車の下取り相場の調べ方と相場より高く売るためのコツ
愛車を下取りに出すのであれば、高く引き取ってほしいと誰もが考えるものではないでしょうか。実際には、思っていたよりも下取り価格が低く納得がいかないケースも見られます。高額で下取りしてもらうためには、車をできるだけ高く売るためのポイントを把握することも重要です。
そこでこの記事では、車を相場よりも高く売るためのコツを解説します。車を手放す前に、下取りと買取の違い、下取りのメリット・デメリットをしっかりと理解しておきましょう。また、ネクステージ独自で行った下取り・買取に対するアンケート結果も交えてご紹介します。少しでも高く車を売却するための参考にしてください。
※目次※
6.【高価買取実施中】ネクステージなら納得の買い替えができる!
・車の下取りは新車の購入を前提とした売却で、手続きの手間を減らせるが査定額は低くなる傾向がある。
・買取は下取りよりも査定額が上がりやすいため、なるべく車を高く売りたい方におすすめ。
・車を高く売るには、時期や車の状態に気を配ろう。信頼できる買取店を選ぶことも大切。
車の下取り相場を調べる方法
あらかじめ所有する車の下取りの相場を知っておくことは、実際に取引をする際の大きな指針となります。下取りの相場価格を知る方法は、大きく分けてインターネットで調べる方法と実際の店舗で話を聞く方法の2つです。それぞれでの調べ方を解説しますので参考にしてください。
ディーラーのサイトを利用する
多くの自動車ディーラーでは、Webサイトに下取りの参考価格を掲載しています。ここからおおよその相場を把握するのが一般的な方法です。ディーラーのWebサイトを利用すれば、手軽に相場の確認ができます。用意してあるフォームに車種や年式などを入力するだけなので、大変便利です。
また、トヨタや日産など一部の自動車メーカーでは、自社のWebサイトに車の下取り参考価格情報を掲載しています。
しかし、過去の下取り価格を参考にして算出している参考情報のため、実際の下取り価格とは異なる場合があることに注意してください。また、車種が古い、集積情報が少ない車の場合は、情報が得られないこともあります。
ディーラー店舗に相談する
Webでの調査と比較して、実際のディーラー店舗に足を運ぶことで得られるメリットは、正確な情報が手に入ることです。Webで得られる情報は手軽な反面、汎用的な内容に偏りがちであるため、実際の価格とはかけ離れているケースも見受けられます。
店舗でディーラーと一対一で相談すれば実際的な価格が分かるため、精度の面で信頼できるといえるでしょう。はじめにWebで参考価格を調べてから、実際の店舗で詳細な下取り情報を聞くのがおすすめです。
下取りの特徴を理解して選択しよう
車を乗り換える際にディーラー店で車を下取りに出すのは一般的な方法ですが、メリットとデメリットがあることをご存じでしょうか。勧められたからといって、なんとなく決めてしまうと思わぬところで損をしてしまうこともあります。
メリット・デメリットを理解して、ディーラーで下取りをするのが自分に合っているのかを判断できるようになりましょう。
下取りのメリット
下取りのメリットとして、手間がかからないことが挙げられます。下取りとは車を購入する際の面倒を減らすために提供されているサービスを指し、新しい車の購入と古い車の処分を同時に行えるのが魅力です。
煩雑な書類のやり取りをひとつの店で完結させることができるため、時間や労力をかけたくない方に適しています。ネクステージのアンケート結果では、下取りは手続きが簡単で満足したという人が約34%いました。価格面での満足度よりも、手続きが簡単であるという点が下取りを利用する理由といえます。
また、車の購入と同時に手続きを行うため、新車価格と併せて値段の交渉ができることも長所です。
下取りのデメリット
下取りの代表的なデメリットとして、高値が付きにくいことが挙げられます。多くの場合は下取りよりも買取店に売却したほうが査定額は高くなるため、高く引き取ってもらうことを優先するなら買取に出したほうがよいでしょう。
また、下取りで得られる代金は新しい車を購入するための資金に充てることが前提で支払われます。手持ちの現金を増やして、お金を別の用途に使いたいときには不向きです。下取りは車の購入とセットなため、売却のみでは依頼できない点に留意する必要があります。
買取店では無料の出張買い取り査定のサービスを提供しているケースもありますが、下取りでは出張査定はありません。実際に店舗に持ち込まなければ査定ができないため、車検切れの車はレッカー車の手配などの手間がかかることにも注意しましょう。
下取りする前に!「買取」相場も調べよう
「下取り」と「買取」は車を売却するという点では変わりありませんが、厳密には異なる取引です。メリットやデメリットもまた違います。この2つは混同されやすいため、しっかりと違いを把握しておきましょう。ここでは、下取りと買取の違いや買取のメリット・デメリットを解説します。
下取りと買取の違い
「下取り」とは、新しく車を購入する店で購入と引き換えに、現在所有している車を売却し引き取ってもらうことを指します。「買取」は、単純に現在所有している車を店に売却することです。両者の大きな違いは新たに車を購入することが前提になっているか否かですが、この他にも条件面でさまざまな差異が見られるので注意しましょう。
人気のある車種は買取店、値段の付きにくい車は下取りが適しているというように、ケースによってどちらを選ぶのがよいのかは変わってきます。以下では買取を選ぶことのメリット・デメリットを解説しますので、車を売却する際の参考にお役立てください。
買取のメリット
買取の場合、市場の相場が買取価格にダイレクトに反映されます。売却時点で市場価値の高い車は、下取りよりも高値で買い取ってもらえることがメリットです。
ディーラーの下取りは査定してもらうだけでお金がかかる可能性がありますが、買取見積もりは無料で受けられる業者も多数あります。そのため、複数の業者に依頼して見積もり比較を取る際に有利です。
この点でも、なるべく高く売りたい方に適した方法であるといえます。一括査定や出張査定も利用できるため、複数の車を売りたいときには特に便利です。また、ネクステージのアンケート結果では約半数が下取りに出す中、買取を行う人も増加傾向にあります。下取りよりも高値で買取をしてくれるという点が理由でしょう。
買取のデメリット
買取のデメリットとしては、手間が増えることが挙げられます。車の買い替えの際に、買取店と販売店のどちらとも契約をしなければなりません。買取価格に関しては、相場の変動が大きいため売却時期の見極めには知識も必要です。また、値が付けにくい車種は買取拒否をされることがある点にも注意しましょう。
車についての多少の知識を持ち、車を高く売るために自分から積極的に行動しなければ、気付かないうちに損をしていることもあるかもしれません。
買取相場の調べ方
車を買い替えるときには、購入する車の販売価格に目を奪われがちです。しかし「買取価格」も気にかけることで、次の乗り換えの際にコストを抑えられるでしょう。
買取価格相場は、中古車販売業者のWebサイトで確認ができます。売却予定の車と車種・年式・走行距離などの条件が似ている中古車の販売価格をチェックしてみましょう。ここから想定される販売業者の利益を差し引けば、買取価格を推し量れます。
より正確な買取価格を知りたい場合は、買取店に査定を依頼するのがベストです。ネクステージのWebサイトでは、フォームから買取予定の車の簡単な情報を入力するだけで、無料で査定見積もりを申し込めます。ぜひご利用ください。
購入する車が次の乗り換え時期にいくらで売れるのかを把握しておけば、無駄のない計画的な買い替えができます。全体の傾向として下取りよりも買取のほうが売却価格は高くなることが多いので、費用を抑えての買い替えを意識している方は買取の利用を検討するとよいでしょう。
下取り相場よりも高値を狙え!車の買取業者を選ぶコツ
車を売る上で、買取業者選びは避けては通れません。業者ごとにサービスの内容や取引後のアフターケアの内容は異なります。自分に合った業者を見つけることが、後悔のない快適な取引へとつながるでしょう。ここからは、買取業者選びをするうえで気を配る点についてご紹介します。
全国規模の業者を選ぶ
車の買取価格には地域差が見られます。物価が決まる要素は需要と供給のバランスです。同じ車でも、より需要の高い地域で売るほうが買取価格は高くなるでしょう。例を挙げると、降雪量が多い東北や北陸地方では悪天候に強い四輪駆動車の需要が高いため、他の地域よりも高値で取引される傾向にあります。
しかし、四輪駆動車を高く売るために地域をまたいで移動するというのは現実的ではありません。そのようなときは、全国規模の中古車買取業者を利用することをおすすめします。買取価格に地域差がなく、どのような車種でも買取可能なため日本全国で安定した取引が行われるのが大きな魅力です。
信頼できる業者を選ぶ
売買取引を行う際は、トラブルを警戒しなければなりません。車に関しても例外ではなく、金銭面での問題や取引後のケアが不十分であることからのトラブルが発生することがあります。
トラブルを避けるためには、信頼できる買取業者を見つけることが一番の対策です。全国に多数の店舗を展開している大規模な業者であれば、取引の件数が多いためトラブル回避のノウハウを持っています。利用者の口コミも多いため、安心して利用できるでしょう。
安心できる業者を選ぶ
Webで買取査定を試したら間を置かずに複数の業者から電話がかかってきた、という話を聞いたことはないでしょうか。残念ながらこれは現実的に起こり得ることであり、売却前の代表的なトラブルとなっています。
このような事態を回避するためには、個人情報管理がしっかりしている業者を見極めることが重要です。ネクステージでは、個人情報の取得・利用・提供に際して細心の注意を払い、個人情報保護方針にのっとり個人情報の適切な保護に努めています。安心してご利用ください。
車をできるだけ高く売るときのポイント
車の売却価格は流動的で、条件次第で変動します。車をできるだけ高く売りたいと考えている場合は、高く売るためのコツを知っておくことが重要です。ここでは、車をできるだけ高く売るための3つのポイントを紹介します。
高く売りやすい時期を狙う
車は時期によって買取価格が変動するため、高くなりやすい時期を狙って売却しましょう。一般的に、多くの中古車販売店の年度末決算期である1月~3月が最も高く売れやすくなります。買取店は目標達成のために買取を強化するため、普段よりも高値で売れやすい時期です。
年度末決算ほどではありませんが、9月~10月の中間決算がある時期も比較的査定額が高くなります。年度末まで売却を待てない場合はこの時期に売るとよいでしょう。
無理に手を加えない
査定額が下がることを懸念して、傷やへこみは修理したほうがよいと思う方もいるかもしれませんが、大抵は傷やへこみを直さないほうがお得です。傷による査定額のダウンよりも修理にかかる費用のほうが高くなるケースが多いため、そのままにしておくのが得策といえるでしょう。
また、中古車は純正オプションを装着しているほうが価値は上がりやすく、純正オプションがある場合はアピールポイントになります。社外パーツを取り付けている場合は、取り外した純正パーツも用意しておきましょう。
掃除を行う
査定前に掃除をしておくと、査定員の印象がよくなる可能性があります。車内のゴミを片づけてボディの汚れを落とすだけでも印象は変わるため、不安要素をなくすためにもやっておいて損はありません。
査定時には臭いもチェックされます。車内で喫煙している場合やペットを乗車させている場合は、消臭対策もしておきましょう。車内の臭いは取れにくく、車を売ると決めたら早いうちに匂いの元を断つことも大切です。
【高価買取実施中】ネクステージなら納得の買い替えができる!
ネクステージでは、買い取った車を自社で販売するため、オークション転売目的の買取店のような中間マージンが発生しません。車本来の価値を反映させた査定を可能としたことで、高価買取を実現しました。以下はその一例です。
・ランドクルーザー プラド TX-Lパッケージ 当社基準査定価格 296万円→当社買取価格 319万円(23万円UP)
・ヴォクシー ハイブリッド ZS 煌II 当社基準査定価格 252万円→当社買取価格 274万円(22万円UP)
・タントカスタム RS トップエディションSAIII 当社基準査定価格 113万円→当社買取価格 132万円(19万円UP)
(2022年4月時点の情報です)
よくある質問
Q.車の下取り相場はどうやって調べる?
A.多くのディーラーでは、自社のWebサイトで下取り参考価格表を掲載しています。また、トヨタや日産などの一部メーカーの公式Webサイトでも、下取り参考価格を検索可能です。車種や年式、グレードなどを入力すれば気軽に調べられます。これらはあくまで参考価格なので、正確な価格を知りたいのであれば、実車を査定してもらいましょう。
Q 下取りのメリット・デメリットは?
A.下取りのメリットは、車の売却と新しい車の購入をワンストップで手続きできることです。そのメーカーで車の買い替えを検討しているなら手間がかかりません。一方、下取りは買取に比べて、査定額が低くなる傾向にある点がデメリットです。また、下取りによって手にしたお金は、新しい車の購入代金にしか充てられません。
Q.下取りと買取の違いは?
A.下取りは、ディーラーで新しい車を購入することを前提に、古い車を引き取ってもらうことです。下取り額は、実質的に新車の値引き額となります。一方、買取は、中古車買取業者に車を売却する方法です。プロの査定士が市場価値をきちんと反映してくれるため、高額買取が期待でき、手にした売却代金は自由に使えます。
Q.車を安心して高く売るためにはどこに売るべき?
A.車を高値で売却できるのは、下取りよりも買取です。しかし、同じ買取でも業者によって販売体制や規模が異なるため、買取価格にも差が出ます。高額買取を狙うなら、日本全国のみならず海外にも販路を持つ実績豊富な大手業者を選びましょう。安心して取引するためには、個人情報管理がしっかりしているかという点もポイントです。
まとめ
車の下取り相場を知りたいときは、ディーラーやメーカーのサイトを参考にしたり、ディーラー店舗に相談したりすることをおすすめします。しかし、下取りは高値が付きにくいため、高額査定を希望するなら買取を選ぶのも方法のひとつです。高く売れる時期や車の状態をチェックして、査定額が上がるように準備を整えておきましょう。
ネクステージ独自のアンケートでは、手続きが簡単な下取りを行う方が半数以上という結果となりました。しかし、高値で買取をしてもらいたいという方は、買取を行なうケースも増加しています。
そのため、下取り価格が低くて悩んでいる方や売却額に納得がいかないという方は、ぜひ一度全国で中古車買取を多数手掛けているネクステージに査定をご相談ください。信頼のおける実績と確かな知識を持つ中古車のプロフェッショナルが、充実したカーライフをサポートします。