルーミーとタンクの違いのひとつにエクステリアのデザインがあります。ルーミーは大型のフロントグリルを採用しているのに対して、タンクはフロントバンパーグリルが採用されました。タンクは既に生産を終了していますが、ルーミーについては販売を継続しています。
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ルーミーのこれまでの歴史を振り返ろう
ルーミーが登場したのは2016年です。初代モデルが現行モデルとして販売されていますが、2018年には一部改良、2020年にはマイナーチェンジが実施されました。
エクステリアやインテリアに関する大幅な変更は実施していませんが、安全機能やグレード設定の見直しが図られています。ここでは、発売時から現在までのルーミーの歴史についてまとめました。
2016年11月:ルーミーを発売
ルーミーが発売されたのは2016年11月です。「1LD-CAR(ワン・エル・ディー・カー)」がコンセプトに掲げられており、広々とした空間や余裕の走りが備わったコンパクトカーとして発売されました。ルーミーの登場時におけるグレード構成は以下の通りです。
■スマートアシストII搭載車
「X“S”」「G“S”」「G-T」「カスタムG “S”」「カスタムG-T」
■スマートアシストII非搭載車
「X」「G」「G-T」「カスタムG」
2016年11月モデルでは9つのグレードが設定されました。このうち、“S”グレードとカスタムG-Tについては、衝突回避支援システムのスマートアシストIIが標準装備されています。
2018年11月:一部改良を実施
一部改良を実施したのは2016年11月です。安全性能に改良を加えており、スマートアシストIIからスマートアシストIIIにバージョンアップしました。
歩行者も検知できる衝突回避支援ブレーキ機能、前方の状況に応じて自動で切り替わるオートハイビームなどの機能が追加されています。
グレード構成の見直しも図られており、“S”グレードがXグレードのみに設定に変更されました。一部改良後のグレード構成は以下の通りです。
■スマートアシストIII搭載車
「X“S”」「G」「G-T」「カスタムG」「カスタムG-T」
■スマートアシストIII非搭載車
「X」
一部改良では、特別仕様車のGコージーエディションが新たなグレードとして追加されました。Gをベースに専用のシートをはじめとした装備を追加しています。
2020年9月:マイナーチェンジを実施
マイナーチェンジを実施したのは2020年9月です。安全性能の見直しが図られており、全グレードでスマートアシストIIIが搭載されるようになりました。
スマートアシスト自体も進化しており、衝突回避支援ブレーキ機能や衝突警報機能の検知対象として、同じ方向に走行する二輪車が加えられています。
マイナーチェンジではデザインの見直しも図られました。エクステリアではフロントフェイス、インテリアではシート形状などに変更を加えています。
ルーミーの4つの特長を確かめておこう
ルーミーはミニバンの特性をコンパクトに凝縮したモデルとして発売されました。現行モデルでも、広々とした室内空間、取り回しに優れたボディサイズ、さまざまなシーンで快適な走りを体感できるエンジンなどが備わっています。
燃費性能にもこだわっており、全てのグレードにおいて燃料を抑えた走行が可能です。ここでは、ルーミーの4つの特長について解説します。
動ける広い部屋を意識したデザイン
ルーミーの現行モデルのエクステリアデザインは2種類です。カスタムタイプは大きな横基調のメッキグリルを採用しており、存在感を与えるデザインになっています。
一方でスタンダードタイプは格子状のアンダーグリルを採用しており、落ち着いたデザインが特徴です。
現行モデルは機能性にもこだわっており、LEDのヘッドランプやフロントフォグランプが搭載されました。後続車との追突事故を避けるため、これは急ブレーキをかけると自動的にハザードランプが点滅する機能です。
コンパクトながらも居心地の良い車内空間
現行モデルのインテリアの特長は優れた快適性と利便性です。室内高は1,355mmに設計されており、小さな子どもなら立った状態で着替えもできます。
ルーミーは車内のウォークスルーに対応できるように設計されました。フロントシートとリアシート、運転席と助手席の移動が可能です。雨の日でも車外に出ること無く、座席を変えられます。
ルーミーには快適に運転を続けるための機能が搭載されました。高いフィット性とホールド性が備わったシート、後方の状況を瞬時に確認できるサイドアンダーミラー付ドアミラーなどが装備されています。
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静粛性と加速性に優れた走行性能
ルーミーの現行モデルのエンジンは、自然吸気エンジンとターボエンジンの2種類です。加速性に優れており、上り坂や高速道路でもストレスを感じずに走りを楽しめます。現行モデルのWLTCモードによる燃料消費率は以下の表の通りです。
|
2WD |
4WD |
カスタムG-T |
16.8km/L |
- |
カスタムG |
18.4km/L |
16.8km/L |
G-T |
16.8km/L |
- |
G |
18.4km/L |
16.8km/L |
X |
18.4km/L |
16.8km/L |
(参考:『ルーミー(トヨタ)の燃費情報』)
ルーミーは静粛性にも優れており、高速道路の走行中でも会話が可能です。アイドリングストップ機能が搭載されており、停車時には自動的にエンジンが停止します。
毎日の移動に役立つ安全装備を搭載
ルーミーの現行モデルはスマートアシストIIIが標準搭載です。先進の安全機能が備わっており、快適な運転をサポートします。現行モデルの主な安全機能は以下の通りです。
・衝突警報機能
・衝突回避支援ブレーキ機能
・標識認識機能
・ブレーキ制御付誤発進抑制機能
・コーナーセンサー
・オートハイビーム
・サイドビューランプ
ルーミーでは、衝突安全ボディや歩行者傷害軽減ボディなどが採用されました。乗員に加えて、車と接触した歩行者が受けたダメージを緩和する機能が備わっています。
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ルーミーの現行モデルでは5つのグレードを設定
2020年9月に実施したマイナーチェンジ後のグレードは5つです。スタンダードタイプに3つ、カスタムタイプに2つのグレードが設定されました。
グレードによってパワートレインのタイプや搭載された装備の内容が異なるため、購入を検討している方は事前に確かめておきましょう。ここでは、各グレードの特徴や基本スペックをご紹介します。
X
Xは現行モデルのエントリーグレードです。シンプルな装備や機能を特徴としています。Xに搭載された主な装備は以下の通りです。
・14インチスチールホイール
・マルチリフレクターハロゲンヘッドランプ
・LCDマルチインフォメーションディスプレイ
・マニュアルエアコン
・アナログメーター(単眼)
・ウレタン製ステアリングホイール
安全機能については他のグレートと同じ装備や機能が搭載されており、快適な運転をサポートします。
グレード |
X |
サイズ |
3,700mm×1,670mm×1,735mm |
総排気量 |
0.996L |
最高出力 |
51kW |
最大トルク |
95N・m |
G
Gは現行モデルのスタンダードグレードです。Xグレードに搭載された装備と比較した場合、機能性やデザイン性に優れています。Gに搭載された主な装備は以下の通りです。
・14インチスチールホイール
・LEDヘッドランプ
・TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
・オートエアコン
・オプティトロンメーター(2眼)
・シルバー加飾付ウレタン製ステアリングホイール
グレード |
G |
サイズ |
3,700mm×1,670mm×1,735mm |
総排気量 |
0.996L |
最高出力 |
51kW |
最大トルク |
95N・m |
G-T
G-TはGをベースにしたグレードで、自然吸気エンジンの代わりにインタークーラー付ターボエンジンを搭載しています。G-Tの主な装備は以下の通りです。
・14インチスチールホイール
・LEDヘッドランプ
・TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
・オートエアコン
・2眼オプティトロンメーター
・シルバー加飾付ウレタン製ステアリングホイール
グレード |
G-T |
サイズ |
3,700mm×1,670mm×1,735mm |
総排気量 |
0.996L |
最高出力 |
72kW |
最大トルク |
140N・m |
インタークーラー付ターボエンジンの総排気量は自然吸気エンジンと同じですが、最高出力や最大トルクで大きく上回っています。
カスタムG
カスタムGはGをベースにしたカスタムモデルです。エクステリアやインテリアにおいて、こだわりの装備やデザインを採用しています。カスタムGの主な装備は以下の通りです。
・14インチアルミホイール
・LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)
・TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
・オートエアコン
・シルバー加飾付オプティトロンメーター(2眼)
・本革巻きステアリングホイール
グレード |
カスタムG |
サイズ |
3,705mm×1,670mm×1,735mm |
総排気量 |
0.996L |
最高出力 |
51kW |
最大トルク |
95N・m |
カスタムG-T
カスタムG-TはG-Tをベースにしたカスタムモデルで、カスタムGと同じ豪華な装備が施されています。カスタムG-Tの主な装備は以下の通りです。
・15インチアルミホイール
・LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)
・TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
・オートエアコン
・シルバー加飾付オプティトロンメーター(2眼)
・本革巻きステアリングホイール
グレード |
カスタムG-T |
サイズ |
3,700mm×1,670mm×1,735mm |
総排気量 |
0.996L |
最高出力 |
72kW |
最大トルク |
140N・m |
ルーミーの売買価格をチェック
ルーミーの購入計画を立てるときには、最初に新車販売価格と中古車販売価格を確かめておきましょう。ルーミーではグレードごとに異なる価格が設定されています。それぞれの価格を把握しておくなら、予算に合わせて車選びができるでしょう。
ここでは、ルーミーの新車販売価格やネクステージでの中古車販売価格と買取相場をご紹介します。
ルーミーの新車販売価格
ルーミーの現行モデルの新車販売価格は156万6,500円~210万円(2023年10月時点)です。エントリーグレードのXが最も安く、カスタムG-Tが最も高く設定されています。グレード別の新車販売価格は以下の通りです。
|
2WD |
4WD |
カスタムG-T |
205万6,000円 |
- |
カスタムG |
192万4,000円 |
210万円 |
G-T |
187万4,500円 |
- |
G |
173万3,500円 |
192万9,500円 |
X |
156万6,500円 |
174万2,000円 |
ルーミーでは自然吸気エンジン搭載グレードにのみ、4WDモデルが設定されています。4WDモデルの新車販売価格は、2WDモデルよりも18万円ほど高い設定です。
ルーミーの中古車販売価格
ルーミーの中古車販売価格の支払総額は、81万4,000円~237万6,000円(2023年10月時点)となっています。新車販売価格が150万円以上に設定されているルーミーですが、中古車なら100万円以下での購入が可能でしょう。
中古車のメリットのひとつは納期までの早さです。新車の納期は、世界情勢の影響によって生産に遅れが出ています。ルーミーの工場出荷時期の目安は3か月~4か月です。
新車を注文した場合には納車までに一定の期間を要しますが、中古車は現物を取り扱っているのでスムーズな納車を期待できます。
(参考:『ルーミー(トヨタ)の中古車一覧』)
ルーミーの買取相場
ルーミーの買取相場は66万7,000円~222万1,000円(2023年10月時点)です。買取価格は車両のコンディションによって変動しますが、ルーミーなら200万円以上の買取が可能でしょう。ネクステージでの過去の買取事例は以下の通りです。
グレード |
年式 |
走行距離 |
買取価格 |
カスタムG |
2022年式 |
1,978km |
179万3,000円 |
G |
2022年式 |
6,726km |
164万1,000円 |
カスタムG |
2022年式 |
9,548km |
158万9,000円 |
カスタムG-T |
2022年式 |
1万3,343km |
172万円 |
カスタムG |
2022年式 |
2万682km |
143万9,000円 |
カスタムG-T |
2022年式 |
5,047km |
159万9,000円 |
カスタムG |
2022年式 |
3万7,159km |
144万9,000円 |
お買い得なルーミーを探すならネクステージにお任せ!
ルーミーの中古車を取り扱っている中古車販売店は全国にあるため、販売店選びに悩むという方もいるのではないでしょうか。
中古車の品質や価格や販売店によって異なります。満足のいく買い物をするためにも、慎重に販売店を選定しましょう。
お得にルーミーの中古車を手に入れたいという方は、ネクステージにご相談ください。ここでは、ネクステージの魅力についてご紹介します。
登録済未使用車もご提供
ネクステージの店舗数は全国に200以上です。3万台の在庫を用意しており、人気のモデルについてはグレードやカラーバリエーション別に取りそろえています。
ネクステージでは登録済未使用車の購入が可能です。登録済未使用車とは、陸運支局や軽自動車検査協会に登録されたものの、実際には一度も使用されていない車のことを際しています。
ネクステージではルーミーの登録済未使用車を豊富に取りそろえており、使用目的や好みに合わせた車選びが可能です。
第三者機関による公正な品質鑑定を実施
ネクステージでは粗悪な車両を販売していません。骨格にダメージのある修復歴車、不正に走行距離メーターを巻き戻したメーター改ざん車、集中豪雨や台風などによって室内フロアが浸水した水害車などの不良品は販売前に排除しているのです。
ネクステージでは第三者機関による品質鑑定を実施しています。販売する全車に車両状態表を開示しており、購入前のチェックが可能です。契約時には傷やへこみのチェックを実施しており、お客様が納得した上での販売を心掛けています。
まとめ
ルーミーの車名は「広々とした」という意味を持つ英語の「Roomy」が由来です。ルーミーは車名の通り、コンパクトな車体に開放的な車内空間が特徴となっています。
カスタムタイプやターボエンジン搭載モデルなども用意しており、ライフスタイルに合わせたグレードの選択が可能です。
ルーミーをお得に手に入れたい方はネクステージをご利用ください。ネクステージではルーミーの登録済未使用車を取りそろえています。まずはお気軽にお問い合わせください。